2015/9/23

自動車

ハンコックタイヤ、VW・アウディに新車用タイヤを供給

この記事の要約

韓国のハンコックタイヤは15日、独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)のコンパクトバン「トゥーラン」とVW傘下の高級車大手アウディの「A4」「A4アヴァント」向けにタイヤを供給すると発表した。両タイヤともハンガリー工場 […]

韓国のハンコックタイヤは15日、独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)のコンパクトバン「トゥーラン」とVW傘下の高級車大手アウディの「A4」「A4アヴァント」向けにタイヤを供給すると発表した。両タイヤともハンガリー工場で生産している。

VW「トゥーラン」に採用されたタイヤは、釘などによりタイヤの接地面に空いた穴を自動的に自己修復するタイヤ「ベンタス・プライム2・シールガード」。タイヤの内側にコーティングされている粘着性の素材が穴を自動的にふさぐ仕組みで、直径5ミリメートル以下の穴を自己修復することができる。ハンコックタイヤは差し当たり、サイズ「215/55R17」のタイヤを供給する。

アウディ「A4」に供給するタイヤは「ヴェンタスS1エヴォ2」で、17、18、19インチの3サイズを出荷する。ハンコックタイヤはドイツのハノーバーに欧州開発センターがあり、約50人のエンジニアや技術者が開発業務に携わっている。同センターでは特に、アウディ向けタイヤの開発や試験を実施しているという。