電子、電機

独テレビ販売、今年は5%減少

家電市場調査会社gfuは10日、ドイツのテレビ販売台数が今年は910万台にとどまり、前年の960万台から5%減少するとの見通しを明らかにした。オリンピックやサッカー・ワールドカップ(W杯)などの大規模なスポーツイベントが […]

仏シュナイダー、英インベンシス買収で交渉

仏エンジニアリング大手のシュナイダー・エレクトリックは11日、英同業インベンシスの買収に向けた交渉を行っていることを明らかにした。インベンシスによると、シュナイダーは総額33億ポンド(約38億2,000万ユーロ)での買収

AEMTec、フラウンホーファーと提携

電子回路設計・開発企業のAEMTech(ベルリン)は1日、最先端電子技術の開発や実用化技術の分野でドイツの有力研究機関フラウンホーファー信頼性・マイクロインテグレーション研究所(IZM、ベルリン)と提携すると発表した。産

太陽電池のコナジーが経営破たん

ドイツのソーラー業界の危機が一段と強まっている。太陽電池大手のコナジーはこのほど倒産。「太陽王」の異名をとるアスベック社長が率いる競合ソーラーワールドも経営破たんの瀬戸際に追い込まれている。かつて太陽光発電セルの世界最大

製造業売上4カ月ぶりに減少、5月-0.8%に

ドイツ連邦統計局が9日発表した2013年5月の製造業売上指数(暫定値)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比0.8%減となり、4カ月ぶりに低下した。これまで大きく伸びていたユーロ圏外が4.4%減少して足を強く引っ

Siemens AG―英大型入札から撤退―

電機大手の独Siemens(ミュンヘン)は5日、ロンドンの近郊鉄道網クロスレールの入札から撤退すると発表した。プロジェクトの規模が大きく、落札すると既存の受注契約に影響が出ると判断したため。競合の日立やBombardie

Dialog Semiconductor plc.―米同業買収―

半導体開発の独Dialog Semiconductor(キルヒハイム・ウンター・テック)は2日、米同業iWattを買収すると発表した。製品の幅を広げ米Appleへの依存度を引き下げる狙い。取引金額は最大3億4,500万ド

洋上風力発電推進、港湾整備もカギの1つ

洋上風力発電パークの建設で港湾の果たす役割に注目が集まっている。建設資材を作業船に積み込むインフラが不足していれば、それだけ建設作業のスピードが落ちるためで、港湾運営者は需要拡大に期待を寄せる。ただ、港湾インフラ整備に要

テレコムLUMTS特許訴訟で和解

UMTS(3G)特許侵害をめぐる訴訟でドイツテレコムと特許管理会社IPCom(ミュンヘン近郊プラッハ)が先ごろ、和解した。ロイター通信が複数の消息筋からの情報として報じたところによると、ドイツテレコムはIPComに数億ユ

独ビデオゲーム業界、次世代機発売の効果に期待

独インタラクティブ・エンターテイメント・ソフトウェア連盟(BIU)は3日、8月に開催される欧州最大のゲーム見本市「GamesCom」のテーマを発表した。最大の目玉となるのは今年発売予定の次世代テレビゲーム、XBox On

パナソニック、ハンガリーの太陽電池工場閉鎖へ 

パナソニックは5日、欧州での太陽電池生産を中止することを明らかにした。欧州諸国の補助金削減や中国メーカーの台頭を背景に現地の事業環境が厳しさを増しているためで、ハンガリーのドログ工場で行っている生産を9月に停止、来年3月

独産業用画像処理業界、12年は売上減に

ドイツ機械工業連盟(VDMA)は6月27日、独産業用画像処理業界の2012年売上高が前年比1%減の14億9,000万ユーロに縮小し、過去最高となった11年(15億1,000万ユーロ)から1%減少したと発表した。欧州域外向

Nokia Siemens Networks B.V.―Nokiaが完全子会社に―

通信機器大手のNokiaと電機大手のSiemensは1日、両社の通信ネットワーク機器合弁会社Nokia Siemens Networks(NSN)をNokiaが完全買収することで合意したと発表した。NokiaはSieme

Siemens AG―英でローカル車両1,140編成受注―

電機大手の独Siemens(ミュンヘン)は6月27日、ロンドンの近郊鉄道網テムズリンク向けに車両1,140編成を納入する契約を結んだと発表した。2011年6月の時点で落札していたが、入札手続きが適正に行われたかどうかの調

