総合物流

ポーランド政府、スイスフラン建て債務者の救済案を発表

ポーランド政府は1月29日、国内のスイスフラン建て債務者の救済案を発表した。銀行に対して一定の譲歩を勧告するもので、強制力はない。 主な内容は(1)実勢為替相場におけるズロチ建てへの借り換えを手数料なしで提供(2)月々の […]

中国‐EU間鉄道貨物輸送、ベラルーシ経由が3倍に

国営ベラルーシ鉄道(BZD)は先ごろ、中国からベラルーシを経由し欧州連合(EU)を仕向地とする鉄道貨物輸送量が14年に前年比で3倍となる4万600個(20フィートコンテナ換算)に達したと発表した。ドイツ、ポーランド、チェ

DHL―ヘリ配達をロンドンで開始―

ドイツポストの国際輸送物流子会社DHL(ボン)は21日、ヘリコプターを使った郵便物の配達サービスを同日からロンドンで開始すると発表した。緊急性の高い書類の輸送需要が金融業界などで高いことを踏まえた取り組みで、ヒースロー空

ドイツポスト―新規雇用2万人も、ネット通販拡大で―

ドイツポスト(ボン)は22日、国内の配達員の数を2020年までに1万人拡大する見通しを明らかにした。ネット通販市場の成長を受けて小包需要の拡大が続いているためで、2025年までには同2万人の新規雇用を視野に入れている。

チェコ運送業界、独最低賃金を批判

ドイツが年初に8.50ユーロの最低賃金を導入したことから、チェコの運送業界から大きな不満が噴出している。ドイツ国内を通過する国際長距離トラック運転手にも同規定が適用されるため、最低賃金がかなり低いチェコの運転手に相応の手

ケムニッツ自動車研究所(CATI)

ドイツのケムニッツ工科大学に新設された自動車研究所。2015年初めに業務を開始した。ドイツに3つある既存の大学付属自動車研究所とは異なる特徴を持つ研究所を目指している。具体的には、国際化、イノベーション、少子高齢化という

PKPカーゴ、新型車両を調達

ポーランドの鉄道貨物大手PKPカーゴは12日、異なる電化システムで使用可能なマルチシステム機関車を新たに最大20両調達するための入札を行うことを明らかにした。発注総額は4億ズロチ(9,250万ユーロ)で、16年8月~17

ドイツポスト

郵便・物流大手のドイツポスト(ボン)はこのほど、旅行事業に参入すると発表した。オーストリアの旅行大手ユーロツアーズと共同で事業を展開。主にドイツと周辺諸国を対象とする低価格の旅行商品を「ポスト・ライゼン」ブランドで提供し

墺物流大手ゲブリューダー・ヴァイス、モスクワに新拠点

オーストリアの物流大手ゲブリューダー・ヴァイスは13日、ロシア初となる事業所をモスクワに開設したと発表した。市中心部と、シェレメチェヴォ及びデモデドヴォの両空港にそれぞれ拠点を置く。同社はこれまで欧州とアジアに複数の拠点

11月のユーロ圏貿易収支、200億ユーロの黒字

EU統計局ユーロスタットが15日発表した2014年11月の貿易収支(速報値、季節調整前)統計によると、ユーロ圏の収支は200億ユーロの黒字となり、黒字幅は前年同月の165億ユーロから拡大した。輸出が1%増の1,626億ユ

PKPカーゴがチェコ企業買収、中東欧事業を強化

ポーランドの鉄道貨物輸送会社PKPカーゴはこのほど、チェコ同業AWTの株式80%を1億320万ユーロで取得した。中東欧で広範に事業展開するAWTを傘下に収め、国際事業を強化する戦略だ。ポーランド及びチェコ、スロバキア、ド

ハンブルク港運営会社、チェコ北部の新ターミナル運用開始

独ハンブルク港運営会社(HHLA)の子会社で複合一貫輸送を手がけるメトランスは、チェコ北部のウスチ・ナド・ラーベムの新ターミナルの運用を年初から開始した。同国のボヘミア北部とドイツのザクセン南東部の産業集積地からの輸送効

リトアニア国鉄に異議告知書、貨物輸送制限で=欧州委

欧州委員会は5日、リトアニアの国営鉄道会社であるリトアニア鉄道(LG)が独占地位を乱用し、同国とラトビア間の貨物輸送市場の競争を阻害している疑いが強まったとして、同社に異議告知書を送付したと発表した。 欧州委によると、L

リトアニア国鉄に異議告知書、貨物輸送制限で=欧州委

欧州委員会は5日、リトアニアの国営鉄道会社であるリトアニア鉄道(LG)が独占地位を乱用し、同国とラトビア間の貨物輸送市場の競争を阻害している疑いが強まったとして、同社に異議告知書を送付したと発表した。 欧州委によると、L

ドイツポスト―調達先のEVメーカー買収―

物流・郵便大手のドイツポストは9日、電気自動車(EV)の開発・生産を手がける独ストリートスクーターを買収すると発表した。ドイツポストは配達に伴う二酸化炭素(CO2)の排出の大幅削減に取り組んでいることから、同社に配達用E

