MVV Energie AG―ロンドン近郊にバイオマス発電所―
エネルギー大手の独MVV Energie(マンハイム)は15日、ロンドン近郊の工業港Ridham Dockにバイオマス発電所を建設すると発表した。同社が国外にバイオマス発電施設を設置するのは初めて。ミュラー社長は政治・法 […]
エネルギー大手の独MVV Energie(マンハイム)は15日、ロンドン近郊の工業港Ridham Dockにバイオマス発電所を建設すると発表した。同社が国外にバイオマス発電施設を設置するのは初めて。ミュラー社長は政治・法 […]
独電力大手のRWEは15日の決算発表で、ポーランド南部のクラクフにバックオフィス業務センターを設置する計画を明らかにした。人事、財務などクロスオーバー型の業務を移管。ポーランドの低い人件費を活用してコストを削減する意向だ
欧州復興開発銀行(EBRD)は8日、モンテネグロの送電網整備プロジェクトに最大で6,000万ユーロを融資することを決定したと発表した。同国の電力セクターを支援する事業の一環。 \ 融資はモンテネグロの送電会社CGESが計
独連邦議会(下院)は17日、節電法の改正案を与党の賛成多数で可決した。割安な深夜電力を利用した蓄熱暖房機を2020年以降も利用できるようにすることが柱。これまでは同年以降、全面的に禁止することになっていた。 \ 深夜電力
ドイツ連邦統計局が21日発表した2013年4月の生産者物価指数は前年同月比0.1%増となり、上げ幅は前月の同0.4%、前々月の1.2%を大きく下回った。川上の輸入物価は1月から下落し続けており、今後は川下の生産者物価も低
経営不振の太陽電池メーカーConergy(ハンブルク)は14日の決算発表で、サプライヤー2社が同社の転換社債、合わせて460万ユーロを引き受けることを明らかにした。事業のグローバル化資金に充てる意向だ。同社は3月末時点で
仏エネルギー大手のGDFスエズは13日、ブラジルで進める大型水力発電事業の権益20%を三井物産に売却することで合意したと発表した。今年下期の売却手続き完了を見込む。 \ GDFスエズが売却するのは、ブラジル北部で進むジラ
チェコ電力最大手で国営のCEZが7日発表した2013年第1四半期の純利益は179億コルナとなり、前年同期から24%増加した。赤字が続くアルバニア事業からの撤退と、排出権取引による特別収入、エネルゴトランスの連結子会社化が
ドイツの太陽発電開発事業者コネルギーがルーマニアの投資家から太陽光発電所の建設を受注した。今年1月に発表したクラヨバ近郊の発電所(2.2メガワット)に続くもので、南東部のスロボジアに2メガワットの発電設備を新設する。受注
三菱重工業は7日、トルコ第2の原子力発電所となるシノップ原発プロジェクトへの取り組みを加速すると発表した。安倍晋三首相が同国を訪問した3日、仏原子力大手アレバと共同で独占交渉権を得たことを受けたものだ。本契約につながれば
ドイツ連邦経済省が8日発表した2013年3月の鉱工業生産指数(製造、エネルギー、建設業が対象)は物価・営業日数・季節要因調整後の実質で前月比1.2%増となり、2月に引き続き改善した。製造業受注がこのところ好調なほか、悪天
ドイツ連邦統計局が14日発表した2013年4月の卸売物価指数は前年同月を0.4%下回った。同指数の減少は09年11月以来で3年5カ月ぶり。川上の輸入物価は1月から低下が続いており、その影響が川下の卸売物価にも波及した格好
自動車部品大手Boschの太陽電池子会社Aleo Solar(プレンツラオ)は14日の決算発表で、来年4月にも経営破たんする可能性があることを明らかにした。業績不振が続いているうえ、Boschの資金援助が打ち切られるため
風力発電パークの開発・運営を手がける独Windreich(ヴォルフシュルーゲン)が従業員数を削減する。経営不振を受けて事業を大幅に整理するためで、全従業員(計130人)の6分の1を解雇する。創業者のヴィリー・バルツ社長が
化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)が研究開発に占める欧州域外の比重を高めている。事業のグローバル化に伴い現地顧客のニーズに見合った製品を供給する必要性が高まっているためだ。アンドレアス・クライマイヤー研究担
