貿易

欧州委、チキータとファイフスの合併を条件付きで承認

欧州委員会は3日、バナナ生産・販売大手の米チキータ・ブランズ・インターナショナルとアイルランドのファイフスの合併を条件付きで承認したと発表した。これにより、世界で14%のシェアを持つ最大のバナナ生産会社が誕生する。 欧州

輸入物価20カ月連続で低下

ドイツ連邦統計局が9月26日発表した2014年8月の輸入物価指数は前年同月比1.9%減となり、20カ月連続で1年前の水準を下回った。エネルギー価格が平均11.2%低下したことが最大の押し下げ要因で、エネルギーを除いたベー

スロベニア中銀、今年のGDP成長率を1.6%に上方修正

スロベニア中央銀行は23日、今年の国内総生産(GDP)の予想伸び率を1.6%とし、従来の0.6%から上方修正した。欧州市場への輸出が好調なほか、内需が回復基調にあることで、成長が加速すると見込んでいる。 今年4―6月期の

ベラルーシ産パルメザンチーズ~ロシア

ロシア政府が8月に実施した欧州連合(EU)産食品の禁輸措置で、ロシアのレストランに大きな衝撃が走っている。新たな調達先の模索、メニュー変更に加え、材料費の上昇が悩みの種だ。特に、質を売り物にしている高級レストランで問題は

EUとカナダのCETA交渉が妥結、16年に協定発効へ

EUとカナダは26日、貿易自由化に加え、投資や知的財産権など広範な分野で経済協力関係の強化を目指す包括的経済貿易協定(CETA)の締結に向けた交渉が妥結したと発表した。CETAはEUにとって主要8カ国(G8)と結ぶ初めて

EUがチーズ業者支援を中止、不正申請続出で

欧州委員会は23日、ロシア政府が発動した農産物の輸入禁止措置を受けて導入した域内の乳業事業者に対する支援措置のうち、チーズの製造業者に対する支援を中止すると発表した。過去の輸出実績から見て疑わしい申請が相次いだため。バタ

EU、イラン産ガスの輸入再開を検討

EUがイランからの天然ガス輸入再開に向けた準備を進めている。ロイター通信が24日伝えた。ウクライナ情勢をめぐって最大のガス供給国であるロシアとの関係が悪化する中、同国からの供給が削減された場合に備えて代替調達先の確保を図

ダイムラー―「スプリンター」の米生産を検討―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)がデリバリーバン「スプリンター」の米国生産を検討している。現在は独デュッセルドルフ工場で生産・輸出しているものの、コストがかさむため、北米市場向けを現地生産に切り替える方向だ。

軍需産業の空洞化を業界団体が警告

独防衛業界団体BDSVのアーミン・パッペルガー会長(ラインメタル社長)は『南ドイツ新聞』のインタビューで、防衛産業が空洞化する恐れがあると警鐘を鳴らした。国防軍からの受注が減少しているうえ、政府が武器輸出規制を強化してい

独工作機械業界、上期受注6%増に

独工作機械工業会(VDW)が16日発表した独業界の2014年上半期の新規受注高は73億3,500万ユーロで、前年同期を6%上回った。国内受注が18%増の26億6,500万ユーロと好調で全体が押し上げられた格好。国外は1%

ウクライナ、EU連合協定を批准

ウクライナの最高会議(国会)は16日、欧州連合(EU)との政治・経済的連携を強化する連合協定を批准した。悲願のEU加盟に向け大きく前進した格好だが、協定の柱であるEUとの自由貿易協定(FTA)については、自国経済への影響

ウクライナ、EU連合協定を批准

ウクライナの最高会議(国会)は16日、EUとの政治・経済的連携を強化する連合協定を批准した。悲願のEU加盟に向け大きく前進した格好だが、協定の柱であるEUとの自由貿易協定(FTA)については、自国経済への影響を懸念するロ

7月のユーロ圏貿易黒字、212億ユーロに拡大

EU統計局ユーロスタットが15日発表した7月の貿易収支(速報値、季節調整前)統計によると、ユーロ圏の収支は212億ユーロの黒字となり、黒字幅は前年同月の180億ユーロから拡大した。輸出が前年同月比3%増の1,622億ユー

EU、ウクライナとのFTA仮発効を延期

欧州連合(EU)は12日、ウクライナとの間で調印した連合協定を巡ってロシアを交えた閣僚級の3者会合をブリュッセルで開き、協定の柱である自由貿易協定(FTA)の仮発効を2015年末に延期することで合意した。当初は今年11月

EU、ウクライナとのFTA仮発効を延期

EUは12日、ウクライナとの間で調印した連合協定を巡ってロシアを交えた閣僚級の3者会合をブリュッセルで開き、協定の柱である自由貿易協定(FTA)の仮発効を2015年末に延期することで合意した。当初は今年11月の発効を予定

