EU東方拡大の現状

EUとグルジア・モルドバ、6月に連合協定正式調印

EUは14日、グルジアおよびモルドバとの連合協定に6月27日に正式調印すると発表した。旧ソ連諸国との関係を強化することで、クリミア編入を足がかりに勢力圏の再構築を狙う動きを見せるロシアを封じ込めたい考えだ。 EUは昨年1 […]

トルコとビザ規制撤廃の交渉開始で合意、17年にも実現へ

トルコとEUは12月16日、トルコ市民がEU加盟国を訪問する際の査証(ビザ)取得免除に向けた交渉を開始することで合意した。EUがトルコを経由して流入した不法移民を同国に強制送還することができる協定の調印に伴うもので、早け

セルビアとの加盟交渉、21日に開始

EU加盟国は12月17日に開いた欧州問題担当相理事会で、セルビアとの加盟交渉を2014年1月21日に開始することを決めた。EUはセルビアとの加盟交渉開始を承認していたが、具体的なスケジュールは固まっていなかった。 \ セ

EUとコソボ、SAA協定締結の交渉開始

EUとコソボは10月28日、EU加盟の前段階である「安定化・連合協定(SAA)」の締結に向けた交渉を開始した。来春の交渉完了、夏頃の締結合意を目指して協議を進める。 \ コソボは2008年、セルビアからの独立を一方的に宣

EUが対ボスニア制裁に着手、憲法改正問題で

欧州委員会のフューレ委員(EU拡大担当)は10日、ボスニア・ヘルツェゴビナがEU加盟に向けた国内改革の一環として、少数民族が政府の要職に就くことを禁止する憲法を改正することで合意したと発表した問題について、実際には合意に

ブレア元首相がアルバニアの顧問に、EU加盟へ助言

EU加盟を目指すアルバニア政府は3日、ブレア元英首相が顧問となり、同国のEU加盟に向けた助言やロビー活動を行うと発表した。欧州政界に多くの人脈を持ち、カリスマ的人気を誇るブレア氏の影響力を使い、こう着状態にある加盟手続き

ボスニアがEU加盟へ前進か、民族差別是正の合意で

ボスニア・ヘルツェゴビナの主要政党は1日、EU加盟に向けた改革の一環として、少数民族が政府の要職に就くことを禁止する憲法を改正することで合意した。同規制はEUが見直しを求めていたもので、今回の合意によってEUが加盟候補国

EU、クロアチア制裁手続きを開始

欧州連合(EU)の欧州委員会は18日、今年7月に加盟したばかりのクロアチアに対する制裁手続きを正式に開始した。犯罪者の身柄引き渡しに関する欧州法への違反を理由としている。この問題に対するEU加盟国政府の立場を聞いたうえで

アルメニア、ロシア関税同盟加盟へ

アルメニア政府は19日、ロシア、ベラルーシ、カザフスタンで作る関税同盟への加盟準備を実行に移すことを閣議決定した。これにより、11月に予定されていた欧州連合(EU)との連合協定締結の可能性がなくなった。 \ この背景には

コソボが国際電話で独自の国番号、セルビアの譲歩で合意

セルビアとコソボは8日に開いた関係正常化協議で、コソボが国際電話で独自の国番号を持つことで合意した。コソボを独立国として承認していないセルビアが、EUとの加盟交渉開始に必要な関係正常化を進めるため譲歩した格好となる。 \

露プーチン大統領、ウクライナのEU接近を牽制

EU加盟や欧州との経済統合を目指すウクライナと、それを阻止したいロシアの間で通商摩擦が生じている。ロシアは今月中旬、ウクライナから輸入されるほぼすべての品目を対象に、事実上の輸入禁止措置を実施。EUからの非難や国内産業へ

クロアチアがEU加盟、28カ国体制に拡大

クロアチアが1日、EUに正式加盟した。EU拡大は6年ぶりで、加盟国は28カ国に増える。旧ユーゴ諸国のEU入りは、04年に加盟したスロベニアに続く2カ国目となる。 \ クリアチアの首都ザグレブのイェラチッチ広場では、30日

トルコ加盟交渉再開で合意、実際の交渉は先送り

EU加盟国は6月24、25日にルクセンブルクで開いた総務相理事会で、凍結状態にあるトルコとの加盟交渉を再開することで合意した。ただし、同国の反政府デモに対するエルドアン政権の強権的な姿勢をドイツなどが批判していることを受

セルビアとの加盟交渉開始、首脳会議で承認

EU首脳会議は6月28日、セルビアとの加盟交渉を来年1月までに開始することを承認した。また、コソボとEU加盟の前段階である「安定化・連合協定(SAA)」の締結に向けた交渉を開始することでも合意した。 \ セルビアは200

