企業情報

ハッチェス―包装業務をポーランドに部分移管―

デンマーク製菓大手トムスの独高級チョコレート子会社ハッチェスは24日、包装業務の一部をポーランドに移管すると発表した。ハッチェスは赤字が続いており、人件費の低いポーランドへの事業移管でコストを削減。利益を稼げるようにする […]

BスカイB―フォックスの独・伊有料TV事業買収―

米メディア・エンターテイメント大手21世紀フォックス傘下の英衛星放送最大手BスカイBは25日、フォックスがドイツ、イタリアで展開する有料テレビ事業を買収することで合意したと発表した。買収総額は約53億ポンド(約66億8,

バイエルン州立銀行―ハンガリー子会社売却―

独バイエルン州立銀行(ミュンヘン)は24日、ハンガリー子会社MKBをハンガリー政府に売却することで合意したと発表した。同州立銀はリーマンショック後に公的支援を受けた際、資産の放出を欧州連合(EU)の欧州委員会から義務づけ

ドイツ銀行―4-6月期税引き前増益に―

独最大手銀行のドイツ銀行(フランクフルト)が29日発表した2014年4-6月期(第2四半期)決算の税引き前利益は9億1,700万ユーロとなり、前年同期比で16%増加した。投資銀行、トレーディング部門が堅調だったことが大き

ハイデルベルガー・ドゥルックマシーネン―コスト削減へ―

印刷機械大手の独ハイデルベルガー・ドゥルックマシーネンがコスト削減に向けた新たな措置を計画している。ゲロルド・リンツバッハ社長が複数のメディアに明らかにしたもので、不採算事業に大ナタを振う考えだ。同社は長年のリストラが奏

トルンプ―売上記録更新―

工作機械大手の独トルンプ(ディッチンゲン)が23日発表した2014年6月通期の売上高は前期比10%増の25億8,400万ユーロ(暫定値)となり、初めて25億ユーロを突破した。事業が好調だったほか、中国同業JFYなどの買収

ABB―減損など響く、第2四半期2ケタ減益に―

スイスの重電大手ABB(チューリヒ)が23日発表した2014年第2四半期(4~6月)の最終利益は前年同期比17%減の6億3,600万米ドルと大きく落ち込んだ。過去に行った買収の減損処理とリストラ費用の計上が影響。営業利益

ウィンコール・ニックスドルフ―業績予測引き下げ―

ATM、POSシステム大手の独ウィンコール・ニックスドルフ(パーダーボルン)は28日の決算発表で2014年9月通期の売上高予測を従来の「前期比4%増」から「横ばい」に引き下げた。新興国とドイツを除く欧州事業が振るわないた

ダイムラー―業績堅調、4-6月期は6%増収に―

独自動車大手ダイムラー(シュツットガルト)が23日発表した2014年4-6月期(第2四半期)の売上高は315億ユーロとなり、前年同期から6%増加した。高級車部門メルセデス・ベンツの中国、米国での好調な販売が増収を大きな要

SGL―コスト削減目標引き上げか―

炭素製品大手の独SGLグループ(ヴィースバーデン)がコスト削減目標を従来計画の年1億5,000万ユーロから同2億ユーロに引き上げるもようだ。経済紙『ハンデルスブラット』が業界情報として24日報じたもので、8月7日の決算発

アクゾノーベル―コスト削減奏功―

塗料世界最大手の蘭アクゾノーベル(アムステルダム)が23日発表した2014年第2四半期(4~6月)の営業利益は前年同期比10%増の3億5,300万ユーロに拡大した。コスト削減とリストラが奏功した格好。売上高が減少したこと

デュル―木工機械メーカーHOMAGを買収―

塗装機械大手の独デュル(シュツットガルト)は15日、独木工機械大手のHOMAGを買収すると発表した。すでにHOMAGの過半数株取得で合意しており、今後は有価証券取得・買収法(WpUeG)の規定に基づき株式公開買い付け(T

シーメンス―米ドレッサー・ランド買収を計画か―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)が米タービン大手ドレッサー・ランドの買収を計画しているもようだ。『マネージャー・マガチン』誌がシーメンス社内から得た情報として17日付のオンライン版で報じた。シーメンスはコメントを控え

ティッセンクルップ―伊ステンレス鋼子会社再建へ―

鉄鋼系複合企業の独ティッセンクルップ(エッセン)は17日、赤字が続く伊ステンレス鋼子会社アッチャイ・スペチャーリ・テルニ(AST)の経営再建計画をイタリア政府と労組に提示した。事業分野の絞り込みや人員・コスト削減を通して

フィリップス―大幅減益に―

電機大手の蘭フィリップス(アムステルダム)が21日発表した2014年第2四半期(4~6月)の営業利益(EBITDAベース)は前年同期比30%減の4億1,500万ユーロと大きく落ち込んだ。ユーロ高と医療機器部門の不振が響い

BASF―自動車排ガス触媒工場、ポーランドで操業開始―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は18日、ポーランド西部のシロダ・シロンスカで自動車排ガス用触媒工場の竣工式を行った。欧州排ガス規制の強化に伴う需要拡大に対応。今後も同工場で新生産ライン数を増設し、欧州で

