石油・石炭・ガス

IAA国際商用車見本市、初公開数が過去最高に

IAA国際商用車見本市が20日、ハノーバーで開幕した。64回目となった今回は前回(2010年)を9%上回る1,904社が出展、これまでで最多だった08年(2,084社)に次ぐ2番目の規模となった。初公開された新製品・新技 […]

石油・ガス大手MOL、国際事業本部の要員募集

ハンガリーの石油・ガス最大手MOLはこのほど、新たに設立した国際事業本部スタッフの採用キャンペーン第2弾を11カ国で開始した。募集対象となるのは調達、人事、情報技術、プロジェクトマネージャー、セールスマネージャー、アナリ

資源取引の情報開示を義務づけ、欧州議会委員会が採択

欧州議会の法律問題委員会は18日、石油・ガス・鉱物、森林など天然資源の開発に携わる採取産業に伴う汚職や贈収賄の防止に向けた法案を採択した。採取企業に資源国政府との取引内容に関する情報を開示するよう義務づけることで透明化を

オーストリアが「E10」ガソリン導入凍結、EUの政策見直しで

オーストリア政府は17日、バイオエタノールを10%混合した「E10」ガソリンの導入を凍結すると発表した。EUのバイオ燃料政策が不透明となってきたためで、10月に予定していた導入を中止し、EUの方針が固まるまで様子を見守る

小売業界の業況判断指数、3年ぶりマイナスに

独小売業中央連盟(HDE)が加盟企業へのアンケート調査をもとに18日発表した2012年上半期の業況判断指数(業績が「改善した」企業の割合から「悪化した」の割合を引いた数)はマイナス7となり、1年前の調査のプラス12から大

Continental AG―再生タイヤとリサイクルの統合施設建設へ―

自動車部品大手の独Continentalは18日、古タイヤのリサイクリング施設と再生タイヤの生産施設をあわせ持つ工場を本社所在地ハノーバーに設置すると発表した。原料となる資源の減少を受けた措置で、タイヤに含まれる再生ゴム

Solarwatt

6月に会社更生手続きの適用を申請した太陽電池モジュールメーカーSolarwattの債権者集会が11日あり、同社の再建計画が承認された。減資と増資の手続きを経て富豪シュテファン・クヴァント氏が買収、投資と融資で計1,000

PGNiGとロトスが探索・採掘事業で提携

ポーランドの天然ガス供給独占体PGNiGと、製油大手のロトスは17日、石油ガス探索・採掘事業で提携すると発表した。PGNiGが免許を保有する7件の事業に関して共同で探索の可能性を探り、採掘に取り組む。将来的には、ノルウェ

墺エネルギー大手OMV、国内でのシェールガス採掘を断念

オーストリアのエネルギーOMVは17日、国内でのシェールガス採掘を断念すると発表した。シェールガスの試掘に際して環境影響評価の実施を義務づける法案の準備が進められているためで、コスト的に見合わないと判断した。 \ 同社は

ガスプロム、スロベニア企業と合弁設立

ロシア天然ガス大手ガスプロムはこのほど、ロシア産天然ガスを黒海経由で欧州に輸送するパイプライン「サウス・ストリーム」の建設計画で、スロベニアのガス輸送大手Plinovodiと合弁会社「サウス・ストリーム・スロベニア」を設

ガスプロム、サハリンプロジェクトに430億ルーブル

ガスプロムのミレル最高経営責任者(CEO)とサハリンのホロシャヴィン州知事は13日、共同で推進するサハリン・ガス普及プロジェクトについて会合を持ち、到達状況を確認した。このなかでガスプロムは「サハリン3」を含めて、今年、

ランクセス、中国に世界最大のEPDM工場を建設へ

独化学大手のランクセスは5日、中国・常州市(江蘇省)にエチレンプロピレンジエンゴム(EPDM)工場を建設すると発表した。投資額は同社の中国投資として過去最大の約2億3,500万ユーロとなる。年産能力は16万トンで、同社に

中東欧大手企業の成長減速=デロイト調べ

大手会計事務所のデロイトがこのほど発表した最新の「中東欧企業トップ500社」は、前年と比べて大きな変動はなかったものの、原料価格の上昇と需要の不振で利益の伸びは小さくなった。1位がポーランドのPKNオルレン(石油)、2位

