欧州電機・電子産業界の動き

蘭フィリップスが船井電機への事業売却取り止め

電機大手の蘭フィリップスは25日、船井電機にオーディオ・ビデオ機器事業を売却する取り決めを破棄すると発表した。船井サイドに契約違反があったためとしている。船井に対し損害賠償を請求する意向で、国際商業会議所で仲裁手続きに入 […]

STマイクロエレクトロニクス(2013年7-9月期決算)

2013年7-9月期(第3四半期)決算の最終損益は1億4,200万ドルの赤字。アジアでの携帯端末向け半導体の需要が落ち込み、売上高が7%減の21億7,000万ドルに後退したほか、減損処理に1億2,000ドルを負担したこと

フィリップス(2013年7-9月期決算)

2013年7-9月期(第3四半期)決算の純利益は2億8,100万ユーロで、前年同期の1億500万ユーロから急増。売上高はユーロ高の影響で3.4%減の56億2,000万ユーロに後退したが、コスト削減で収益が大幅に拡大した。

エレクトロラックス(2013年7-9月期決算)

2013年7-9月期(第3四半期)決算の純利益は6億5,600万クローナ(約7,520万ユーロ)で、前年同期から29%減少。欧州での販売が不振で、売上高が0.3%増の271億クローナと伸び悩んだほか、クローナ高が響いて減

ABB(2013年7-9月期決算)

2013年7-9月期(第3四半期)決算の純利益は8億3,500万ドルで、前年同期から10%増加。中国、ドイツでの受注が増えたほか、太陽光発電用のインバーターなどを製造する米パワーワンの買収による収益基盤の拡大が反映された

サムスンが差し止め訴訟の自粛を提案

スマートフォンに関連した「必須標準特許」の扱いをめぐり、EUが韓国サムスン電子に対して調査を進めている問題で、欧州委員会は17日、サムスン側から米アップルなどの競合企業に対して特許侵害を理由とする差し止め訴訟を向こう5年

Airbus S. A. S.―日航から初受注、A350を31機―

欧州航空大手のAirbus(仏トゥールーズ)は7日、日本航空から中長距離機「A350」31機を受注したと発表した。日航がAirbus機を発注するのは2004年に経営統合した日本エアシステムを除くと今回が初めて。Airbu

サムスンが欧州委に追加の是正策

スマートフォンに関連した「必須標準特許」の扱いをめぐり、欧州委員会が韓国サムスン電子に対して調査を進めている問題で、同委のアルムニア副委員長(競争政策担当)は27日、サムスン側から和解に向けて追加的な是正策が提示されたこ

ヴェスタス、洋上風力発電設備で三菱重工と合弁

風力発電用タービンで世界最大手のヴェスタス(デンマーク)は27日、洋上風力発電設備の合弁会社を三菱重工業と設立することで合意したと発表した。洋上風力発電事業に出遅れていたヴェスタスは、三菱重工と豊富な技術、ノウハウを合弁

欧州委、サムスンに追加是正策を要求

韓国サムスン電子が保有するスマートフォンに関連した「必須標準特許」の扱いをめぐり、欧州委員会が競争法違反の疑いで調査を進めている問題で、同委の報道官は9日、サムスンが提示した改善策が十分ではないとして追加の是正策を求めて

Acer―欧州タブレット市場シェア15%目指す―

台湾のパソコン大手Acerは欧州タブレット市場でのシェアを現在の5%から15%に引き上げる目標だ。欧州法人のオリバー・アーレンス社長が『フランクフルター・アルゲマイネ』紙に明らかにした。 \ 同社はタブレットの流行に完全

Nokia Oyj―携帯端末事業をMicrosoftに売却―

フィンランドの通信機器大手Nokia(エスポー)は3日、携帯端末事業を米Microsoftに売却すると発表した。取引金額は54億4,000万ユーロ。当局の承認を経て取引が成立すると、同社の事業規模は半分に縮小する。今後は

EADS―Airbusグループに社名変更―

欧州航空宇宙大手のEADS(ライデン)は7月31日の決算発表で、社名をAirbusグループに変更することを明らかにした。Airbusは売り上げの3分の2を占めるうえ、世界的に知名度も高いため、グループ全体の社名に採用する

Ericsson―STMicroelectronicsとの合弁解消―

スウェーデンの通信機器大手Ericssonと欧州半導体最大手の仏STMicroelectronicsは5日、携帯電話用半導体の合弁会社ST-Ericssonを解消したと発表した。業績不振を受けた措置で、それぞれ数億ユーロ

仏シュナイダー、英インベンシス買収で合意

仏エンジニアリング大手のシュナイダー・エレクトリックは7月31日、英同業インベンシスを買収することで合意したと発表した。買収額は34億ポンド(約38億9,000万ユーロ)。業績が低迷しているシュナイダーは、インベンシス買

STマイクロエレクトロニクス(2013年4-6月期決算)

2013年4-6月期(第2四半期)決算の最終損益は1億5,200万ドルの赤字。販売低迷に加えて、エリクソンとの携帯電話用半導体での合弁解消に伴うコストが収益を圧迫した。売上高は4.8%減の20億5,000万ドル。 \

