企業情報

Brenntag AG―英同業Multisol買収―

大手化学商社の独Brenntag(ミュールハイム)は2日、潤滑油と原料油に特化した英同業のMultisolグループを買収すると発表した。事業のネットワークとノウハウを強化する狙い。買収金額は1億2,800万ユーロで、独禁 […]

UPM-Kymmene Oyj―欧州2工場を閉鎖―

製紙世界最大手のUPM Kymmene(フィンランド・ヘルシンキ)は8月31日、出版用紙部門のリストラ計画を発表した。出版業界からの需要減少と原料高騰のダブルパンチで業績が悪化していることに対応。フィンランドとドイツの計

Deutsche Lufthansa AG―英子会社BMI売却へ―

航空大手の独Lufthansa(フランクフルト)が不採算の英子会社BMIを売却する方針だ。シュテファン・ラウアー取締役が明らかにしたもので、売却手続きを金融機関に正式依頼した。すでに買収に関心を示す企業があるという。 \

Helaba―WestLBの貯蓄銀向け事業買収の方向―

ヘッセン・チューリンゲン州立銀行Helaba(フランクフルト、エアフルト)がノルトライン・ヴェストファーレン州立銀行WestLBの貯蓄銀行向け事業を買収する方向だ。貯蓄銀行の頂点団体 Deutsche Sparkasse

Daimler AG―EVのコンセプトカーをBASFと開発、IAAで公開へ―

自動車大手のDaimler(シュツットガルト)は1日、電気自動車(EV)のコンセプトカーを化学大手のBASFと共同開発したと発表した。省エネ、樹脂部品の投入により車体軽量化、車内温度管理の効率化などを追求。これらの効果に

Daimler AG―エンジン部品工場建設へ―

自動車大手のDaimler(シュツットガルト)は2日、ディーゼルエンジン部品工場をドイツ東部のアルンシュタットに建設すると発表した。投資規模は約9,000万ユーロで、年内にも着工。来年の完成を目指す。 \ 同工場で生産す

Siemens AG―VolvoとEVを共同開発へ―

電機大手のSiemens(ミュンヘン)は8月31日、電気自動車(EV)の開発で自動車大手のVolvoと戦略提携すると発表した。EV市場の将来性が高いことを受けた措置で、4年前に撤退した自動車部品事業に再参入することになる

KSB AG―製品用途とサービス事業の拡大目指す―

ポンプ・バルブメーカーのKSB(フランケンタール)は製品の新たな用途を開拓するとともに、サービス事業も拡大し成長を目指す。ウォルフガング・シュミット社長が『ハンデルスブラット』紙のインタビューで明らかにした。 \ 同社長

Volkswagen AG―風力発電事業に参入―

自動車大手の独Volkswagen(VW、ヴォルフスブルク)が風力発電パーク事業に参入する方向だ。車両生産の二酸化炭素(CO2)排出量を削減できるほか、環境に優しい企業というイメージにもつながるためで、すでに洋上風力発電

Siemens AG―風力発電の統括拠点をハンブルクに移転―

電機大手の独Siemens(ミュンヘン)が風力発電設備事業の統括拠点をデンマーク中部のブランデから独北部のハンブルクに移転する。『ハンブルガー・アーベントブラット』紙が報じ、同社が追認した。 \ Siemensは2004

Q-Cells SE―倒産時の品質保証、保険での対応検討―

経営難の太陽電池大手Q-Cells(ビターフェルト・ヴォルフェン)が倒産した際の品質保証を保険でカバーすることを検討している。同社の将来を危ぶむ顧客企業がQ-Cells製品の購入を控えるようになっているためだ。ネディム・

―印市場でシェア40%目指す―

ソーラーインバーター世界最大手の独SMA Solar(カッセル)は25日、インド市場シェアを2014年までに40%へと高め、同市場最大手になるとの目標を明らかにした。同国では今後、太陽電池の需要が急速に拡大すると見込まれ

―シャープに支援要請―

経営難の独民生家電メーカーLoewe(クローナハ)が筆頭株主のシャープに支援を要請している。Loeweのオリファー・ザイトル社長へのインタビューをもとに29日付『ファイナンシャル・タイムズ(ドイツ版、FTD)』紙が報じた

Rapideye AG―カナダ企業が買収―

5月に倒産したドイツの観測衛星運用会社Rapideye(ブランデンブルク・アン・デア・ハーフェル)をカナダの衛星写真販売会社Iunctus Geomaticsが買収する。Rapideyeの管財人が29日、明らかにした。取

Evonik Industries AG―塗料原料の生産能力強化へ―

化学大手の独Evonik(エッセン)は25日、塗料の原料となるメタクリル酸メチル(MMA)の生産能力を増強すると発表した。自動車用塗料の需要拡大に対応。同社の世界生産能力を現在の年58万トンから5万トン引き上げる。 \

