金融

墺ライファイゼン、ウクライナ東部の50支店閉鎖

中東欧・旧ソ連邦諸国を中心に事業を展開するオーストリアの金融大手ライファイゼンバンク・インターナショナル(RBI)は20日、紛争が続くウクライナ東部で50支店を閉鎖すると発表した。情勢が安定しないルガンスク、ドネツク両州 […]

ポーランド石炭KW、資金調達難航

経営難に陥っているポーランドの国営石炭会社コンパニア・ヴェングロヴァ(KW)の資金調達が難航している。ブルームバーグが19日報じたところによると、タラシュ社長は早期の解決策が見つからなければ5つの炭鉱の閉鎖と、約1万5,

ブルガリア、破たん銀行の預金払い戻しを開始

ブルガリア預金保証基金は24日、コーポレート・コマーシャル・バンク(KTB)の顧客に対し、来月4日から預金を払い戻すと発表した。一人当たり10万ユーロ(19万6,000レフ)を限度に、国内9つの金融機関で手続きを行う。

EBRD、トルコの家庭用エネルギー効率向上を支援

欧州復興開発銀行(EBRD)は19日、トルコの家庭用エネルギー効率化プロジェクトへの融資を発表した。対象となるのは新たに設立される「トルコ住宅エネルギー効率化金融支援ファシリティー」(TuREEFF)で、EBRDが2億8

トルコ最大手銀ガランティ、スペインのBBVAが追加出資

トルコ最大手銀行のガランティ銀行は19日、大株主である同国のコングロマリット、ドギュス・ホールディングスがスペイン大手銀行のバンコ・ビルバオ・ビスカヤ・アルヘンタリア(BBVA)に同行の株式14.89%を売却することで合

ECBの国債買い入れ秒読みか、ドラギ総裁が用意を明言

欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は17日に開かれた欧州議会の公聴会で、景気浮揚と低インフレ対策として金融緩和を拡大することに前向きの意向を示し、国債買い入れの用意があることを明言した。これを受けてユーロ圏の主要市場では

ユーロ圏初の人民元決済、中国銀行がフランクフルトで開始

ユーロ圏初の人民元決済業務を中国銀行が17日、ドイツの金融都市フランクフルトで開始した。独連邦銀行(中銀)と中国人民銀行(同)の3月の合意に基づく措置で、ドイツ企業の対中取引に弾みがつくと期待されている。 人民元で取引す

トルコ最大手銀ガランティ、スペインのBBVAが追加出資

トルコ最大手銀行のガランティ銀行は19日、大株主である同国のコングロマリット、ドギュス・ホールディングスがスペイン大手銀行のバンコ・ビルバオ・ビスカヤ・アルヘンタリア(BBVA)に同行の株式14.89%を売却することで合

墺ライファイゼン銀、ウクライナの50支店閉鎖

中東欧・旧ソ連邦諸国を中心に事業を展開するオーストリアの金融大手ライファイゼンバンク・インターナショナル(RBI)は20日、紛争が続くウクライナ東部で50支店を閉鎖すると発表した。情勢が安定しないルガンスク、ドネツク両州

「アベノミクスは失敗した」、日本の景気後退入りで懸念高まる

日本経済が景気後退局面(2四半期以上続くマイナス成長)に入ったというニュースはドイツでも大きな関心を呼んでいる。財政再建に向けて安倍政権が打ち出した経済政策(アベノミクス)の行き詰まりと受け止められているためで、メディア

エーオン―ルーブル安など直撃、7-9月期最終赤字に―

エネルギー大手の独エーオン(デュッセルドルフ)が12日発表した2014年1-9月期決算の最終損益は1,400万ユーロの赤字となり、前年同期の黒字(26億1,100万ユーロ)から大幅に悪化した。ロシア通貨ルーブルの交換レー

UBS―ベルギーの資産管理事業を売却―

スイスの銀行大手UBSがベルギーの資産管理事業から撤退する。UBSは資産管理事業を市場規模が大きい国に絞り込む方針を打ち出しており、同規模が小さいベルギー事業を現地のプライベートバンクPuilaetco Dewaayに売

ユーロ圏初の人民元決済、中国銀行がフランクフルトで開始

ユーロ圏初の人民元決済業務を中国銀行が17日、ドイツの金融都市フランクフルトで開始した。独連邦銀行(中銀)と中国人民銀行(同)の3月の合意に基づく措置で、ドイツ企業の対中取引に弾みがつくと期待されている。 人民元で取引す

ロシアが完全変動相場制に移行、ルーブル防衛に限界

ロシア中央銀行は10日、通貨ルーブルの変動に許容幅を設定する仕組みを廃止し、市場で相場が決まる完全変動相場制に移行すると発表した。当初は来年1月の実施を予定していたが、ルーブルの下落に歯止めがかからず前倒しを迫られた格好

