ドイツ経済ニュース

オスラム

照明器具大手の独オスラムは8日、伊同業クレイパーキーを買収することで合意したと発表した。クレイパーキーはショーやコンサートに用いるムービングライトの有力メーカーで、オスラムは買収により娯楽用照明事業を強化する。クレイパー […]

メトロ

流通大手の独メトロは7日、ベトナムのキャッシュ・アンド・キャリー事業から撤退すると発表した。同事業の展開地域を絞り込む方針に沿った措置で、同国の店舗19カ所を不動産も含めてタイ同業 バーリ・ジャッカーに譲渡する。取引金額

シュトラウス・イノベーション

1月に経営破たんした雑貨・衣料・食料品販売チェーンのシュトラウス・イノベーションは15日、投資会社ミューレック・ファミリー・オフィスが同社を買収する計画を債権者委員会が承認したと発表した。ミューレックはドイツ国内にあるシ

ニュスリー

イベント会場の設置を手がけるスイスのニュスリーが、昨年末に経営破たんした独同業アンブロシウスを買収する。アンブロシウスはフランクフルトに拠点を置く企業で、特に自動車見本市向け事業に強い。売上高は約3,000万ユーロ。ニュ

ボッシュ

自動車部品大手のボッシュがイスラエルのソフトウエア会社レッド・ベンド・ソフトウエアの買収に向けて交渉しているとの観測が浮上している。現地メディアが19日報じたもので、取引金額は2億~2億5,000万ドルに上る見通しという

BMWの中国ディーラーにカルテル制裁金

独高級車大手BMWの中国ディーラーに対し国家発展改革委員会(NDRC)がカルテル制裁金を科したことが14日、分かった。NDRCは最近、国外自動車メーカーへの値下げ圧力を強めており、ダイムラーとアウディも立ち入り調査を受け

電気自動車の新車登録、年初からこれまでに4800台

ドイツ国内の電気自動車の新車登録台数が年初からこれまでに、わずか4,800台弱にとどまったことが分かった。独連邦陸運局(KBA)の情報としてdpa通信などが報じたもので、ハイブリッド車も同約1万2,000台に過ぎなかった

農産物価格が下落見通し、ロシア制裁にからみ

果物や野菜など農産物の価格が下落する見通しだ。今年は豊作で収穫量が多いうえ、欧州連合(EU)などの制裁への対抗策としてロシアが農産物の輸入を禁止したためだ。独農業従事者連盟(DBV)が19日、明らかにした。 ロシア政府は

4-6月期電化製品市場5%拡大、情報機器がけん引

市場調査大手のGfKが14日発表した2014年第2四半期の独電化製品市場規模は128億9,300万ユーロで、前年同期から5.0%拡大した。情報機器が好調で全体が押し上げられた格好。通信機器はこれまでけん引車だったスマート

「テレビは不可欠」が86%に

テレビを必要不可欠と考えるドイツ人の割合が86%に上ることが、独情報通信業界連盟(Bitkom)の委託で市場調査会社アリスが実施したアンケート調査で明らかになった。14~29歳の若い年齢層でも同回答が87%に達しており、

独圧延鋼受注、第2四半期4.7%増に

独鉄鋼業界団体シュタールが11日発表した独業界の2014年第2四半期(4~6月)の圧延鋼新規受注高は964万4,000トンとなり、前年同期比で4.7%増加した。増加は2四半期連続。ドイツ国内からの受注が4.6%増加、ドイ

食品包装材用インクに発がん物質、規制強化へ

パン袋や紙ナプキンに使われるインクに発がん性物質が含まれている――。独連邦リスク評価研究所(BfR)のアンドレアス・ルフ化学品・製品安全室長が『南ドイツ新聞』に明らかにしたもので、政府は現在、欧州連合(EU)レベルでの規

1-6月期建設許可、約10%増加 集合住宅がけん引

ドイツ連邦統計局が18日発表した2014年1-6月期(上半期)の建築許可件数(増改築を含む)は前年同期比9.6%増の13万6,843件となり、これまでに引き続き大きく伸びた。主力の住宅新築が7.2%増の12万1,025件

フランクフルト空港新ターミナル建設へ

フランクフルト国際空港の第3ターミナル建設計画が12日、地元フランクルト市当局から承認された。空港運営会社フラポートは来年に着工。2021年までに稼働させ、利用者の拡大に対応する考えだ。 同空港の利用者数は年3%のスピー

