ユーロ圏の小売業売上高、12月は2%増
EU統計局ユーロスタットがこのほど発表したユーロ圏の2021年12月の小売業売上高(速報値・数量ベース)は前年同月比2.0%増となり、上げ幅は前月の8.2%を大きく下回った。(表参照) 分野別では食品・飲料・たばこが1. […]
EU統計局ユーロスタットがこのほど発表したユーロ圏の2021年12月の小売業売上高(速報値・数量ベース)は前年同月比2.0%増となり、上げ幅は前月の8.2%を大きく下回った。(表参照) 分野別では食品・飲料・たばこが1. […]
EU統計局ユーロスタットがこのほど発表したユーロ圏の2021年12月の生産者物価(建設業を除く)は前年同月比で26.2%の上昇となった。原油や天然ガスなどエネルギーの価格高騰が物価を大きく押し上げる状況が続いている。(表
ベルギー政府は1日、エネルギー価格高騰による家計圧迫を軽減するため、電気料金の付加価値税(VAT)の税率を21%から6.0%に引き下げると発表した。3月1日から7月1日まで実施する。 EUではフランスとスペインが光熱費の
欧州委員会がこのほど発表したユーロ圏の1月の景況感指数(ESI、標準値100)は112.7となり、前月の113.8から1.1ポイント下落した。低下は3カ月連続。新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の感染拡大、
EU統計局ユーロスタットが1月31日に発表した2021年10~12月期のユーロ圏の域内総生産(GDP、速報値)は実質ベースで前期比0.3%増となり、3四半期連続でプラス成長を維持した。ただ、伸び率は新型コロナウイルスの新
欧州中央銀行(ECB)は3日に開いた定例政策理事会で、12月に決めた金融政策の維持を決めた。政策金利を据え置いたほか、コロナ禍対応として実施している緊急資産購入プログラムを予定通り3月末に打ち切る。一方、ラガルド総裁は記
EU統計局ユーロスタットが2日に発表したユーロ圏の1月のインフレ率(速報値)は前年同月比5.1%だった。前月の5.0%を上回り、過去最高を更新した。エネルギー価格が高水準にあることで物価急上昇に歯止めがかからない状況が続
欧州委員会は2日、環境問題の解決に貢献する持続可能な経済活動かどうかを仕分ける「EUタクソノミー」をめぐり、一定の条件下で原子力と天然ガスを脱炭素化に貢献するグリーンな投資対象と認定する委任規則の最終案を発表した。両エネ
欧州委員会は3日、新型コロナウイルスワクチン接種などを証明する「EUデジタルCOVID証明書」の適用期間を1年延長する方針を発表した。欧州では変異ウイルス「オミクロン」が猛威を振るう中、ワクチンの追加接種が進んだことなど
世界保健機関(WHO)のクルーゲ欧州地域事務局長は3日、欧州では今後、新型コロナウイルスの感染状況が長期的に落ち着き、「永続的な平和」がもたらされる可能性があるとの見解を示した。ワクチン接種が進んだことや、現在の感染は重
欧州会計監査院(CEA)は1月31日、EUのエネルギー課税やエネルギー補助金に関する報告書を公表した。課税制度に関しては、エネルギー源ごとの温室効果ガス排出量が税率に反映されておらず、EUが進める気候変動政策との整合性が
EU統計局ユーロスタットが1日に発表したユーロ圏の2021年12月の失業率は7.0%だった。前月から0.1ポイント低下し、統計を開始した1998年4月以降で最低の水準となった。新型コロナウイルス感染拡大で打撃を受けた経済
欧州自動車工業会(ACEA)が2日発表した2021年の新車(乗用車)販売統計によると、EU域内(マルタを除く26カ国)での純電気自動車(バッテリー式電気自動車=BEV)の販売台数は前年比63.1%増の87万8,432台と
欧州委員会は27日、リトアニアに対する中国の差別的な貿易慣行がEU単一市場にも悪影響を及ぼしているとして、世界貿易機関(WTO)に提訴したと発表した。中国は台湾との関係を深めるリトアニアへの圧力を強めており、EUとして不
欧州委員会のブルトン委員(域内市場担当)は27日、世界的な半導体不足を踏まえ、数百億ユーロを投じて域内の半導体産業を強化する方針を示した。EUは2030年までに世界の半導体市場におけるシェアを現在の10%から20%に引き
スウェーデン政府は27日、原子力発電所から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場を同国南部のフォルスマルクに建設する計画を承認したと発表した。建設が始まれば、フィンランドに続いて世界で2例目となる。2030年代
EUの欧州銀行監督機構(EBA)は24日、域内の銀行に環境や社会問題、ガバナンス(企業統治)に関連したリスクについての情報開示を義務付けるルールを補完する実施技術基準(Implementing Technical Sta
