発泡スチロールの処分が困難に、他のごみとの混合焼却禁止で
10月1日付で施行された改正廃棄物法に対しゴミ処理業界や建設業界が大きな不安を抱いている。発泡スチロールの焼却処分のハードルが引き上げられたためだ。焼却を引き受ける廃棄物処理業者はほとんどなく、関連業界は改正法の撤回ない […]
10月1日付で施行された改正廃棄物法に対しゴミ処理業界や建設業界が大きな不安を抱いている。発泡スチロールの焼却処分のハードルが引き上げられたためだ。焼却を引き受ける廃棄物処理業者はほとんどなく、関連業界は改正法の撤回ない […]
廃家電の無料引き取りを家電販売店に義務づけた新ルールは順守されていない――。環境保護団体ドイチェ・ウンベルトヒルフェ(DUH)が独自調査をもとに明らかにしたもので、販売店に改善を促している。 ドイツでは改正廃家電法(電気
自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)は7日、VWブランド工場の環境負荷を2018年までに25%低減するとした目標を3年前倒しの15年に達成したと発表した。目標実現に向けて計5,000の具体策を考案。そのうち2,500
独鉄鋼大手ティッセンクルップは27日、製鉄所の排ガスから有用な化学品を生産する同社主導の技術開発プロジェクトが連邦教育・研究省から補助金6,000万ユーロ強を受給すると発表した。「カーボン2ケム(Carbon2Chem)
二酸化炭素(CO2)を原料に用いて発泡体成分を作る量産施設を、化学大手の独コベストロが17日に開設した。石油の代わりにCO2を用いることから石油資源の節約につながるとともに、地球温暖化の防止にも寄与できる。 デュッセルド
独食品スーパー大手のレーベ(REWE)は1日、バーバラ・ヘンドリックス環境相と自然保護団体NABUのオーラフ・チムプケ会長が同席した記者会見で、樹脂製の有料レジ袋の販売を全面的に中止すると発表した。ドイツでは小売業界団体
風力・太陽光発電事業者の独キャピタル・ステージは5月30日、独同業コーラス・クリーン・エネルギーとの合併計画を発表した。株式交換方式でコーラスに対する株式公開買い付け(TOB)を実施する。同計画はコーラス経営陣の支持を受
スポーツ用品大手の独アディダスは14日、「持続可能性戦略」を発表し、海洋のプラスチックごみを原料とするコレクションを年内に市場投入することを明らかにした。スポーツ用品や衣料品メーカーに対しては環境やサプライヤーの労働環境
ネスプレッソなどのカプセルコーヒーの容器にデポジット(保証金)を課すべきだと考える消費者がドイツで53%に達することが、世論調査機関ユーゴブ(YouGov)のアンケート調査で分かった。カプセルコーヒーは手軽なうえ、ライフ
飲料用缶メーカーの業界団体であるBCMEは17日、ドイツの缶飲料販売数が昨年は再び20億本を突破したと発表した。同国の缶飲料販売数は使い捨て容器を用いた飲料に1本25セントのデポジットが課されるようになった2003年に激
連邦環境庁(UBA)は15日、家電の使用期間に関する調査レポートを発表した。UBAは家電の買い替えを促進するためにメーカーが製品寿命を意図的に短くしているとの議論があるにもかかわらず、そうした主張を裏付けるデータがないこ
独小売業中央連盟(HDE)は9日、樹脂製レジ袋を有料化することで連邦環境省と合意したと発表した。欧州連合(EU)のレジ袋削減方針を受けた措置で、4月から実施する。 EUではレジ袋削減に向けた指令が昨年3月に成立した。レジ
経営不振の独建設・サービス大手ビルフィンガー(マンハイム)は6日、水処理技術事業を中国の成都天翔環境(Chengdu Techcent Environment)に売却することで合意したと発表した。事業整理の一環で、同社は
ドイツ連邦環境省は3日、温暖化ガスの国内排出量が2014年は二酸化炭素(CO2)換算で前年比4.6%減の9億190万トンとなり、数年ぶりに大きく縮小したと発表した。発電と暖房部門が排出減に貢献。交通と農業の2部門では排出
製鉄所の排ガスから有用な化学品を生産する技術の開発に、鉄鋼大手の独ティッセンクルップなどが取り組んでいる。ラインホルト・アハツ取締役(技術担当)への取材などをもとに15日付『フランクフルター・アルゲマイネ』紙が報じたとこ
ブラウンシュヴァイク工科大学は11日、リチウムイオン電池のリサイクリングを行うパイロット設備を敷地内に設置したと発表した。電気自動車(EV)の使用済み電池からリチウム、ニッケル、コバルトなどの原料を回収。資源を有効利用す