ソーラーインバーター世界最大手の独SMA Solarが電力管理事業を重点的に強化する。太陽電池市場の不振を受けて主力のソーラーインバーター事業が低迷していることに対応する狙い。ピエールパスカル・ウルボン社長がdpa通信に
モロッコ中部の都市ワルザザートで10日、大規模太陽熱発電施設の起工式が行われた。同発電所にはドイツから復興金融公庫(KfW)などが資金支援の形で参画しているが、発電する電力はすべて国内で消費され、欧州には輸出されない。独
再生可能エネルギー電力の助成金負担の軽減措置を受ける企業が今年は2,262社となり、昨年(979社)の2倍以上に増えたことが、連邦経済・貿易管理庁が7日に公開したデータで明らかになった。軽減措置の適用基準を現政権が緩和し
カナダのオンタリオ州政府の再生可能エネルギー政策をめぐる同国とEU、日本の通商紛争で、世界貿易機関(WTO)の上級委員会は6日、カナダを協定違反と認定した紛争処理小委員会(パネル)の裁定を支持する判断を下した。これによっ
EPIA(欧州太陽光発電産業協会)がこのほど発表した太陽光発電容量に関する報告書によると、2012年に欧州で新規設置された容量は17.159ギガワット(GW)となり、前年の22.411 GWから24%減少した。欧州で新規
電機大手の独Siemens(ミュンヘン)は2日の決算発表で2013年9月通期の業績見通しを下方修正した。第2四半期決算が振るわなかったうえ、赤字が続くソーラー事業の売却先模索が難航しているためで、継続事業の利益で「45億
国際風力発電見本市の開催地をめぐりフーズム(シュレスヴィヒ・ホルシュタイン州)とハンブルクの見本市運営会社が対立していた問題で、両社は4月29日、2014年9月の開催から会場をそれまでのフーズムからハンブルクに移すなどの
欧州復興開発銀行(EBRD)は4月26日、ルーマニアのトゥルチェニ火力発電所の近代化事業に2億ユーロのシンジケートローンを供与することを検討していると明らかにした。 \ トゥルチェニ火力発電所はルーマニア南西部のゴルジュ
欧州復興開発銀行(EBRD)はこのほど、キルギスにおける省エネ投資を対象に2,000万米ドルの融資枠を設定したと発表した。欧州連合の中央アジア投資基金(IFCA)による総額380万ユーロの支援措置と組み合わせてエネルギー
中国LDKソーラー傘下の独太陽電池メーカーSunways(コンスタンツ)は4月23日、取引先銀行から融資枠契約を解除されたと発表した。ソーラー業界と同社業績の低迷が理由。同社は企業の存続をかけて銀行と交渉するとしており、
印Suzlon傘下の独風力発電大手Repower(ハンブルク)は4月26日、組織再編計画を発表した。業界が抱える過剰生産能力や中国勢の台頭を受け、事業環境が厳しさを増していることに対応する考えで、各国子会社の重複業務を解
世界最高水準の発電効率を誇るガス発電所「Irsching」(バイエルン州中部フォーブルク)は今後も運転を続ける見通しだ。再生可能エネルギー発電の優遇策を受けて採算が合わなくなり、出資者は停止方針を示していたものの、電力供
欧州統計局(ユーロスタット)が4月26日発表した欧州連合(EU)の 2011年の再生可能エネルギー利用統計によると、エネルギー消費に占める再可エネの比率は、EU平均で推定13%に達した。国別ではスウェーデンが46.8%で
独エネルギー大手RWE傘下で再生可能エネルギー事業を手がけるRWEイノジーは4月22日、ポーランドで6カ所目となる集合型風力発電所(ウィンドファーム)の稼働を開始すると発表した。これにより、同社がポーランドで運営する風力
トルクメニスタン政府はこのほど、2030年までの電力セクターの発展戦略を公表した。発電量を2011年の19テラワット時(TWh)から20年には27TWh、30年に33.5TWhに拡大することを目指し、ガスタービン複合サイ
ドイツ連邦統計局が4月29日発表した同月の消費者物価指数(速報値)は前年同月比の上昇率が1.2%にとどまり、10年9月以来の低い伸びとなった。エネルギーの上げ幅が0.4%にとどまったほか、パック旅行価格の低下が大きな押し