アリアンツ―配当拡大へ―

保険大手の独アリアンツ(ミュンヘン)は6日、配当を今後、拡大する方針を明らかにした。機関投資家などの要求を受けた措置で、配当性向(当期純利益のうち配当に回る金額の割合)をこれまでの40%から50%に拡大。また、将来の成長

コメルツ銀行―第3四半期最終益が3倍に―

独コメルツ銀行(フランクフルト)が6日発表した2014年第3四半期(7~9月)の最終利益は2億2,500万ユーロとなり、前年同期(7,500万ユーロ)の3倍に拡大した。リスク資産の圧縮と貸倒引当金の減少がプラス要因で、営

ロシア通貨ルーブル、変動相場制へ移行

ロシア中央銀行(CBR)は10日、自国通貨ルーブルの大幅変動を防ぐ目的で設定してきたユーロとドルからなる通貨バスケット制を廃止すると発表した。ルーブルに対する投機的な動きを防ぐのが狙いで、通貨バスケットの変動幅の設定に応

エネルギー大手MOL、協調融資で15億米ドル調達

ハンガリーのエネルギー最大手MOLはこのほど、主要取引銀行15行から15億5,000万米ドルの協調融資を受ける契約に調印した。融資期間は5年で、最長2年の延長が可能となっている。 同融資契約は今年4月に5億4,500万米

ハンガリー国立銀、783億ユーロの流動性を供給

ハンガリー国立銀行(MNB)は10日、国内商業銀行に783億ユーロの流動性を供給した。債務者の意向で外貨建て債務を国内通貨フォリントへ換算できる法律が来年施行される見込みであることを受け、国内銀行の外貨準備高を十分な水準

ルーマニアが利下げ、史上最低の2.75%に

ルーマニア中央銀行の国立銀行(BNR)は4日、主要政策金利を3%から0.25ポイント引き下げ、2.75%に引き下げることを決めた。利下げは3カ月連続で、金利は史上最低を更新した。また、外貨預金最低準備率を2ポイント減の1

ブルガリア中銀が4位行の免許取り消し、破産手続き開始へ

ブルガリア中央銀行の国立銀行(BNB)は6日、取り付け騒ぎを受けて管理下に置いている国内4位銀行コーポレート・コマーシャル・バンク(CCB)の銀行免許を取り消したと発表した。また、同行の清算を決め破産手続きに着手すること

セルビア、IMFと融資協議開始

セルビア政府は4日、国際通貨基金(IMF)と新規融資実施に向けた協議を開始した。2012年に交渉が決裂して以来の協議となる。セルビア中央銀行のサビッチ総裁はブルームバーグに明らかにしたところによると、緊急時に即応できる期

ロシア中銀、来年はゼロ成長を予想

ロシア中央銀行(CBR)は10日発表した最新の経済予測で、今年の国内総生産(GDP)予想伸び率を従来の0.4%から0.3%に下方修正した。欧米の対ロシア制裁と原油価格の下落を受けて景気が冷え込んでいるためで、来年はゼロ成

独政府が歳出拡大へ、国内外の批判受け

ドイツのヴォルフガング・ショイブレ財務相は6日、2016~18年の国(連邦)の歳出額を従来計画よりも100億ユーロ拡大する方針を明らかにした。景気減速を受けた措置としている。同国に対しては公共投資の引き上げを通して内需を

9月輸出高が過去最高に、景気後退懸念やや和らぐ

ドイツ連邦統計局が7日発表した2014年9月の輸出高(暫定値)は前年同月比8.5%増の1,025億ユーロとなり、7月に記録した過去最高(1,011億ユーロ)を更新した。9月は小売売上が大きく落ち込んだことから、第3四半期

シーメンス―補聴器部門売却―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は6日、補聴器部門のシーメンス・オーディオロジー・ソリューションズをスウェーデンの投資会社EQTパートナーズと独ストルングマン一族の持ち株会社サント・ホールディングに売却することで合意

フレゼニウス―ロシア合弁を断念―

総合医療大手の独フレゼニウス(バート・ホームブルク)は6日、点滴治療薬・医療用栄養剤子会社のフレゼニウス・カービと、ロシアの投資会社システマJSFC、ゼニトコ・ファイナンス・マネジメントの3社がロシアに合弁会社を設立する

ハヴェスコ・ホールディング―投資会社がTOB―

独投資会社トコス・ベタイリグンクは7日、独ワイン販売大手のハヴェスコ・ホールディング(ハンブルク)に対する株式公開買い付け(TOB)計画を発表した。ハヴェスコの事業国際化を促進するとともに、利益率を引き上げることが狙い。

ブルガリア中銀が4位行の免許取り消し、破産手続き開始へ

ブルガリア中央銀行の国立銀行(BNB)は6日、取り付け騒ぎを受けて管理下に置いている国内4位銀行コーポレート・コマーシャル・バンク(CCB)の銀行免許を取り消したと発表した。また、同行の清算を決め破産手続きに着手すること

