独化学業界が生産予測を下方修正
独化学工業会(VCI)は5日、独業界(製薬を含む)の2012年生産成長率を従来予測の前年比横ばいから同マイナス3%へと引き下げた。欧州債務危機の影響で第2四半期の業績が大きく悪化したためで、通期の業界売上についても従来の […]
独化学工業会(VCI)は5日、独業界(製薬を含む)の2012年生産成長率を従来予測の前年比横ばいから同マイナス3%へと引き下げた。欧州債務危機の影響で第2四半期の業績が大きく悪化したためで、通期の業界売上についても従来の […]
遺伝子の後天的な変異(エピゲノム)を解析するプロジェクト「DEEP」が1日、ドイツでスタートした。DEEPは国際ヒトエピゲノムコンソーシアム(IHEC)に参画する連邦教育研究省(BMBF)の支援を受けて実施されるもので、
化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は17日、アクリル酸の新しい量産技術確立に向けて穀物メジャーの米Cargill、デンマークのバイオ企業Novozymesと提携すると発表した。再生可能資源を利用して同物質を
独バイオ製薬企業Agennix(マルティンスリート)は7日、肺がん治療薬「Talactoferrin」の開発に失敗したと発表した。同薬はAgennixが開発する唯一の医薬品で、同社の先行きにはにわかに雲がただよってきた。
製薬・化学大手の独Bayer(レバークーゼン)が7月31日発表した2012年4-6月期(第2四半期)の最終利益は4億9,400万ユーロとなり、前年同期比で33.9%低下した。避妊薬「Yaz」「Yasmin」の副作用をめぐ
独化学工業会(VCI)が12日発表した独業界(製薬を含む)の2012年上半期の生産高は前年同期比4%減と大きく落ち込んだ。欧州債務危機と南欧諸国の景気後退が大きな足かせとなった格好。生産者価格は3.0%上昇したものの、売
Bayerは3日、農業科学子会社Bayer CropScience(モンハイム)が米国の有機農薬メーカーAgraQuestを買収することで合意したと発表した。青果向け事業を強化する狙い。買収金額は4億2,500万ユーロで
スイスの製薬大手Roche(バーゼル)は6月26日、米国の研究開発(R&D)事業をスリム化すると発表した。米バイオ大手Genetechの完全買収に伴い事業の重複が生じたためで、ニューヨーク近郊のナットリーにある
独化学工業会(VCI)が19日発表したドイツ化学・製薬業界の2011年の輸出高は1,500億ユーロを超えた。世界の輸出市場に占めるシェアは11.2%で1位を確保。2位の米国(9.9%)を1.3ポイント上回った。今年も世界
独化学労組IG BCEは19日、化学産業で働く派遣社員を対象とした賃金協定を派遣業界団体BAP、IGZとの間で締結した。正社員と派遣社員の給与格差是正を狙った取り決めで、派遣社員は手当を時給に上乗せする形で受給する。金属
独バイオ最大手のQiagenは25日、米同業Intelligent Bio-Systemsを買収したと発表した。Intelligent Bio-Systemsは遺伝子解析装置を開発しており、Qiagenは買収により分子診
医薬品大手の独Merck(ダルムシュタット)は6日、バイオシミラーの開発・生産・販売でインドの後発医薬品大手Dr. Reddy’sと提携すると発表した。バイオシミラーはバイオ医薬品の後発品で今後、世界的に市場が拡大すると
Bayerの農業科学子会社Bayer CropScience(BCS、モンハイム)は6日、独東部のガータースレーベンに小麦交配センターを開設したと発表した。新品種の開発のほか、欧州の小麦交配事業の調整業務を割り当てる。
農業科学大手のSyngenta(スイス・バーゼル)は18日、アフリカ事業の強化方針を明らかにした。今後10年間で5億ドルを投資。同地の売上高を10億ドルに拡大する。 \ 同社はアフリカが将来、農産物の主要な輸出元地域に成
