8カ国電力会社の無償排出枠、欧州委が7月決定へ
欧州委員会はEU排出量取引制度(EU-ETS)で2013年から導入されるオークション方式による排出枠の配分に関連して、発電部門に対する例外措置として域内8カ国の電力会に割り当てる無償排出枠を7月半ばまでに決定するもようだ […]
欧州委員会はEU排出量取引制度(EU-ETS)で2013年から導入されるオークション方式による排出枠の配分に関連して、発電部門に対する例外措置として域内8カ国の電力会に割り当てる無償排出枠を7月半ばまでに決定するもようだ […]
空港運営会社の業界団体である国際空港評議会(ACI)の欧州部会は1月31日、空港の二酸化炭素(CO2)排出削減に自主的に取り組む制度に参加している空港が、EU内の空港の半数に相当する50以上に達したことを明らかにした。
ハンガリー国営航空会社のマレブ・ハンガリー航空は3日、全便の運航を停止したと発表した。政府による支援がEUに禁じられ、資金繰りが悪化したためで、同国を代表するフラッグ・キャリアが存亡の危機を迎えている。 \ 赤字経営が続
仏通信最大手のフランステレコムは3日、携帯電話サービス部門オレンジのオーストリア子会社「オレンジ・オーストリア」を香港のコングロマリット、ハチソン・ワンポアに売却することで合意したと発表した。売却額は13億ユーロ。 \
スイスの大手資源商社グレンコアと鉱山大手エクストラータは2日、合併交渉を行っていることを明らかにした。コスト削減が狙いで、実現すると世界4位の鉱山資源会社が誕生する見通しだ。最終的に合併に踏み切るかどうかは両社が上場する
鉄鋼系複合企業の独ティッセンクルップは1月31日、ステンレス鋼事業をフィンランドのステンレス大手オウトクンプに売却することで基本合意したと発表した。独禁当局などの承認を経て取引が成立すると、オウトクンプの売上高は約40億
欧州エンジニアリング大手のABB(スイス)は1月30日、米同業トーマス・アンド・ベッツを総額39億ドルで買収することで合意したと発表した。トーマス・アンド・ベッツはコネクターやケーブルダクトなど低圧機器に強みを持つメーカ
スペインの航空会社スパンエアーが経営破たんし、1月30日に地元裁判所に破産手続きを申請した。最近のスペインの航空会社の破たんは、2006年のエア・マドリード、09年のエア・コメットに続く3件目となる。 \ スパンエアーは
2011年12月通期決算の税引き前利益は54億ユーロとなり、前年の40億ユーロから35%増加した。個人・資産運用ビジネス(PCAM)事業が好調で過去最高の37億ユーロを記録。法人・機関投資家向けビジネス(CIB)の不振を
2011年12月通期決算の純利益は13億ユーロで、前年の5億2,000万ユーロから急増。経営統合した米クライスラーや、高級車部門「フェラーリ」「アルファロメオ」の販売が好調で、収益が拡大した。売上高は66%増の595億ユ
2011年12月通期決算の純利益は309億2,000万ドルで、前年から54%増加。原油価格の上昇が収益を押し上げた。10-12月期の純利益は前年同期比4%減の65億ドル。 \
2011年10-12月期(第4四半期)決算の純利益は4,700万ユーロで、前年同期から98%減少。不動産向け融資の焦げ付きに対する引当金が18億ユーロ以上に膨らみ、収益を押し下げた。12月通期の純利益は前年比35%減の5
2011年10-12月期(第4四半期)決算で1億3,900万ユーロの純損失を計上し、前年同期の黒字(9億3,900万ユーロ)から赤字に転落。不振の米国事業ののれん代償却、貸倒引当金の増大が収益を圧迫した。12月通期は30
2011年10-12月期(第4四半期)決算で1億6,200万ユーロの純損失を計上し、前年同期の黒字(4億6,300万ユーロ)から赤字に転落。照明、医療機器部門の販売不振に加え、中国企業への売却を決めたテレビ部門の評価損な
2011年10-12月期(第4四半期)決算の純利益は47億2,000万クローナ(約5億3,000万ユーロ)で、前年同期から46%増加。トラック販売が全地域で伸び、収益を押し上げた。売上高は18%増の865億クローナで、乗
財政危機に陥っているギリシャに対するEU・国際通貨基金(IMF)の第2次支援実施をめぐり、ドイツが条件として、ギリシャが予算管理権を放棄し、ユーロ圏に委ねることを求めていることが分かった。27日付の英フィナンシャル・タイ
