金融

英RBS銀の収益改善、7~9月期に黒字転換

英大手銀行ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)は10月31日発表した2014年7~9月期(第3四半期)決算で、8億9,600万ポンド(約11億4,000万ユーロ)の純利益を計上し、前年同期の赤字(8億2,80 […]

スペインのBBVA銀、7~9月期は大幅増益

スペイン2位銀行のバンコ・ビルバオ・ビスカヤ・アルヘンタリア(BBVA)が10月29日発表した2014年7~9月期(第3四半期)決算の純利益は6億100万ユーロとなり、前年同期の1億9,500万ユーロから急増した。国内金

UBS、7~9月期は32%増益

スイス最大手銀行のUBSが10月28日発表した2014年7~9月期(第3四半期)決算の純利益は7億6,200万スイスフラン(約6億3,200万ユーロ)となり、前年同期から32%増加した。外国為替指標の不正操作疑惑に関連し

ロシア中銀が大幅利上げ、ルーブル防衛で

ロシア中央銀行は10月31日、主要政策金利である1週間物入札レポ金利を1.5ポイント引き上げ9.5%とした。ウクライナ情勢をめぐる欧米からの制裁や原油価格の値下がりによる通貨ルーブルの下落に歯止めをかけるため、市場予想を

政府管理下のブルガリア銀KTB、倒産が不可避の見通し

ブルガリア国立銀行(BNB=中銀=)は22日、政府の管理下に置かれている国内4位銀行コーポレート・コマーシャル・バンク(KTB)の経営悪化が外部に委託した監査で明らかになったと発表し、早急に対応しなければKTBの破綻は避

欧州復興開発銀、セルビア預金保険公社に2億ユーロ与信

欧州復興開発銀行(EBRD)は23日、セルビア預金保険公社(DIA)に対し、2億ユーロのスタンドバイ・クレジットを発行すると発表した。同国金融部門の安定性強化を支援する狙い。同時に、ルクセンブルグ政府とEBRD株主特別基

EBRD、トルコのTSKB銀行に融資

欧州復興開発銀行(EBRD)はトルコ産業開発銀行(TSKB)のエネルギー効率向上に関連した投資を支援するため、5,000億ユーロを融資する。これは「持続可能な資源イニシアティブ」(SRI)の枠組みで行われる同行に対する最

ロシア大手3銀行がEUを提訴、制裁解除求め

州連合(EU)の対ロシア制裁をめぐり、ズベルバンク、VTBバンク、開発対外経済銀行(VEB)のロシアの大手銀行3行が24日、制裁の解除を求めて欧州一般裁判所に提訴したことを相次いで明らかにした。 EUは7月末、ウクライナ

独銀は資本積み増しの必要なし=健全性検査

欧州中央銀行(ECB)は26日、ユーロ圏の主要130銀行を対象に実施した包括的な健全性検査の結果を公表した。資本不足で「不合格」となったのは25行で、ドイツの銀行でもミュンヒェナー・ヒポテーケンバンクが該当したものの、同

シーメンス―補聴器事業撤退、IPOから売却に方針転換か―

電機大手のシーメンス(ミュンヘン)が補聴器事業の売却に向けて投資会社などと協議を進めているもようだ。従来は同事業を新規株式公開(IPO)する意向だったが、市場環境の悪化を受けて売却方針に転じたという。各種メディアが消息筋

カールシュタット―6店舗閉鎖へ―

独デパート大手のカールシュタット(エッセン)は23日の監査役会で国内6店舗の閉鎖を決定した。前オーナーのニコラス・ベルグラン氏は8月、経営再建の失敗を受けて同社を墺事業家レネ・ベンコ氏の投資会社シグナに売却しており、店舗

ダグラス―時計・宝飾部門クリストを投資会社に売却―

独小売大手ダグラス・ホールディング(ハーゲン)の親会社アル・ビューティ(Al Beauty)は27日、同ホールディング傘下の時計・宝飾品販売チェーン、クリストを投資会社3iに売却することで合意したと発表した。経営資源を絞

「中印企業からアフリカ市場の奪取を」=機械業界団体会長

ドイツ機械工業連盟(VDMA)のラインホルト・フェストゲ会長は21日開催の催し(第7回機械製造業サミット)で、アフリカ投資の重要性を強調した。「地政学リスクを受けてロシアなど他の市場での販売が大きく落ち込んでいる現在、ア

「経済状況が良好」な市民は約6割に

自分自身の経済状況が「とても良い/良い」と感じるドイツ市民が全体の58%に達し、過去10年間の最高に達していることが、貯蓄銀行(Sparkasse)の上部団体である独貯蓄銀行・振替銀行連合会(DSGV)が23日発表したレ

