電力・エネルギー

省エネ・再可エネ投資拡大で会議開催=欧州復興開発銀

欧州復興開発銀行(EBRD)は22日ニューヨークで、省エネ・再可エネ投資の拡大をテーマとした会議を開催した。23日の世界気候サミットを前に、米国のブルームバーグ・ニューエナジー・ファイナンス(BNEF)とBNEFが支援す […]

三菱日立パワー、ポーランドで発電所向け脱硝装置を受注

三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は19日、ポーランドの電力大手エネアから火力発電所向け脱硝装置2基を受注したと発表した。同国での脱硝装置の受注は2件目となる。 同装置はワルシャワ近郊にある国内最大級のコジェニッチェ火

ガスプロムに対する調査を一時中止、ウクライナ情勢悪化で

ロシアの国営ガス会社ガスプロムが欧州連合(EU)競争法に違反した疑いがあるとして欧州委員会が調査していた問題で、欧州委のアルムニア副委員長(競争政策担当)は19日、ウクライナ情勢の緊迫化を受けて調査を一時中止すると発表し

欧州初の商業用蓄電設備、独で稼働

欧州初の商業用蓄電設備が16日、独東部のシュヴェリーンで稼働を開始した。同設備は再生可能エネルギー発電の増加に伴い電力供給量が不安定になることへの対策として、地元電力事業者のWEMAGが導入した。 同設備はサムスンSDI

三菱日立パワー、ポーランドで発電所向け脱硝装置を受注

三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は19日、ポーランドの電力大手エネアから火力発電所向け脱硝装置2基を受注したと発表した。同国での脱硝装置の受注は2件目となる。 同装置はワルシャワ近郊にある国内最大級のコジェニッチェ火

ガスプロムに対する調査を一時中止、ウクライナ情勢悪化で

ロシアの国営ガス会社ガスプロムがEU競争法に違反した疑いがあるとして欧州委員会が調査していた問題で、欧州委のアルムニア副委員長(競争政策担当)は19日、ウクライナ情勢の緊迫化を受けて調査を一時中止すると発表した。 欧州委

RWE

エネルギー大手の独RWEが発電部門のコスト削減目標を引き上げる。地方紙『ライニッシェ・ポスト』が12日付で報じ、広報担当者が追認した。これまでは同部門のコスト削減額を8億ユーロに設定していたが、利益が大きく落ち込んでいる

ポーランド政府が国営石炭会社KWを救済へ

ポーランド政府は欧州連合(EU)の石炭最大手で経営難に直面する国営コンパニア・ヴェングロヴァ(KW)を救済する。経済省のトムチキェヴィッチ副大臣が11日、明らかにした。 それによると、KWを救済するために、同社が所有する

ポーランド、ロシアからの天然ガス供給が減少

ポーランド石油・ガス採掘公社(PGNiG)は10日、ロシアからの天然ガス供給量が約45%減少したと発表した。ポーランドはロシアから輸入したガスをウクライナに逆送して供給しており、これに対するロシアの報復措置との見方もある

ルクランシェ、上期に赤字拡大

リチウムイオン電池とエネルギー貯蔵ソリューションを手がけるスイスのルクランシェが4日発表した2014年上期(1~6月)決算は、利払い・税・償却前損益(EBITDA)が758万スイスフランの赤字となり、前年同期の495万フ

ABB、エネルギー貯蔵システム分野で比亜迪と提携

スイス重電大手ABBメーカーは5日、エネルギー貯蔵システムの研究開発で中国自動車大手の比亜迪(BYD)と提携したと発表した。電気自動車(EV)の充電のための新たなソリューションを探り、再生可能エネルギー資源の利用を推進す

RWE―洋上風力発電パークを合弁化、資金難で―

エネルギー大手の独RWE(エッセン)は4日、北海に建設予定の風力発電パーク3カ所を、再生可能エネルギー子会社RWEイノジーがカナダの電力会社ノースランド・パワーとの合弁に切り替えると発表した。RWEは債務圧縮に向けて再可

ビルフィンガー―利益予測引き下げ、今年3度目―

建設大手の独ビルフィンガー(マンハイム)は3日、2013年の利益見通しを引き下げた。下方修正は今年3度目。同社ではコッホ前社長が利益見通しを短期間のうちに2度、下方修正した責任を負って8月上旬に辞任したばかりで、同社に対

イスラエル企業、ポーランド風力発電市場に進出

イスラエルの再生可能エネルギー開発大手エンライトはこのほど、ポーランドの風力発電市場に参入するため中国の投資会社CEEエクイティ・パートナーズと合弁会社を設立した。出資率はエンライトが50.1%、CEEが49.9%。合弁

