BASF
化学大手のBASFは17日、本社所在地の独ルートヴィヒスハーフェンに生産施設を新設すると発表した。約10億ユーロを投じて年産能力30万トンのトルエンジイソシアネート(TDI)工場を建設、2014年から生産を開始する。約2 […]
化学大手のBASFは17日、本社所在地の独ルートヴィヒスハーフェンに生産施設を新設すると発表した。約10億ユーロを投じて年産能力30万トンのトルエンジイソシアネート(TDI)工場を建設、2014年から生産を開始する。約2 […]
ドイツ連邦統計局が13日発表した2011年の国内床材生産高は前年比3.9%増の35億900万ユーロ(暫定値)となり、2年連続で拡大した。樹脂製の製品が11.0%増加、セラミック製(7.0%増)とじゅうたん(4.4%増)も
ドイツ連邦統計局が12日発表した2011年の消費者物価指数(CPI)は前年比2.3%増となり、08年以来の大幅上昇を記録した。金融・経済危機の影響を受けた09年と10年は上げ幅がそれぞれ0.4%、1.1%にとどまっていた
化学大手のBASF(ルートヴィヒスハーフェン)は16日、遺伝子組み換え(GM)作物事業子会社BASF Plant Scienceの本社機能を独リンブルガーホーフから米ノースカロライナ州の州都ローリーに移管すると発表した。
化学大手の独Lanxess(レバークーゼン)は13日、ロシア西部のリペツクに工場を建設すると発表した。同社が同国に工場を設置するのは初めて。旧ソ連諸国の自動車需要拡大を受けて、タイヤ材料などの現地生産に乗り出す。 \ 今
独高級車大手BMWのイアン・ロバートソン取締役(販売担当)はこのほど訪問先のデトロイトで、競合の米General Motors(GM)と燃料電池の分野で提携交渉していることを明らかにした。同交渉については12月に独『ヴィ
自動車部品大手の独Continental(ハノーバー)は10日、自動車用リチウムイオン電池の分野で韓国のエネルギー・化学大手SKイノベーションと提携することで基本合意したと発表した。合弁会社を設立して開発、製造、販売を共
フィルター大手の独Mann+Hummelは9日、ブラジルの水処理設備メーカーFluid Brasilを完全買収したと発表した。自動車部品分野に偏った事業構造を改めることが狙い。Fluid Brasilは従業員数が80人で
ドイツの経済界が景気の先行きに楽観的だ。今年は国内総生産(GDP)の伸び率が過去2年間に比べ大幅に鈍化するのが確実となっているものの、企業景況感は高水準が続いている。GDPの3分の2を占める個人消費も依然として安定してお
東レは10日、フランスの炭素繊維製造販売子会社Société des Fibres de Carbone S.A.(SOFICAR)」の 株式30%を仏Arkemaから取得し100%子会社化したと発表した。炭素繊維は世界
工業ガス大手の独Linde(ミュンヘン)は9日、米競合Air Productsから大陸欧州のホームケア事業を取得することで合意したと発表した。医療ガスを中心とするヘルスケア事業を強化する狙い。成約額は約5億9,000万ユ
燃料電池内で起こる物理・化学的な反応過程を原子レベルで観察する技術の開発に、ハイデルベルク大学などの国際研究チームが成功した。開発されたのは、得られたデータを偏微分方程式によって解析・可視化する「電気化学歪み顕微鏡法」(
無農薬有機栽培の植物原料を主体として製造される自然化粧品のブームが続いている。2011年の国内市場規模は8億ユーロを超え、前年比11%増の7億9,500万ユーロとなった2010年をさらに上回る見通し。化粧品全体に占めるシ
臨床検査業界で再編の流れが加速している。国際的に事業展開する外資系企業の進出に伴う競争激化が背景にあり、国内の業者はサービスの多角化のほか、買収や大手への身売り、小規模企業同士の連携などによって生き残りを図っている。4日
