2015/1/14

チェコ・スロバキア

ハンブルク港運営会社、チェコ北部の新ターミナル運用開始

この記事の要約

独ハンブルク港運営会社(HHLA)の子会社で複合一貫輸送を手がけるメトランスは、チェコ北部のウスチ・ナド・ラーベムの新ターミナルの運用を年初から開始した。同国のボヘミア北部とドイツのザクセン南東部の産業集積地からの輸送効 […]

独ハンブルク港運営会社(HHLA)の子会社で複合一貫輸送を手がけるメトランスは、チェコ北部のウスチ・ナド・ラーベムの新ターミナルの運用を年初から開始した。同国のボヘミア北部とドイツのザクセン南東部の産業集積地からの輸送効率を改善するのが狙い。

同ターミナルはハンブルクと、メトランスのハブターミナルのあるプラハ及びチェスカー・トジェーボヴァーを結ぶ鉄道沿いに位置し、各都市との間には定期列車が走っている。またチェコからドレスデンを通りハンブルグに抜けるエルベ川沿いに立地していることから、トラックや鉄道に加え船舶の利用も可能で、ドレスデンとプラハを結ぶ自動車道にも近い。

同ターミナルは7,000㎡と6,000㎡の広さを持つ2つの地区からなる。120メートルと400メートルの操車用線路に幅40メートルのガントリークレーンやリーチスタッカーを備え、鉄道、船舶、トラックからのコンテナ積み替えが可能になっている。