経営難の太陽電池大手Solarworld(ボン)は4月30日、債務整理計画に対する主要債権者の暫定合意を取り付けたと発表した。減資を実施したうえで増資を行い、債務を株式に転換するという内容で、旧株主の出資比率は5%に低下
ドイツ連邦統計局が19日発表した2013年3月の生産者物価指数は前年同月比0.4%増にとどまり、上げ幅は過去3年間で最低となった。エネルギー価格が0.2%下落して全体を強く押し下げた格好で、エネルギーを除いたコアベースで
再生可能エネルギー電力の助成に伴う消費者負担の軽減策を9月の連邦議会(下院)選挙前に成立させる計画を連邦政府が断念したことが21日、分かった。州政府と連邦政府の立場が大きく隔たっているためで、政府の広報担当者はメディアの
太陽電池大手の独Solarworld(ボン)は17日、2012年度決算で債務が資産を上回る債務超過に陥ったことを明らかにした。単体の最終赤字が5億2,000万~5億5,000万ユーロ(ドイツ商法典ベース)に達した結果、2
スイスの重電大手ABB(チューリヒ)は22日、米Power-Oneを買収しソーラーインバーター事業に本格参入すると発表した。太陽電池業界では製品価格の大幅下落を受けて企業の倒産や事業撤退が相次いでおり、ABBの今回の決定
スロバキアは近く、1月に続き今年2回目となる電気料金の引き下げを実施する。前回は家庭向け電気料金を3.8%引き下げたが、今回は家庭・法人向けともに3%引き下げる。ネットワーク産業規制局(URSO)がこのほど明らかにした。
風力発電プロジェクト会社のPNE Wind(クックスハーフェン)は19日、競合WKNを買収すると発表した。大きなシナジー効果が見込めるため。買収しても市場を独占するには至らないため、独禁当局の承認を得られるとみている。
産業サービス大手の独Ferrostaalが従業員を削減する計画だ。事業環境の変化を受けた措置。カイハンス・エヴァルトゼン社長への取材をもとに17日付『ハンデルスブラット』紙が報じた。 \ エッセン本社で従業員480人のう
非政府組織(NGO)のFIANとurgewaldは17日、独電力業界の石炭輸入に関するレポートを発表した。両NGOはレポートのなかで、発電用瀝青炭の主要輸入先であるコロンビアやロシアでは、しばしば現地労働者や住民の人権が
ルノーは10日、同社の電気自動車(EV)シェアリングサービス「トゥイジー・ウェイ」を仏原子力センター(CEA)のグルノーブル研究センターが導入すると発表した。小型EV「トゥイジー」20台を提供する。 \ トゥイジー・ウェ
ドイツ連邦統計局が11日発表した2013年3月の消費者物価指数は前年同月比の上昇率が1.4%となり、2年3カ月ぶりの小幅な伸びにとどまった。石油製品の価格が6.5%低下したことが最大の押し下げ要因で、自動車燃料と家庭用暖
ベアリング大手の独Schaeffler(ヘアツォーゲンアウラハ)が同国西部のブッパータールにある工場で従業員の半数に当たる750人を削減する意向だ。労組の情報をもとに各種メディアが報じ、同社が15日、追認した。 \ 同工
独立系エネルギー販売事業者のFlexstrom(ベルリン)は12日、会社更生手続きの適用を裁判所に申請したと発表した。同社に対する批判的なメディア報道を受け、顧客の支払いが悪化したほか、顧客への電力供給を引き受ける地域エ
独複合企業Prettlは9日、ソーラーインバーター製造子会社のRefusolを米Advanced Energyに売却すると発表した。Refusolはソーラー業界の価格競争を受けて業績が悪化しており、売上高は2011年の時
電気自動車(EV)に対する製造業者の関心が薄れている。国内のEV普及率は0.1%(保有台数ベース)に過ぎず「2020年までに累計100万台」を達成するとした政府目標は現実味が薄れており、市場の大幅な拡大は当面、見込めない
ドイツ機械工業連盟(VDMA)燃料電池部会は11日、燃料電池市場に関する業界アンケート調査の結果を発表した。それによると、2020年の業界売上高は20億ユーロに達する見通し。2年前の調査では12億ユーロとの予測だったこと