太陽電池メーカーの独Sunways(コンスタンツ)は12月31日、中国同業のLDK Solarが同社を買収する計画だと発表した。Sunwaysは太陽光発電モジュール価格の急落で業績が悪化しており、身売りを余儀なくされた格
計量器大手の独Sartoriusが工業用天びん事業から撤退する意向だ。景気変動の影響を受けやすいためで、今後は収益力の高い医薬品・バイオ向け機器事業に経営資源を集中していく。ヨアヒム・クロイツブルク社長が『フランクフルタ
研究開発型製薬工業会(VFA)は12月21日、ドイツ市場に新規投入された特許薬の数が2011年は27件となり、前年の26件からやや増加したと発表した。件数が最も多い分野は中枢神経システム疾患で6件に上った。これに心臓・循
景気回復による投資活動の活発化や賃金上昇で、カザフスタンの化学製品需要が拡大している。しかし、国内生産では需要がまかなえず、多くを輸入に頼っているのが現状だ。石油化学、化学肥料、後発医薬品、プラスチック管など一部の産業分
欧州連合(EU)の欧州委員会は16日、米テクノロジー企業ハネウェル・インターナショナルと米化学大手デュポンが共同で進めている自動車エアコン用次世代型冷媒事業について、EU競争法に基づく本格調査に着手したと発表した。EUの
米General Motors(GM)の欧州子会社Opel(リュッセルスハイム)がプラグインハイブリッド車「Ampera」の納車を見合わせている。姉妹モデルのChevrolet「Volt」が当局のテストで発火したことを受
自動車大手の独Daimler(シュツットガルト)が超小型車「Smart」の電機自動車(EV)の発売を当初予定の来年6月から9月に延期する。リチウムイオン電池のバッテリーセル生産で遅れが避けられなくなったためだ。業界誌『A
複合企業の独Evonik(エッセン)は16日、動物添加剤メチオニンの生産施設をシンガポールに建設すると発表した。投資規模は約5億ユーロで、同社の化学投資では過去最大の規模。食肉消費が急増するアジアの需要を取り込む意向だ。
投資会社の米Apolloは16日、ベルギーの特殊化学メーカーTaminco(ヘント)を英CVC Capital Partnersから買収すると発表した。取引金額は約11億ユーロ。クロージングは来年上半期を見込む。 \ T
独Boschの太陽光発電モジュール子会社Aleo Solarは19日、2011年の営業損益が2,500万~3,000万ユーロの赤字となり、前年の黒字(4,300万ユーロ)から大幅に悪化するとの見通しを明らかにした。200
様々な反応の触媒として使わるパラジウム(Pd)の化合物で、強磁性を発現する新たな構造を合成することにオルデンブルク大学などの研究チームが世界で初めて成功した。強磁性を示すPd化合物はこれまで知られておらず、新たな記憶媒体
欧州委員会は16日、米テクノロジー企業ハネウェル・インターナショナルと米化学大手デュポンが共同で進めている自動車エアコン用次世代型冷媒事業について、EU競争法に基づく本格調査に着手したと発表した。EUの環境基準に適合した
独高級車メルセデス・ベンツの新型SLKに初めて樹脂ルーフが採用された。使われている樹脂は化学大手バイエルのポリカーボネート(PC)・ABSアロイの「バイブレンドT85 XF」。ルーフは独樹脂部品メーカーのペグフォームが生
ドイツ連邦統計局が8日発表した2011年10月の製造業売上高は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比0.5%増(暫定値)となり、3カ月ぶりに拡大した。国内と国外がそれぞれ0.5%、0.7%増加。国外はユーロ圏が0.