プーチン大統領がEUを批判、ガスプロムの競争法違反調査で

欧州連合(EU)の欧州委員会が競争法違反の疑いでガスプロムの調査を開始したことに対して、プーチン大統領は9日、「非建設的」と批判した。ガスプロムに法的措置をとることで、ユーロ圏の抱える問題を隠そうとしているだけとの見方だ

燃料高響く、8月卸売物価3.1%上昇

ドイツ連邦統計局が11日発表した2012年8月の卸売物価指数は前年同月比の上昇率が3.1%となり、9カ月ぶりの高い水準を記録した。石油製品・石炭類の価格が7.2%上昇したことが大きい。前月比の卸売物価上昇率も1.1%と7

ポーランド資源開発KOV、ウクライナで試掘調査完了

石油・ガス上流事業を手がけるポーランドのクルチク・オイル・ベンチャーズ(KOV)は3日、ウクライナのMaskeyevskoye鉱区で試掘井「M-20」の調査を完了したと発表した。 \ M-20は、「M-19」「M-21」

―セルビア国営EPSと戦略提携へ―

エネルギー大手の独REW(エッセン)は10日、セルビア国営電力会社Elektroprivreda Srbije (EPS)と戦略提携することで基本合意した。まずは水力発電と褐炭発電の分野で協働する方針。今後9カ月をかけて

オマーン政府と生産分与契約を締結

ハンガリーのエネルギー大手MOLは9日、オマーン政府と生産分与契約(EPSA)を締結したと発表した。入札手続きを経て権利を得たもので、オマーン西部の陸上鉱区が対象となる。契約は国王の承認を得て発効する。 \ 対象となる「

シェル、トルコでシェールガス探索

英蘭系石油メジャーのロイヤルダッチシェルはこのほど、トルコ国営石油会社のTPAOと共同で、トルコ南東部のディヤルバクル県におけるシェールガス探索に乗り出した。昨年11月に締結した地中海・トルコ南東部における提携契約に基づ

日本とロシア、LNGプロジェクト推進で覚書

ガスプロムは8日、日本の資源エネルギー庁と、ウラジオストクにおける液化天然ガス(LNG)プロジェクト推進に向けた覚書を交わした。資金調達やガス販売を含めて提携をさらに前進させる狙い。 \ ガスプロムのミレル社長は、今回の

ロスネフチ、探査プラットホームの実用性調査で合意

ロスネフチと米エクソンモービルは6日、カラ海石油探査に用いる海上プラットホームのコンセプト評価・実用性調査の実施で合意、契約に署名した。「サハリン2」の重力着底型構造物(GBS)の建造にも携わったナホトカのボストチヌイ海

露ガスプロムに競争法違反の疑い、欧州委が正式調査開始

欧州委員会は4日、世界最大の天然ガス供給会社であるロシアのガスプロムがEU競争法に違反している疑いで、正式調査を開始したことを明らかにした。中東欧諸国での独占的な地位を悪用し、価格つり上げなど不当な行為に及んでいる疑いが

EU域外への輸出比率が42%に拡大

ドイツの貿易に占める欧州連合(EU)域外の存在感が高まっている。欧州債務危機の影響でユーロ圏向けの輸出が低迷する一方で、EU以外の地域との取引は着実に増えているためだ。特に世界経済のけん引車である新興諸国は中国を中心に重

ブルガリア、「サウス・ストリーム」の投資契約に11月調印へ

ブルガリア政府とロシアの天然ガス最大手ガスプロムは、11月中旬に同社が主導するパイプライン「サウス・ストリーム」の建設に関する投資契約に調印することで合意した。ブルガリアのドブレフ経済・エネルギー・観光相が8月28日、ブ

8月インフレ率2%に上昇

ドイツ連邦統計局が8月29日発表した同月の消費者物価指数は前年同月比の上昇率が2.0%(速報値)となり、7月の同1.7%(確定値)を0.3ポイント上回った。自動車燃料と暖房油の値上がりが反映された格好で、前月比でも0.3