独エーオン、ハンガリー発電所を仏ダルキアに売却

独エネルギー大手のエーオンは3日、ハンガリーの2カ所にある熱併給発電所を仏公益企業のダルキアに売却すると発表した。電力事業への集中を図るエーオンと、熱供給能力の拡大を狙うダルキアの利害が一致した格好だ。取引金額など詳細は

クロアチア火力発電所建設、丸紅などが優先交渉権を獲得

クロアチアの国営電力会社HEPは2日、プロミン石炭火力発電所の拡張事業の発注について、丸紅と仏アルストムからなる企業連合に優先交渉権を付与した。交渉で詳細を詰め、来年初めに契約する予定だ。総工費は8億ユーロに上る見込み。

RWE、洋上風力発電パークを合弁化

独エネルギー大手のRWEは4日、北海に建設予定の風力発電パーク3カ所を再生可能エネルギー子会社RWEイノジーがカナダの電力会社ノースランド・パワーとの合弁に切り替えると発表した。RWEは債務圧縮に向けて再可エネ事業向け投

スロバキア、ウクライナへの天然ガス供給開始

スロバキアは2日、ウクライナへのガス供給を開始した。最大で年間消費量の20%を供給する。ウクライナは代金の滞納を理由にロシアから天然ガス供給を停止されており、ガス需要が急増する冬を控えて国民の間に不安が広がっている。 天

イスラエル企業、ポーランド風力発電市場に進出

イスラエルの再生可能エネルギー開発大手エンライトはこのほど、ポーランドの風力発電市場に参入するため中国の投資会社CEEエクイティ・パートナーズと合弁会社を設立した。出資率はエンライトが50.1%、CEEが49.9%。合弁

クロアチア発電所拡張、丸紅などが優先交渉権獲得

クロアチアの国営電力会社HEPは2日、プロミン石炭火力発電所の拡張事業の発注について、丸紅と仏アルストムからなる企業連合に優先交渉権を付与した。交渉で詳細を詰め、来年初めに契約する予定だ。総工費は8億ユーロに上る見込み。

ロシア・中国天然ガスパイプラインが着工、19年稼動へ

ロシア東部のサハ共和国ヤクーツク市郊外で、同国と中国を結ぶ初のガスパイプライン「シベリアの力(旧称:東ルート)」が1日に着工した。東シベリア産のガスを中国に輸出する目的で、2019年に稼動する予定だ。全長は4,000キロ

再可エネルギー導入目標の達成へ、加盟国が域内での取引検討

EUは2020年を期限とする再生可能エネルギー導入目標の達成に向けて取り組みを進めているが、現状では国別目標の達成が困難とみられる加盟国の間で、域内の他の国から不足分を購入する構想が検討されている。欧州委員会は域内におけ

8月インフレ率、横ばいの0.8%に

ドイツ連邦統計局が8月28日発表した同月の消費者物価指数(速報値)は前年同月比0.8%増となった。上げ幅(インフレ率)は前月と変わらず、欧州中央銀行(ECB)が適正水準とする2%弱を大幅に下回っている。エネルギー価格が1

S.A.G.ゾラーシュトローム―中国企業が買収―

昨年末に経営破たんした太陽光発電プロジェクト会社の独S.A.G.ゾラーシュトローム(フライブルク)は8月30日、中国の太陽電池メーカー順風光電国際有限公司(Shunfeng Photovoltaic Internatio

フィンランド原発の完成、16年半ばに延期

原発大手の仏アレバは1日、フィンランドの電力会社TVOから独シーメンスと共同受注したオルキルオト原子力発電所3号機(OL3)の完成が、これまでの予定よりも遅い2016年半ばになるとの見通しを明らかにした。原子炉計装・制御

墺電力大手、赤字に転落・電力需要減少など響く

オーストリアの電力大手EVNがこのほど発表した2013/14年度(9月末決算)9カ月決算(13年10月ー14年6月)は、最終損益が4,470万ユーロの赤字に転落した。前年同期は1億7,020万ユーロの黒字だった。 売上高

チェコ原発プロジェクトに中国が関心

チェコの原発プロジェクトに中国が強い関心を示している。張高麗副首相と会談したヤン・ムラデク産業相が8月29日、チェコ放送の取材に対し明らかにした。 テメリン原発拡張工事の入札が改めて実施されれば、中国は受注に向けて参加す

ルーマニアの電力会社、原発拡張計画で提携先を募集

ルーマニアの国営発電会社ニュークリア・エレクトリツァ(NE)は27日、チェルナヴォーダ原子力発電所の拡張計画で、提携先の選考手続きを開始した。当初参加を予定していた欧州のエネルギー企業6社が撤退したためで、提携先と合弁会