ABB(2013年4-6月期決算)

2013年4-6月期(第2四半期)決算の純利益は7億6,300万ドルで、前年同期から16%増加。米国、中国事業が堅調で売上高が6%増の102億2,500万ドルに伸びたほか、為替変動も有利に働いて収益を押し上げた。 \

Aribus S. A. S.―受注予測引き上げ、今年3度目―

欧州航空機大手のAirbusは19日、2013年の新規受注見通しを1,000機以上に引き上げた。当初は700機を見込んでいたが、受注が好調なため、5月末からこれまでに3度、上方修正を行った。 \ 年初からこれまでの受注機

Nokia Oyj―赤字幅減少―

フィンランドの移動通信機器大手Nokia(エスポー)が18日発表した2013年4-6月期(第2四半期)の営業損益は1億1,500万ユーロの赤字となり、2期連続で赤字となったものの、損出幅は前年同期の8億2,400万ユーロ

Philips―4-6月期最終益3倍に―

電機大手の蘭Philips(アムステルダム)が22日発表した2013年4-6月期(第2四半期)の最終利益は3億1,700万ユーロとなり、前年同期(1億200万ユーロ)の3倍に拡大した。過去2年間のリストラが奏功、特に新興

欧州・中東・北アフリカのPC販売、第2四半期22%減に

IT市場調査会社IDCによると、欧州・中東・北アフリカ(EMEA)市場での第2四半期パソコン(PC)販売台数は前年同期比22.3%減の1,960万台と大きく落ち込んだ。スマートフォンなどの移動通信機器に押されて需要が後退

エレクトロラックス(2013年4-6月期決算)

2013年4-6月期(第2四半期)決算の売上高は前年同期と同水準の267億クローナ(約31億ユーロ)。欧州での販売が不振で伸び悩んだ。純利益は8%増の6億4,200万クローナ。 \

仏シュナイダー、英インベンシス買収で交渉

仏エンジニアリング大手のシュナイダー・エレクトリックは11日、英同業インベンシスの買収に向けた交渉を行っていることを明らかにした。インベンシスによると、シュナイダーは総額33億ポンド(約38億2,000万ユーロ)での買収

Nokia Siemens Networks B.V.―Nokiaが完全子会社に―

通信機器大手のNokiaと電機大手のSiemensは1日、両社の通信ネットワーク機器合弁会社Nokia Siemens Networks(NSN)をNokiaが完全買収することで合意したと発表した。NokiaはSieme

Airbus S. A. S.―A380の亀裂修理を独ドレスデン工場で―

欧州航空機大手のAirbus(トゥールーズ)は超大型機「A380」の主翼の修理を独東部のドレスデン工場で行う。地元紙が報じ、同社が追認した。 \ A380では昨年、翼小骨と翼外板をつなぐ翼小骨脚という合金金具に亀裂が生じ

中国製太陽光パネルに反ダンピング税、欧州委が決定

欧州委員会は8日、中国製の太陽光パネルに暫定的な反ダンピング(不当廉売)税を課すことを決めた。欧州の主要メディアが一斉に報じた。加盟国の承認を経て、6月6日までに実施する見通しだ。 \ 欧州委員会は昨年9月、欧州で太陽光

欧州委がモトローラに異議告知書、アップルとの特許侵害訴訟

米携帯端末大手モトローラ・モビリティが、いわゆる標準必須特許の侵害を理由にドイツで米アップルの製品販売差し止めを求めている問題で欧州委員会は6日、モトローラにEU競争法違反の疑いがあるとして異議告知書を送付したことを明ら

Airbus

欧州航空機大手のAirbusは4月25日、中国国営の中国航空器材集団から航空機60機を受注した。両社は仏オランド大統領の訪中に合わせて基本合意。Airbusは中距離機「A320」を42機、長距離機「A330」を18機、納

フィリップス(2013年1-3月期決算)

2013年1-3月期(第1四半期)決算の純利益は1億6,200万ユーロで、前年同期から12%減少。売上高が為替変動の影響で1%減の52億6,000万ユーロに後退したほか、前年同期にコーヒーメーカー「センセオ」の商標権売却

エレクトロラックス(2013年1-3月期決算)

2013年1-3月期(第1四半期)決算の純利益は3億6,100万クローナ(4,215万ユーロ)で、前年同期から27%減少。販売は北米で伸びたが、欧州で急減し、収益を圧迫された。売上高は2%減の253億クローナ。 \

ABB Ltd―ソーラーインバーター製造の米Power-One買収―

スイスの重電大手ABB(チューリヒ)は22日、米Power-Oneを買収しソーラーインバーター事業に本格参入すると発表した。太陽電池業界では製品価格の大幅下落を受けて企業の倒産や事業撤退が相次いでおり、ABBの今回の決定

Nokia Oyj―再び赤字に―

携帯電話大手のNokia(エスポー)が18日発表した2013年1-3月期(第1四半期)の営業損益は1億5,000万ユーロの赤字となり、黒字転換した前期(4億2,700万ユーロ)から悪化した。前年同期の巨額赤字(13億3,