EU加盟国は24日の財務相理事会で、ハンガリーが財政健全化の努力を怠り、EUの財政規律を定めた安定・成長協定に違反したと認定し、制裁に向けた手続きを進めることを決めた。欧州委員会が制裁を勧告すれば、財務相理で過半数が反対
財政危機でEUなどから金融支援を受けているアイルランド政府は25日、2014年1月に償還期限を迎える118億ユーロの国債のうち35億2,000万ユーロについて、新発債との交換による借り換えに成功した。市場での国債発行は2
国際通貨基金(IMF)は24日発表した最新の「世界経済見通し」で、ユーロ圏の2012年の予想成長率をマイナス0.5%とし、前回予測(9月)のプラス1.1%から大幅に下方修正した。信用不安による国債利回りの上昇、銀行の貸し
大手格付け会社のフィッチ・レーティングスは27日、イタリアなどユーロ圏5カ国の長期信用格付けを引き下げたと発表した。ユーロ圏の信用不安に加え、景気停滞で銀行の資金繰りが悪化し、各国の資金調達が難しくなるとの見通しに基づく
チェコ政府は25日の閣議で、EUの合意に沿って国際通貨基金(IMF)に15億ユーロを追加拠出することを決めた。チェコ中央銀行の外貨準備から、融資の形で提供する。 \ EUは12月の首脳会議で、ユーロ圏の信用不安に対するI
ブルガリア政府は25日、「シェンゲン協定」加盟国が発給したビザ(査証)の保有者に対して、ブルガリア入国時のビザ取得を免除すると発表した。ブルガリアはシェンゲン協定に加盟していないが、観光客誘致のため旅行制限を緩和する。
EU加盟国は23日に開いた外相理事会で、核開発を続けるイランに対する追加制裁措置として、イラン産原油の輸入を禁止することを正式決定した。輸入の新規契約を即時に禁止。契約済みの輸入についても7月1日から禁止する。イラン産原
EU加盟国は24日に開いた経済・財務理事会で、店頭市場で取引される金融派生商品(デリバティブ)に対する監視強化を目的とした新規制の修正案で合意した。すでに合意していた案と比べて、欧州証券監督機構(ESMA)の権限を強化す
EU司法裁判所は26日、非正規雇用における有期雇用契約に関連して、労働力の代替が一時的な需要ではなく、「くり返し」あるいは「恒常的」に代替が必要な場合にも、有期契約の更新が正当化されるとの見解をまとめた。これはドイツで提
米製薬大手ファイザーのED(勃起不全)治療薬「バイアグラ」に酷似した名称の栄養ドリンクの商標登録を、欧州共同体商標意匠庁(OHIM)が却下したのは不当だとしてポーランドの飲料メーカーが訴えていた問題で、欧州司法裁判所の第
欧州委員会は26日、アイルランドと英国が域内における天然ガス輸送網の利用条件を定めたEU規則を順守していないとして、両国政府を欧州司法裁判所に提訴すると発表した。北アイルランドとアイルランドおよびスコットランドと北アイル
EU統計局ユーロスタットが24日発表した2011年11月の製造業受注統計によると、ユーロ圏の新規受注は前年同月比で2.7%減少した。受注減少は2009年11月以来。前月は1.5%増だった。(表参照) \ 分野別では非耐久
欧州委員会は27日、航空連合「スカイチーム」に加盟する欧州航空大手エールフランス-KLM、アリタリア、米デルタが、欧州と北米を結ぶ太平洋路線での提携がEU競争法に違反する疑いがあるとして、調査を開始したと発表した。 \
欧州を中心に15カ国でショッピングサイトを運営する仏トエンガ(Twenga)は24日、米グーグルがネット検索市場での優越的な地位を利用してライバルを締め出そうとしているとして、欧州委員会に苦情を申し立てたことを明らかにし
欧州委員会は25日、ドイツの郵便・物流大手ドイツポストに対し、同社がドイツ政府から受けた公的支援の一部が違法な国家補助に当たるとして、最高10億ユーロを返還するよう求めた。 \ 欧州委は、ドイツポストが郵政民営化後も国内
欧州委員会は25日、インターネット上の個人情報保護を強化するための包括的な規制案をまとめた。EUが1995年に導入した「データ保護指令」の改正版となるもので、オンラインサービスの利用者がネット事業者に自分に関するデータの
欧州委員会は26日、独仏などEU13カ国に対して、採卵鶏を虐待しているとして警告状を送付した。対象国が2カ月以内に是正措置を講じなければ、法的手続きを開始する。 \ EUは1999年、採卵鶏に過剰なストレスを与えないため