バイエル―14年売上・利益予測を引き上げ―

製薬・化学大手の独バイエル(レバークーゼン)は10月30日の決算発表で2014年12月期の業績見通しを引き上げた。第3四半期(7~9月)決算が好調だったほか、為替リスクの低下、米メルクのOTC薬事業買収といったプラス要因

ドイツ銀行―最終赤字に転落、訴訟費用計上で―

独最大手銀行のドイツ銀行(フランクフルト)が10月29日発表した2014年7-9月期(第3四半期)の最終損益は9,200万ユーロの赤字となり、前年同期の黒字(5,100万ユーロ)から大きく悪化した。訴訟関連の引当金を計8

ロシア中銀が大幅利上げ、ルーブル防衛で

ロシア中央銀行は10月31日、主要政策金利である1週間物入札レポ金利を1.5ポイント引き上げ9.5%とした。ウクライナ情勢をめぐる欧米からの制裁や原油価格の値下がりによる通貨ルーブルの下落に歯止めをかけるため、市場予想を

ハンガリー金利据え置き、インフレ圧力弱く

ハンガリー国立銀行(MNB)は28日、主要政策金利を史上最低の2.1%に据え置くことを決定した。長期の金融緩和局面が終了し、来年末まで金利安定を図るという自らの指針に沿ったもので、市場も据え置きを予想していた。 9月の消

中国銀行、チェコに支店開設

チェコ大統領府は10月26日、中国大手銀行の中国銀行がチェコに支店を開設すると発表した。中国を訪問中のゼマン大統領と同行幹部との会合で決まったもの。大統領府の報道官はチェコ紙『チェスケ・ノヴィニ』に対して、支店は年内に開

バシネフチが再国有化へ、システマ保有株に没収命令

ロシアのモスクワ仲裁裁判所は10月30日、ロシアの複合企業AFKシステマが保有する石油企業バシネフチの株式71%を没収し、国有とする判決を下した。2000年代初頭に実施されたバシネフチの民営化と、その後のAFKシステマに

バシネフチが再国有化へ、システマ保有株に没収命令

ロシアのモスクワ仲裁裁判所は10月30日、ロシアの複合企業AFKシステマが保有する石油企業バシネフチの株式71%を没収し、国有とする判決を下した。2000年代初頭に実施されたバシネフチの民営化と、その後のAFKシステマに

ECBの担保付き債券購入、第1週は17億ユーロ

欧州中央銀行(ECB)は10月27日、景気刺激、デフレ回避対策として再開した担保付き債券(カバードボンド)購入について、第1週に総額17億400万ユーロを買い入れたと発表した。 ECBは9月、ユーロ圏の銀行が持つ融資債権

ユーロ圏の銀行、2期連続で融資基準緩和

欧州中央銀行(ECB)が10月29日公表した今年7~9月期の銀行貸出調査によると、企業・家計向けの融資基準を緩和したユーロ圏の銀行が、基準を引き締めた銀行を上回った。ユーロ圏では4~6月期に融資基準が7年ぶりに緩和に転じ

スウェーデン中銀がゼロ金利に、デフレ回避で

スウェーデン中央銀行は10月28日、政策金利を0.25ポイント引き下げ、過去最低のゼロ%とすることを決めた。デフレ回避が目的で、異例の金融緩和によって内需を下支えし、低インフレ脱却を図る。 中銀は声明で「スウェーデン経済

ドイツ銀行が赤字転落、訴訟費用計上で

独最大手銀行のドイツ銀行が10月29日発表した2014年7~9月期(第3四半期)決算の最終損益は9,200万ユーロの赤字となり、前年同期の黒字(5,100万ユーロ)から大きく悪化した。訴訟関連の引当金を計8億9,400万

英ロイズ銀、150支店を閉鎖

英大手銀行のロイズ・バンキング・グループは10月28日、合理化策として向こう3年で150支店を閉鎖すると発表した。これに伴い、全従業員の1割に相当する9,000人を削減する。 金融危機で経営が悪化し、2008年に英政府か

BNPパリバ、7~9月純利益は10%増

仏最大手銀行のBNPパリバが10月31日発表した2014年7~9月期(第3四半期)決算の純利益は15億ユーロで、前年同期から10.6%増加した。貸倒引当金が9%減ったほか、投資銀行部門が好調で収益が拡大した。 1~9月期

英バークレイズ、為替操作問題で5億ポンドの引当金計上

英大手銀行のバークレイズは10月30日、為替の不正操作疑惑に絡み、2014年7~9月期(第3四半期)に5億ポンド(約6億3,500万ユーロ)の引当金を計上したことを明らかにした。これが収益を圧迫し、同期は減益となった。

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