バイオテクノロジー

1月製造業売上3%増に

ドイツ連邦統計局が10日発表した2014年1月の製造業売上指数は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比3.0%増となり、2カ月ぶりに増加した。上げ幅は10年10月以来の高水準。ユーロ圏(ドイツを除く)が0.4%減と […]

Merck KGaA―バイオシミラーに1億ユーロ投資―

製薬・化学大手の独Merck(ダルムシュタット)は6日の決算発表で、今年はバイオシミラー(バイオ医薬品の後発薬)事業の強化に向けて1億ユーロを投資する計画を明らかにした。有力なバイオ医薬品の特許が今後、相次いで切れること

Bayer AG―避妊薬副作用の和解金17億ユーロに―

製薬・化学大手の独Bayer(レバークーゼン)は2月28日の決算発表で、同社製避妊薬「Yasmin」「Yaz」の副作用をめぐる米国の訴訟で、2月10日までに原告8,250人と和解したことを明らかにした。和解金の総額は16

BASF SE―自動車向け・農薬事業がけん引―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)が25日発表した2013年12月通期の営業利益(EBITベース、特別費を除く)は前期比8.2%増の71億9,000万ユーロとなり、過去最高を更新した。自動車産業から樹脂、塗

Novartis

スイスの製薬大手Novartisは17日、米国のバイオ企業CoStim Pharmaceuticalsを買収すると発表した。がん免疫療法事業を強化し、同分野で先行する競合Rocheなどを追撃する。取引金額は公表しないこと

Syngenta AG―10億ドルのコスト削減へ―

世界最大の農業科学メーカーであるスイスのSyngenta(バーゼル)は5日の決算発表で、2018年までに年間コストを10億ドル圧縮する方針を明らかにした。13年12月期の業績が振るわなかったためで、既存のコスト削減プログ

Merck KGaA―バイオシミラーをブラジルで共同生産へ―

製薬大手の独Merck(ダルムシュタット)がバイオ医薬品の後発薬(バイオシミラー)をブラジル企業と共同で現地生産する。英『ファイナンシャル・タイムズ』紙が報じ、同社が10日追認したもので、製品はすべてブラジル保健機関に販

GMトウモロコシの商業栽培、独の採決棄権で認可濃厚

欧州委員会が遺伝子組み換え(GM)トウモロコシ「TC 1507」の商業栽培を認可するようEU加盟国に勧告している問題で、態度を保留していたドイツは5日、閣僚理事会での採決を棄権する方針を明らかにした。11日に予定される特

Roche―がん治療薬の強化奏功、大幅増益に―

スイスの製薬大手Roche(バーゼル)が1月30日発表した2013年12月通期決算の最終利益は113億7,300万スイスフランとなり、前期比で18%増加した。世界的に需要が拡大するがん治療薬の品ぞろえを拡充したことが奏功

Novartis

スイス製薬大手のNovartisが1月29日発表した2013年10-12月期(第4四半期)決算の純利益は20億5,800万ドルで、前年同期から2%増加した。多発性硬化症の治療薬「Gilenya」などの販売が好調だった。売

Fresenius―病院買収の規模縮小へ、当局の懸念受け―

総合医療大手の独Fresenius(バート・ホームブルク)は13日、独医療機関2位のRhoen-Klinikumが運営する病院の大半を譲り受ける計画について規模を縮小すると発表した。地域によって寡占が進むことを連邦カルテ

グローバル・バイオエナジーズ

フランスのバイオテクノロジー会社。再生可能エネルギー資源からバクテリアや酵母を使った発酵により炭化水素を生産する技術を持つ。特にイソブテンの生産に注力しており、2013年6月にはフランスに建設したパイロットプラントを稼働

サノフィとフラウンホーファーが抗生物質共同開発へ

製薬大手の仏サノフィと独フラウンホーファー分子生物学・応用生態学研究所(IME)は15日、抗生物質などの共同研究センターを設立すると発表した。抗生物質をめぐっては耐性菌が増え、新たな製品の開発が緊急課題となっており、両者

医療検査機器のシスメックス、トルコ現地法人を設立

臨床検査機器や検査薬を製造するシスメックスは21日、トルコ・イスタンブールに現地法人を設立したと発表した。医療需要が拡大する同国で販売・サービス体制を強化し、事業の成長を図る。 \ 現地法人の名称はシスメックス・ターキー

