総合物流

アマゾン―独で物流子会社立ち上げ―

ネット通販世界最大手の米アマゾンがドイツで物流事業を開始する。経済誌『マネージャー・マガチン』などが13日報じたもので、すでに物流子会社アマゾン・シティ・ロジスティクスをミュンヘンで登録したという。これまでアマゾンの小包 […]

フラポート―荷扱い子会社を合弁化―

フランクフルト国際空港の運営会社フラポートは8日、荷扱い子会社フラポート・カーゴ・サービシズ(FCS)を世界的な荷扱い事業者であるWFSとの合弁会社に切り替えると発表した。国際的な競争が強まるなかでFCSの競争力を長期的

郵便配達が正常化、ポストスト終了で

ドイツポストと統一サービス労組Verdiは5日、新たな労使協定で妥結した。Verdiはこれを受けてストライキを7日0時に終了。ドイツポストの郵便配達はほぼ1カ月ぶりに正常化する。 Verdiは6月8日、ドイツポストを対象

ハンガリーのVC、ネットデリバリー企業に投資

ハンガリーのベンチャーキャピタル(VC)、ユーロベンチャーズが同国のネット宅配サービス企業フュルゲフタールに2億フォリント(約64万ユーロ)を投資する。ユーロベンチャーズの関係者が6月30日、国営MTI通信に明らかにした

ドイツ鉄道―利益目標引き下げ―

ドイツ鉄道(DB)が2015年の利益目標を引き下げたもようだ。内部文書をもとにロイター通信が23日報じたもので、当初22億ユーロとしていた営業利益(EBIT)を20億ユーロに下方修正した。 背景には鉄道機関士労組GDLが

ドイツポストを顧客企業が支援、スト対策で

従業員ストの直撃を受けるドイツポストに思わぬ助っ人が現れた。郵便物の遅配を避けたい顧客企業が臨時戦力として社員を提供しているのだ。『フランクフルター・アルゲマイネ』紙が17日付で報じた。 統一サービス労組Verdiは8日

ポーランドPKPカーゴ、中国企業と合弁設立

ポーランドの物流大手PKPカーゴは16日、中国同業の鄭州国際陸港開発建設有限公司(本社:江南省)と合弁企業を設立することで合意した。新会社はポーランドの東部にあるPKPカーゴの物流拠点に投資し、中国から欧州連合(EU)へ

ドイツ鉄道子会社、ハンガリーに新ターミナル開設

ドイツ鉄道(DB)子会社で貨物輸送を手がけるDBシェンカー・ロジスティックスは17日、ブダペストに新ターミナルを開設した。これによって2010年に開始したハンガリー事業の統合が完了する。今後は道路輸送、航空輸送、海上輸送

DHL、欧州~中国間の複合輸送に新ルートを追加

独郵便・物流大手のドイツポストDHL は17日、国際輸送サービスを提供するDHLグローバルフォワーディングが欧州~中国を結ぶ複合輸送サービスの定期便に新ルートを追加すると発表した。ハンブルク(ドイツ)と河南省鄭州を結ぶル

ハドソンズ・ベイが欧州進出、独カウフホーフを買収

カナダのデパート大手ハドソンズ・ベイ・カンパニー(HBC)は15日、流通大手の独メトロからデパート子会社カウフホーフを買収することで合意したと発表した。カウフホーフに対しては競合カールシュタットのオナー、レネ・ベンコ氏も

鉄道貨物輸送量、第1四半期は4.2%減に

ドイツ連邦統計局が3日発表した2015年第1四半期(1~3月)の鉄道貨物輸送量は前年同期比4.2%減の8,810万トンに縮小し、第1四半期では金融・経済危機の直撃を受けた09年以来の大きな落ち込みとなった。国外からの貨物

郵便配達員が無期限スト開始

独統一サービス労組Verdiは8日午後、ドイツポストを対象に無期限ストライキを開始した。国内配達員の人件費抑制に向けた措置の撤回を要求している。ストの影響で、手紙や小包の配達に支障が出る懸念がある。 ドイツポストは1月、

ハパックロイド

独海運大手ハパックロイドのロルフ・ハッベンヤンセン社長は5月27日にハンブルク経済記者クラブで講演し、積載能力2万TEU(20フィートコンテナ換算)の巨大コンテナの購入を検討していることを明らかにした。同社のコンテナ船で

キオン―自動マテハン分野で買収―

フォークリフト大手の独キオン(ヴィースバーデン)は7日、ベルギーのオートメーション機器メーカーEgeminグループから物流オートメーション機器事業を買収すると発表した。自動マテリアルハンドリング(AMH)事業を強化する考