製薬・化学大手の独Merck(ダルムシュタット)は15日、製薬子会社Merck Seronoの収益力向上プログラムの詳細を発表した。2014年までに年間コストを3億ユーロ圧縮する方針で、リストラ費用は約6億ユーロを見込む
血球系細胞に分化可能な幹細胞である造血幹細胞(HSC)を若返らせることに、ウルム大学を中心とする独米の研究チームが成功した。HSCの老化に伴い蓄積されるタンパク質を阻害する物質を投与するのがポイントで、遺伝子組み換えなど
ドイツのトップエリート層が自国経済の将来に対し自信を深めている。独経済誌『キャピタル』の委託でアレンスバッハ世論研究所が政財官界の有力者510人を対象に3月に実施したアンケート調査によると、「ドイツは今後10年で技術的な
会計監査法人のアーンスト&ヤング(E&Y)がこのほどまとめた『独バイオテクノロジー・レポート』最新版によると、同国バイオテクノロジー業界の2011年の売上高は10億9,000万ユーロとなり、前年比で10%拡大し
製薬・化学大手の独Merckは24日、スイスのジュネーブにある製薬部門Merck Seronoの統括拠点を閉鎖し、独ダルムシュタットに移管すると発表した。先進諸国の医療制度改革や新薬開発の低迷を受けてコスト削減を余儀なく
スイスの製薬大手Roche(バーゼル)は18日、米遺伝子診断システム大手Illuminaに対して実施している株式公開買い付け(TOB)を延長せず20日で打ち切ると発表した。同日開催されたIlluminaの株主総会で、株主
製薬大手の独Bayer(レバークーゼン)は24日、米バイオ大手Amgenの傘下企業Micrometとガン治療用抗体開発で提携すると発表した。両社は前立腺がん治療用抗体の分野ですでに協働しており、協力関係を拡大することにな
細菌性免疫刺激剤「Symbioflor 2」(独SymbioPharm社が開発・製造)に含まれる大腸菌(E.coli)から、病原性大腸菌に対する抗菌活性を持つ新たな超小型ペプチド(ミクロシン)を発見することにドレスデン工
種苗世界4位の独KWS Saat(アインベック)は12日、同社が開発したテンサイの商品化と世界販売に向けてBayer CropScienceと提携すると発表した。同テンサイは交配を通して開発した品種であるにもかかわらず農
化学大手の独BASFは3月29日、研究開発(R&D)体制のグローバル化方針を発表した。R&D活動に占めるアジアと南北アメリカの割合を2020年までに現在の24%から50%へと倍増させる。すでに遺伝子組
皮膚細胞の1種でコラーゲン蛋白を合成・分泌する結合組織細胞から誘導神経幹細胞(iNSC)を作成することに、マックス・プランク分子生物医学研究所(MPI-MBM)を中心とする独韓の研究チームと、ボン大学の研究チームがそれぞ
欧州特許庁(EPO)が23日発表した2011年の特許出願件数は前年比3.7%増の24万4,437件となり、2年連続で拡大した。知財権をめぐる国際的な争いの増加を背景に企業が特許の獲得に積極的になっていることが背景にあるよ
EU加盟国は9日開いた環境相理事会で、遺伝子組み換え(GM)作物の栽培認可に関する裁量権を各国政府に与える案について協議したが、ドイツ、フランス、英国などの反対で合意することができなかった。EU議長国のデンマークは引き続
化学・製薬大手の独Bayer(レバークーゼン)が2月28日発表した2011年12月通期決算の営業利益(EBITベース)は前年比52%増の24億7,000万ユーロとなり、過去最高を記録した。製薬、農業科学部門が好調で全体を
遺伝子組み換え(GM)種子が混入していることを知らずに播種した作物の処分をめぐる係争で、最高裁の連邦行政裁判所は2月29日、廃棄は農家の責任で行わなければならないとの判断を示した。GM作物による汚染の拡大を防ぎ食の安全を
新薬候補の絞り込みサービスを手がける独Evotecは16日、医薬品開発の英IR Pharmaと呼吸器疾患治療薬の分野で戦略提携すると発表した。両社のノウハウを持ち寄り、製薬会社に包括的な研究ソリューションを提供する狙い。
