テクノロジー

トルコ軍需大手、新型USVをお披露目

●「ミシュ(Mir)」は防衛的な小型対潜艦としての運用を想定 ●GNSS電波の妨害時にも航行を継続できる性能を持つ トルコでこのほど、軍需大手アセルサンが開発した自律運航船(USV)「ミシュ(Mir)」がお披露目された。

プラハ工科大、2つ目の研究用原子炉導入を計画

●導入予定の「VR-2」は様々な燃料を組み合わせることが可能 ●チェコで稼働する10の原子炉のうち、4つが研究炉 チェコのプラハ工科大学が2つ目となる研究用原子炉の導入を計画している。「VR-2」と呼ばれる研究炉が設置さ

イスラエルのラヴィバイオ、農業用ハイテク接種剤を開発

●「リザルト」の配合で作付面積当たりの収穫量が最大50%増 ●北米全体に出荷地域を広げた後、欧州市場に参入する方針 ウクライナ戦争で食糧不足が深刻化するなか、イスラエル企業ラヴィバイオ(Lavie Bio)が新しい農業用

米IBMがロシアから完全撤退、グループ業績への影響は軽微

●段階的に事業を縮小、現地従業員の解雇も開始 ●同社の第1四半期決算は前年同期比8%の増収 米IBMがロシア事業を閉鎖する。西側諸国の対ロシア制裁が理由で、現地従業員の解雇も始めた。アーヴィント・クリシュナ最高経営責任者

台湾、ロシアとベラルーシへの半導体輸出を禁止

●処理能力5ギガフロップス以上などの性能を持つ半導体が対象 ●およそ「使いものになる」半導体は全て禁輸対象に 台湾経済部(日本の経産省に相当)が先週、ロシアとベラルーシに対する一定以上の性能を有する半導体の輸出を禁止した

ポーランドのサットレヴ、国内南西部にナノ衛星工場

●2025年末までに数百基の年間生産能力を整備 ●2026年までに1,000台の打ち上げを目指す ポーランドの衛星技術会社サットレヴ(SatRev)が国内南西部レグニツァに超小型衛星(ナノ衛星)の製造拠点を計画している。

ポーランド、量子技術の産官学提携クラスターが誕生

●世界市場で量子力学分野における競争力を強化する狙い ●光通信、量子暗号、センサーの医療診断への応用などに取り組む ポーランドのワルシャワ大学新技術センターでこのほど、量子テクノロジークラスタ「Qクラスター」が結成された

イスラエルのプロティーンテックス、4,500万ドルを調達

●同社はICチップの設計生産向けシミュレーション用ソフトを開発 ●17年の設立以降に調達した資金の総額は2億ドルに達する イスラエルのソフトウエア開発企業プロティーンテックス(ProteanTecs)はこのほど、4,50

エストニアのeレジデンス数、年内に10万人突破へ

●2014年末の導入以来、これまでに9万2,000人以上が登録 ●利用を通じエストニアに対し帰属意識を抱く人も多い エストニアの電子住民登録(eレジデンス)数が年内に10万人を突破する見通しだ。2014年末の導入以来、こ

ウクライナのITハブ、国内南西部に移動

●ザカルパッチャ州で新たなITクラスター形成を計画 ●冶金産業や農業に代わりIT産業が同国の輸出を主導 ウクライナの複数のIT企業がロシアの軍事侵攻を受けて国内南西端のザカルパッチャ(ザカルパチア)地方に拠点を移している

米ヒューレット・パッカード、チェコにスパコン工場設置

●同社のスパコン工場として4つめ、供給の迅速化が目的 ●生産機種は「アポロ・システムズ」や「クレイEX」を予定 米コンピューター大手のヒューレット・パッカード・エンタープライズ(HPE)は18日、チェコにスーパーコンピュ

トルコの電機メーカー、自動搬送ロボットを量産

●半年~1年内に全国展開へ ●UGV「アクバ」は最大荷重500キロ トルコのエルファテック・エレクトロニック(Elfatek、コンヤ)が近く、自動搬送ロボット(UGV)の量産を開始する。半年から1年の間に全国展開する方針

イスラエルのビーガンエッグメーカー、米国へ進出

●植物由来の原料から「養鶏の要らない卵」を開発 ●現在の日産能力6,000個を最終的に5万個へ引き上げる イスラエルのフードテック企業ヨーエッグ(Yo! Egg)はこのほど、シード投資ラウンドで調達した500万米ドルを軍

ロシアの輸入高が激減、ウクライナ戦争による制裁で

●中国の対ロシア・ハイテク輸出は3月に激減 ●ロシアは禁輸措置に対抗し「並行輸入制度」を導入 欧米などによる厳しい制裁で、ロシアの輸入高が大幅に減っている。アナリストの中には、4月に70~80%減少した可能性を指摘する声

