トルコの首相府投資促進機関（ISPAT）は6月26日、2014年1－4月の外国直接投資（FDI）は51億米ドルと、前年同期比で46％増加したと発表した。
国際貿易開発会議 (UNCTAD) の「世界投資報告書」によると、トルコの昨年のFDI流入額は129億ドルで、西アジア地域で第1位となり、開発途上国の中でも第11位につけた。
トルコ国際投資家協会 (YASED) のコザノグル副総裁は、「トルコは一部の近隣諸国で情勢不安定になっているにもかかわらず投資先としての魅力を保ち続けている」と指摘する。同氏によると、特にエネルギー部門と金融部門への投資が活発になっており、今年のFDI流入額は160億ドルに達する見通しだという。