旭化成は12日、傘下の旭化成ホームプロダクツが独同業Werner&Mertzから洗剤ブランド「Frosch」の日本国内における独占販売権を取得したと発表した。2012年2月1日に食器用洗剤4種類を発売し、キッチ
フランスの独禁当局は8日、国際的な日用品メーカーが洗濯用洗剤の分野でカルテルを結んでいたとして総額3億6,130万ユーロの課徴金を科すと発表した。課徴金支払いを命じられた独ヘンケルはこれに対し同日、声明を発表。課徴金の額
洗剤業界団体のIKWは6日、ビューティケア製品の今年の独市場規模が125億9,500ユーロ(小売価格ベース)となり前年比で0.8%増加するとの見通しを発表した。今夏に流行した腸管出血性大腸菌の感染が追い風となり、抗菌せっ
独化学工業会(VCI)は7日、独業界の2012年売上成長率が2%となり、2011年の9%(見通し)から大幅に低下するとの予測を発表した。欧米の財政不安を受け企業と消費者が支出を抑制、化学メーカーがしわ寄せを受けるとみてい
トウゴマの種子に含まれる猛毒のタンパク質「リシン」が細胞を死に至らしめる仕組みを解明することに、分子生物工学研究所(IMBA)を中心とする国際研究チームが成功した。遺伝子スクリーニングと幹細胞生物学を組み合わせた独自手法
フランスの独禁当局は8日、国際的な日用品メーカーが洗濯用洗剤の分野でカルテルを結んでいたとして、独ヘンケルなど関係各社に総額3億6,130万ユーロの課徴金を科すと発表した。これに対してヘンケルは同日声明を発表。課徴金の額
コスメティック大手の独Beiersdorf(ハンブルク)は11月30日、組織再編計画を発表した。昨年12月に打ち出した再編措置を一段と強化するもので、全世界の従業員1万8,000人のうち最大1,000人を削減する。 \
独塗料・印刷インキ産業連盟(VdL)は11月29日、業界の2011年国内生産高が前年比3%増の180万トンに拡大するとの見通しを発表した。自動車・機械向け塗料の需要が旺盛なためで、成長率は昨年に引き続き過去10年間の平均
窒素固定酵素ニトロゲナーゼの触媒反応にかかわる重要な補因子である「鉄モリブデン補因子(FeMo-co)」で、中心に位置しこれまで特定できなかった“謎の物質”が炭素であることを、マックス・プランク生物無機化学研究所を中心と
富士フイルムは5日、欧州の化粧品市場に参入すると発表した。写真フィルム分野で培ってきた技術をもとに開発したアンチエイジング(抗加齢)化粧品シリーズ「ASTALIFT(アスタリフト)」を来年2月からフランスを皮切りに販売。
ユーロ危機が深刻化し欧州経済の先行き不透明感が高まるなかで、ドイツのクリスマスプレゼント市場が堅調を保っている。雇用の安定が強力な支えとなっており、消費者の財布のひもは欧州の主要国のなかで最も緩んでいるようだ。 \ 市場
ドイツ連邦統計局が25日発表した2011年10月の輸入物価指数は前年同月比で6.8%増加した。上げ幅はピーク時の昨年12月(12.0%)から大幅に下がっているものの、依然として大きい。エネルギー価格が高騰し、全体を強く押
肥料大手の独K+S(カッセル)は29日、カナダでカリ鉱山を開発する計画が監査役会で承認されたと発表した。総額24億ユーロを投資して、2015年から生産を開始。世界的に高まるカリ肥料の需要を取り込んでいく。同社が国外でカリ
カネカは24日、独Q-Cellsに太陽電池モジュールに関わる欧州登録特許(第1009037号)と米国登録特許(第6300555号)の非独占的通常実施権を与えることで合意したと発表した。同特許は、太陽電池のモジュールに外枠
水素に220万気圧という極めて高い圧力をかけると室温で半導体の性質を示すことを、マックス・プランク化学研究所(マインツ)の研究チームが発見した。さらに270万気圧まで高めると、半導体から導体(金属水素)に変化することもあ
企業コンサルティング大手のローランド・ベルガーは21日、化学業界の長期予測を発表した。それによると、業界の成長は今後も続き、2030年の世界市場規模は2010年の2.45倍の4兆9,000億ユーロに拡大する。その一方で、
ドイツ連邦統計局が18日発表した2011年10月の生産者物価指数は前年同月比を5.3%上回った。上げ幅は4月の6.4%をピークに縮小傾向にあるものの、依然として大きい。エネルギーが全体を強く押し上げており、エネルギーを除
製薬・化学大手Bayer(レバークーゼン)のマライン・デッカー社長は15日、上海新工場の竣工式で、アジア事業の売上高を2015年までに60%以上拡大し約11億ユーロに引き上げるとの目標を明らかにした。旺盛な現地需要を取り