スロバキアからウクライナへガス供給開始

スロバキアからウクライナへガスを輸送するパイプランが2日、本稼動した。ロシアからのガス供給がストップしたウクライナを支援する目的で、ウクライナの年間需要の2割に当たる100億立方メートルを輸送する能力がある。 スロバキア

輸出高が千億ユーロを初突破

ドイツ連邦統計局が8日発表した2014年7月の輸出高は前年同月比8.5%増の1,010億ユーロ(暫定値)となり、12年10月以来の高い伸びを記録した。1,000億ユーロの大台に乗ったのは他の月も含めて初めて。夏季休暇のス

ボナフェルデ―焙煎機能付きコーヒーメーカー発売へ―

ベルリンのスタートアップ企業ボナフェルデ(Bonaverde)が自社開発の焙煎機能付きコーヒーメーカーを世界で初めて販売する計画だ。『フランクフルター・アルゲマイネ』紙が報じたもので、予約販売した製品の引き渡しを今秋にも

EUとベトナムのFTA交渉が前進、10月にも締結の可能性

欧州連合(EU)欧州委員会のバローゾ委員長は8月25日、訪問先のハノイでベトナムのグエン・タン・ズン首相と会談し、EUと同国の自由貿易協定(FTA)の早期妥結を目指すことで一致した。ズン首相は2年前にスタートしたFTA締

独消費者景況感、3年強ぶりの下落幅に

市場調査大手のGfKが8月27日発表したドイツ消費者景況感指数の9月向け予測値は8.6となり、前月の修正値(8.9)から0.3ポイント低下した。下落幅は2011年5月以来の規模。地政学リスクの増大と、ロシアとの制裁合戦が

輸入物価19カ月連続で低下、7月-1.7%に

ドイツ連邦陸運局が8月27日発表した2014年7月の輸入物価指数は前年同月比1.7%減となり、19カ月連続で1年前の水準を下回った。エネルギー価格が8.2%下がったことが最大の押し下げ要因で、エネルギーを除いたベースでは

8月インフレ率、横ばいの0.8%に

ドイツ連邦統計局が8月28日発表した同月の消費者物価指数(速報値)は前年同月比0.8%増となった。上げ幅(インフレ率)は前月と変わらず、欧州中央銀行(ECB)が適正水準とする2%弱を大幅に下回っている。エネルギー価格が1

ロシア・中国天然ガスパイプラインが着工、19年稼動へ

ロシア東部のサハ共和国ヤクーツク市郊外で、同国と中国を結ぶ初のガスパイプライン「シベリアの力(旧称:東ルート)」が1日着工した。東シベリア産のガスを中国に輸出する目的で、2019年に稼動する予定だ。全長は4,000キロメ

独衣料品業界、ロシア向け輸出が減少

これまで順調に伸びていた独衣料品業界のロシア向け輸出が低迷している。ウクライナ問題を受けた欧米諸国の対ロ制裁が響いているためだ。独連邦統計局の情報として28日付の『ヴェルト』紙が報じたところによると、今年上半期の同輸出高

EUとベトナムのFTA交渉が前進、10月にも締結の可能性

欧州委員会のバローゾ委員長は8月25日、訪問先のハノイでベトナムのグエン・タン・ズン首相と会談し、EUと同国の自由貿易協定(FTA)の早期妥結を目指すことで一致した。ズン首相は2年前にスタートしたFTA締結交渉がこの間に

独企業景況感、4カ月連続で悪化

Ifo経済研究所が25日発表した2014年8月のドイツ企業景況感指数は106.3となり、前月の108.0から1.7ポイント低下した。同指数の悪化は4カ月連続。ウクライナ、中東危機が一段と深刻化していることが反映された格好

ロシア向け輸出、上期15%以上減少

ドイツの今年上半期のロシア向け輸出高は前年同期比15.5%減の153億ユーロに後退した。連邦統計局のデータをもとにロイター通信が報じたもので、減少幅は1四半期の13%から拡大。ウクライナ情勢の悪化を背景にロシア向け輸出の

上期電機輸出2.3%増に、6月は同0.4%に減速

独電気電子工業会(ZVEI)が21日発表した2014年上半期(1~6月)の電機製品輸出高は前年同期比2.3%増の797億ユーロに拡大した。ハンガリー(17.2%増の21億ユーロ)、ポーランド(12.7%増の27億ユーロ)

イスラエル、入植地からEUへの鶏肉・乳製品輸出を停止

イスラエルは、東エルサレムを含むヨルダン川西岸地区の入植地からの鶏肉と乳製品のEUへの輸出を停止する。AFP通信が18日、イスラエル政府とEU関係者の話として伝えたもので、来月1日以降、イスラエルからEUに輸出される鶏肉

6月のユーロ圏貿易黒字、168億ユーロに拡大

EU統計局ユーロスタットが18日発表した6月の貿易収支(速報値、季節調整前)統計によると、ユーロ圏は輸出が前年同月比3%増の1,622億ユーロ、輸入が2%増の1,454億ユーロとなり、168億ユーロの黒字だった。黒字幅は

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