2014/7/9

ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ

英ボーダフォン、ルーマニアでシェアード・サービス・センターを開所

この記事の要約

英通信大手のボーダフォンは2日、ブカレストでシェアード・サービス・センター(SSC)の開所式を行った。初期投資額は約500万英ポンド(625万ユーロ)。地元紙の報道によると、ルーマニア政府の助成額はこれを上回る820万ユ […]

英通信大手のボーダフォンは2日、ブカレストでシェアード・サービス・センター(SSC)の開所式を行った。初期投資額は約500万英ポンド(625万ユーロ)。地元紙の報道によると、ルーマニア政府の助成額はこれを上回る820万ユーロに上るもようだ。

新センターは、ボーダフォンの主要市場である英国、ドイツ、イタリア、スペイン、アイルランドのIT・顧客サービスのほか、英国本社のITサービスも担当する。従業員数は現在の100人から、年末までに750人、3年以内に2,000人へ増える予定だ。

ボーダフォンは昨年、ブカレストでダヌビス・ネットワーク運営センターをオープン。500人のエンジニアを雇用し、9カ国を対象にサービスを提供してきた。

その経験から、ルーマニア人の技術力、多言語能力、仕事に対する熱意などを高く評価するに至り、今回のシェアード・サービス・センター設置につながったという。