トルコとの加盟交渉再開見送りへ、ドイツが拒否権発動

トルコとEUの加盟交渉再開が見送られる見通しとなってきた。反政府デモを実力行使で封じ込めようとする政府の強権的な姿勢にドイツが反発し、26日に予定されていた交渉再開に拒否権を発動したためで、EUとトルコの関係悪化が深まり

ラトビアのユーロ導入が確実に、来年初めから

欧州連合(EU)の欧州委員会は5日、ラトビアによる2014年1月のユーロ導入を認める方針を発表する予定だ。先週まとめた報告書で導入条件を満たしていると認定した。これにより、ラトビアのユーロ参加が事実上確定。ユーロ圏は18

トルコとの加盟交渉、6月に再開へ=EU議長国

EU議長国アイルランドのギルモア外相は5月27日、トルコとEUの加盟交渉が6月に再開されるとの見通しを示した。トルコの加盟に強く反対していたフランスが態度を軟化させたことを受けたもので、加盟交渉は3年ぶりに前進することに

トルコとの加盟交渉、6月に再開へ=EU議長国

EU議長国アイルランドのギルモア外相は27日、トルコとEUの加盟交渉が6月に再開されるとの見通しを示した。トルコの加盟に強く反対していたフランスが態度を軟化させたことを受けたもので、加盟交渉は6年ぶりに前進することになる

チェコ大統領、ユーロ導入を支持

チェコのゼマン大統領は4月24日、訪問中のウィーンでユーロ導入がチェコの利益となるとの立場を示した。欧州連合(EU)への統合に懐疑的なクラウス前大統領との違いを明確にした形だ。早ければ5年後のユーロ参加が可能とみている。

EUとモンテネグロ、「教育・文化」の加盟交渉開始

EUとモンテネグロは15日に行った加盟交渉で、「教育・文化」分野での交渉を開始することで合意したと発表した。交渉開始は2分野目となる。 \ EUとモンテネグロは昨年6月に加盟交渉を開始。35に上る交渉分野のうち、12月に

ドイツ企業の景況感が改善=バルト三国

バルト三国で事業を展開するドイツ企業の景況感が改善していることが、在バルト三国ドイツ商工会議所の調査で分かった。2011年以来、3年連続の改善で、金融危機克服の証ととらえられている。また、ユーロ導入については基本的に支持

ユーロ採用に慎重姿勢=ベルカ中銀総裁

ポーランドがユーロ採用に慎重な姿勢だ。ベルカ中銀総裁はユーロ導入の条件となる「欧州為替変動メカニズムⅡ(ERMⅡ)」への加盟に関して例外的な対応を求める立場で、コモロフスキ大統領もこれに同調している。専門家はこの動きを、

クロアチア企業、ボスニア・ヘルツェゴビナに生産を移管

7月に欧州連合(EU)に加盟するクロアチアの企業が、ボスニア・ヘルツェゴビナへ生産移管を進めている。EU加盟と同時に中欧自由貿易協定(CEFTA)締結国への輸出に関税がかかるようになるためだ。特にCEFTA市場が大きな比

ラトビア、ユーロ導入を正式申請

ラトビアのヴァルディス・ドムブロフスキス首相は22日議会で、来月にユーロ参加を正式に申請する方針を明らかにした。実現すれば2011年のエストニアに続き18番目のユーロ導入国となる。 \ ラトビアは来年初めのユーロ導入を目

ラトビアでユーロ導入支持派が拡大

欧州単一通貨ユーロの導入に賛成するラトビア人が増えている。市場調査会社TNSラトビアが7日発表した最新調査で明らかになった。 \ TNSのイルヴァ・プトゥレ氏によると、15~74歳のユーロ支持率は10月の前回調査に比べて

ルーマニア、2015年のユーロ導入目標見直しか

ルーマニア政府が2015年のユーロ導入目標の見直しに入ったもようだ。政府高官は改革実行に当たって通貨を統制できることが重要とみている。一方、経済関係者らは持続的な経済成長の実現には、もっと時間がかかるとの見方だ。 \ ル

ラトビア、14年のユーロ導入に自信

欧州債務危機が長期化する中、ラトビアは2014年初めのユーロ導入を目指している。ドンブロフスキス首相が英『フィナンシャル・タイムズ』紙に明らかにしたもので、通貨同盟加盟に必要な条件はすべてクリアしているという。実現すれば

バルカン諸国にビザ規制再導入、独仏など6カ国が申請

欧州委員会は15日、ドイツ、フランスなどEU6カ国が、バルカン諸国の旅行者からの渡航者に対するビザ規制の再導入を申請したことを明らかにした。難民申請の急増を受けたもので、6カ国は一時的にビザ規制を復活し、不法移民の流入を

欧州委、マケドニアとの加盟交渉開始など勧告

欧州委員会は10日発表したEU拡大に関する年次報告書で、マケドニアとの加盟交渉開始、アルバニアの加盟候補国認定、コソボとの「安定化・連合協定(SAA)」締結に向けた交渉開始を加盟国に勧告した。 \ マケドニアは2005年

