バイオテクノロジー

ハンガリー製薬大手リヒター、米社の新薬開発支援

ハンガリー製薬大手のゲデオン・リヒターは19日、バイオ医薬品の開発を手がける米エベストラの転換社債500万ドルを引き受けると発表した。エベストラの新薬開発を支援する。 エベストラは女性用医薬品の開発を専門に手がけるバイオ […]

モノクローナル抗体製剤の後発薬、独市場に初登場

米ジョンソン・エンド・ジョンソンのモノクローナル抗体製剤である「レミケード」のバイオシミラー(バイオ医薬品の後発薬)を、米製薬会社ホスピラが16日、ドイツ市場で発売した。レミケードの同国特許が失効したためで、バイオシミラ

製造業売上12月は0.6%増に

ドイツ連邦統計局が9日発表した2014年12月の製造業売上指数(暫定値)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比0.6%増となり、2カ月ぶりに拡大した。ユーロ圏(ドイツを除く)売上が4.6%増えて全体をけん引。国内

シンジェンタ―純利益が減少―

スイスの農薬大手シンジェンタ(バーゼル)が4日発表した2014年12月期決算の営業利益(EBITDA)は前期比1%増の29億2,600万米ドルと小幅な伸びにとどまった。北米の異常気象と収益力の弱い事業からの撤退コストが響

シュターダ―エボラの迅速診断キット、3月発売へ―

医薬品大手の独シュターダ(バート・フィルベル)は9日、エボラ出血熱用の迅速診断キットを3月から販売すると発表した。同キッドは免疫迅速診断製品の開発・製造に特化した独セノバ(Senova)の製品。シュターダは1セットを3.

ロシュ

スイスの製薬大手ロシュは9日、がん・ゲノミクス分野の研究開発会社である独シグニチャー・ダイアグノスティクスを買収すると発表した。次世代シークエンス解析技術に基づく診断法の研究開発を強化する。取引金額は公表していない。

ロシュ―14年純利益16%減に―

スイスの製薬大手ロシュ(バーゼル)が1月28日発表した2014年12月期決算の純利益は93億5,300万スイスフランとなり、前期比で16%減少した。長期債務の借り換えや、評価損・リストラ費用の計上が響いた。売上高は1%増

アッヴィ―C型肝炎治療薬を独市場に投入―

研究開発型バイオ医薬品企業の米アッヴィは20日、新しいC型肝炎の治療法を同日付でドイツ市場に投入すると発表した。同治療法は欧州連合(EU)の欧州委員会から15日付で販売承認を受けたばかり。3つの経口薬(直接作用型抗ウイル

ノバルティス―為替差損など響く、増益幅1%に―

スイスの製薬大手ノバルティス(バーゼル)が26日発表した2014年12月期決算の営業利益は107億3,600万米ドルとなり、前期比で1%の伸びにとどまった。主力の特許薬部門が振るわなかったほか、為替差損も響いた格好で、為

モンサント、数年以内にロシアに初の工場開設

種子大手の米モンサントは、今後数年以内にロシアに初の工場を開設する計画だ。欧州・中東事業の責任者であるゴンサルベス氏が22日、ロイター通信とのインタビューで明らかにした。 モンサントは現在、ロシアで現地の提携企業を通じて

モンサント、数年以内にロシアに初の工場開設

種子大手の米モンサントは、今後数年以内にロシアに初の工場を開設する計画だ。欧州・中東事業の責任者であるゴンサルベス氏が22日、ロイター通信とのインタビューで明らかにした。 モンサントは現在、ロシアで現地の提携企業を通じて

ベーリンガー―米後発薬事業の売却を検討―

製薬大手の独ベーリンガー・インゲルハイム(インゲルハイム)が米国の後発医薬品子会社、ロクサーヌ・ラボラトリーズの売却を検討している。ブルームバーク通信が14日報じ、同社が追認したもので、広報担当者は売却を含む戦略的なオプ

GM作物栽培で加盟国に禁止権限、欧州議会が法案可決

欧州議会は13日、遺伝子組み換え(GM)作物の認可ルールをめぐり、EUが栽培を認可した場合でも加盟国が独自の判断で禁止できるようにする指令の改正案を賛成480、反対159の賛成多数で可決した。GM作物に対するEU市民の根

ロシュ―がん診断法開発の米FMI買収へ―

スイスの製薬大手ロシュ(バーゼル)は12日、がん診断法開発の米ファウンデーション・メディシン(FMI)を買収すると発表した。がんのオーダメイド医療事業を強化する考え。買収金額は10億ドル超。取引はFMIの株主と当局の承認

特許薬発売が急増、14年は49件に

研究開発型製薬工業会(VFA)は12月19日、ドイツ市場に新規投入された特許薬の数が2014年は49件に達し、少なくとも過去25年間で最高になったと発表した(グラフ1を参照)。「医薬品研究開発の生産性は2000年代の低迷