独小売業中央連盟(HDE)は23日、プラスチック製レジ袋の有料化を連邦環境省に提案したことを明らかにした。欧州では無料レジ袋に対する風当たりが強まり、規制が強まっていることから、HDEは独自の有料化策を提案。政府と協定を
デンマークの玩具大手レゴは20日、ハンガリー・ニーレジハーザ工場に2,500万~5,000万ユーロを追加投資すると発表した。自動倉庫と工場を増設し、需要拡大に応える。 来年中に着工する。工場は工期12~18カ月、倉庫は2
ドイツ連邦経済省は24日、国内の褐炭発電を計2.7ギガワット(2,700メガワット)削減することで、発電事業者RWE、バッテンフォール、Mibragの3社と合意したと発表した。二酸化炭素(CO2)排出削減目標の達成に向け
ドイツで2013年に発生した包装廃棄物の量は1,710万トンに上り、03年の1,550万トンから10%増加した。野党・緑の党の質問に対し政府が明らかにしたもので、住民1人当たりの量は187.5キログラムから212.5キロ
独廃棄物処理大手のアルバ(ベルリン)が出資受け入れに向けた交渉を進めている。債務の圧縮が狙い。交渉はすでに進展した段階にあり、10月にも合意する見通しという。経済紙『ハンデルスブラット』が消息筋の情報として報じたもので、
ドイツの環境保護団体DUHは2日、持ち帰りコーヒーの容器(Coffee to go-Becher)1個につき20セントを課金することを求めるキャンペーンを開始した。同容器は資源の無駄遣いであるうえ、二酸化炭素(CO2)の
州政府の代表で構成される連邦参議院(上院)は10日、改正廃家電法(電気・電子機器法=ElektroG=)案を可決した。同法案は欧州連合(EU)の新指令を受けもの。すでに連邦議会(上院)を通過しており、大統領の署名を経て施
メルケル首相(キリスト教民主同盟=CDU=)など独与党3党の党首は2日、エネルギー・環境政策の基本方針で合意した。同国の再生可能エネルギー拡充政策(エネルギー転換政策)に伴う問題を解決するとともに、二酸化炭素(CO2)排
下水から農業肥料などとして利用されるリンを取り出すリサイクル施設が6日、ドイツ北部のハンブルクで稼働を開始した。同様の施設はベルリンやオッフェンブルクにすでにあるものの、ハンブルクのものは世界初の採算が取れる施設という。
環境意識が高いとされるドイツで住民一人当たりの家庭・包装ごみの排出量が2013年に617キログラム(暫定値)に達し、欧州連合(EU)平均を136キロも上回ったことが、連邦統計局の23日の発表で分かった。EU加盟国のなかで
ドイツ連邦統計局は11日、国内で新車登録された乗用車の平均馬力が2005年の123PSから13年には137PSへと11%上昇したことを明らかにした。馬力の大きいSUV、オフロード車の需要が増加したためで、13年の平均馬力
ドイツ連邦統計局が6月27日発表した同国の2014年の六フッ化硫黄(SF6)排出量は916.5トンで、前年を約13%上回った。全体の8割を占める電子・装置産業の排出量が9%増の736万トンに拡大。半導体産業と光ファイバー
エネルギー大手の独エーオン(デュッセルドルフ)がごみ発電合弁のEEWエナジー・フロム・ウエイストの資本49%を共同出資者である投資会社EQT(スウェーデン)に売却し、全面撤退した。証券紙『ベルゼンツァイトゥング』が5日付
ドイツ連邦ネットワーク庁は4月29日、地上設置型ソーラー発電パーク(メガソーラー)の建設プロジェクトを対象に実施した助成金交付入札の結果を発表した。助成対象とする再生可能エネルギー発電施設を入札で決定したのは今回が初めて
独リサイクル大手のアルバ・グループ(ベルリン)は15日、香港当局が実施した廃家電処理事業の公開入札で落札に成功したと発表した。受注高は同社史上最大の約3億ユーロ。アレバのアクセル・シュヴァイツァー社長は「長年にわたって培
欧州委員会は16日、北海とバルト海での洋上風力発電所建設プロジェクトに対するドイツ政府の支援策を承認した。同プロジェクトが域内エネルギー市場における競争を著しく歪めることなくEUのエネルギー・環境目標の達成に貢献するもの
米化学・電気素材大手3Mの独子会社ダイニオンは3月26日、本社所在地ブルクキルヒェン・アン・デア・アルツでフッ素樹脂をリサイクルするパイロット施設の開所式を行った。同社によると、フッ素樹脂のリサイクルは世界初。フッ化樹脂