ノバルティス―4~6月増収増益に、新製品が好調―

スイスの製薬大手ノバルティス(バーゼル)が17日発表した2014年第2四半期(4~6月)の純利益は25億8,500万ドルとなり、前年同期比で3%増加した。特許薬の新製品販売と新興国事業が好調だったことが大きい。売上高は2

ディエヴィーニ―貼り薬のLTSローマンを買収―

独投資会社ディエヴィーニ(Dievini、ヴァルドフル)は17日、貼り薬メーカーの独LTSローマンを買収すると発表した。スイスの製薬大手ノバルティスと独投資会社BWKから株式をそれぞれ約43%、24%取得。出資比率をこれ

SAP―約30%の営業減益に、クラウドは大幅増収―

企業向けソフト大手の独SAP(ヴァルドフル)が17日発表した2014年第2四半期(4~6月)の営業利益は前年同期比29%減の6億9,800万ユーロと大きく落ち込んだ。米同業ベルサタから特許侵害で訴えられている係争にからみ

ダイムラー―新規のコスト削減を計画か―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)が新たなコスト削減プログラムを練っているもようだ。『マネージャー・マガチン』誌が社内情報として17日付オンライン版で報じたもので、現行のコスト削減策の次のステップをなす措置とい

ダイムラー―「スマート」新モデル初公開、4シーター復活―

自動車大手の独ダイムラーは17日、マイクロカーブランド、スマートの次世代モデルをベルリンで世界初公開した。小回りが利き駐車時も場所を取らないマイクロカーの需要が都市部で拡大すると予想しており、世界の大都市に照準を合わせて

BMW―中国生産車種を倍増―

高級車大手の独BMW(ミュンヘン)が中国で生産する車種を現在の3種類から6種類に拡大する。同国の旺盛な需要に対応。現地生産を拡大する。フリードリヒ・アイヒーナー財務担当取締役が16日、明らかにした。 同社はこれまで中国で

オペル―EV「アンペラ」の販売中止か―

米ゼネラル・モーターズ(GM)の独子会社オペル(リュッセルスハイム)がレンジエクステンダー式電気自動車(EV)、「アンペラ」の販売を来年で打ち切るとの観測が浮上している。自動車専門誌『オートモティブ・ニュース・ヨーロッパ

フォルクスワーゲン―米でSUV生産へ―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)は14日、米国で中型SUVを生産する計画を明らかにした。同国でSUVの需要が増えていることに対応する考え。これまでは中型セダン「パサート」しか現地生産しておらず、

ダイムラー―伊バイクメーカーへの出資検討か―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)がイタリアのオートバイメーカー、MVアグスタへの出資を検討しているとの観測が浮上している。独証券紙『ベルゼン・ツァイトゥング』がミラノの金融業界の情報として10日報じたもので、

キオン―欧州で約1億ユーロの設備投資へ―

フォークリフト世界2位の独キオン(ヴィースバーデン)は9日、欧州での設備投資計画を発表した。投資総額は1億ユーロ弱で、高価格帯製品を手がけるドイツ本国の工場を近代化するほか、低価格帯製品の生産施設をチェコに新設。欧州市場

M+Wグループ―オートメーション事業売却―

プラント大手の独M+W(シュツットガルト)は8日、オートメーション事業をカナダ企業ATSオートメーション・ツーリング・システムズに売却すると発表した。取引金額は約2億5,500万ユーロ。同事業は中核事業と関連が薄いため、

エアバス―「A330ネオ」を公開―

欧州航空機大手のエアバス(トゥールーズ)は14日開幕の英ファーンボロ航空ショーで、中・長距離大型機「A330ネオ」を初公開した。同機はエアバスのベストセラー「A330」の改良機で、航空性能が大幅に改善している。2017年

ドレーガーヴェルク―業績予測引き下げ―

医療・セキュリティ機器製造の独ドレーガーヴェルク(リューベック)は15日、2014年通期の売上高営業利益率(EBITベース)を従来見通しの6.5~8.5%から4.5~6.5%に下方修正した。ユーロ高と一部地域での販売不振

エボニック・インダストリーズ―中国で合弁―

化学大手の独エボニック・インダストリーズ(エッセン)は14日、中国企業GCLポリー・エナジーと提携することで基本合意したと発表した。GCLポリーの子会社(Jiangsu Zhongneng Polysilicon Tec

ノバルティス―IT大手グーグルからライセンス取得―

スイスの製薬大手ノバルティス(バーゼル)は15日、眼科医療関連製品子会社のアルコンがIT大手の米グーグルからスマートコンタクトレンズの開発・販売ライセンスを取得することで合意したと発表した。アルコンは今回の提携により、製

リンツ&シュプルングリー―米ラッセル・ストーバーを買収―

スイスのチョコレート大手リンツ&シュプルングリー(キルヒベルク)は14日、米同業ラッセル・ストーバーを買収すると発表した。買収価格は明らかにしていないものの、同社史上最大としている。メディア報道によると、14億ドルに上る

