2013/6/19

CIS諸国

ベラルーシMTZ、政府補助活用でロシア販売促進ねらう

この記事の要約

ベラルーシのトラクター大手、ミンスクトラクター工場(MTZ)は、ベラルーシ政府の補助制度を利用したロシアでの販売を開始した。国営ベルタ通信が13日伝えた。\ この制度は、ベラルーシ産製品を購入するロシアの消費者向けにズベ […]

ベラルーシのトラクター大手、ミンスクトラクター工場(MTZ)は、ベラルーシ政府の補助制度を利用したロシアでの販売を開始した。国営ベルタ通信が13日伝えた。

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この制度は、ベラルーシ産製品を購入するロシアの消費者向けにズベルバンクとVTBの大手銀行2行が提供するローン金利の一部をベラルーシ政府が一部負担するというもの。MTZは、「ロシアの農業機械市場は不利な状況だが、MTZトラクターのプロモーションのため、金融制度をはじめとするあらゆる手段を活用する」と述べた。また、製品のメンテナンス体制を強化するため、認定代理店の数を増やす方針も明らかにした。

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ロシアはMTZにとって最大の輸出先だが、輸出台数は減少している。同国では昨年、作物が不作だったことに加えてローン金利の上昇や、世界貿易機関(WTO)加盟に伴う農業補助制度の見直しなどにより、トラクター需要に逆風が吹いている。

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MTZは今年1~4月に1万5,193台のトラクターおよびノックダウンキットを輸出。うちロシアは8,023台を占めた。

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