ドイツ政府は11日の閣議で、廃家電法(電気・電子機器法=ElektroG=)改正案を了承した。法改正は欧州連合(EU)指令の改正を受け措置で、家電量販店とインターネット販売事業者に廃家電の無料引き取りを義務づけてリサイク
テレビと大型白物家電で新製品の利用期間が短くなっていることが、連邦環境庁(UBA)の1日付けの発表で明らかになった。 UBAは家電の寿命をメーカーが意図的に短くしているとの議論があるにもかかわらず、そうした主張を裏付ける
独砂糖大手ジュドツッカーのバイオ燃料子会社クロップエネルギーズ(マンハイム)は18日、英国南部のウィルトンにある工場の操業を当面、見合わせると発表した。石油価格の急落を受けてバイオ燃料価格が大きく低下し、採算が取れなくな
ドイツ連邦統計局が16日発表した温室効果ガス統計によると、国内のフロン排出量は昨年9,145トンとなり、前年を7%下回った。減少は2年連続。全体の3分の2を占める冷媒が9%減の6,897トンに低下。樹脂・発泡体製造用の高
食品ディスカウントスーパー大手の独リデルは10日、自社ブランドの繊維製品に有害物質を一切、投入しない方針を明らかにした。環境保護団体グリーンピースの批判を受けたため。ドイツの食品ディスカウンターのなかでは同社が初めて、グ
独連邦政府は3日の閣議で、二酸化炭素(CO2)排出削減に向けた新たな実行計画を承認した。従来計画では国内のCO2排出目標を達成できないことが明らかになったためで、削減量を6,200万~7,800万トン上乗せする。政府は目
二酸化炭素(CO2)からガソリンや軽油、各種の化学品を生産する技術の商業化に、ドイツの民間企業や研究機関が出資する合弁会社、サンファイアーが取り組んでいる。現在はパイロットプロジェクトにとどまるものの、2016年には実用
ドイツポストは5日、同社の広告誌『アインカオフ・アクトゥエル』の包装に再生樹脂を50%使用したフィルムを試験投入することを明らかにした。樹脂フィルムによる包装を批判する消費者の批判を受けた措置。樹脂フィルムの使用そのもの
化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は9月30日、米スマート・プラネット・テクノロジーズとの戦略提携に向けて協議していると発表した。提携交渉はスマート・プラネット・テクノロジーズが開発した環境にやさしい紙製包
北ドイツのキール市はプラスティック製のレジ袋を市内から一掃する考えだ。廃棄されたレジ袋を海洋生物が誤食する結果、食物連鎖を通して人の健康も害される懸念を受けた措置。同市の取り組みが全国に広がるかどうかが注目されている。
欧州初の商業用蓄電設備が16日、独東部のシュヴェリーンで稼働を開始した。同設備は再生可能エネルギー発電の増加に伴い電力供給量が不安定になることへの対策として、地元電力事業者のWEMAGが導入した。 同設備はサムスンSDI
エネルギー大手の独RWE(エッセン)は4日、北海に建設予定の風力発電パーク3カ所を、再生可能エネルギー子会社RWEイノジーがカナダの電力会社ノースランド・パワーとの合弁に切り替えると発表した。RWEは債務圧縮に向けて再可
独エネルギー大手のRWEは4日、北海に建設予定の風力発電パーク3カ所を再生可能エネルギー子会社RWEイノジーがカナダの電力会社ノースランド・パワーとの合弁に切り替えると発表した。RWEは債務圧縮に向けて再可エネ事業向け投
スポーツ用品大手の独プーマ(ヘアツォーゲンアウラハ)は4年前に導入したシューズ用エコパッケージの利用を中止する。小売店の受けが悪いためで、2015年秋冬コレクションから段ボールのみを用いた一般的な靴箱に切り替える。段ボー
独自動車工業会(VDA)は19日、欧州排ガス基準の導入で新車の有害物質排出量が導入前に比べ95%減少したと発表した。次期排ガス基準「ユーロ6」対応のディーゼル乗用車では二酸化炭素(CO2)と粒子状物質(PM)の排出量がそ
風力発電タービン大手の独ノルデックス(ハンブルク)がアフリカ市場の開拓に意欲を示している。ユルゲン・ツェシュキー社長は日曜版『ヴェルト』紙に対し、同社の中核市場は現在、21カ国あると指摘したうえで、市場トップ3に食い込め
自然エネルギーを使い、自宅で消費する電力の2倍の電力を供給できる世界初のスマートエネルギーハウス(「アクティブハウス」)がこのほど、シュツットガルトで公開された。「B10」と名付けられた同実験住宅はシュツットガルト大学と