シーメンスのインベンシス鉄道信号部門買収を承認

欧州委員会は18日、独電機大手のシーメンスが英インベンシスの鉄道信号システム部門インベンシス・レールを買収する計画を承認したと発表した。両社の欧州の鉄道信号システム開発・管理市場で概ね補完的な関係にあり、互いに近い競合相

Meyer Burger AG―売上半減、増資へ―

スイスの太陽電池パネル製造装置メーカーMeyer Burger(トゥーン)が25日発表した2012年の売上高は6億4,524万スイスフランとなり、前年の13億1,504フランから半減した。太陽電池の世界的な供給過剰を背景

エリクソンとSTマイクロ、今秋に合弁解消

スウェーデン通信機器大手エリクソンと欧州半導体最大手STマイクロエレクトロニクスは18日、携帯電話用半導体での合弁を今秋までに解消すると発表した。これに伴い、エリクソンは約4億ユーロ、STマイクロエレクトロニクスは最大3

Ericsson―ST Microelectronicsとの合弁解消―

スウェーデンの通信機器大手Ericssonと欧州半導体最大手ST Microelectronicsは18日、携帯電話機用チップ分野の合弁会社ST-Ericssonを今秋までに解消すると発表した。主要顧客Nokiaの業績悪

EADS N.V.―12年は29%の営業増益に―

欧州航空宇宙大手のEADS(ライデン)が2月27日発表した2012年12月期決算の営業利益(EBIT)は21億8,600万ユーロとなり、前期比で29%増加した。超大型機「A380」の修理コストや軍需部門Cassidian

EADS―軍需部門がブラジル合弁解消―

欧州航空宇宙大手EADSの軍需・セキュリティシステム部門Cassidianがブラジルの複合企業Odebrechtとの合弁を解消する。ブラジル政府が軍需関連入札の条件を昨年変更したため、合弁を継続する意味がなくなったという

キヤノンのIRIS買収を承認

欧州委員会は18日、キヤノンがベルギーのOA機器メーカー、IRISを買収する計画を承認したと発表した。キヤノンは昨年9月、欧州部門のキヤノンヨーロッパを通じて、17%を出資するIRISの残り株を株式公開買付で取得する方針

ABB Ltd―2012年は15%の最終減益に―

スイスの重電大手ABB(チューリヒ)が14日発表した2012年12月期決算の最終利益は前期比15%減の27億400万米ドルに縮小した。電力設備部門で減損処理を実施したことが響いた格好で、営業利益(EBIT)も13%減の4

Fujitsu Technology Solutions GmbH―事業再編へ―

富士通の欧州IT子会社Fujitsu Technology Solutions(FTS)は7日、事業再編計画を発表した。市場環境の変化を踏まえ製品ポートフォリオを見直すほか、年間コストを1億5,000万ユーロ圧縮する考え

フィリップス、船井電機に音響機器事業など売却

電機大手のフィリップス(オランダ)は1月29日、音響機器などエンターテイメント事業を船井電機に1億5,000万ユーロで売却することで合意したと発表した。収益力の高い事業に集中する戦略の一環。年末までの売却手続き完了を見込

STマイクロ、合弁解消コストは5億ドル

欧州半導体最大手のSTマイクロエレクトロニクスは1日、スウェーデン通信機器大手エリクソンとの合弁解消に必要なコストが最大5億ドルの上るとの見通しを示した。 \ STマイクロエレクトロニクスは2009年、エリクソンと携帯電

エリクソン(2012年10-12月期決算)

22012年10-12月期(第4四半期)決算で64億6,000万クローナ(約7億5,000万ユーロ)の純損失を計上し、前年同期の黒字(11億5,000万クローナ)から赤字に転落。合弁会社「STエリクソン」の評価損が響いた

Logitech international S.A.―10-12月期、赤字転落―

パソコン周辺機器メーカーのLogitech(スイス・モルジュ)が23日発表した2012年10-12月期(第3四半期)決算の最終損益は1億9,494万米ドルの赤字となり、前年同期の黒字(5,533万ドル)から大幅に悪化した

ノキア(2012年10-12月期決算)

2012年10-12月期(第4四半期)決算の最終損益は2億200万ユーロの黒字。前年同期のような特損がなかったことで収益が改善し、7期ぶりの黒字となった。ただ、販売は不振で、売上高は22%減の80億4,000万ユーロに後

Nokia Oyj―携帯電話機部門が第4四半期に営業黒字化―

フィンランドの通信機器大手Nokia(エスポー)は10日、携帯電話機部門の営業損益が2012年10-12月期(第4四半期)に黒字転換したとの見通しを明らかにした。コスト削減と、これまで振るわなかったスマートフォン販売が拡

サムスン電子に異議告知書、3G通信規格の特許めぐり

欧州委員会は21日、韓国のサムスン電子が欧州各国で携帯電話の通信規格に関連した特許侵害で米アップルを提訴している問題で、サムスンの行為はEU競争法で禁止された市場支配的地位の乱用に当たるとの暫定的な見解をまとめ、同社に対

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