Stada Arzneimittel AG―バイオシミラー開発でRichterと提携―

後発医薬品大手の独Stada(バート・フィルベル)は30日、ハンガリーの製薬大手Richterと提携すると発表した。バイオ医薬品の後発薬(バイオシミラー)の開発で提携。市場投入を目指す。 \ 両社はRocheの分子標的型

HSH Nordbank―中小企業向け業務に特化―

経営難に陥った独州立銀行HSH Nordbank(ハンブルク、キール)は25日、事業の選別計画を発表した。金融危機で財務が悪化し出資者のハンブルク、シュレスヴィヒ・ホルシュタイン両州から公的支援を受けた際に欧州連合(EU

Bosch―ボート用などのLi-ion電池開発へ―

自動車部品大手の独Bosch(シュツットガルト)は23日、自動車以外の分野に用いる次世代の高性能リチウムイオン(Li-ion)電池を開発すると発表した。7,500万ユーロを投じて同国東部のアイゼナハに同電池の素材と製造技

Bosch―園芸器具の新シリーズで大都市住民を顧客に―

自動車部品大手の独ボッシュ(シュツットガルト)は、同社の園芸器具ブランド「Skil」にコンパクトシリーズ「Urban」を加え、大都市居住者を顧客として取り込む方針だ。25日のジャーナリスト向け発表会で明らかにした。 \

Adam Opel AG―ハイブリッド技術開発で提携企業を模索―

米自動車大手General Motors(GM)の独子会社Opel(リュッセルスハイム)がハイブリッド技術の開発で提携先を模索している。24日付『フランクフルター・アルゲマイネ』紙が報じた。 \ カールフリードリヒ・シュ

Eberspaecher―米でトラック用暖房生産へ―

自動車部品大手の独Eberspaecherはエンジンを止めた状態でも利用できるトラック用暖房(アイドリングストップヒーター)の生産拠点を2013年までに米国に設置する。仮眠目的でエンジンをつけて暖房を利用することが同国で

Schuler AG―2013年末までフル稼働に―

プレス機大手の独Schuler(ゲッピンゲン)の業績が好調だ。景気回復を受けて受注が急増、現在抱える受注をこなすだけで2013年末までかかるという。同社のシュテファン・クレーベルト社長が『フランクフルター・アルゲマイネ』

General Motors―Chevroletを欧州生産へ―

米自動車最大手のGeneral Motors(GM)は今後、傘下ブランドChevroletのモデルを欧州で生産する意向だ。同社のダン・アカーソン最高経営責任者(CEO)がアナリスト向けの説明会で明らかにした。 \ 現在は

Volkswagen AG―MAN買収審査を欧州委に正式申請―

欧州自動車大手のVolkswagen(VW、ヴォルフスブルク)は23日、トラック大手MANを買収する計画について欧州連合(EU)の欧州委員会に公式審査を申請したと発表した。両社にVW傘下のScaniaを合わせた3社による

Daimler AG―米投資会社が出資比率5.7%に拡大―

自動車大手の独Daimler(シュツットガルト)は18日、世界最大の資産運用会社である米Blackrockが同社への議決権比率を11日付で5.72%に引き上げたと発表した。Blackrockの意図は明らかにされていない。

華為技術―独で自社ブランドのスマートフォン販売へ―

中国の通信機器大手・華為技術は23日、ドイツのスマートフォン市場に自社ブランド製品を投入すると発表した。今秋にもアンドロイド端末「Ideos X3」を発売。低価格でシェアの拡大を目指す。 \ 独市場ではこれまで通信事業者

任天堂―「戦略に変更の必要なし」=独事業担当者―

任天堂はハードウエアとソフトウエアをともに提供する事業戦略を今後も継続する方針のようだ。携帯ゲーム機「ニンテンドー3DS」の市販価格を発売からわずか半年で大きく引き下げたことを受け、市場にはハード事業の先行きを懸念する見

Oracle―欧州などで1,700人増員へ―

ソフトウエア大手の米Oracleは10日、欧州・中東・アフリカ(EMEA)で計1,700人を増員すると発表した。これら地域でクラウドコンピューティングなどの需要が高まっていることに対応する。 \ 欧州は同社売上の3分の1

BASF SE―アクリル酸工場をブラジルに建設―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は19日、ブラジル東部のバイーア州カマカリにアクリル酸の総合生産施設を建設すると発表した。同社が南米にアクリル酸工場を設置するのは今回が初めて。アクリル酸を原料とする高分子