鉄道貨物輸送量、1-9月は微増に

ドイツ連邦統計局が15日発表した2014年1-9月期の鉄道貨物輸送量は前年同期比0.8%増の2億7,640万トンと小幅な伸びにとどまった。第1四半期(1~3月)に4.4%増となった「貯金」の効果でプラス成長をかろうじて保

フォークリフトのユングハインリッヒがMDAXに昇格

フランクフルト証券取引所を運営するドイツ取引所はDAXに次ぐドイツの株価指数であるMDAXの銘柄を4日付で入れ替えた。これまでMDAXに採用されていた有料テレビ大手スカイ・ドイチュラントがスカイ・ジャーマン・ホールディン

ドイツ鉄道が損賠請求、航空貨物カルテルで10社を提訴

ドイツ鉄道(DB)は1日、航空会社10社をケルン地方裁判所に提訴したと発表した。航空貨物のカルテルで被害を受けたとして損害賠償の支払いを請求している。DBは同カルテルに絡んで米国でも7社を相手取って損賠訴訟を起こしており

クーカ―同業スイスログへのTOB成功―

機械大手の独クーカ(アウグスブルク)は21日、同業スイスログを対象に実施した株式公開買い付け(TOB)で同株80.47%を確保したと発表した。全株式の3分の2以上の確保をTOBの成立条件としており、TOBに成功した格好。

ロシア鉄道など、統一運輸物流会社の法人登記が完了

ロシア鉄道はこのほど、ロシア、ベラルーシ、カザフスタンの国有鉄道が出資する「統一運輸物流会社(UTLC)」が統一国家登記簿に法人登記されたと発表した。 UTLCはモスクワに本社を置き、資本金は397億ルーブル。同社にはロ

ロシア鉄道など、統一運輸物流会社の法人登記が完了

ロシア鉄道は15日、ロシア、ベラルーシ、カザフスタンの国有鉄道が出資する「統一運輸物流会社(UTLC)」が13日に統一国家登記簿に法人登記されたと発表した。 UTLCはモスクワに本社を置き、資本金は397億ルーブル。同社

DHL、スウェーデン~中欧間の輸送サービスを強化

国際輸送大手DHLの陸上輸送部門であるDHLフライトは、スウェーデンとチェコ、オーストリアを結ぶ輸送ルートでサービスを強化すると発表した。スウェーデンと中欧諸国の間の貨物輸送で発注から納品までのリードタイムが大幅に短縮さ

DHL、スウゥーデン~中欧間の輸送サービスを強化

国際輸送大手DHLの陸上輸送部門であるDHLフライトは、スウェーデンとチェコ、オーストリアを結ぶ輸送ルートでサービスを強化すると発表した。スウェーデンと中欧諸国の間の貨物輸送でリードタイムが大幅に短縮されるとしている。

トラック走行料金の課金対象を拡大へ、法案を閣議了承

ドイツ政府は5日の閣議で、トラック走行料金に関する法改正案を了承した。課金対象とする国道とトラックをともに増やすことで歳入を拡大し、道路整備財源に充てる意向だ。法案は連邦議会(下院)の決議を経て施行される。 ドイツの道路

海運貨物取扱量、上期は2.7%増に

連邦統計局が10月29日発表したドイツの2014年上半期の海運貨物取扱量は1億5,200万トンとなり、前年同期を2.7%上回った。規模は小さいものの国内貨物が20.3%増の410万トンと大きく拡大。国外向けも4.5%増え

ボスポラス・トンネル、前倒しで完成へ

トルコのリュトフィ・エレヴァン運輸海事通信相は10月28日、ボスポラス海峡を横断する道路トンネル「ユーラシア・トンネル」が当初の計画より早い2016年末に完工するとの見通しを明らかにした。今年2月の着工以来、すでに3分の

墺CAイモ、ルーマニアの物流用不動産を売却

オーストリアの不動産開発大手CAイモ(CA Immo)は13日、ルーマニアの物流拠点とポーランドの不動産、さらに両国内の165ヘクタールの用地を売却することを明らかにした。これらの不動産は現在CAイモと欧州復興開発銀行(

海運マースクとMSCの業務提携、米当局が認可

海運大手のAPモラー・マースク(デンマーク)とMSCメディタレニアン・シッピング・カンパニー(スイス・伊資本)は8日、コンテナ貨物輸送の業務提携が米連邦海事委員会(FMC)から認可されたと発表した。 両社はアジア-欧州、

海運マースクとMSCの業務提携、米当局が認可

海運大手のAPモラー・マースク(デンマーク)とMSCメディタレニアン・シッピング・カンパニー(スイス・伊資本)は8日、コンテナ貨物輸送の業務提携が米連邦海事委員会(FMC)から認可されたと発表した。 両社はアジア-欧州、

ヘンケル―調達統括拠点を蘭に設置へ―

化学大手の独ヘンケル(デュッセルドルフ)がオランダに全世界の調達業務の統括拠点を設立する。事業のあり方を簡素化し、利益率を高める戦略に基づく措置で、広報担当者は『フランクフルター・アルゲマイネ』紙に、「グローバル・サプラ