エストニアのスケルトン、ポーランド送電設備最大手と提携

●ポーランドにおける蓄電ソリューション販売で協力する ●両社が進出済みの北欧に提携を広げることも検討 スーパーキャパシタ(電気二重層コンデンサ)を手がけるエストニアのスケルトン・テクノロジーズは12日、ポーランドの送電設

ウクライナ戦争、中東欧のITアウトソーシングに中期的な影響

●地政学的なリスクが顕在化、発注減など避けられない見通し ●IT人材の不足状況は変わらず、長期的には需要減少せず ITサービスや技術者の供給源として注目されてきた中東欧地域にウクライナ戦争が影を投げかけている。地政学的リ

チェコのフードテック企業、FBSフリーで豚肉を培養

●微細藻類を用いた培養技術開発は欧州企業で初 ●人口増でもタンパク質を取れるようにするための「選択肢」に チェコのフードテック企業ミウェリー(Mewery)はこのほど、ウシ胎児血清(FBS)の代わりに植物プランクトンなど

トルコ科学者チーム、生分解性ウェラブル太陽電池を開発中

●電池フィルムは衣服などの取り外しが可能 ●太陽電池は有機プラスチック製で、「自然に帰せる」作りに トルコの科学者チームが、生分解性ウェラブル太陽電池の開発に取り組んでいる。電池技術的には実現の目途がついており、後は使い

イスラエル新興企業、eVTOLのプロトタイプを発表

●「エア・ワン」は航続距離117キロ、最高速度は時速250キロ ●エアはUAM機を手掛ける米同業とも提携 イスラエルのスタートアップ、エア(AIR)は9日、米ケンタッキー州で、フル電動垂直離着陸機(eVTOL)「エア・ワ

米エヌビディア、イスラエルのR&D事業を強化

●R&Dスタッフの数は現行の3,000人から4,000人へ拡大 ●イスラエルは同社のR&D事業にとり、米国に次いで重要な国 米半導体大手のエヌビディアは10日、イスラエルの研究開発(R&D)

サウジアラビア政府系ファンド、イスラエル企業に投資

●サウジの公的機関がイスラエル企業に直接投資する初の事例 ●トランプ前米大統領の娘婿クシュナー氏の投資会社を通じ トランプ前米大統領の娘婿ジャレッド・クシュナー氏が昨年末に設立した投資会社アフィニティ・パートナーズを通じ

建設計画チェックシステムのファーマス、450万ドルを調達

●設計図をコンピュータービジョンで分析し、自動的に問題を発見 ●見積もりの失敗や日程の再調整、建築基準違反などが回避できる 着工前検査システムを手がけるイスラエルのファーマス(Firmus)は8日、シード期の資金調達ラウ

DEAC、ラトビアに大規模データセンターを建設

●新データセンターは受電設備容量が10メガワット ●ラック数は最大1,000台設置可能、電力はすべて再可エネで賄う ラトビアのデータセンター、デジタル・エコノミー・デベロプメントセンター(DEAC)が、大規模データセンタ

中国ドローン大手DJI、ロシア・ウクライナ事業を停止

●自社製品の戦闘目的利用を避けるためと説明 ●戦争に関連したロシア事業の停止は中国企業として異例 ドローン世界最大手の中国DJIは4月26日、ロシアとウクライナでの事業を一時停止すると発表した。戦闘における同社製品の利用

トルコ農業フィンテック企業、ルーマニアに進出

●小規模農家向けに金融サービスを提供する ●ルーマニアの農業ビジネスの成長性に期待 トルコの農業フィンテック企業、タルフィン(Tarfin)がルーマニアに進出する。小規模農家向けに金融サービスを提供するため、現在、ルーマ

イスラエルの代替乳メーカー、デンマークに工場設置

●工場では「乳牛5万頭相当」の代替乳パウダーを生産 ●資源の利用効率は高く、持続可能な食品生産の実現に期待 イスラエルのフードテック企業リミルク(Remilk)は4月26日、デンマークのカロンボー工業団地に代替乳工場を設

露IT大手ヤンデックス、事業売却でVKと基本合意

●「ヤンデックス・ニュース」と「ゼン(Zen)」の2事業を売却 ●最大12億5,000万米ドル相当の社債の繰り上げ償還に備えた措置 ロシアのIT大手ヤンデックスは4月28日、2事業の売却で国内同業大手のVK(旧メール・ル

ユーアイパスCEO、ルーマニア農業企業に出資

●ロッドバン社は国内農業分野のデジタル化で主導的な役割 ●ユーアイパスのディネスCEOは農業分野に初投資 ルーマニアのビジネスソフト大手ユーアイパス(UiPath)の共同設立者兼最高経営責任者(CEO)であるダニエル・デ

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