機関士労組がDB史上最長のスト、サプライチェーンに支障

鉄道機関士労組GDLがドイツ鉄道(DB)を対象とする全国ストライキを4日、開始した。期間は10日までの約6日間で、DB史上最長。市民や通勤者の足に大きな支障が出ているほか、ドイツ経済へのしわ寄せも避けられない状況だ。GD

ヘルマン・ブス―投資家を模索―

ドイツの中堅海運会社ヘルマン・ブス(レーア)が投資家確保に向けて交渉を進めているもようだ。『フランクフルター・アルゲマイネ』紙が4日付で報じたもので、交渉は山場に差しかかっているという。 ブスはリーマンショックをきっかけ

ロシア、北朝鮮との浮桟橋合同プロジェクトに着手

ロシアが北朝鮮との国境を水路で結ぶプロジェクトに着手する。ガルシュカ極東発展相が4月27日、ピョンヤンで開かれた露朝経済協議に出席し、ロシアのハサン地区と北朝鮮の羅津(らしん)を結ぶ浮桟橋(ポンツーン)の合同敷設プロジェ

仏物流大手ノルベール、米XPOが買収

米物流大手XPOロジスティクスは4月28日、仏同業ノルベール・ダントルサングルを32億4,000万ユーロで買収することで合意したと発表した。XPOにとって過去最大の買収となる。 XPOはノルベール創業家から株式67%を取

独企業の過半数が産業スパイなどの被害

ドイツ企業の51%が過去2年間にデータ盗難や産業スパイ、サボタージュなどの経済犯罪で被害を受けていたことが、独情報通信業界連盟(Bitkom)が16日に公開した企業アンケート調査結果で分かった。従業員数が100~499人

ユーラシア経済連合、軽工業発展のための行動計画を承認

ロシア、ベラルーシ、カザフスタン、アルメニアが加盟するユーラシア経済連合(EEU)の理事会は14日、軽工業の発展に向けた2015-16年行動計画を承認した。同産業分野への投資促進と競争力向上のための環境整備を目指す。 行

海運貨物取扱量、昨年は2.1%増加

ドイツ連邦統計局が1日発表した2014年の海運貨物取扱量(暫定値)は3億390万トンとなり、前年比で2.1%増加した。増加は2年ぶり。国外からの貨物は2.1%増の1億7,490万トンで、国外向け(1.9%増の1億2,14

フェデックス、蘭TNTを44億ユーロで買収

物流大手の米フェデックスは7日、オランダ同業のTNTエクスプレスを44億ユーロで買収することで合意したと発表した。フェデックスは欧州の小口輸送市場で大きなシェアを持つTNT買収によって先行するドイツポスト傘下のDHL、米

日立―ドイツ鉄道からの受注獲得に意欲―

日立がドイツ鉄道(DB)からの受注獲得に意欲を示している。欧州で鉄道事業を強化するためには欧州大陸最大のDBを顧客として獲得することが極めて重要なためで、日立レールヨーロッパ社のアンディ・バー最高執行責任者(COO)は独

ドイツ鉄道―約6%の営業減益に―

ドイツ鉄道(DB、ベルリン)が19日発表した2014年12月期の営業利益(EBIT、調整済み)は前期比5.7%減の21億ユーロに後退した。従業員ストライキと6月の暴風雨のほか、長距離旅客鉄道の利用者が減少したことが響いた

シュターダ

独後発医薬品大手のシュターダは23日、ドイツの物流業務をドイツポストの物流部門DHLに全面委託すると発表した。経営資源を中核事業に集中するほか、コストを削減する狙い。契約期間は7月1日から10年。DHLはフランクフルト近

独アウディ、物流に車両移動ロボットを試験導入

独フォルクスワーゲン(VW)傘下の高級車大手アウディは2月から、インゴルシュタット工場に完成車を輸送先別に移動させる無人ロボット2台を試験導入している。従業員が歩いて移動する時間や労力を節約でき、効率改善に寄与すると見込

鉄道の騒音を半減へ、政府が法制化を計画

ドイツのアレクサンダー・ドブリント交通相は3日、鉄道の騒音を2020年までに半減する方針を明らかにした。騒音防止インフラ投資を拡充するほか、騒音の少ないブレーキの採用を貨物車両に義務づける考えだ。道路利用を減らし鉄道輸送

ドイツポスト―長距離バスを大幅拡充へ―

物流大手のドイツポスト(ボン)は4日、傘下の長距離路線バス子会社ドイツポスト・モビリティが運行都市を5月中旬から、これまでの60カ所から120カ所へと倍増すると発表した。長距離バス市場では最大手2社が合併計画を打ち出すな

