電力・エネルギー

エーオン―ルーブル安など直撃、7-9月期最終赤字に―

エネルギー大手の独エーオン(デュッセルドルフ)が12日発表した2014年1-9月期決算の最終損益は1,400万ユーロの赤字となり、前年同期の黒字(26億1,100万ユーロ)から大幅に悪化した。ロシア通貨ルーブルの交換レー […]

CO2から燃料・化学品生産へ、16年にも実用化か

二酸化炭素(CO2)からガソリンや軽油、各種の化学品を生産する技術の商業化に、ドイツの民間企業や研究機関が出資する合弁会社、サンファイアーが取り組んでいる。現在はパイロットプロジェクトにとどまるものの、2016年には実用

一般世帯のエネルギー消費量が8年ぶりに増加

連邦統計局が12日発表したデータによると、一般世帯のエネルギー消費量は気温調整後の実質で昨年6,780億キロワット時(kWh)となり、前年比で3.9%増加した。増加は2005年以来で8年ぶり。全体の42%を占める天然ガス

ヨハニス氏がポンタ首相に逆転勝利、ルーマニア大統領選

ルーマニアで大統領選の決選投票が16日行われ、即日開票の結果、中道右派の国民自由党を率いるクラウス・ヨハニス氏(55)が劣勢を覆し、中道左派のビクトル・ポンタ首相(42)を破って当選した。汚職対策と司法の独立を公約に掲げ

チェコ電力大手EPH、バッテンフォールの独褐炭事業買収へ

チェコの電力事業大手EPHは、スウェーデン国営エネルギー大手のバッテンフォールがドイツ東部で運営する褐炭採掘・発電事業の買収を検討している。EPHのダニエル・クレチンスキー会長が12日、独子会社のミブラークを通じて当該事

タイヤメーカーのヴィダキム、操業停止=ブルガリア

ブルガリアのタイヤメーカー、ヴィダキムが13日、国内北西部のヴィディン工場の操業を停止した。現地通信社Noviniteが、国家エネルギー・水道規制委員会との電力価格交渉に訪れていたレシュタルスキ社長の発言として報じた。

EBRD、セルビアの再可エネ事業に融資

欧州復興開発銀行(EBRD)は13日、セルビアのコメルツィヤルナ銀行に1,000万ユーロを融資すると発表した。EBRDは同行を通じセルビアの商業ビルや工業部門のエネルギー効率改善を支援する。また、長期資金を供給することで

露ロスアトム、イランに原子炉建設

ロシア国営原子力企業ロスアトムは11日、イランにロシア製原子炉8基を建設することでイラン原子力庁(NPPD)と合意したと発表した。イランの核兵器開発懸念が解消されないなかでの原子炉建設となり、波紋を呼びそうだ。 イラク南

露ロスアトム、イランに原子炉建設

ロシア国営原子力企業ロスアトムは11日、イランにロシア製原子炉8基を建設することでイラン原子力庁(NPPD)と合意したと発表した。イランの核兵器開発懸念が解消されないなかでの原子炉建設となり、波紋を呼びそうだ。 イラク南

シーメンス―補聴器部門売却―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は6日、補聴器部門のシーメンス・オーディオロジー・ソリューションズをスウェーデンの投資会社EQTパートナーズと独ストルングマン一族の持ち株会社サント・ホールディングに売却することで合意

ヴェスタス―業績予測を再度引き上げ―

風力発電用タービンの世界最大手であるデンマークのヴェスタス(ラナース)は7日の決算発表で、2014年通期の業績予測を引き上げた。事業が好調に推移しているためで、売上高を従来見通しの60億ユーロから最大70億ユーロに上方修

ハンガリー首相、サウス・ストリーム計画を支持

ハンガリーのオルバン首相は4日、同国議会がロシア産天然ガスを欧州に供給するパイプライン「サウス・ストリーム」の建設に関連する法案を可決したことを受け、同パイプラインの建設計画に対する支持を改めて表明した。 サウス・ストリ

EBRDの省エネ支援向け融資制度、第2期が開始

欧州復興開発銀行(EBRD)は5日、ポーランドの省エネ促進を支援するため導入している「持続可能エネルギー融資スキーム(PolSEFF)」と呼ばれる融資制度の第2期となる「PolSEFF2」の運用を開始したと発表した。中小

エネルギー大手MOL、協調融資で15億米ドル調達

ハンガリーのエネルギー最大手MOLはこのほど、主要取引銀行15行から15億5,000万米ドルの協調融資を受ける契約に調印した。融資期間は5年で、最長2年の延長が可能となっている。 同融資契約は今年4月に5億4,500万米