「2015年のユーロ導入目標を堅持」=ルーマニア大統領

ルーマニアのバセスク大統領はこのほど、職務復帰後初のインタビューで、2015年のユーロ導入目標を堅持する立場を示した。ただ、経済専門家は15年の導入は不可能との意見で一致している。このため、大統領発言は政府に改革路線の続

首都圏の都市開発基金を開設、欧州投資銀とBGKが契約

欧州投資銀行(EIB)は8月29日、都市開発基金(UDF)の設定でポーランドの国家経済銀行(BGK)と契約を結んだ発表した。欧州連合(EU)の地域格差縮小を目指すプログラムの一環で、ワルシャワを首都とするマソフシェ県の開

セルビアで新政権発足、EU加盟が最優先課題に

セルビア議会は27日、5月の議会選で第1党になった中道右派のセルビア進歩党を中心とする連立内閣を承認し、新政権が発足した。新首相には第3党の中道左派、セルビア社会党のダチッチ党首が就任した。セルビアは今年3月にEU加盟国

法の支配と司法の独立の確保求める、欧州委がルーマニアに

欧州委員会は18日、ルーマニア.の司法改革、汚職・組織犯罪対策等の進捗状況に関する「協力・検証メカニズム(CVM)」に基づく報告書を発表し、同国が法の支配と司法の独立に関する公約を早急に実施するよう求めた。 \ ルーマニ

ロシア下院、WTO加盟を批准

ロシア下院は10日、同国の世界貿易機関(WTO)加盟を批准した。野党はすべて反対票を投じたが、過半数を占める与党・統一ロシアの賛成で可決した。プーチン大統領の署名を経て、ロシアは156番目の加盟国となる。 \ WTOは昨

ルーマニア議会、大統領の職務停止を可決

ルーマニア議会は6日、トライアン・バセスク大統領が職権を乱用したとして、職務停止を賛成多数で決定した。今月29日に両院の決定の是非を問う国民投票を実施し、過半数が賛成すれば同大統領は罷免される。EUの欧州委員会は、今回の

コソボ、9月に完全独立

コソボの独立を支援するコソボ国際運営グループ(ISG)は2日、ウィーンで開いた会合で9月からのコソボの「完全独立」を決定した。オーストリアのシュピンデレッガー外相が同日明らかにした。ただし、7月2日を以って事実上「国際監

EU、モンテネグロと加盟交渉を開始

欧州連合(EU)が29日、モンテネグロとの加盟交渉を開始した。26日の欧州担当閣僚会議での合意に基づき、27、28日の欧州首脳会議で正式に決定したことを受けたものだ。 \ ルーマニアとブルガリアが加盟の条件となった司法制

EU、モンテネグロとの加盟交渉開始

EU加盟国は6月26日に開いた欧州問題担当相理事会で、EUとモンテネグロの加盟交渉開始で合意した。同決定は29日のEU首脳会議で承認され、加盟交渉の開始が正式に決まった。 \ EUはモンテネグロを2010年に加盟候補国と

セルビア新大統領に右派ニコリッチ氏、EU加盟に悪影響も

セルビアで20日実施された大統領選の決選投票で、右派のトミスラフ・ニコリッチ候補(60)が事前の予想をくつがえし、現職のボリス・タディッチ候補(54)を破って当選した。コソボ問題など政治的な立場が問われた以前の選挙と異な

セルビア大統領選、右派ニコリッチ氏が当選

セルビアで20日実施された大統領選の決選投票は事前の予想をくつがえし、右派のトミスラフ・ニコリッチ候補(60)が現職のボリス・タディッチ候補(54)を破って当選した。コソボ問題など政治的な立場が問われた以前の選挙と異なり

チェコ企業、有限会社が主流

チェコで現在、最も多い企業形態は有限責任会社(LLC)で、LLCの設立が今も増えているという。チェコ産業貿易省傘下の貿易推進機構が17日付けのプレスリリースで発表した。 \ 同プレスリリースによると、30万6,000人の

コソボがEU加盟へ前進、SAA交渉開始手続きに着手

欧州委員会は3月26日、EUとコソボの「安定化・連合協定(SAA)」締結交渉開始に向けた手続きに着手すると発表した。SAAはEU加盟の前段階となる協定。これによりコソボはEU加盟に一歩近づいたことになる。 \ コソボは2

クロアチアがEU加盟条約批准、議会が全会一致で承認

クロアチア議会は9日、EU加盟条約の批准を全会一致で承認した。これにより同国の批准手続きは正式に完了。他の加盟国による批准を経て、2013年7月1日にEU加盟国となる。 \ クロアチアでは昨年12月に加盟条約に調印。1月

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