特許薬発売が急増、14年は49件に

研究開発型製薬工業会(VFA)は12月19日、ドイツ市場に新規投入された特許薬の数が2014年は49件に達し、少なくとも過去25年間で最高になったと発表した(グラフ1を参照)。「医薬品研究開発の生産性は2000年代の低迷

未受精卵からのES細胞作成技術は特許対象=欧州裁

欧州司法裁判所は12月18日、ヒトの未受精卵から胚性幹細胞(ES細胞)を作成する技術は特許の対象になり得るとの判断を示した。単為生殖によって分裂・成長が促進されたヒトの未受精卵はそれ自体で人間に成長する内在的能力を備えて

サノフィ―バイオ企業エボテックと包括提携へ―

製薬大手の仏サノフィと独バイオ企業エボテックは2日、包括提携に向けて独占交渉を行うと発表した。サノフィは同提携により新薬開発の効率をアップ、エボテックは創薬支援サービスを強化する意向だ。来年上半期の成約を見込む。 サノフ

バイエル―R&D投資を大幅拡大―

製薬・化学大手の独バイエル(レバークーゼン)は2日、製薬と農業科学部門の研究開発(R&D)投資額を来年、大幅に引き上げると発表した。具体額は明らかにしていないものの、増加幅は内部成長ベースの売上の伸び率を上回る

独化学業界、来年は売上成長率1.5%見込む

独化学工業会(VCI)は8日、独業界(製薬を含む)の2015年の売上高が前年比1.5%増の1,965億ユーロに拡大するとの予測を発表した。全体の7割を占める欧州が不振で、小幅な伸びにとどまる。製薬を除くと成長率は1.0%

GM作物栽培で加盟国に禁止権限、欧州議会と理事会が合意

欧州議会とEU理事会は4日、遺伝子組み換え(GM)作物の認可ルールをめぐり、EUが栽培を認可した場合でも加盟国が独自の判断で禁止できるようにする指令の改正案で合意した。GM作物に対するEU市民の根強い懸念に配慮して、加盟

サノフィ、独バイオ企業エボテックと包括提携

仏製薬大手のサノフィと独バイオ企業エボテックは2日、包括提携に向けた独占交渉を行うと発表した。同提携によりサノフィは新薬開発の効率アップ、エボテックは創薬支援サービスを強化する意向だ。来年上半期の調印を見込む。 サノフィ

独鉱工業の実物投資、昨年はやや減少

連邦統計局が19日発表したドイツ製造業の実物投資額は昨年565億3,600万ユーロとなり、前年比で0.8%減少した。化学製品業界は12.5%増の53億6,200万ユーロと大きく伸びたものの、電算・電子・光学機器と電気設備

GE、トルコにバイオ医薬品の研究・研修センターを開設

米ゼネラル・エレクトリック(GE)はこのほど、GEのヘルスケア事業部門であるGEヘルスケアがトルコのイスタンブールにバイオ医薬品の研究・研修センターを2015年半ばに開設すると発表した。同センターには医薬品やその製造法の

メルク―がん抗体医薬品でファイザーと提携―

製薬大手の独メルク(ダルムシュタット)は17日、がん治療用の抗体医薬品開発で同業の米ファイザーと提携すると発表した。メルクが開発中の医薬品「MSB0010718C」を共同開発に切り替え、販売でも協働する。メルクは前払金8

メルク―売上予測引き上げ―

製薬・化学大手の独メルク(ダルムシュタット)は13日の決算発表で2014年通期の売上高を従来見通しの109億~111億ユーロから110億~112億ユーロへと引き上げた。年初来の業績が好調なうえ、7-9月期(第3四半期)に

電機・自動車労組、ベア5.5%要求の方向

電機、自動車、機械業界などの労働組合であるIGメタルの執行部は11日、次期労使交渉でベースアップ5.5%を要求する方針を各地区の支部に勧告することを決定した。各支部の反応を踏まえて27日に最終決定を下し、1月から交渉を開

製造業売上、9月は減少幅が0.4%に縮小

ドイツ連邦統計局が10日発表した2014年9月の製造業売上指数(暫定値)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比0.4%減となり、2カ月連続で後退した。ただ、8月の数値は当初の同2.6%減から1.0%減へと大幅に上

シーメンス―補聴器部門売却―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は6日、補聴器部門のシーメンス・オーディオロジー・ソリューションズをスウェーデンの投資会社EQTパートナーズと独ストルングマン一族の持ち株会社サント・ホールディングに売却することで合意