11月製造業売上が大幅増加

ドイツ連邦統計局が10日発表した2013年11月の製造業売上指数は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比3.0%増となり、3カ月ぶりに拡大へと転じた。自動車と機械産業が好調で、全体が強く押し上げられた格好。地域別で

Apogenix GmbH―脳腫瘍治療薬の第2相試験に成功―

投資会社Dievini傘下の独バイオ企業Apogenix(ハイデルベルク)は13日、脳腫瘍の一種である膠芽腫の治療薬で第2相臨床試験(フェーズ2)が成功裏に終了したと発表した。第3相臨床試験(フェーズ3)を単独で実施する

新薬の3件に1件がバイオ医薬品に

製薬業界でバイオ医薬品の重要性が高まっている。研究開発型製薬工業会(VFA)加盟企業が2013年に進めていた薬効成分プロジェクトに占めるバイオ医薬品の割合は31%に上り、2005年(12%)の2.5倍に拡大した。世界のブ

Formycon AG―投資会社にライセンス供与―

バイオシミラーの開発を専門に手がける独Formycon(マルティンスリート)は12日、投資会社Santo Holdingとライセンス契約を結んだと発表した。Formyconが開発中のバイオシミラーの世界独占ライセンスをS

Evotec

バイオ医薬品開発の独Evotecは13日、2013年の売上高見通しをこれまでの9,000万~1億ユーロから8,400万~8,600万ユーロに引き下げた。同社からライセンスを取得してJohnson & Johns

欧州裁、GMジャガイモの栽培認可に無効判決

欧州司法裁判所の一般裁判所は13日、独化学大手BASFが開発した遺伝子組み換え(GM)ジャガイモ「アムフローラ」のEU内での栽培、販売を認可した欧州委員会の決定について、手続きに不備があるとして無効とする判決を下した。

Bayer AG―ノルウェー同業AlgetaにTOB―

製薬大手の独Bayerがノルウェーの同業Algetaを買収する意向だ。Algetaが26日付のプレスリリースで明らかにしたもので、Algetaに対し株式公開買い付け(TOB)の暫定提案を行った。Algetaによると、協議

Merck KGaA―がん治療薬開発で中国企業と提携―

製薬大手の独Merck(ダルムシュタット)は13日、中国のバイオ企業BeiGeneとがん治療薬の開発・販売で提携すると発表した。Merckは開発リスクの削減と新薬の確保に向けて提携を強化する戦略を打ち出しており、BeiG

9月製造業売上0.8%減少、自動車が足かせに

ドイツ連邦統計局が8日発表した2013年9月の独製造業売上指数は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比0.8%減となり、2カ月ぶりに後退した。自動車・自動車部品が振るわず、足を強く引っ張った格好。地域別では国内とユ

Novartis AG―輸血検査薬事業を売却―

スイスの製薬大手Novartis(バーゼル)は11日、輸血検査薬事業をスペインの同業Grifolsに売却すると発表した。経営資源を中核事業に絞り込む戦略の一環。取引金額は16億7,500万ドル。売却手続きは当局の審査を経

Merck Serono―「新薬・ゾロ新を年1件発売が目標」―

独Merckの製薬部門Merck Seronoは2018年以降、新薬ないし改良型医薬品(ゾロ新)を少なくとも年1件、市場投入する目標だ。手持ちの開発パイプラインだけでは目標達成が難しいため、買収や提携で不足を補っていく。

Trion Pharma GmbH―会社更生手続き申請―

バイオ医薬品の開発と製造を手がける独Trion Pharmaがミュンヘン区裁判所に会社更生手続きの適用を申請した。長年提携してきた総合医療大手Freseniusがバイオ医薬品子会社Fresenius Biotechを売却

Stada Arzneimittel AG―バイオ後続品の販売ライセンス取得―

後発医薬品(ジェネリック)大手の独Stada(バート・フィルベル)は28日、カナダ企業Apotexから好中球減少症の治療に用いるバイオ後続品(バイオシミラー)「Grastofil」の販売ライセンスを取得すると発表した。来

Evotec

独バイオ企業Evotecは21日、慢性腎臓疾患治療薬の開発で製薬大手の英AstraZenecaと提携すると発表した。Evotecがスクリーニング技術で特定した化合物をAstraZenecaが利用して新薬を開発する。Evo