BNPパリバ、BGZ銀の出資シェア89%に引き上げ

仏銀行大手BNPパリバはこのほど、ポーランドのBGZ銀行の株式808万株を新たに取得し、同行の出資シェアを88.98%に引き上げた。現地英字紙『ワルシャワボイス』オンライン版が23日、公開買付委託ブローカーDM BHの情

ユーロ圏の銀行検査、25行が資本不足で“不合格”

欧州中央銀行(ECB)は26日、ユーロ圏の主要130銀行を対象に実施した包括的な健全性検査の結果を公表した。資本不足で“不合格”となったのは25行で、資本不足額は計250億ユーロ。うちイタリアなど南欧を中心とする13行が

JPモルガンなど3行に制裁、金利不正操作などで

欧州委員会は21日、スイスフランの指標金利の不正操作と、フラン建て金融派生商品取引に絡むカルテルに関与したとして、米JPモルガン・チェース、スイスのUBS、クレディ・スイスの3行に対して総額9,400万ユーロの制裁金の支

政府管理下のブルガリア銀KTB、破綻が不可避

ブルガリア国立銀行(BNB=中銀=)は22日、政府の管理下に置かれている国内4位銀行コーポレート・コマーシャル・バンク(KTB)の経営悪化が外部に委託した監査で明らかになったと発表し、早急に対応しなければKTBの破綻は避

ロシア大手3銀行がEUを提訴、制裁解除求め

EUの対ロシア制裁をめぐり、ズベルバンク、VTBバンク、開発対外経済銀行(VEB)のロシアの大手銀行3行が24日、制裁の解除を求めて欧州一般裁判所に提訴したことを相次いで明らかにした。 EUは7月末、ウクライナ情勢をめぐ

米GE、ポーランドの銀行子会社売却を検討

米ゼネラル・エレクトリック(GE)が金融事業縮小の一環として、ポーランド子会社BPH銀行の売却を検討している。BPH銀が15日発表した声明で明らかにした。 BPH銀は資産ベースでポーランド10位の銀行。GEは2007年、

中国輸出入銀行、ウズベキスタンでPVC生産設備に融資

中国の政策金融機関である中国進出口銀行(中国輸出入銀行)は、ウズベキスタンの政府系化学企業「ナボイアゾト」のポリ塩化ビニル(PVC)設備建設プロジェクトに総額3億ドルを融資する。ロシアのノーボスチ通信社が9日、「ナボイア

アラゴ―投資大手KKRが出資、「第2のSAP」と期待―

独ソフト企業アラゴ(Arago、フランクフルト)は16日、米投資大手KKRが同社に資本参加すると発表した。KKRはアラゴを「第2のSAPに成長する」(パートナーのフィリップ・フライゼ氏)と将来性を高く評価しており、今後は

アディダス―リーボックに投資会社が買収提案か―

スポーツ用品大手の独アディダス(ヘアツォーゲンアウラハ)から米子会社リーボックを買収することを、香港とアラブ首長国連邦(UAE)の投資会社からなる企業連合が計画しているもようだ。『ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)

BASF―繊維化学事業を売却―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は16日、繊維化学事業をスイスの特殊化学品メーカー、アークロマ(Archroma)に売却することで合意したと発表した。事業整理の一環で、パフォーマンス化学部門の事業を収益力

ヌートレコ―投資会社SHVが買収へ―

飼料大手の蘭ヌートレコ(アメルスフォールト)は20日、同国の投資会社SHVが同社を買収することで合意したと発表した。SHVは今後、株式公開買い付け(TOB)を実施。ヌートレコ株95%超を確保した場合、同社の上場を廃止する

ゲベリット―フィンランド同業にTOB―

スイスの水回り製品大手ゲベリット(ラッパースヴィル・ヨナ)は14日、ストックホルム市場で株式を公開するフィンランドの同業サニテックに対する株式公開買い付け(TOB)計画を発表した。両社は事業の補完性が高いため、傘下に収め

ドイツ取引所―アフリカの取引所にクセトラ提供―

フランクフルト証券取引所を運営するドイツ取引所は16日、モーリシャスの新興企業アフリカ証券取引所(AFSX)と提携すると発表した。ドイツ取引所の電子取引システム「クセトラ」と同システム関連のサポートサービスを提供する。

オッド―独同業ザイトラーを買収―

英クローズ・ブラザーズ・グループ傘下の独投資銀行クローズ・ブラザーズ・ザイトラーは20日、仏同業のオッド(パリ)が同社を買収すると発表した。取引価格は4,600万ユーロ。クローズ・ブラザーズ・グループは事業を英本国に絞り

