航空

ライアンエアー、エア・リンガス買収を正式提案

欧州最大の格安航空会社であるアイルランドのライアンエアーは17日、同国の旧国営航空会社エア・リンガスに買収を正式提案した。エア・リンガスの株式29.82%を保有する同社は、残り株を株式公開買い付け(TOB)を通じ、総額6 […]

DHL International GmbH―上海にハブ拠点開設―

Deutsche Postの物流大手DHL(ボン)は12日、上海浦東国際空港に開設した国際ハブ拠点の開所式を行った。急速に拡大する東アジア需要を取り込む狙い。 \ 同拠点は敷地面積が8万平方メートルで、書簡処理能力は1時

国内初のLCC専用空港、16日に開業

ワルシャワ近郊に建設していたモドリン空港が16日に開業した。同空港はポーランド初の格安航空会社(LCC)専用空港。ライアン・エアー、ウィズエアーなどが欧州便を運航する予定だ。 \ モドリン空港運営会社のエディータ・ミコワ

エアバス、軍用機5機を受注

欧州航空機製造大手のエアバスは2日、ポーランドから軍用輸送機(C295)を5機受注したと発表した。今年末から来年にかけて納入される予定。同国はすでにC295を11機所有しているが、国内や国際協力活動向けの空輸能力を強化す

ロールス・ロイス、ルクオイル発電所にタービン2基を納品

航空機用エンジンなどを生産する英ロールス・ロイスはこのほど、ロシア石油大手ルクオイルのスタブローレン発電所(ロシア・ブデンノフスク)向けに「トレント 60 ガスタービン」を2基納品する契約を交わしたと発表した。今回納品す

英GKN、ボルボの航空宇宙エンジン部門を買収

英エンジニアリング大手のGKNは5日、欧州トラック大手ボルボ(スウェーデン)から、航空宇宙用エンジン部門のボルボ・エアロを買収することで合意したと発表した。買収額は6億3,300万ポンド(約7億8,800万ユーロ)。 \

チェコ航空、11年は2.4億コルナの赤字

国営のチェコ航空(CSA)がこのほど発表した2011年通期の最終損失は2億4,100万コルナ(930万ユーロ)となり、前年の7,600万コルナから大幅に悪化した。売上高は169億コルナで前期実績の215億コルナから後退し

ボーイング、航空交通管理技術を共同開発

米航空機メーカーのボーイングがポーランドと共同で航空交通管理(ATM)技術の開発に取り組む。ポーランドの関係官庁および研究機関、フラッグキャリアのLOTポーランド航空などと協力するもので、商業航空事業の効率化と航空会社の

ライアンエアー、エア・リンガス買収を再提案へ

欧州最大の格安航空会社であるアイルランドのライアンエアーは19日、同国の旧国営航空会社エア・リンガスの買収を提案すると発表した。アイルランド政府が保有するエア・リンガス株式の25%を取得し、過半数株を握る計画だ。ライアン

エールフランスKLM、仏で5千人削減

欧州航空最大手エールフランスKLMは21日、フランスで5,122人を来年末までに削減すると発表した。格安航空会社に対抗するための競争力強化に向けたリストラの一環で、削減規模は仏従業員の約10%に相当する。 \ 削減対象の

トルコ航空、LOT買収になお意欲

今月初めに国営ポーランド航空(LOT)の買収交渉から撤退したトルコ航空のコチル最高経営責任者(CEO)は11日付のポーランド日刊紙『ジェチポスポリタ』に掲載されたインタビューで、買収断念に至った経緯を説明した。 \ トル

GE、トルコに大型投資・15年までに最大9億ドル

米ゼネラル・エレクトリック(GE)は、2015年までにトルコに最大9億米ドルを投資する。投資対象は航空、エネルギー、医療、運輸、インフラなど多岐に渡る見通しだ。トルコのチャーラヤン経済相が11日、明らかにした。 \ GE

ロシアが領空通過枠の拡大を拒否、欧州2航空会社に

独ルフトハンザ・カーゴとフィンランドのフィンエアーは8日、ロシア当局が領空通過枠の拡大申請を却下したと明らかにした。却下の理由は公表されていない。 \ ロシアは欧州の航空会社に課金しているシベリア上空の通過料を段階的に廃

トランスアエロ航空、モスクワ-パリ便就航へ

ロシアの民間航空大手トランスアエロ航空は、モスクワ-パリ便を週7日運航する許可を取得した。これにより、欧州の主要都市を結ぶ国際線を拡大する。同社の広報担当者が13日付けの現地日刊紙『Vedomosti』の中で明らかにした