日立や東芝連合が応札、ボスニア火力発電プロジェクト

ボスニア電力最大手のEPBiHは6月26日、北東部のトゥズラ発電所における褐炭火力発電機新設プロジェクトの入札で3社・グループから正式な提案を受理したと発表した。日本からは日立のほか、スペイン企業などと提携して東芝が応札

Hella KGaA Hueck & Co―事業グローバル化推進―

自動車部品大手の独Hella(リップシュタット)は6月26日の決算発表で、事業のグローバル化を今後も推し進める意向を表明した。欧州市場の低迷が長期化する様相を示しているためで、合弁事業を通して築き上げたネットワークを拡充

Loewe AG―アジア企業と戦略提携交渉―

経営危機に直面する独民生家電メーカーのLoewe(クローナハ)がアジアの同業から出資を受ける方向で交渉している。大株主のシャープなどが増資に応じる姿勢をみせないためだ。マティアス・ハルシュ社長が『フランクフルター・アルゲ

Merck

独化学大手Merckのマティアス・ツァヒャート財務担当取締役は6月26日、下半期は液晶事業が低迷するとの見通しを示した。第2四半期の需要が旺盛なため、顧客企業は今後、在庫調整に取り組むとみている。同社は液晶の世界最大手メ

SGL Carbon SE―炭素複合材分野でサムスンと合弁―

炭素製品大手の独SGL(ヴィースバーデン)は20日、サムスン石油化学と共同で炭素複合材料の合弁販社を設立すると発表した。アジア事業を強化するとともに、同材料の投入分野を拡大していく考えで、まずはサムスングループ向けを中心

Bosch―次世代電池開発でGSユアサなどと提携―

自動車部品大手の独Boschは19日、次世代リチウムイオン電池の開発に向けてGSユアサ、三菱商事と提携すると発表した。電池のエネルギー蓄積容量を大幅に引き上げて軽量・小型化を実現。電気自動車(EV)の走行距離を拡大する狙

Solarworld AG―再建計画発表、カタール企業が出資―

太陽電池大手の独Solarworld(ボン)は18日、経営再建計画を発表した。債務の株式化と減資・増資手続きを通して財務を健全化するという内容で、事業提携先のカタール企業からは出資と融資を受ける。すでに銀行やヘッジファン

EUの反ダンピング課税、ソーラー業界に影響

欧州連合(EU)が中国製太陽光発電パネルに暫定的ながら反ダンピング(不当廉売)関税を課したことの影響がすでにドイツのソーラー業界に出ているようだ。ソーラーインバーター世界最大手SMA Solarのピエール・ウルボン社長が

タブレットPC、大半の消費者は自宅で利用

消費者の多くはタブレットPCを持ち歩かないようだ。独情報通信業界連盟(Bitkom)が14歳以上のドイツ人504人を対象に実施したアンケート調査によると、「もっぱら自宅で利用する」との回答は27%、「主に自宅で利用する」

欧州原子核研究機構、リモートデータセンターを開設

欧州原子核研究機構(CERN)とハンガリー科学アカデミーのウィグナー物理学研究センター(WRCP)は13日、ブダペストでCERNのリモートデータセンターの開所式を行った。 \ CERNはジュネーブで世界最大の粒子加速器の

Osram

照明大手の独Osramは18日、仏自動車部品大手Valeoと折半出資で運営する米国の合弁会社Valeo Sylvaniaから撤退する方針を明らかにした。プレスリリースによると、Valeoは来年第1四半期、両社の取り決めに

「政府はもっと半導体産業支援を」=電機業界

独電気・電子・情報技術協会(VDE)はこのほど開催した未来テクノロジーに関するワークショップで、半導体産業への政府の支援強化を求める提言書をまとめ上げた。「ドイツの輸出品の8割以上を占めるハイテク製品は電気・電子・通信シ

紫外線照射でぶどう畑の細菌防除

ブドウの大敵であるべと病などの細菌病を、農薬を使わずに防除する技術を、ガイゼンハイム大学を中心とする産学研究チームが開発した。紫外線をブドウの葉や果実に照射するというもので、被害を完全に抑えることはできないものの、殺菌剤

ポーランド放送網事業者から通信システム受注

日本電気(NEC)は18日、ポーランド最大の放送網事業者エミテルからマイクロ波通信システムを受注したと発表した。契約額など詳細は明らかにしてていない。 \ 納入するのは屋外一体型の超小型マイクロ波通信システム「iPASO