エストニア国営電力、アイルランド社と提携

エストニア国営電力、エースティ・エネルギアは8月29日、子会社のエネフィット・オートテック・テクノロジー(EOT)が、アイルランドのサン・レオン・エナジーから、モロッコ・タルファヤ州のオイルシェール鉱床の基本分析業務を受

―ハンガリー事業国有化を政府が検討―

エネルギー大手独Eon(デュッセルドルフ)のハンガリー事業国有化を同国政府が検討している。中道右派のオルバン政権は主要産業の再国有化を進めており、その延長線上にある計画のようだ。同社はコメントを控えている。 \ 国営ハン

ロスネフチ、スタトイルと合弁

ロシアの石油最大手で国営のロスネフチは8月30日、ノルウェーの同業スタトイルと合弁会社設立の契約を締結した。5月に交わした提携合意書を踏まえたもので、北極圏及びロシア極東地域の海底油田開発を目的としている。 \ 対象とな

独エーオンのハンガリー事業、政府が国有化検討

独エネルギー大手エーオンのハンガリー事業国有化を同国政府が検討している。中道右派のオルバン政権は主要産業の再国有化を進めており、その延長線上にある計画のようだ。同社はコメントを控えている。 \ 国営ハンガリー通信MTIは

仏政府が燃料価格引き下げ、消費者負担を軽減

フランスのモスコビシ経済・財政・対外貿易相は8月28日、燃料の小売価格を引き下げることで燃料業界関係者と合意したと発表した。燃料価格の高騰による景気の下押し懸念が高まっていることを受け、今後3カ月間にわたって燃料価格を1

Eon

独エネルギー大手Eonのロシア子会社Eon Russiaは28日、天然ガスの調達先を変更すると発表した。今年末で切れる国営Gazpromとの契約を延長せず、民間企業Novatekからの調達に切り替える。契約期間は15年、

エーオンが火力発電所建設を全面中止

エネルギー大手の独エーオンは23日、西欧でのガス・石炭発電所新設計画をすべて中止する方針を打ち出した。同地域では太陽光・風力などの再生可能エネルギー発電施設が増加し発電能力がだぶついているため、発電所を増やすと電力価格の

豪州企業がルブリン石炭事業免許を獲得

豪州の探鉱会社プレーリー・ドーンズ・メタルズがポーランド東部のルブリン県における石炭事業免許4件を取得した。合計183キロ平方メートルの地域が対象だ。 \ 地元の石炭大手ボグダンカの持つ炭鉱の近くに位置しているが、ボグダ

ガスプロム、イスラエルのエネ開発事業に参加検討

イスラエル沖の巨大ガス田「リバイアサン」への参画を狙っていると報じられたロシアの政府系天然ガス企業ガスプロムは20日、声明を発表し、イスラエルでのエネルギープロジェクトへの参加を検討していると述べた。ただ、具体的にどのよ

ウクライナの黒海沖ガス開発権、エクソン主導連合が獲得

ウクライナ政府はこのほど、米石油大手エクソンモービルと英蘭石油メジャーのロイヤル・ダッチ・シェルが主導する企業連合に黒海沖の「スキフスキー・ガス田」の開発権を付与した。国内の資源開発を加速させ、ロシアへのエネルギー依存か

RWEが世界最大の褐炭発電所稼働

エネルギー大手のRWEは15日、ケルン北西約25キロのグレーヴェンブローホ・ノイラート地区で新褐炭発電所「BoA 2&3」の本格稼働を開始した。発電能力は2,200メガワット(MW)で、褐炭発電所では世界最大。

ノバテック、ドイツに天然ガスを供給へ

天然ガス生産でロシア2位のノバテックはドイツのエネルギー大手EnBWとガス供給契約を締結した。ノバテックのGvetvay最高財務責任者(CFO)が8月14日、電話会議で明らかにした。契約期間は10年で、年20億立方メート

政府が暖房買い替え補助金などの導入検討

原子力発電の廃止を前倒しするとともに再生可能エネルギーの利用拡大と大幅な省エネを目指す「エネルギー転換政策」の実現に向け、政府が法令を少なくとも2つ準備していることが、最近のメディア報道で明らかになった。1つは洋上風力発

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