スイス製薬大手のロシュは25日、遺伝子解析機器メーカーの米イルミナの買収に乗り出すと発表した。イルミナ側が買収交渉に応じなかったことから、敵対的な株式公開買い付け(TOB)を仕掛け、経営権の取得を目指す。 \ ロシュはT
中国自動車大手の長城汽車がブルガリアに新設した工場が、2月21日に本格操業を開始する。同事業で提携する同国のリテックス・モーターズが26日明らかにした。中国の自動車メーカーによる欧州での生産は初めてとなる。 \ ブルガリ
ドイツのIfo経済研究所が25日発表した2012年1月の独企業景況感指数(2005年=100)は108.3となり、前月の107.3から1ポイント上昇した。改善は3カ月連続で、Ifoのハンスヴェルナー・ジン所長は「ドイツ経
2011年10-12月期(第1四半期)決算の純利益は14億5,700万ユーロで、前年同期から17%減少。風力発電、鉄道関連のプロジェクトが停滞しているほか、信用不安に直面する欧州で受注が減り、収益を圧迫した。売上高は3%
2011年12月通期決算の純利益は前年比90%増の34億4,100万ユーロで、過去最高益を記録。販売業績が好調だったほか、競合オラクルとの係争に伴う引当金を取り崩したことがプラスに働いた。売上高は14%増の142億3,2
2011年12月通期決算で12億ユーロの純損失を計上し、前年の黒字(18億ユーロ)から赤字に転落。米マイクロソフトの基本ソフト(OS)「ウィンドウズ」を搭載したスマートフォンを投入したものの、従来型製品の販売が不振で収益
2011年10-12月期(第4四半期)決算の純利益は11億5,000万クローナ(約1億3,080万ユーロ)で、前年同期から73%減少。売上高は1.4%増の637億クローナに拡大したが、通信会社の事業環境悪化で利ざやが圧縮
2011年11月通期決算の純利益は158億2,000万クローナ(約17億9,000万ユーロ)で、前年から15%減少。266店舗の新規展開、5カ国への参入で売上高は1.5%増の1,288億クローナに伸びたが、綿など原材料価
2011年10-12月期(第4四半期)決算の純利益は7億8,500万ユーロで、前年同期から2%増加。欧州の債務危機の影響が軽微だったほか、合理化によるコスト削減もあって、小幅ながら増益を確保した。12月通期の純利益は26
大手格付け会社の米スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は16日、財政危機に陥ったユーロ参加国に緊急金融支援を行うEUの「欧州金融安定基金(EFSF)」の長期信用格付けを最上級の「トリプルA(AAA)」から1
ユーロ圏9カ国と「欧州金融安定基金(EFSF)」はスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)によって格下げされたが、これまでのところ市場は冷静に対応しており、関係国とEFSFの資金調達に悪影響は出てない。 \ E
国際通貨基金(IMF)は18日、ユーロ圏の信用不安に対応するため、融資能力を最大5,000億米ドル増強することを目指す意向を表明した。すでにEUが総額1,500億ユーロ(約1,920億ドル)を拠出することを決めており、残
欧州委員会は17日、ハンガリーで今月施行された中央銀行の機構改革などに関する法律がEU法に違反するとして、同国政府に是正を求める手続きを開始したと発表した。1カ月以内にハンガリー側が関連法の修正などの措置を講じない場合、
欧州委員会と国際通貨基金(IMF)、欧州中央銀行(ECB)は19日、財政危機でEUとIMFから金融支援を受けているアイルランドの財政再建が順調に進んでおり、2011年の財政赤字削減目標を達成したと発表した。 \ 1月10
イタリア政府は20日、規制緩和による競争促進策を柱とする成長戦略を閣議決定した。厳しい緊縮財政で経済成長が落ち込むなか、医薬品販売、エネルギー、保険、交通など幅広い分野で新規参入を促し、経済を活性化して早期の財政健全化を
EU統計局ユーロスタットが17日発表した2011年12月の消費者物価統計によると、ユーロ圏のインフレ率(確定値)は前年同月比2.7%となり、速報値の2.8%から0.1ポイント下方修正された。インフレ率は依然として欧州中央