チェコ輸出大手50社、輸出額が1兆コルナを突破

チェコトップ100企業協会(Sdruzeni)は14日、チェコ大手輸出企業50社の12年の輸出額が前年比16%増の1兆430億コルナとなり、初めて1兆コルナの大台を突破したと発表した。昨年の伸び率(8%)を大きく上回る好

食料品が物価押し上げ

連邦統計局は12日、2013年5月の消費者物価統計の詳細を発表した。それによると、前年同月比の物価上昇率は1.5%で、エネルギーを除いたベースでは1.7%に上った。 \ エネルギーでは電力の価格が12.4%上昇したものの

Li-Tec Battery GmbH ―出資者模索―

化学大手Evonikと自動車大手Daimlerが共同運営する電気自動車(EV)用電池の合弁会社Li-Tec(カメンツ)が両社に続く3社目の出資者を模索している。Daimlerのディーター・ツェッチェ社長が経済誌『ヴィルツ

Siemens AG―ソーラー事業清算へ―

電機大手の独Siemens(ミュンヘン)は17日、不採算のソーラー事業を来春までに清算することを明らかにした。昨年秋から売却先を模索してきたものの、買い手が見つからなかったためで、今後は再生可能エネルギー分野の経営資源を

Loewe AG―増資と減資へ―

経営不振の民生家電メーカーLoewe(クローナハ)は11日、株主総会を7月31日に開催すると発表した。5月単月の決算を作成したところ損失額が資本金の半分以上に達したため、株式法92条1項の規定に従い招集しなければならなく

独デクラ、スウェーデン事業を強化

独技術監査サービス大手のデクラ(シュツットガルト)は4日、自動車整備工場向けの計量器校正(キャリブレーション)を手がけるスウェーデンのインデコ・カリブレリングを5月31日付で買収したと発表した。同事業分野でスウェーデン全

中国製太陽光パネルに反ダンピング税、中国は対抗措置へ

欧州連合(EU)の欧州委員会は4日、中国製の太陽光パネルに暫定的な反ダンピング(不当廉売)税を課すことを正式に決定した。ドイツ、英国など多くの加盟国が中国との通商紛争激化を懸念し、反ダンピング措置発動に反対したことから、

Siemens AG―発電所建設事業の統括拠点を韓国に移管―

電機大手の独Siemens(ミュンヘン)が発電所建設事業の統括拠点をドイツのエアランゲンとオッフェンバッハから韓国に移管する。『フランクフルター・アルゲマイネ』紙が11日付で報じたもので、ドイツとオーストリアでは人員削減

Li-Tec Batterie GmbH―出資2社が売却も―

自動車大手のDaimlerと化学大手のEvonikがリチウムイオン電池合弁会社Li-Tec Batterie GmbH(カメンツ)の売却を視野に入れているもようだ。『ウォールストリート・ジャーナル(ドイツ版)』紙が10日

IBC Solar AG―中国製太陽光パネルを「買いだめ」―

太陽電池システムサプライヤーの独IBC Solar(バート・シュタッフェルシュタイン)が中国製の太陽光パネルを大量に買い増した。欧州連合(EU)が中国製パネルに暫定的な反ダンピング(不当廉売)関税を課すことを受けた措置で

BASF SE―薄膜製造技術の開発会社買収―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は6日、薄膜製造技術の開発を手がけるスタートアップ企業Deutsche Nanoschicht GmbHを完全買収すると発表した。省電力向け事業を強化する狙い。取引金額は公

Samsung Electronics―独従業員を5年で倍増も―

韓国の電機大手Samsung Electronicsがドイツの従業員数を急速に増やしている。事業を拡大しているためで、年末までに現在の660人から約800人へと引き上げる予定だ。独販売を統括するハンス・ヴィーナンツ氏が『

電動アシスト自転車の需要が大幅拡大

ドイツ2位の自動車連盟である欧州自動車クラブ(ACE)は7日、電動アシスト自転車の国内保有台数が130万台に達したと発表した。販売数は近年、急増しており、2010~12年の3年間の実績は90万台を超え、07~09年(33

DBの車両不足深刻に、繁忙期には予備車両がない状態

ドイツ鉄道(DB)が高速鉄道車両の不足に悲鳴をあげている。同社のウルリッヒ・ホンブルク取締役が4日明らかにしたところによると、発注した車両の納期遅れが続いているうえ、点検・交換作業などでダイヤから外す車両もあり、繁忙期に

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