独風力エネルギー全国連盟(BWE)と独機械工業連盟(VDMA)のパワーシステム部会は7月29日、2014年1-6月期に国内で新設された風力発電設備の容量が1,723メガワット(MW)となり、前年同期の1.66倍に拡大したと発表した。設置されたタービン数は650基だった。
1-6月期の新規設置のうちリパワリング(老朽化あるいは出力の小さい設備を大型設備に切り替えること)は267.38MW(93基)だった。(老朽化などで)廃止された設備は63.84MW(102基)。
新設された設備の平均出力は2.65MW、ローター径は同97メートル、支柱の高さは113メートル。既存設備も含めた全体の平均出力は1.463MWで、新規設備の大型化が進んでいることが分かる。
6月末時点の累積設置容量は、3万5,388MW(2万4,193基)に達した。州別ではニーダーザクセンが7,818.9MWで最も多く、2位はブランデンブルク(5,233.29MW)、3位はシュレスヴィヒ・ホルシュタイン(4,330.54MW)だった。