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2015/5/20

企業情報

カーベル・ドイチュラント―黒字転換―

この記事の要約

英ボーダフォンの独ケーブルテレビ子会社カーベル・ドイチュラント(KD、ウンターフェーリング)が18日発表した2015年3月期決算の最終損益は2億3,900万ユーロの黒字となり、前期の赤字(6,800万ユーロ)から大幅に改 […]

英ボーダフォンの独ケーブルテレビ子会社カーベル・ドイチュラント(KD、ウンターフェーリング)が18日発表した2015年3月期決算の最終損益は2億3,900万ユーロの黒字となり、前期の赤字(6,800万ユーロ)から大幅に改善した。比較対象の14年3月期はボーダフォンによる買収に伴いコストが発生し赤字に転落していた。

15年3月期の売上高は前期比6.3%増の20億2,100万ユーロで、初めて20億ユーロを突破した。インターネット接続サービスの顧客数が87万4,000人増えて1,580万人に拡大したことが大きい。営業利益(EBITDA、調整済み)は3.3%増の9億3,900万ユーロで、売上高に対する比率は46.5%(前期47.9%)に上った。

16年3月期は売上高とEBITDA(調整済み)でそれぞれ最大9%の伸びを見込む。