ルーマニア発電・褐炭大手、中国CHECと新発電所建設で合弁

ルーマニアの褐炭採掘・発電大手コンプレクスエネジェティク(CEN)・オルテニアはこのほど、中国発電設備メーカーの中国华电工程集团有限公司(CHEC)と発電所建設プロジェクトで合弁契約を結んだ。投資額は10億ドル。同国南西

ハンガリー首相、サウス・ストリーム計画を支持

ハンガリーのオルバン首相は4日、同国議会がロシア産天然ガスを欧州に供給するパイプライン「サウス・ストリーム」の建設に関連する法案を可決したことを受け、同パイプラインの建設計画に対する支持を改めて表明した。 サウス・ストリ

英国で初の商業規模のソーラー水素ステーションが稼働

英国初の商業規模で太陽光発電により電解した水素を供給する燃料電池車用水素燃料ステーションが10月30日、南西部スウィンドン郊外にあるホンダの工場で稼働を開始した。 この水素ステーションはホンダ、独産業ガス大手リンデ・グル

製造業のエネルギー消費、1位は天然ガス

ドイツ連邦統計局が10月29日発表した国内製造業のエネルギー消費量は昨年、4,056ペタジュールとなり、前年比で1.8%減少した。最も多く利用されているエネルギー源は天然ガスで、シェア27%を記録。これに電力(21%)、

ポーランドエネルギー業界、将来の設備投資を期待

ポーランドのカルピンスキ財務相は10月28日、先ごろ開かれた欧州連合(EU)首脳会議での合意により、国内電力各社の大型投資が可能になるとの考えを示した。EU加盟国は同首脳会議で、2030年までにCO2排出量を1990年比

チェコCEZ、ブルガリア火力発電所の操業停止へ

チェコ国営電力のCEZは2日、来年からブルガリアのヴァルナ石炭火力発電所の操業を停止すると発表した。欧州環境基準を満たすための近代化投資をめぐり、ブルガリア国営のBEHとの合弁交渉が合意に至らなかったためだ。ブルガリア政

欧州復興開発銀、アルバニア水力発電所の大型改修に融資

欧州復興開発銀行(EBRD)は10月30日、アルバニアのコマニ水力発電所の改修計画に1,270万ユーロを融資すると発表した。最新の安全基準に適合させ、電力の安定供給を維持するのが狙い。来年3月にも着工する予定だ。 同発電

石炭発電所の強制停止も、CO2削減目標達成に向け政府が検討

バーバラ・ヘンドリックス連邦環境相は3日、ドイツの二酸化炭素(CO2)排出削減目標を達成するには国内の石炭・褐炭発電能力を引き下げざるを得ないとの見方を示した。現状では削減目標を実現できないとみており、石炭・褐炭発電所の

低インフレ続く、4カ月連続で0.8%に

ドイツ連邦統計局が10月30日発表した同月の消費者物価指数(速報値)は前年同月比の上昇率が0.8%となり、これまで同様、低水準にとどまった。インフレ率が0.8%となるのは4カ月連続。エネルギーが2.3%減となり、全体が強

バッテンフォール―独褐炭採掘・発電事業から撤退の方向―

スウェーデン国営エネルギー大手のバッテンフォール(ストックホルム)は10月30日、ドイツの褐炭採掘・発電事業からの撤退を検討することを明らかにした。同社はスウェーデンの政権交代を受けて二酸化炭素(CO2)の排出削減と再生

ソーラーワールド―米国生産能力を大幅拡大―

太陽電池大手の独ソーラーワールド(ボン)は10月30日、米西部のヒルズボロ(オレゴン州)にある工場の生産能力を大幅に引き上げると発表した。現地需要が拡大しているためで、太陽電池モジュールの生産能力を現在の380メガワット

EUの温効ガス排出、13年は1.8%減

欧州環境庁(EEA)が10月28日公表したレポートによると、EU域内における2013年の温室効果ガス排出量は前年比で1.8%減少した。基準年である1990年比では19.3%減となり、EUが公約している20年までに温室効果

輸入物価21カ月連続で低下、9月-1.6%に

ドイツ連邦統計局が28日発表した2014年9月の輸入物価指数は前年同月比1.6%減となり、1年前の水準を21カ月連続で下回った。エネルギーが10.7%減とこれまで同様大きく下落して全体が強く押し下げられた格好。エネルギー

露・ウクライナ、ガス供給問題で合意できず

ロシアがウクライナへの天然ガス供給を停止している問題で、両国と仲介役の欧州連合(EU)を交えた三者協議が21日、ブリュッセルで行われたが、ウクライナのガス代金支払い能力に対するロシアの懸念を払拭することができず、最終合意

