鉄道

ICEで列車分離事故

ドイツ鉄道(DB)が運行する高速鉄道ICEで列車の前半分と後ろ半分が分離する事故が24日に起きた。原因は不明。広報担当者は「極めてまれな出来事だ」としている。 \ 事故を起こしたのはベルリン発ハンブルク行きのICE。ブラ […]

Daimler AG―カーシェアリングでDBと提携―

自動車大手の独Daimler(シュツットガルト)は22日、カーシェアリング分野でDeutsche Bahn(DB)と提携すると発表した。DaimlerとDBがこれまで個別に提供してきたサービスを両社の顧客が今夏以降、ドイ

13年インフレ率1.5%に下落、1%台は3年ぶり

ドイツ連邦統計局が16日発表した2013年の消費者物価指数は前年比の上昇率(インフレ率)が1.5%増となり、3年ぶりに1%台へと落ち込んだ。10年から12年にかけて物価を押し上げてきたエネルギー価格の上昇率が1.4%にと

EUが鉄道新技術開発を強化、官民共同で9.2億ユーロ投じ

欧州委員会はこのほど、鉄道分野の新技術開発に官民共同で取り組む計画を発表した。域内鉄道事業の競争力強化が目的。2014年からの7年間で9億2,000万ユーロを投じ、研究開発(R&D)を進める。 欧州委によると、

Knorr-Bremse AG―中国で大型受注、鉄道分野で―

自動車部品大手の独Knorr-Bremse(ミュンヘン)は12月18日、中国で大型受注を獲得したと発表した。高速鉄道435編成向けにブレーキシステムを納入する。受注額は約5億ユーロ。顧客の要望がある場合は110編成向けに

DBが新型ICE車両をようやく確保

電機大手のシーメンスが開発した高速鉄道ICEの新型車両4編成が12月20日、ドイツ鉄道(DB)にようやく納入された。当初の計画では11年10月に納入される予定だったが、不具合が相次いで見つかり、納期は2年以上、遅れた格好

高速鉄道Velaro Dの商業運転、なおもメド立たず

電機大手のシーメンスにドイツ鉄道(DB)が発注した高速鉄道「Velaro D」の商業運転は現時点で開始のメドが経っていないもようだ。DBのリューディガー・グルーベ社長は先ごろ『ハンデルスブラット』紙に、連邦鉄道庁(EBA

隣国への移動、フライトより鉄道の方がおトク

ドイツ交通クラブ(VCD)は11日、ドイツから隣国に鉄道で移動する際の料金は航空機よりも安いとする調査結果を発表した。ケルン~アムステルダム、シュツットガルト~チューリヒなど11の区間を対象に調べたところ、鉄道の方が料金

シュコダ・トランスポーテーション、電装機器ロケル買収

チェコの鉄道車両大手、シュコダ・トランスポーテーションは2日、鉄道車両向け電装機器メーカー、ロケルを買収したことを明らかにした。ディーゼル機関車部門の技術力を強化し、開発能力の向上を図るのが狙い。買収価格は明らかにしてい

スロバキア、16年までに交通インフラに総額80億ユーロ投資

スロバキア政府は、2016年までに総額80億ユーロを交通インフラの整備に投じる計画だ。ラジオスロバキア・インターナショナルが、ポチャテク交通相の話として伝えたところによると、16年までに高速道路140キロメートルを完成さ

ラトビア国鉄、電車リース入札を公示

ラトビアの国営鉄道会社パッサジエル・ヴィリシエン(PV)は11月27日、電車リース契約の入札を公示した。応札の締め切りは1月27日で、最低応札価格を提示した業者に発注する。リース期間は15年間。購入するより安く調達でき、

カザフスタン、輸送・エネルギーインフラへの投資加速

カザフスタンは、「2010~2014年のカザフスタン共和国国家産業技術革新発展プログラム」のもと、輸送・エネルギーインフラや主要経済分野への投資を加速させている。10~12年までに537件、金額にして140億米ドル相当の

欧州委が独政府提訴、ドイツポストへの補助金めぐり

欧州連合(EU)の欧州委員会は20日、郵便・物流サービスで欧州最大手のドイツポストに対する補助金交付を不当として、ドイツ政府を欧州司法裁判所に提訴したと発表した。欧州委は昨年1月、ドイツポストが1995年以降に受けた公的

エッセン周辺で鉄道混乱、長距離列車は年内発着せず

エッセン中央駅を発着する列車の運行が20日夕方から大幅に乱れている。線路の地下にこれまで知られていなかった坑道跡があることが明らかになったためだ。当局はさらなる坑道跡を探索して塞ぐ作業が年内一杯は続くとしている。作業が終

ロシア鉄道と韓国コンソーシアムが物流事業で協力

ロシア鉄道(RZD)と韓国企業のコンソーシアムが物流事業で協力する。韓国の大統領官邸(青瓦台)で13日、プーチン大統領と朴槿惠大統領の立ち合いのもと、ポスコ、現代商船(HMM)、韓国鉄道公社(KORAIL)によるコンソー