イモフィナンツ

不動産大手の墺イモフィナンツは21日、スイスの物流不動産をクレディスイス傘下のファンドに売却し、同国市場から全面撤退したと発表した。取引金額は約9,500万ユーロで、簿価を上回っているという。同社は売却益をドイツ事業の強

独東部の優良企業、資金調達に苦労

ドイツ東部の中小、新興企業は将来性が高くても事業資金の調達が難しいもようだ。銀行は自己資本規制の強化を受けてこうした企業への融資を抑制。同地はベンチャーキャピタルの視野に入りにくいことが追い打ちをかける。事態の打開に向け

独銀行業界、今後10年で就労者数2割減に

コンサルティング大手のベイン・アンド・カンパニーは20日、ドイツの銀行業界が大きな変動に見舞われるとの見方を明らかにした。競争激化と低金利、規制強化が圧力となり、コストを最大30%圧縮しなければならなくなるためで、国内の

米シティグループ、ハンガリーとチェコの個人事業から撤退

米シティグループは14日、11カ国で個人向け事業から撤退すると発表した。対象には、中南米6カ国と日本、グアム、エジプトのほか、ハンガリーとチェコも含まれる。最も売上高の大きい24カ国に事業を集中し、収益体質を強化する狙い

ドイツ銀行、中国事業を強化

独最大手銀行のドイツ銀行が中国事業を強化する。ヴェルナー・シュタインミュラー執行役員(グローバル取引担当)が14日明らかにしたもので、同国のすべての主要都市に支店を開設。現在6カ所にとどまる支店数を大幅に拡大していく。

米GE、ポーランドの銀行子会社売却を検討

米ゼネラル・エレクトリック(GE)が金融事業縮小の一環として、ポーランド子会社BPH銀行の売却を検討している。BPH銀が15日発表した声明で明らかにした。 BPH銀は資産ベースでポーランド10位の銀行。GEは2007年、

米シティ、ハンガリー・チェコのリテール銀行事業撤退

米金融大手シティグループは14日、11カ国でリテール銀行事業から撤退すると発表した。対象には、中南米6カ国と日本、グアム、エジプトのほか、ハンガリーとチェコも含まれる。主要市場である24カ国に事業を集中し、収益を強化する

「均衡財政達成よりも景気促進策を」、秋季予測が提言

Ifoなど有力経済研究所は9日に公表した共同作成の秋季経済予測で、今年と来年の独国内総生産(GDP)予測を下方修正した。4月に発表した春季予測では内需主導の経済回復が加速するとしていたが、景気がその後、大幅に冷え込んだと

RAG財団―オートメーション機器メーカーを買収―

化学大手エボニックの過半数資本を持つRAG財団(エッセン)は7日、中堅オートメーション機器メーカーのハーン・オートメーションを買収することで合意したと発表した。出資先拡大を目指す戦略に沿った措置で、4月に設立した投資子会

サイトトゥールズ―創傷治療薬の売却模索か―

独バイオ企業サイトトゥールズ(Cytotools、ダルムシュタット)が主力医薬品「デルマプロ(Dermapro)」事業の売却先ないし合弁先の模索を米投資銀行モルガンスタンレーに委託したもようだ。金融・製薬業界の情報として

シグナル・イドゥーナ―従業員を大幅に削減―

独保険大手のシグナル・イドゥーナは9日、2018年までに従業員9,200人のうち1,400人を整理すると発表した。収益力強化に向けた取り組みの一環で、同時にITと従業員の教育に計1億ユーロを投資。2018年までに年間コス

ドイツ銀行―中国支店数を拡大へ―

金融大手のドイツ銀行(フランクフルト)が中国事業を強化する。ヴェルナー・シュタインミュラー執行役員(グローバル取引担当)が14日、明らかにしたもので、同国のすべての中心的な都市に支店を開設。現在6カ所にとどまる支店数を大

イリアッド―TモバイルUS買収を断念―

仏携帯電話サービス会社のイリアッド(パリ)は13日、ドイツテレコム傘下の米同業TモバイルUSの買収を断念したと発表した。新興企業のイリアッドは米4位の携帯電話サービス会社であるTモバイルUSの買収によって事業を一気に拡大

「1ユーロが1ドル未満に」、ドイツ銀が予測

1ユーロの価値が2017年には0.95ドルとなり、02年夏の水準まで低下するとの予測を、ドイツ銀行の通貨ストラテジストが発表し、注目を集めている。現在は約1.2674ドル(8日)を付けているが、欧州経済の極端な低成長とユ

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