フランス国立統計経済研究所(INSEE)が28日に発表した2021年10~12月期の国内総生産(GDP)は前期比0.7%増だった。伸び率は前期の3.1%を下回ったものの、3四半期連続のプラス成長となった。 21年通期のG
国際通貨基金(IMF)は25日に発表した最新の世界経済見通しで、ユーロ圏の2022年の予想成長率を3.9%とし、前回(21年10月)の4.3%から0.4ポイント下方修正した。新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株
EU統計局ユーロスタットがこのほど発表したユーロ圏の2021年11月の建設業生産高(季節調整済み、速報値)は前年同月比0.5%増となり、3カ月連続で伸びた。ただ、上げ幅は前月の3.6%から大きく縮小した。(表参照) 分野
欧州司法裁判所の一般裁判所(下級審に相当)は26日、米半導体大手インテルがEU競争法に違反したとして欧州委員会が同社に巨額の制裁金を科した問題で、同決定を無効とする判決を下した。EU競争法を厳格に適用し、違反企業に巨額の
欧州で新型コロナウイルスの感染拡大を抑えるための規制を緩和する動きが広がっている。多くの国で伝播性の高い変異ウイルス「オミクロン」による感染拡大が続いているが、デルタなどと比べて重症化しにくいことや、ワクチンの追加接種が
EU加盟国は25日に開いた総務理事会で、新型コロナウイルス感染拡大を受けて導入した域内間の旅行に関するルールをめぐる新たな勧告を採択した。ワクチン接種などの証明書を持つ人の自由な移動を認める制度を軽視する国がある状況を解
EUの欧州医薬品庁(EMA)は27日、米製薬大手ファイザーが開発した新型コロナウイルスの経口治療薬「パクスロビド」の域内での販売承認を勧告した。欧州委員会の承認を経て正式承認される。新型コロナの飲み薬の承認はEUで初とな
欧州議会は20日の本会議で、インターネット上で利用者とサービスや商品を仲介する事業者に対する新たな規制案「デジタルサービス法(DSA)」の修正案を賛成多数で可決した。欧州委員会が提示した原案に対し、広告を目的とするデータ
欧州委員会のマクギネス委員(金融サービス・金融安定・資本市場同盟担当)は18日、英国に拠点を置く中央清算機関(CCP)がEU域内の顧客向けのユーロ建てデリバティブ取引決済業務を2025年6月末まで継続することを認める方針
欧州自動車工業会(ACEA)が18日に発表したEU(マルタを除く26カ国)の2021年の新車乗用車の販売(登録)台数は970万192台となり、前年から2.4%減少した。半導体不足に伴う生産制約が響き、新型コロナウイルス感
欧州委員会は17日、日米など5カ国の鉄鋼メーカーがEUに輸出している方向性電磁鋼板に対する反ダンピング(不当廉売)措置を5年間延長すると発表した。撤廃すると5カ国から安値の製品が流入し、域内の鉄鋼企業に打撃を与えると判断
英国がEUと締結した離脱協定のうち、英領北アイルランドで導入された通商ルールの見直しを求めている問題で、EUが2月末までの合意を目指していることが分かった。5月に北アイルランドで実施される議会選挙で、同問題が大きな争点と
EUに加盟するブルガリアと加盟を目指す北マケドニア(旧マケドニア)の関係悪化が、両国で新政権が発足したことで改善する見通しだ。両国は18日の首脳会談で、ブルガリアが北マケドニアのEU加盟交渉開始に反対している問題について
EUは21日、オンライン形式で臨時の保健相会合を開き、新型コロナウイルスワクチンの4回目の接種が必要になる事態に備えて準備を進める方針を確認した。感染力の強い変異株「オミクロン」が猛威を振るうなか、EU各国は接種完了者に
オーストリアで20日、18歳以上の成人に新型コロナウイルスワクチンの接種を義務付ける法案が議会の下院(国民議会)で可決された。上院の承認を経て2月1日から施行される。全成人を対象とする接種義務化はEUで初となる。 義務化
EUの欧州議会は18日に開いた本会議で、先ごろ死去したサッソリ議長の後任となる新議長に、マルタ出身のロベルタ・メツォラ氏(43)氏を選出した。女性議長は3人目。史上最年少の議長となる。任期は2年半。 メツォラ氏は欧州議会
EU統計局ユーロスタットが20日に発表した2021年12月の消費者物価統計によると、ユーロ圏のインフレ率(確定値)は速報値と同じ前年同月比5.0%だった。前月の4.9%を上回り、過去最高を更新した。(表参照) 分野別では
EU統計局ユーロスタットが12日に発表したユーロ圏の2021年11月の鉱工業生産指数(季節調整済み、速報値)は前月比2.3%の上昇となった。プラスになるのは4カ月ぶり。10月は速報値でプラス1.1%だったが、マイナス1.