ルフトハンザドイツ航空―LCC拡充へ―

ルフトハンザドイツ航空(フランクフルト)は9日、競争力の強化計画を発表した。ジャーマンウイングスに続く新たなLCC(格安航空)ブランドを設立。価格意識の高い個人顧客を獲得し、競合ライアンエアーやエミレーツ航空に対抗してい

ゼネラリ―スイスの銀行子会社売却―

保険大手の伊ゼネラリ(トリエステ)は14日、スイスの銀行子会社BSIをブラジルの投資銀行BTGパクチュアルに売却することで合意したと発表した。ゼネラリは金融危機の発生後、財務改善に向けて事業売却を推し進めており、その一環

ZFフリードリヒスハーフェン―米同業に買収提案―

自動車部品大手の独ZFフリードリヒスハーフェンは10日、米同業TRWオートモーティブに買収を提案したと発表した。ブルームバーグ通信の報道を追認したもので、TRWも同日、ZFの社名を伏せながらも暫定的な買収提案を受け取った

ロバート・ボッシュ―風力タービン事業売却へ、交渉先はZFか―

自動車部品大手の独ロバート・ボッシュ(シュツットガルト)が産業機械子会社ボッシュ・レックスロートの風力発電タービン事業売却に向けて交渉している。地方紙『ニュルンベルガー・ナハリヒテン』が報じ、同社が追認したもので、交渉が

トヨタ自動車―独で社用車販売強化へ―

トヨタ自動車がドイツで企業向け販売を強化する。同国の自家用車需要が低迷しているためで、独メーカーが牙城である社用車市場を攻略する考えだ。ドイツトヨタ(Toyota Deutschland)の細江昌樹社長への取材をもとに3

BMW―メキシコ工場建設へ―

高級車大手の独BMW(ミュンヘン)は3日、メキシコに完成車工場を建設すると発表した。グローバル生産体制の拡充戦略に沿った措置で、同工場で生産した車両をアメリカ大陸全体に供給する意向だ。メキシコは約50カ国と自由貿易協定を

ドイツテレコム―米クラウド大手と提携―

電気通信大手のドイツテレコム(ボン)は3日、企業向けクラウドサービス大手の米セールスフォースと戦略提携すると発表した。ITサービス部門Tシステムズのクラウドインフラをセールスフォースに提供。セールスフォースは顧客関係管理

LIXIL―南ア企業の水回り製品事業を独子会社と共同買収―

LIXILは2日、欧州水栓金具子会社グローエと共同設立した合弁会社を通して南アフリカ企業ディストリビューション・アンド・ウエアハウジング・ネットワーク(DAWN)の水回り製品部門を買収すると発表した。アフリカ事業の強化戦

ヴァイトミュラー―同業R.シュタール買収を断念―

独中堅電子機器メーカーのヴァイトミュラー(デトモルト)は4日、同業R.シュタールへの株式公開買い付け(TOB)で確保した議決権付き株式が19%にとどまったと発表した。同50%以上の確保をTOBの成立条件としており、買収計

ロシュ―米バイオ企業を買収―

スイスの製薬大手ロシュ(バーゼル)は2日、米国のバイオ企業セラゴン・ファーマシューティカルズを完全買収することで合意したと発表した。がん治療薬事業を強化する狙いで、セラゴンを米バイオ子会社ジェネンテックに統合する。セラゴ

ヒューゴ・ボス―新物流センターで収益力強化へ―

高級アパレル大手の独ヒューゴ・ボスは4日、欧州全域をカバーする物流センターの操業を開始した。物流効率を引き上げるとともに、直営店の在庫を圧縮。利益拡大につなげる意向だ。 新物流センターの所在地は西南ドイツの小都市フィルダ

ワイルド・フレーバーズ―米穀物メジャーADMが買収―

穀物メジャーの米アーチャー・ダニエルズ・ミッドランド(ADM)は7日、スイスの食品原料メーカー、ワイルド・フレーバーズを買収すると発表した。ワイルドの競売入札には味の素も参加していたが、ADMは競り勝った格好。 ワイルド

ルフトハンザ航空―中国国際航空と合弁設立へ―

独ルフトハンザ航空(フランクフルト)は7日、中国国際航空と合弁会社を設立することで基本合意したと発表した。欧州~中国間のフライト事業を強化する考えで、コードシェア便を運航する。両社はこのほか、機材の保守・修理・総点検分野

ドイツ鉄道―カートレインを全廃―

ドイツ鉄道(DB、ベルリン)は4日、カートレイン事業の廃止方針を明らかにした。採算が取れていないためで、事業の規模を段階的に縮小。2016年末までに全廃する。夜行列車の本数も削減する意向だ。 カートレインはバカンスシーズ

IHI―独社買収、褐炭焚きボイラー開発加速へ―

IHIは1日、ドイツのエンジニアリング会社シュタインミュラー・エンジニアリング(Steinmueller Engineering、以下SE)を電機大手のシーメンスから完全買収したと発表した。SEは褐炭を燃料とする火力発電

上部へスクロール