フランクフルト空港第3ターミナル、計画再検討を州が要請

独ヘッセン州のアルワジール経済・交通相(緑の党)は4日の州議会で、地元フランクフルト国際空港第3ターミナルの建設計画を再検討するよう同空港の運営会社フラポートに要請した。州政府の委託で作成された3つの鑑定書を踏まえたもの

鉄道貨物が昨年は減少、秋のスト響く

ドイツ連邦統計局が4日発表した2014年の国内鉄道貨物輸送量は前年比2.3%減の3億6,500万トンに縮小した。ドイツ鉄道(DB)で秋に実施された機関士労組GDLのストライキが響いた格好。10月の輸送量は前年同月を6.6

ドイツポスト、イスタンブール新空港に貨物センター開設

ドイツポストの急送便子会社DHLエクスプレスは4日、イスタンブールの新空港の建設事業者IGAと、新空港に貨物センターを開設することで覚書を締結したと発表した。予定している貨物センターは敷地面積が2万平方メートルで、アジア

Fraunhofer IML

ドイツのフラウンホーファー物流・ロジスティクス研究所(IML)とトルコのイスタンブール大学はこのほど、戦略提携で合意した。トルコ投資促進機関(ISPAT)の支援を受け、応用ロジスティクスの研究開発を通してトルコの物流業界

航空貨物2年連続で増加、14年+2.6%に

ドイツ連邦統計局が23日発表した同国の2014年の航空貨物取扱量(トランジットを除く)は440万トンとなり、前年比で2.6%増加した。増加は2年連続。貨物の取卸量で特に増加幅が大きかった。 取卸量は210万トンで、4.2

アゼルバイジャンの貨物航空会社、ハンガリーとの取扱量が増大

アゼルバイジャンの貨物航空シルクウェイウェスト・エアラインズが同国とハンガリー間の貨物取扱量を増やしている。同社はアゼルバイジャンの首都バクーとブダペストを結ぶ貨物便の運行を昨年3月から開始したが、月間取扱量の倍増に伴い

インダストリー4.0、データ・スペース構築で合意

ドイツ連邦教育研究省(BMBF)は17日に経済界も参加してベルリンのフラウンホーファー研究所で開いた「インダストリー4.0」に関する会議で、あらゆる企業が利用できる「インダストリー・データ・スペース」を構築することで合意

DHL

独郵便・物流大手のドイツポストDHL は17日、国際輸送サービスを提供するDHLグローバルフォワーディングがインド南部のトゥティコリンとドイツのハンブルクを直結する船便の小口混載輸送(LCL)を開始したと発表した。毎週、

エーオン―商船三井と用船契約、米国からLNG輸送へ―

エネルギー大手の独エーオン(デュッセルドルフ)は12日、商船三井と用船契約を締結したと発表した。液化天然ガス(LNG)事業の強化戦略の一環。エーオンは米パイプライン運営会社ゴルフ・サウス・パイプラインとの間で天然ガスの輸

ダクサー―組織再編、持ち株会社に―

物流大手の独ダクサー(ケンプテン)は16日、組織再編計画を発表した。税負担を軽減するほか、国際的な事業の拡大に対応しやすい体制を構築することが狙いで、持ち株会社化する。 ダクサーをドイツ法に基づく有限合資会社(Dachs

国内貨物輸送量が過去最高に

ドイツ連邦統計局が13日発表した2014年の国内貨物輸送重量(暫定値)は前年比2.9%増の44億8,560万トンとなり、08年に記録した過去最高を0.4%上回った。全体の約8割を占める道路輸送が3.7%増えて全体をけん引

フェストアルピーネ―対米投資を強化―

オーストリアの鉄鋼大手フェストアルピーネ(リンツ)は米国投資を拡大する意向だ。エネルギー、物流コストが欧州に比べて大幅に低いためで、特にステンレス鋼事業を強化。買収も視野に入れている。ヴォルフガング・エーダー社長が3日、

ハンブルク港貨物取扱量が過去最高に

ハンブルク港湾協会が9日発表した同港の2014年の貨物取扱量は前年比4.8%増の1億4,570万トンとなり、過去最高を更新した。ウクライナ問題を受けてロシアとの取引量は減少したものの、中国、ポーランド、フィンランド、マレ

リトアニアとスウェーデン間に旅客航路開設

リトアニア西部のクライペダ港と、デンマークの船舶運航会社DFDSシーウェイズ社は、スウェーデン南部のカールスハムンとの間に新たな旅客定期航路を開設することで合意した。リトアニアの運輸通信省が先ごろ明らかにした。 同国最大

上部へスクロール