墺カプシュなど、ポーランド国鉄から大型受注

オーストリアの交通通信システム大手カプシュは15日、ポーランド国鉄が実施していた鉄道向け無線通信システム構築プロジェクトを現地企業トルポルと共同で受注したと発表した。受注額は4,150万ユーロ。ポーランドからの大型受注は

ロシア鉄道と韓国コンソーシアムが物流事業で協力

ロシア鉄道(RZD)と韓国企業のコンソーシアムが物流事業で協力する。韓国の大統領官邸(青瓦台)で13日、プーチン大統領と朴槿惠大統領の立ち合いのもと、ポスコ、現代商船(HMM)、韓国鉄道公社(KORAIL)によるコンソー

サプライチェーン・リスク管理へ関心高まる

市場・生産拠点のグローバル化が進むなか、サプライチェーンのリスク管理に対する関心が高まっている。独物品管理・調達・物流業全国連合会(BME)などが実施した物流リスクに関する企業アンケート調査によると、「事業ネットワークの

独旅行業界が売上記録更新

独旅行連盟(DRV)が14日発表した最新の業界統計(速報値)よると、2012/13年度(12年11月~13年10月)の業界売上高は前年比3.5%~4.5%増の252億~255億ユーロに拡大し、前年度(244億ユーロ)に引

郵便料金1月から一部値上げ

ドイツポストは15日、郵便・小包料金を来年1月1日付で一部値上げする計画を連邦ネットワーク庁に申請した。コストの上昇を生産性の引き上げで吸収しきれないため、顧客に転嫁すると説明している。値上げ幅は同庁の許容基準内に収まっ

スクワット30回で地下鉄乗車1回分~モスクワ

ソチ冬季五輪の開幕まで3カ月を切った8日、モスクワ地下鉄に「スクワット券売機」がお目見えした。ロシア・オリンピック委員会(ROC)が企画したもので、2分以内に30回スクワットできれば片道乗車券(30ルーブル=約70ユーロ

ボスポラス海峡横断鉄道が開通

ボスポラス海峡横断鉄道が10月29日、正式に開通した。トルコの首都イスタンブールの欧州側とアジア側を結ぶもので、海峡横断橋の交通渋滞の緩和につながると期待される。工事は大成建設とトルコ現地企業の合弁で実施され、開通式には

独物流業界、売上記録今年も更新

物流業界団体BVLは23日、独業界の2013年売上高が前年の2,280億ユーロから約2,300億ユーロに増加し、昨年に引き続き過去最高を更新するとの見通しを発表した。景気が好調なほか、キール世界経済研究所(IfW)が作成

PKPカーゴがIPO、調達額は14億ズロチ超見込む

ポーランドの鉄道貨物最大手PKPカーゴは23日、新規株式公開(IPO)にともなう株式の公開価格を68ズロチに設定したことを明らかにした。親会社であるポーランド国鉄PKPが保有する発行済み株式の最大50%マイナス1株を放出

お見合い車両で利用者拡大~チェコ

チェコの首都プラハの地下鉄がまもなく「お見合い車両」を導入する計画だ。自動車を利用する通勤客を地下鉄に呼び戻すための方策で、毎日、すべての列車の真ん中に「独身以外お断り」の車両を設ける。 \ この「お見合い車両」はプラハ

ルーマニア、国営貨物会社の民営化がとん挫

ルーマニアの国営貨物鉄道会社CFRマルファの民営化が失敗した。運輸省の発表によると、買収を予定していた国内最大の民間鉄道会社グルプ・フェロヴィアル・ロマン(GFR)が期限までに買収額の残金を支払わなかったことが直接の理由

ドイツ鉄道が大口顧客向け割引を縮小

ドイツ鉄道(DB)は大口顧客向けの料金割引を来年1月から縮小する。広報担当者がdpa通信に明らかにしたもので、割引率の上限をこれまでの9%から5%に引き下げるとともに、最大の割引率が適用される取引額も年3万5,000ユー

Siemens AG―サウジで地下鉄受注、総額15億ユーロ―

電機大手の独Siemens(ミュンヘン)は10日、サウジアラビアで無人地下鉄を共同受注したと発表した。首都リヤドに2路線を敷設。同社は車両と電気系統、信号・通信技術を引き受ける。受注総額は約75億ユーロ(100億ドル)で

独鉄道設備業界、上期受注が過去最高に

独鉄道設備業界団体VDBが15日発表した独業界の2013年上半期の新規受注高は前年同期比47%強増の87億ユーロとなり、過去最高を記録した。車両部門で大型受注が2件あり、水準が押し上げられた格好だ。 \ 車両の新規受注は

マケドニア、鉄道網近代化を実施

マケドニアは、欧州連合(EU)と欧州復興開発銀行(EBRD)の支援を受けて鉄道網の近代化を進めている。 \ EBRDは2010年、マケドニアを南北に走る鉄道網コリドーX号線(汎欧州運輸回廊)の近代化を支援するため、同国政