ミュンヘン空港第3滑走路建設に住民が「ノー」

ミュンヘン空港第3滑走路の建設の是非をめぐる住民投票が17日行われ、反対が54.3%と賛成の45.7%を上回った。同プロジェクトは出資者であるミュンヘン市(出資比率23%)と地元バイエルン州(同51%)、国(26%)の3

欧州航空業界、今年は11億ドルの赤字=IATA

国際航空運送協会(IATA)は11日に北京で開いた年次総会で、欧州の航空会社は今年、全体で総額11億ドルの赤字を計上するとの見通しを示した。ユーロ危機による旅客需要の減少などを織り込んだもので、赤字額を当初予想の6億ドル

Fraport AG―デリー空港から資本撤退へ―

フランクフルト空港運営会社のFraportが印デリー空港から資本撤退することが明らかになった。インド政治の混迷を受けて空港民営化の進展を期待できないと判断。保有する同空港の資本10%を売却するほか、首都ニューデリーにある

ポーランド国営航空、北京便を再開

ポーランド国営航空(LOT)は5月29日、ワルシャワ~北京便の運航を再開した。アジア路線ではシンガポール便に続く2便目となる。 \ LOTは2008年に北京便の運航を開始したが、採算が合わず停止していた。再開第1便には経

中国とロシア、長距離旅客機の開発で提携

ロシアの統一航空機製造会社(OAK)と中国商用飛機有限公司 (Comac)は長距離旅客機を開発・生産する合弁事業の開始で合意した。ロシア産業貿易相のスルヤーサル副大臣が5月31日付けの現地日刊紙『Vedomosti』に明

ライアンエアー(2012年3月通期決算)

2012年3月通期決算の純利益は5億6,040万ユーロで、前年同期から50%近く増加。利用者が順調に伸び、過去最高益を更新した。売上高は21%増の43億9,000万ユーロ。利用者は5%増の7,580万人だった。 \

Deutsche Lufthansa AG―ポルトガル国営航空買収に意欲―

欧州航空最大手の独Lufthansa(フランクフルト)がポルトガル国営航空TAP Portugalの買収に意欲を示している。Lufthansaのクリストフ・フランツ社長が英『ファイナンシャル・タイムズ』紙に明らかにした。

ベルリン新空港の開港は来年3月に

ベルリン州のクラウス・ヴォーヴェライト首相は17日、ベルリン・ブランデンブルク空港の監査役会が開港日を2013年3月17日に決定したと発表した。これまでは6月3日を予定していたが、防災システムの不備を受けて延期する。ルフ

フライト遅延は金銭補償の対象、欧州裁判決を法務官が支持

航空機が遅延した場合の旅客への補償をめぐる欧州司法裁判所の判決を不服として欧州の航空会社と旅行会社が訴えている問題で、欧州司法裁判所(ECJ)のボット法務官はこのほど、判決を支持する見解を示した。 \ ECJは2009年

独航空貨物取扱量、第1四半期は4.2%減に

ドイツ連邦統計局が14日発表した国内空港の2012年第1四半期の貨物取扱量は前年同期比4.2%減の100万4,000トンへと後退した。世界経済の減速が反映された格好。地域別ではアメリカ大陸が7.2%、アジアが4.4%の幅

Deutsche Lufthansa AG―管理部門で3,500人削減へ―

独航空最大手のLufthansa(フランクフルト)は3日の決算発表で、従業員の削減計画を発表した。2014年までに事業コストを年15億ユーロ圧縮する計画の一環として管理部門のフルタイム就労者を世界全体で3,500人整理す

ベルリン新空港の開港延期

ベルリン・ブランデンブルク空港の運営会社は8日、6月3日に予定していた開港を延期すると発表した。空港の防災システムに問題があるためで、ブランデンブルク州のディートマール・ヴォイトケ内相は「安全性を優先する」との立場を表明

独ルフトハンザ、3500人削減

独航空最大手のルフトハンザは3日、従業員の削減計画を発表した。2014年までに事業コストを15億ユーロ圧縮する計画の一環として、管理部門の正社員を世界全体で3,500人整理する。クリストフ・フランツ社長は「管理機能の再編

Deutsche Lufthansa AG―LCC事業の統合検討―

航空大手の独Lufthansa(フランクフルト)が傘下の格安航空(LCC)子会社EurowingsとGermanwingsを新たなLCCに統合することを検討している。『ビルト』紙が27日付で報じ、同社が追認した。 \ 同

トルコ航空、ポーランド国営航空を買収か

トルコ航空がポーランド国営航空(LOT)を買収するもようだ。ポーランドの現地紙『ジェチュポスポリタ』がこのほど報じた。トルコ航空はすでに、LOTの資産査定を完了している。LOTの売却価格は20億ズロチと見込まれているが、