製造業売上4カ月ぶり増加、自動車けん引で8月+2.3%に

ドイツ連邦統計局が10日発表した2013年8月の製造業売上指数は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比2.3%増(暫定値)となり、4カ月ぶりに拡大へと転じた。自動車が大きく伸びて全体が強く押し上げられた格好。 \

シスメックス―Bayerとがん診断薬共同開発へ―

シスメックスは9日、子会社シスメックス アイノスティクスが製薬大手の独Bayer Healthcareと共同でがん診断薬を開発すると発表した。共同開発を行うことで、血液中のがん遺伝子を測定するシスメックス アイノスティク

Sartorius AG―英同業を買収―

ラボ機器大手の独Sartorius(ゲッティンゲン)は7日、英同業TAP Biosystems Groupを子会社Sartorius Stedim Biotechを通して買収すると発表した。TAP Biosystemsの

F. Hoffmann La Roche Ltd―バイオ医薬品の生産能力拡大へ―

スイスの製薬大手Roche(バーゼル)は14日、バイオ医薬品の生産能力拡張に向けて今後3年間で8億スイスフラン(約6億4,800万ユーロ)を投資すると発表した。既存製品の需要拡大を受けた措置。開発中の医薬品の市販化に向け

BASF SE―農薬部門の売上目標引き上げ、20年に80億ユーロへ―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は2日、農薬部門の売上目標を大幅に引き上げた。新興国で食生活の水準が向上していることを背景に農薬需要が大幅に増えると予想。巨額投資などをテコに2020年までに売上高を昨年の

Merck KGaA―新興国での医薬品販売強化へ―

製薬大手の独Merck(ダルムシュタット)は新興国での医薬品販売を強化する。需要の拡大が見込めるためで、特に同社が強みを持つ不妊薬とがん治療薬分野で注力する意向だ。これまで他社に委託してきた販売を自社販売に切り替える措置

Gerresheimer AG―組織スリム化―

医薬品や化粧品用の包装材メーカーである独Gerresheimer(デュッセルドルフ)は2日の決算発表で組織のスリム化方針を明らかにした。コスト削減と顧客ニーズにより適切に対応できるようにすることが狙い。新年度が始まる12

Merck KGaA―再び大型買収へ―

製薬・化学大手の独Merck(ダルムシュタット)は6日の決算発表で、2014年以降に大型買収を行う考えを明らかにした。同社は2010年に米Milliporeを72億ドルで買収してからは大型買収を控えてきたが、債務の圧縮が

Bayer AG―製薬・農薬が好調―

製薬・化学大手の独Bayer(レバークーゼン)が7月31日発表した2013年4-6月期(第2四半期)決算の営業利益(EBITDAベース)は20億8,600万ユーロとなり、前年同期比で33.9%増加した。製薬、農薬部門が好

BASF SE―4-6月期減益に、景気低迷響く―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)が25日発表した2013年4-6月期(第2四半期)決算の営業利益(EBIT、特別要因を除く)は18億3,200万ユーロとなり、前年同期比で5.4%減少した。景気の低迷が響い

モンサントがGM作物認可申請を撤回

米農業バイオ技術大手モンサントは17日、欧州連合(EU)で遺伝子組み換え(GM)作物の栽培認可を得るための承認申請をすべて撤回する方針を明らかにした。EU内ではGM作物に対する懐疑論が根強く、欧州委員会は今年1月から栽培

独化学業界、12年売上見通しを下方修正

独化学工業会(VCI)は11日、独業界の2013年売上成長率予測を従来の2.0%から1.5%へと引き下げた。これまで0.5%増を予想していた出荷価格が前年比±0%にとどまる公算が高まったため。現在の軟調な需要が下半期も続

製造業売上4カ月ぶりに減少、5月-0.8%に

ドイツ連邦統計局が9日発表した2013年5月の製造業売上指数(暫定値)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比0.8%減となり、4カ月ぶりに低下した。これまで大きく伸びていたユーロ圏外が4.4%減少して足を強く引っ

Evotec AG―インド拠点を閉鎖―

独バイオ企業Evotec(ハンブルク)は8日、化学サービスを展開する印子会社Evotec (India) Private Ltdを清算すると発表した。同サービス事業を今後、英アビンドンの拠点に集約。コスト削減を図るととも

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