郵便料金1月に値上げ

郵便大手のドイツポストは1日、一部サービスの料金を引き上げると発表した。人件費の上昇を受けた措置で、物流・インフラ向けの投資資金を確保する狙いもある。連邦ネットワーク庁が承認すると、来年1月1日付で値上げが行われる。 国

ダイムラー、国外工場向けの物流センターを独南西部に建設

独自動車大手のダイムラーは9月25日、ドイツ南西部のシュパイヤーに建築中の物流センターの上棟式を行った。さまざまなサプライヤーから調達した部品を中国、南アフリカ、米国の乗用車工場に供給する。投資規模は約9,000万ユーロ

VTG―スイス同業AAE買収―

鉄道コンテナリース欧州最大手の独VTG(ハンブルク)は9月29日、スイスの同業AAEを買収することで合意したと発表した。保有コンテナ数を大幅に増やすほか、鉄道と他の運送手段を組み合わせたコンビ輸送事業を強化する狙い。買収

ハンブルク・シュド

独海運大手のハンブルク・シュドは9月24日、中東の同業UASCと世界レベルで提携すると発表した。まずは主要航路でスロット交換(輸送スペースの交換)を実施。将来的に協力関係を拡大していく。提携により海運業界の競争激化に対応

欧州初の自動無人ヘリ試験、DHLが独北部で実施へ

物流大手のドイツポストDHLは9月24日、自動飛行する小型無人ヘリコプターの研究プロジェクトを実施すると発表した。自動無人ヘリの飛行が行われるのは欧州で初めて。昨年12月に実施した無人ヘリの飛行テストを一歩、深化させるこ

EU、輸送接続の改善事業に119億ユーロ投資

欧州委員会は11日、欧州連合(EU)域内の輸送接続の改善プロジェクトに総額119億ユーロを投じると発表した。プロジェクトは入札で決定され、2015年2月末まで入札を募る。 欧州委によると、資金は汎欧州運輸網(TEN-T)

鉄道貨物大手PKPカーゴ、精銅会社の鉄道部門に出資

ポーランド国鉄(PKP)の貨物輸送事業PKPカーゴは9日、同国精銅大手KGHMポルスカミエズの輸送子会社ポルスカミエズ・トランスの株式50%を取得すると発表した。取引金額などの詳細は不明。来年上半期中に手続きを完了する予

交通・倉庫業界の売上成長率、第2四半期はやや鈍る

連邦統計局が10日発表した独交通・倉庫業界の2014年第2四半期の売上高は前年同期比の伸び率が1.5%となり、第1四半期の同2.2%からやや縮小した。前期比(営業日数・季節調整値)は0.4%減で、2四半期ぶりに後退してい

ルフトハンザ・カーゴ―日欧間の航空貨物でANAと合弁―

ルフトハンザ航空の航空貨物子会社ルフトハンザ・カーゴ(フランクフルト)は3日、日欧間の航空貨物事業をANAと共同化すると発表した。ANAは同日、国土交通省からATI(独占禁止法適用除外)の認可を受けおり、両社は今月中に合

ルフトハンザ、日欧間の貨物事業でANAと合弁

ルフトハンザ航空の航空貨物子会社ルフトハンザ・カーゴ(フランクフルト)は3日、日欧間の航空貨物事業をANAと共同化すると発表した。ANAは同日、国土交通省からATI(独占禁止法適用除外)の認可を受けおり、両社は今月中に合

エールフランスKLM、LCC部門を強化

欧州航空大手のエールフランスKLMは4日、取締役会が2020年までの経営改善計画を承認したと発表した。格安航空会社(LCC)の攻勢に対抗し、LCC部門トランスアビアを強化するほか、不振の貨物便事業を縮小する。 計画の詳細

ツァランド―初の黒字に、上期EBIT1,200万ユーロ―

ネット通販大手の独ツァランド(ベルリン)が8月28日発表した2014年上半期(1~6月)の営業損益(EBITベース)は1,200万ユーロの黒字となり、前年同期の赤字(7,200万ユーロ)から大幅に改善した。黒字計上は08

鉄道貨物輸送が第2四半期に失速、6月は7.5%減に

ドイツ連邦統計局が2日発表した2014年上半期(1~6月)の鉄道貨物輸送量は1億8,380万トンで、前年同期を1.5%上回った。第1四半期(1~3月)に4.4%増となった「貯金」効果が大きく、第2四半期(4~6月)は1.

ドイツ鉄道が損賠請求、航空会社のカルテルで

ドイツ鉄道(DB)が欧日などの航空会社を相手取って損害賠償請求訴訟を起こした。ロイター通信が消息筋の情報として19日報じたもので、DBはニューヨークの裁判所に訴状を提出したことを明らかにした。損賠請求額が5億ユーロを超え

フランクフルト空港新ターミナル建設へ

フランクフルト国際空港の第3ターミナル建設計画が12日、地元フランクルト市当局から承認された。空港運営会社フラポートは来年に着工。2021年までに稼働させ、利用者の拡大に対応する考えだ。 同空港の利用者数は年3%のスピー

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