欧州委、仏空港のライアンエアー優遇で調査

欧州委員会は25日、欧州最大の格安航空会社ライアンエアーがフランスのニーム空港から受けている優遇措置が不当な補助に当たる可能性があるとして調査を行うと発表した。 \ ライアンエアーはニーム空港と空港使用料及び着陸料の割引

Deutsche Lufthansa AG―コスト削減の6割は旅客部門で―

航空大手のLufthansa(フランクフルト)が昨年末に打ち出したコスト削減計画が具体化してきた。従業員宛ての文書をもとに『フランクフルター・アルゲマイネ』紙などが報じた。 \ 同社は固定費を3年間で15億ユーロ圧縮する

航空貨物大手、独ACGに49%出資

ロシアの航空貨物大手ヴォルガ・ドニエプル・グループはこのほど、ドイツ同業エアカーゴ・ジャーマニー(ACG)の株式49%の取得手続きを完了した。ACGは今後も経営の独立性を維持するが、ヴォルガ・ドニエプル・グループ傘下のエ

英ヴァージン航空がEUを提訴、BMI買収めぐり

英ヴァージン・アトランティック航空はこのほど、インターナショナル・エアラインズ・グループ(IAG)が英ブリティッシュ・ミッドランド航空(BMI)を買収する計画をEUが承認したことを不服として、欧州司法裁判所に提訴する意向

フランクフルト空港、深夜離着陸「禁止」確定

フランクフルト国際空港の夜間離着陸禁止をめぐる係争で連邦行政裁判所(最高裁、BVerwG)は4日、23~5時の離着陸を全面禁止とする判決を下した。その一方で、離着陸禁止時間帯の前後1時間(22~23時と5~6時)について

エアバス、ロシアから初めて「A380」を受注

欧州航空機製造大手のエアバスは、ロシア2位の航空会社トランスアエロから超大型旅客機「A380」を4機受注した。露インターファックス通信が12日に伝えた。受注金額は発表されていないが、リストプライスでは約16億ドルの規模に

格安航空会社ウィズエアー、業績好調

マレブ・ハンガリー航空が運航を停止していることを受け、同国の格安航空会社ウィズエアーの業績が伸びている。2011年の旅客数は前年比140万人増の1,100万人に拡大した。うちブダペスト国際空港発着便の乗客は130万人とな

乗り入れ禁止の航空会社、ベネズエラ国営航空を追加

欧州委員会は3日、ベネズエラ国営コンビアサ航空を新たに「危ない航空会社」のリストに加え、EU域内への乗り入れを禁止すると発表した。また、安全上の問題が浮上していたリビアの全航空会社についても、同国当局がEUと協議した結果

独リュッカー、11年は増収増益

独技術開発会社のリュッカー(ヴィースバーデン)が3月28日発表した2011年通期決算の最終利益は613万ユーロとなり、前年の475万ユーロから29%増加した。国内を中心に全部門で受注が増加したほか、さきの業績悪化を受けて

石油高騰が景気のリスク要因に

燃料価格の上昇が経済の懸念材料として浮上してきた。ドイツの景気をけん引している個人消費の冷え込みのほか、企業利益の圧迫やインフレリスクの増大にもつながりかねないためだ。こうした事態を回避するために市民の税負担を軽減するよ

航空貨物カルテルで13社に制裁=欧州委

欧州連合(EU)の欧州委員会は3月28日、欧米とアジアの物流・運輸14社が国際航空貨物事業でカルテルを結んでいたとして、うち13社に総額1億6,900万ユーロの制裁金支払いを命じたと発表した。対象企業には日本3社の中国法

航空貨物カルテルで13社に制裁、日系3社も対象に=欧州委

欧州委員会は3月28日、欧米とアジアの物流・運輸14社が国際航空貨物事業でカルテルを結んでいたとして、うち13社に総額1億6,900万ユーロの制裁金支払いを命じたと発表した。対象企業には日本3社の中国法人が含まれている。

IAGのBMI買収、条件付きで承認

欧州委員会は3月30日、英ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)とスペインのイベリア航空の親会社であるインターナショナル・エアラインズ・グループ(IAG)が英ブリティッシュ・ミッドランド航空(BMI)を買収する計画を条件付

欧州特許申請件数が4%増加

欧州特許庁(EPO)が23日発表した2011年の特許出願件数は前年比3.7%増の24万4,437件となり、2年連続で拡大した。知財権をめぐる国際的な争いの増加を背景に企業が特許の獲得に積極的になっていることが背景にあるよ

EUの排出量取引制度、インドも国内航空会社の参加禁止

インド政府は22日、国内の航空会社がEUの温室効果ガス排出量取引制度に参加することを禁止したと発表した。中国に続くもので、EUの排出規制に対する国際社会の風当たりが一段と強まってきた。 \ EUは1月から、排出規制を航空

上部へスクロール