シーメンス―洋上風力発電タービン67基を受注―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は21日、英国のダジョン洋上風力発電パークにタービン67基を納入することで、同パークの運営事業者と合意したと発表した。取引金額は5年間のサービスを含めて約5億ポンド(6億5,000万ユ

ヴェスタス―業績予測引き上げ―

風力発電用タービンの世界最大手であるデンマークのヴェスタス(ラナース)は20日の決算発表で、2014年通期の業績予測を上方修正した。コスト削減が順調に進んでいるうえ、今年下半期(7~12月)の販売見通しも良好なためで、売

電力大手が州と国に損賠請求、原発停止命令で

独エネルギー大手のRWEは25日、国(連邦)とヘッセン州を相手取って損害賠償請求訴訟を起こした。福島原発事故直後にヘッセン州当局が州内のビブリスA・B両原発の稼働を3カ月間、停止するよう命じたことは違法とする判決が確定し

セヴェルニ、北ボヘミアの褐炭採掘権を5年延長

チェコのエネルギー会社セヴェルニ・エネルゲティツカは18日、北ボヘミア地方モスト市の鉱山管理局から、同市近郊のCSA炭鉱での褐炭採掘権における5年間の延長許可を取得した。国際放送局ラジオ・プラハによると、同社は今後5年間

クロアチア国営電力、DBOT方式で水力発電を新設

クロアチア国営電力(Hep)が水力発電所の新設に向けて、提携先の選定手続きを開始した。来月1日から計画書を配布、12月18日まで関心表明書(LOI)を受け付ける。必要投資額は最大5億ユーロと推定される。 中西部リカ・セニ

インフィニオン―米同業IRFを買収―

半導体大手の独インフィニオン(ミュンヘン)は20日、米同業インターナショナル・レクティファイアー(IRF)を買収することで合意したと発表した。電力の制御・供給を行うパワー半導体の分野で事業を強化する狙い。製品の幅や販売地

シーメンス、英で風力発電タービンを受注

電機大手の独シーメンスは21日、英ダジョンの洋上風力発電施設にタービン67基を納入することで、同施設の運営事業者と合意したと発表した。取引金額は5年間のサービスを含めて約5億ポンド(6億5,000万ユーロ)。2017年初

ヴェスタス、業績予測引き上げ

風力発電用タービンで世界最大手のヴェスタス(デンマーク)は20日の決算発表で、2014年通期の業績予測を上方修正した。コスト削減が奏功したほか、今年下半期の販売見通しが良好なためで、売上高営業利益率(特別項目を除くEBI

ブルガリア、サウス・ストリームの建設を中断

ロシア産天然ガスを黒海経由で欧州に輸送するパイプライン「サウス・ストリーム」の建設プロジェクトをめぐり、ブルガリアで同パイプラインの建設を進めているサウス・ストリーム・ブルガリアは19日、同プロジェクトがEUの法令に適合

ノルデックス―アフリカ市場開拓に意欲―

風力発電タービン大手の独ノルデックス(ハンブルク)がアフリカ市場の開拓に意欲を示している。ユルゲン・ツェシュキー社長は日曜版『ヴェルト』紙に対し、同社の中核市場は現在、21カ国あると指摘したうえで、市場トップ3に食い込め

SMAソーラー―メガソーラーO&M分野で買収―

電子部品大手の独SMAソーラー(ニーステタール)は6日、太陽発電システムインテグレーション事業者の独フェニックス・ソーラーから欧州のメガソーラー運転管理・保守点検(O&M)事業を買収すると発表した。SMAソーラーは主力の

ブルガリア国営エネルギー会社に異議告知書

EUの欧州委員会は12日、ブルガリアの国営エネルギー企業ブルガリア・エナジー・ホールディングス(BEH)が電力卸売市場における支配的地位を濫用し、EU競争法に違反した疑いがあるとして、同社に対し異議告知書を送付したと発表

シーメンス―約30%の最終増益に―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)が7月31日発表した2014年4-6月期(第3四半期)の最終利益は前年同期比27%増の13億9,900万ユーロと大幅に拡大した。比較対象の13年4-6月期はリストラ費用(4億ユーロ強)

インフィニオン―売上高営業利益率で15%突破―

半導体大手の独インフィニオン(ミュンヘン)が7月30日発表した2014年4-6月期の営業利益は1億7,000万ユーロとなり、前期比で16%増加した。産業、電力向け事業が好調で売上高も6%増の11億1,000万ユーロに拡大

風力発電、14年上期の新規設置は1.7倍に

独風力エネルギー全国連盟(BWE)と独機械工業連盟(VDMA)のパワーシステム部会は7月29日、2014年1-6月期に国内で新設された風力発電設備の容量が1,723メガワット(MW)となり、前年同期の1.66倍に拡大した

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