EU統計局ユーロスタットが14日に発表した2021年11月の貿易収支(速報値、季節調整前)統計によると、ユーロ圏の収支は15億ユーロの赤字だった。輸入の伸びが輸出を大きく上回り、前年同月の黒字(250億ユーロ)から悪化し
英国がEU離脱協定に盛り込まれた「北アイルランド議定書」の大幅な見直しを求めている問題をめぐるEUと同国政府の協議が、13日に再開された。進展はなかったものの、英国の代表が対EU強硬派のフロスト内閣府担当相からトラス外相
世界保健機関(WHO)のハンス・クルーゲ欧州地域事務局長は11日、欧州では今後6~8週間で人口の半数以上が新型コロナウイルスの新たな変異型「オミクロン株」に感染する恐れがあるとの見通しを示した。一方、ワクチンの有効性も強
感染力が高い新型コロナウイルスのオミクロン変異体が急速に広がっている欧州で、感染者や濃厚接触者の隔離期間を短縮する動きが相次いでいる。オミクロンの潜伏期間が従来株より短いことや、ワクチンの普及で重症化が抑えられていること
EUの欧州医薬品庁(EMA)は11日、新型コロナウイルスワクチンの追加接種(ブースター接種)を4カ月程度の短い間隔で繰り返すことについて、ワクチン戦略としての持続性に懸念があるとの見解を示した。1回目の追加接種の重要性を
欧州委員会は13日、韓国造船大手の現代重工業が大宇造船海洋を買収する計画を承認しないと発表した。誕生する新会社が液化天然ガス(LNG)運搬船で大きなシェアを握り、同市場の健全な競争が損なわれると判断した。 現代重工は20
EUの欧州議会のサッソリ議長(65)が11日、入院先のイタリアの病院で死去した。同氏は昨年に体調が悪化し、欧州議会の報道官は10日、免疫不全による深刻な合併症で12月26日から入院し、公務をとりやめたことを明らかにしてい
ドイツ連邦統計局が14日に発表した2021年の国内総生産(GDP、速報値)は物価調整後の実質ベースで前年比2.7%増となり、2年ぶりにプラス成長を記録した。内需と外需がともに伸びた。ただ、新型コロナウイルス感染拡大の局面
ベルギーの環境団体トランスポート&エンバイロメント(T&E)は13日、2023年から海運業をEU排出量取引制度(EU-ETS)の適用対象とする欧州委員会の提案について、小型商船や漁船などを対象から除外する原案の
欧州委員会は12日、南太平洋の島国バヌアツの市民がEUに渡航する際のビザ(査証)取得を免除する措置を部分的に停止すると発表した。同国が「ゴールデンパスポート」制度に基づき、外国人に市民権を乱発していることを問題視したもの
EU統計局ユーロスタットが10日に発表したユーロ圏の2021年11月の失業率は7.2%となり、前月から0.1ポイント低下した。同月には欧州で新型コロナウイルス感染が急拡大したが、雇用改善が進み、失業率は前年同月の8.1%
欧州委員会は12月22日、事業実態のないペーパーカンパニー(抜け殻会社)を悪用した脱税の封じ込め向けた法案(指令案)を発表した。EU共通の基準を設けて域内のペーパーカンパニーをあぶり出し、税制上の優遇措置を受けることがで
EUで4日、タトゥー(入れ墨)の着色用インクに含まれる数千種類の化学物質の使用を禁止する新たな規制が施行された。国ごとに異なるルールをEU全体で統一し、幅広い物質を規制の対象とすることで、がんなどの健康被害を防ぐのが狙い
ドイツ連邦銀行(中銀)の次期総裁に元理事のヨアヒム・ナーゲル氏(55)が就任する。クリスティアン・リントナー財務相が20日、明かにした。自己都合で退任するイェンス・ヴァイトマン総裁の後任として1月1日付で就任する予定だ。
EU統計局ユーロスタットが6日に発表したユーロ圏の2021年11月の生産者物価(建設業を除く)は前年同月比で23.7%の上昇となった。原油や天然ガスなどエネルギーの価格高騰が物価を大きく押し上げる状況が続いている。(表参