ポーランド新首相、欧州環境サミットで「勝利」宣言

ポーランドのコパチ新首相は24日、欧州環境サミットが「ポーランドの勝利」に終わったと話し、その成果に満足の意を表明した。電力需要の90%を石炭に頼る同国は以前から二酸化炭素(CO2)排出規制の強化に慎重で、コパチ首相も9

EU、スロバキアのエネ事業を助成

欧州連合(EU)がスロバキアのエネルギー・インフラ整備プロジェクトへの助成を計画している。現地メディアの報道によると、2014年から2020年までに総額1,450億ユーロが投入される見通し。24日付の独語経済紙『ミッテル

C中国CGNPC、ルーマニアの原子炉を受注

中国国営新華社通信が報じたところによると、17日中国の広東核電集団有限公司(CGNPC)がルーマニアに新たに建設される2つの原子炉建設に関する基本合意書(LOI)に調印した。プロジェクト総額は65億ユーロとなる。 CGN

EBRD、トルコのTSKB銀行に融資

欧州復興開発銀行(EBRD)はトルコ産業開発銀行(TSKB)のエネルギー効率向上に関連した投資を支援するため、5,000億ユーロを融資する。これは「持続可能な資源イニシアティブ」(SRI)の枠組みで行われる同行に対する最

次期欧州委を欧州議会が承認、11月に正式発足へ

欧州議会は22日に開いた本会議で、EUの“閣僚”に当たる欧州委員会の次期委員候補を賛成多数で承認した。加盟国は23日の首脳会議で追認し、ユンケル新委員長率いる次期欧州委が予定通り11月1日に発足することが決まった。 欧州

露・ウクライナ、ガス供給問題で合意できず

ロシアがウクライナへの天然ガス供給を停止している問題で、両国と仲介役のEUを交えた三者協議が21日、ブリュッセルで行われたが、ウクライナのガス代金支払い能力に対するロシアの懸念を払拭することができず、最終合意には至らなか

30年までに温室効果ガス40%削減、EUが中期目標を正式決定

EUは23、24日に開いた首脳会議で、2030年に向けた気候変動・エネルギー政策について協議し、同年までに温室効果ガス排出量を1990年比で40%削減するとの目標で合意した。他の国に先駆けて野心的な目標を掲げることで、京

H2BER

ドイツのベルリン・シェーネフェルトに建設されたマルチエネルギー供給ステーションの実証試験プロジェクト。ガソリン、ディーゼル燃料のほか、水素、天然ガス(CNG)、液化石油ガス(LPG)の燃料を供給することができる。また、コ

オーストリア、乗用車保有台数 2013年

オーストリア統計局によると、同国の2013年(12月末時点)の自動車保有台数は前年比1.3%増の約638万台となった。このうち、乗用車は、約464万台(前年比1.2%増)で、全体の72.7%を占めている。 乗用車の内訳は

生産者物価3カ月連続上昇、エネルギーを除いたベースで

ドイツ連邦統計局が20日発表した2014年9月の生産者物価指数は前年同月比1.0%減となり、14カ月連続で1年前の水準を下回った。エネルギー価格が3.8%下落したことが響いた格好。エネルギーを除いたベースでは0.1増とな

シーメンス―人員削減へ、独の発電設備事業で―

電機大手のシーメンス(ミュンヘン)がドイツの発電設備事業で人員削減に踏み切る意向だ。バイエルン放送が15日報じ、同社が追認した。 シーメンスは発電設備と保守点検の需要低迷に苦しんでいる。特にガス発電分野では欧州で新規受注

ホーホティーフ

独建設大手のホーホティーフは16日、洋上風力発電パーク建設事業を提携先のベルギー企業DEMEに売却すると発表した。経営資源を絞り込む方針に沿った措置で、保有するすべてのジャッキアップ船、ポンツーンも含めてDEMEの独子会

再可エネ助成分担金、来年は初めて低下に

独連邦ネットワーク庁は15日、再生可能エネルギー電力向けの助成分担金が今年の1キロワット時(kWh)当たり6.24セントから来年は6.17セントに低下すると発表した。同分担金が低下するのは初めて。天候の関係で再可エネ発電

バッテンフォールが独に損賠請求、原発廃止で

スウェーデンの国営エネルギー会社バッテンフォールがドイツ政府を国際仲裁裁判所に提訴した。独ガブリエル経済相が連邦議会(下院)の経済委員会で行った発言として野党・左翼党が15日、明らかにしたもので、47億ユーロの支払いを請

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