Otto GmbH & Co. KG―「Quelle」オンラインショップ再開―

独通販最大手のOtto(ハンブルク)は10日、2009年に商標権を買い取った通販ブランド「Quelle」のオンラインショップを再開した。10月以降オンラインショップを拡充する家電販売大手Media-Saturnの先手を打

Air Berlin PLC & Co. Luftverkehrs KG―経営立て直しへ―

ドイツ2位の航空会社Air Berlin(ベルリン)は18日の決算報告会で、経営再建に向けた合理化計画「Shape&Size」を発表した。赤字経営が続いているためで、不採算・競合路線の廃止・減便、保有機の縮小な

Thyssenkrupp AG―技術サービス子会社売却―

鉄鋼系複合企業のThyssenkrupp(エッセン)は23日、技術サービス子会社のXervonをサービス大手のRemondisグループに売却するとこで合意したと発表した。売上規模で計100億ユーロの事業を分離する計画の一

aleo solar AG―価格下落で通期予測引き下げ―

太陽電池モジュールメーカーの独aleo solar(プレンツラウ)が9日発表した2011年上半期(1-6月)決算の営業利益(EBITベース)は前年同期の2,930万ユーロから340万ユーロへと大幅に減少した。世界的な過剰

Eon AG―従業員約1万人を削減へ―

エネルギー大手のEon(デュッセルドルフ)は10日の決算報告会で、従業員を約1万人削減する方針を明らかにした。天然ガス事業の不振とドイツの原発廃止前倒し政策を受けて、業績が急速に悪化していることに対応する。 \ 2011

Osram AG―LG製LEDの輸出禁止を韓国当局に要請―

Siemensの照明子会社Osram(ミュンヘン)は22日、家電大手LGの発光ダイオード(LED)が同社の特許を侵害しているとして韓国貿易委員会に輸出差し止めを要請したと発表した。米独日中の4カ国ではすでにLGと同業サム

三菱重工―独Aidaに大型客船納入へ―

三菱重工業は3日、クルーズ客船世界最大手の米Carnivalとの間で大型クルーズ客船2隻の建造に関する内定覚書(MOA)を締結したと発表した。Carnival傘下の独Aida Cruisesに納入する。Aida向けの大型

Thyssenkrupp AG―民間船事業売却で基本合意―

鉄鋼系複合企業の独Thyssenkrupp(エッセン)が造船子会社Blohm+Voss(B+V)の民間船事業を欧州の投資会社に売却することで基本合意した。早ければ9月末にも最終合意し、年末の取引成立を目指す。独日刊紙『ヴ

Siemens AG―スマートグリッド分野で米Boeingと戦略提携―

電機大手の独Siemens(ミュンヘン)は8日、スマートグリッド分野で航空機大手の米Boeingと戦略提携すると発表した。まずは米国防省から大型受注の獲得を目指す。将来的には米国の他の官庁や民生分野にも事業を広げたい考え

Friedrich Boysen GmbH & Co. KG―4工場新設へ―

自動車用排ガス処理システムの独Boysen(アルテンシュタイク)が2012~13年にかけて工場を4カ所、新設する。需要の拡大に対応、独北部のほか、米国、中国、南アフリカに設置する。 \ 同社がこのほど発表した2010年の

Getrag―中国企業の出資受け入れに向け交渉―

変速機大手の独Getrag(ウンターグルッペンバッハ)が中国企業から出資を受け入れる方向で交渉している。ベルント・エックル社長が経済紙『ファイナンシャル・タイムズ(ドイツ版、FTD)』紙に対し明らかにしたもので、複数の企

RWE AG―上期大幅減益に―

エネルギー大手の独RWE(エッセン)が9日発表した2011年6月中間期決算の営業利益(EBITDA)は前年同期比24.8%減の46億2,200万ユーロと大きく後退した。ドイツの原発廃止前倒しが最大の減益要因で、EBITD

Bayer AG―工場の国外移転も、原発廃止で―

製薬・化学大手の独Bayer(レバークーゼン)が工場の国外移転を視野に入れ始めた。原発廃止の前倒しが決まったことで、ドイツの電力料金上昇が避けられなくなったためだ。同社のマライン・デッカー社長が経済誌『ヴィルツシャフツヴ

Allianz SE―4-6月期7.4%の最終減益に―

保険大手の独Allianz(ミュンヘン)が5日発表した2011年4-6月期(第2四半期)決算の最終利益は10億7,100万ユーロとなり、前年同期から7.4%減少した。欧州諸国の財政危機と為替差損が影響。保有するギリシャ国

Muenchener Rueck―上期赤字に―

再保険世界最大手の独Muenchener Rueck(ミュンヘン)が4日発表した2011年1-6月期(上半期)の最終損益は2億1,000万ユーロ赤字となり、前年同期の黒字(11億9,000万ユーロ)から大幅に悪化した。東

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