「マウトを全国道と7.5トン車に拡大を」、州交通相が決議

独16州の交通相は2日の会議で、交通インフラ財源の確保政策案を決議した。老朽化した道路などの修復に年72億ユーロを追加支出するという内容で、財源を確保するためにトラック走行料金(マウト)の適用対象を大幅に拡大することを盛

ブルガリア、鉄道近代化に3億ユーロ

ブルガリアの鉄道インフラ会社NKZHiがルセとヴァルナを結ぶ232キロメートルの路線近代化を計画している。ドナウ川沿いのルセ港で計画される複合輸送ターミナルと黒海沿岸のヴァルナ港を結ぶ同路線の輸送能力を強化し、物流インフ

VTG AG―鉄道貨物事業をK+Nと合弁化―

物流大手の独VTG(ハンブルク)は9月27日、鉄道貨物事業をスイスの同業Kuehne+Nagel(K+N)と合弁化する計画を発表した。輸送効率を高めてサービスの質を向上。収益力の引き上げにつなげる意向だ。 \ カルテル当

無料無線LANをDBが提供、国内100以上の駅で

ドイツ鉄道(DB)は9月24日、国内の主要駅で無線LANの無料提供サービスを開始した。対象となるのは105駅で、ベルリンやフランクフルトなど大都市の中央駅のほか、ゲッティンゲンなどの中規模な駅でも無線LANを利用できる。

鉄道料金12月値上げ、長距離で平均2.5%

ドイツ鉄道(DB)は9月30日、旅客輸送料金を12月15日付で値上げすると発表した。人件費の上昇に伴う措置で、長距離路線で平均2.5%、近距離路線で同2.9%引き上げる。6月の洪水被害で長期間、不通となった区間では値上げ

ハンガリー鉄道向け通信システム、墺カプシュが落札

ハンガリー国営の国家情報サービス会社(NISZ)はこのほど、鉄道向け移動通信システム「GSM-R」の構築に関する入札で、オーストリア通信大手カプシュの子会社カプシュ・キャリアコムと、ハンガリー国営電力会社MVMの子会社M

Deutsche Bahn AG―Siemensへの高速鉄道発注を大幅縮小か―

鉄道大手のDeutsche Bahn(DB、ベルリン)は電機大手のSiemensに発注する次世代高速鉄道車両「ICx」の台数を大幅に縮小するもようだ。内部文書をもとにロイター通信が報じたもので、当初計画の最大300編成か

EBRD、ブダペスト交通局に融資

欧州復興開発銀行(EBRD)は6日、ハンガリー・ブダペストの公共交通機関の自動運賃収受システム導入プロジェクトを支援するため、5,540万ユーロを融資すると発表した。 \ このプロジェクトはブダペスト交通局(BKK)が実

CEB、スロバキアに4千万ユーロ融資

欧州評議会開発銀行(CEB)がスロバキア政府にインフラ整備資金として4,000万ユーロを融資する。首都ブラチスラバおよび近郊の公共交通手段を整備し、通勤・通学の便を改善する狙い。スロバキア訪問中のヴェンツェルCEB総裁が

スロベニア鉄道通信システム近代化、墺カプシュなどが落札

スロベニア社会基盤省は10日、鉄道通信システム近代化プロジェクトを、オーストリア電子交通システム大手カプシュ・キャリアコムを中心とする企業連合に発注した。全長1,200kmの区間に鉄道向け移動通信システムである「GSM-

シーメンス、露車両メーカーと地下鉄車両製造で合弁

独シーメンスとロシアのエンジニアリング会社ロシアンマシンズは11日、地下鉄車両製造の合弁会社を設立する計画を明らかにした。合弁事業の第1号として、年内に予定されているモスクワ市の地下鉄車両入札に合同で応札する。 \ モス

ロシア鉄道、仏ジェフコの人員削減を否定

ロシア鉄道(RZD)は仏自動車大手PSAプジョー・シトロエンから資本の75%を買収した物流子会社ジェフコ(GEFCO)について、今後も独立した事業体として維持し、人員削減も実施しない方針を示している。RZDの広報担当者が

鉄道インフラ整備基金の設立をDBが提唱

国有会社ドイツ鉄道(DB)のリューディガー・グルーベ社長は11日、フランクフルト国際経済記者クラブ(ICFW)で講演し、全国の鉄道インフラ補修・更新費用を賄う“鉄道基金”の創設を提唱した。DBの配当の半額と鉄道網管理子会

ベルリン~ハノーバー間の長距離鉄道が11月復旧

ドイツ鉄道(DB)は17日、6月の洪水で不通となっていたベルリン~ハノーバー間の長距離鉄道路線で11月4日から運転を再開すると発表した。これまでは復旧が早くても12月になるとみていたが、被害が予想を下回ったため、正常化の

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