連邦統計局が8日発表した2011年12月のドイツ製造業売上高は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比-2.2%(暫定値)となり、2カ月連続で減少した。国内と国外がともに後退。主要業界もすべて落ち込んだ。 \ 国外売
スイスの製薬大手Roche(バーゼル)は1月25日、遺伝子診断システム大手の米Illuminaに対する株式公開買い付け(TOB)計画を発表した。ダイアグノスティックス事業を強化する狙い。Illumina経営陣に買収協議を
バイオ医薬品大手の米Amgen(サウザンドオークス)は1月26日、独米系の同業Micrometの買収に向けて株式公開買い付け(TOB)を実施すると発表した。がん治療薬事業を強化する狙い。TOBはMicromet経営陣の支
医療機器大手の独BBraunが遺伝子診断サービス会社のCegat GmbHに20%出資した。27日付『ハンデルスブラット』紙が報じたもので、同社はこれにより遺伝子診断事業に参入した。取引金額は100万ユーロのケタ台の半ば
独バイオテクノロジー業界団体のBio Deutschlandと業界専門誌『transkript』は16日、バイオ企業の事業見通しに関するアンケート調査結果を公表した。それによると、経営の現状については肯定的な見方をする企
独化学大手のBASFは16日、遺伝子組み換え(GM)作物事業子会社BASF プラント・サイエンスの本社機能を独リンブルガーホーフから米ノースカロライナ州の州都ローリーに移すと発表した。EUがGM作物を厳しく規制しているこ
ドイツ連邦統計局が12日発表した2011年の消費者物価指数(CPI)は前年比2.3%増となり、08年以来の大幅上昇を記録した。金融・経済危機の影響を受けた09年と10年は上げ幅がそれぞれ0.4%、1.1%にとどまっていた
化学大手のBASF(ルートヴィヒスハーフェン)は16日、遺伝子組み換え(GM)作物事業子会社BASF Plant Scienceの本社機能を独リンブルガーホーフから米ノースカロライナ州の州都ローリーに移管すると発表した。
独エネルギー大手のRWEと産業バイオ企業のBRAINはこのほど、2年前にスタートした微生物による二酸化炭素(CO2)の固定化・有効利用研究プロジェクトで、高効率なCO2固定能力を持つ候補を絞り込んだと発表した。候補の微生
培養細胞を用いた有害性評価で、細胞毒性が簡単に測定できる分子センサーをフラウンホーファーモジュール固体技術研究所(EMFT)が開発した。細胞膜透過性のあるナノ粒子に2種類の蛍光色素を修飾したもので、細胞の生存率に応じて発
臨床検査業界で再編の流れが加速している。国際的に事業展開する外資系企業の進出に伴う競争激化が背景にあり、国内の業者はサービスの多角化のほか、買収や大手への身売り、小規模企業同士の連携などによって生き残りを図っている。4日
計量器大手の独Sartoriusが工業用天びん事業から撤退する意向だ。景気変動の影響を受けやすいためで、今後は収益力の高い医薬品・バイオ向け機器事業に経営資源を集中していく。ヨアヒム・クロイツブルク社長が『フランクフルタ
独商工会議所連合会(DIHK)はこのほど、製薬、医療・社会サービスなどの健康関連企業を対象に実施した秋季景況感アンケート調査の結果を発表した。それによると、事業の現状に関する業況判断指数(DI)は33で、前の期(夏季)に
ドイツのバイオ医薬品業界で新薬上市への期待ムードが高まっている。Wilex(ミュンヘン)の開発する抗がん剤が第3相臨床試験で良好な結果を出すなど、明るい話題が相次いでいるためだ。25日付『ハンデルスブラット』紙が報じた。
ドイツ最大のバイオ企業Qiagenは28日、コスト削減プログラムを発表した。従業員の削減が最大の柱で、世界の計3,800人のうち300~380人を整理する。このほか、非中核分野の研究開発プロジェクトも中止。2012年から
製薬・化学大手Bayer(レバークーゼン)のマライン・デッカー社長は15日、上海新工場の竣工式で、アジア事業の売上高を2015年までに60%以上拡大し約11億ユーロに引き上げるとの目標を明らかにした。旺盛な現地需要を取り