パイオン―小野製薬がライセンス契約解約、麻酔薬分野で―

独バイオ企業パイオン(アーヘン)は5日、小野製薬に供与していた麻酔薬「レミマゾラム」のライセンスが返還されたと発表した。小野製薬は日本における独占開発・販売権を2007年に獲得し、臨床試験を進めてきたが、戦略的な理由から

「GM作物は有益」=独研究者、150の研究成果を分析して結輪

遺伝子組み換え(GM)作物は総合的に判断して有益だとの見方を、独ゲッチンゲン大学の研究グループが『ジャーナル・プロス(オンライン版)』誌で発表した。同グループは1995年から2013年に公表されたGM作物に関する研究を吟

エボラ熱ワクチンの治験、ドイツでスタート

ハンブルク大学病院は10日、エボラ出血熱ワクチンの臨床試験を開始すると発表した。同ワクチンの治験はドイツで初めて。まずはボランティア30人を対象に3段階ある治験の第1段階であるフェーズ1を6カ月間、実施。治験の全段階が成

バイエル―14年売上・利益予測を引き上げ―

製薬・化学大手の独バイエル(レバークーゼン)は10月30日の決算発表で2014年12月期の業績見通しを引き上げた。第3四半期(7~9月)決算が好調だったほか、為替リスクの低下、米メルクのOTC薬事業買収といったプラス要因

独化学業界売上がやや好転、国外がけん引

独化学工業会(VCI)が4日発表した2014年第3四半期(7~9月)の業界売上高(製薬を含む)は前期比0.5%増の449億ユーロとなり、3四半期ぶりに拡大へと転じた。国外が1.5%増と好調で、全体をけん引。アジアは2.5

ノバルティス―インフルエンザワクチン事業を豪社に売却―

スイスの製薬大手ノバルティス(バーゼル)は26日、インフルエンザワクチン事業を豪同業CSLに売却すると発表した。事業再編計画の一環。取引金額は2億7,500万ドルで、ノバルティスは約11億ドルの評価損を計上する。来年下半

独電機業界輸出、8月は3.2%増に

独電気電子工業会(ZVEI)が21日発表した2014年8月の業界輸出高は124億ユーロで、前年同月を3.2%上回った。比較対象の13年8月は減少幅が7.3%と大きく、その反動が出た格好。1~8月の累計は前年同期比2.9%

BASF―中期目標を撤回、コスト削減強化へ―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は24日の決算報告で、2011年に打ち出した中期業績目標を撤回した。世界経済の先行き不透明感が強まっていることを受けた措置で、15年に売上高で800億ユーロ、営業利益(EB

KSWザート―米国に研究開発施設を設置―

世界5位の種子メーカーである独KSWザート(アインベック)が米ミズーリ州セントルイスに研究開発拠点を建設している。同地はバイオテクノロジー分野の産業クラスターが形成されているため、利便性が高いと判断。北米・南米は欧州と異

独東部の優良企業、資金調達に苦労

ドイツ東部の中小、新興企業は将来性が高くても事業資金の調達が難しいもようだ。銀行は自己資本規制の強化を受けてこうした企業への融資を抑制。同地はベンチャーキャピタルの視野に入りにくいことが追い打ちをかける。事態の打開に向け

バイオエタノールでカルテルか、欧州委が立ち入り調査

欧州連合(EU)の欧州委員会は9日、複数のバイオ燃料企業がバイオエタノールで価格カルテルを結んでいる疑いがあるとして、関係各社への立ち入り調査を実施したと発表した。昨年から進めている石油会社の価格操作疑惑に関する調査の一

製造業売上5年半来の大幅下落に

ドイツ連邦統計局が8日発表した2014年8月の製造業売上指数(暫定値)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月を2.6%下回り、5年半ぶりの大きな下落となった。減少は3カ月ぶり。8月は製造業受注と第二次産業生産指数も

サイトトゥールズ―創傷治療薬の売却模索か―

独バイオ企業サイトトゥールズ(Cytotools、ダルムシュタット)が主力医薬品「デルマプロ(Dermapro)」事業の売却先ないし合弁先の模索を米投資銀行モルガンスタンレーに委託したもようだ。金融・製薬業界の情報として

バイオエタノールでカルテルか、欧州委が立ち入り調査

欧州委員会は9日、複数のバイオ燃料企業がバイオエタノールで価格カルテルを結んでいる疑いがあるとして、関係各社への立ち入り調査を実施したと発表した。昨年から進めている石油会社の価格操作疑惑に関する調査の一環と説明している。

バイエル・クロップサイエンス―南米の種子メーカー買収―

バイエルの農業科学子会社バイエル・クロップサイエンス(BCS、モンハイム)は1日、パラグアイの種子メーカー、グラナールを買収すると発表した。南米事業と大豆事業を強化する戦略に沿った取り組み。取引金額は公表しないことで合意

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