2014/7/9

ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ

エリクソン、ルーマニア2社からサービス業務を受注

この記事の要約

スウェーデンの通信機器メーカー、エリクソンは1日、ルーマニアの通信大手ロムテレコムとコスモートの2社からマネージドサービス業務を受注したと発表した。固定・移動通信網の運用管理・保守業務などを請け負う。契約期間は7年。契約 […]

スウェーデンの通信機器メーカー、エリクソンは1日、ルーマニアの通信大手ロムテレコムとコスモートの2社からマネージドサービス業務を受注したと発表した。固定・移動通信網の運用管理・保守業務などを請け負う。契約期間は7年。契約額は明らかにしていない。

ロムテレコムとコスモートはいずれもギリシャ通信最大手ヘレニック・テレコミュニケーションズ(OTE)の子会社。ロムテレコムはルーマニア最大の通信会社で、13年売上高は6億950万ユーロ。コスモートはオレンジ・ルーマニア、ボーダフォン・ルーマニアに次ぐ同国3位の携帯電話サービス会社。13年売上高は4億5,850万ユーロだった。

今回の入札では仏アルカテル・ルーセントや中国・華為技術など強豪が参加していたが、エリクソンは競合を押さえて受注を勝ち取った。

エリクソンは今回の契約に伴い、ロムテレコムとコスモートの従業員730人をルーマニアにあるグローバル・サービスセンターの従業員として引き継いだ。同センターは世界4カ国に設置されており、の1つがあり、戦略的にも重要な位置を占める。