事業所委・選挙管理委員の解雇で最高裁判断

従業員の代表である事業所委員(Betriebsrat)の選挙を行う場合、それに先立って選挙管理委員会が設置される。選挙管理委員となった被用者は任命された時点から選挙結果が公表されるまでの期間、即時解雇に値する重大な問題を

ショッピングカートメーカーが生き残り模索

小売市場の変化に歩調を合わせる形で、欧州のショッピングカートメーカーが多品種化による生き残りの道を探っている。店内での使い勝手やデザインなどに対する買い物客の要求が高まっているうえ、欧州債務危機の影響で個人消費が冷え込む

独経済に不透明、対ロ制裁強化などで

ドイツ経済に先行き不透明感が漂い始めている。内需の安定、欧州経済の回復、米国経済の加速といったプラス材料はあるものの、ウクライナ、パレスチナ問題の緊迫化など地政学上のリスクが高まっているためだ。欧州連合(EU)が対ロシア

7月インフレ率0.8%に低下、10年2月以来の低水準に

ドイツ連邦統計局が7月30日発表した同月の消費者物価指数(速報値)は前年同月比0.8%増となり、2010年2月以降で最低の上げ幅を記録した。エネルギー価格が1.5%低下したことが最大の押し下げ要因。前月比の変動率はプラス

季節要因で失業増に、7月287万人

ドイツ連邦雇用庁(BA)が7月31日発表した同月の失業者数は287万1,000人で、前月から3万9,000人増加した。7月は新卒者が大量に失業登録する関係で数値が押し上げられる傾向にある。季節要因を除いた実質では1万2,

【8月1日付の主な法令改正】

・改正再生可能エネルギー法(EEG 2014)施行 ・支払期限が請求書発行から原則30日以内に(中小企業の保護を目的としたEU指令に基づく) 支払い遅延の場合、債権者は(1)欧州中央銀行(ECB)の政策金利に9%を上乗せ

BMW―4-6月期26%の営業増益に―

高級車大手の独BMWグループ(ミュンヘン)が5日発表した2014年4-6月期(第2四半期)の営業利益(EBIT)は前年同期比26.0%増の26億300万ユーロと大きく拡大した。中国、米国市場で利幅の大きい高馬力車、特別仕

コンチネンタル―利益率見通し引き上げ―

自動車部品大手の独コンチネンタル(ハノーバー)は7月31日の決算発表で、2014年12月期の売上高営業利益率(EBITベース、調整済み)を従来予測の10.5%から約11%に上方修正した。コスト削減が順調に進んでいるほか、

ZFフリードリヒスハーフェン―合弁撤退を検討か―

自動車部品大手のZFフリードリヒスハーフェン(以下ZF)がステアリング合弁会社、ZFレンクジステーメからの撤退を検討しているもようだ。ロイター通信が消息筋の情報として4日報じたもので、ZFが目指す米同業TRWオートモーテ

DMG Mori Seiki―業績見通しを維持―

DMG森精機と合併予定の独工作機械大手DMG Mori Seiki(旧ギルデマイスター)の業績が好調だ。ウクライナ、中東情勢は緊迫が強まっているものの、同社は2014年1-6月期(上半期)決算で増収増益と受注増を確保。1

エアバス・グループ―炭素繊維部品会社買収か―

欧州航空機大手のエアバス(蘭ライデン)がスペインの炭素繊維部品メーカー、アレスティスを買収したとの観測が浮上している。日刊紙『ヴェルト』が4日付で報じたもので、買収により経営不振のアレスティスを救済。自社の航空機に用いる

シーメンス―約30%の最終増益に―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)が7月31日発表した2014年4-6月期(第3四半期)の最終利益は前年同期比27%増の13億9,900万ユーロと大幅に拡大した。比較対象の13年4-6月期はリストラ費用(4億ユーロ強)

オスラム―新たに7,800人削減へ―

照明機器大手の独オスラムは7月29日、従業員7,800人を2017年秋までに削減する計画を発表した。従来型電球の需要が急速に落ち込んでいることを受けた措置。同社は現行のリストラプログラム「プッシュ」でも今年末までに8,7

インフィニオン―売上高営業利益率で15%突破―

半導体大手の独インフィニオン(ミュンヘン)が7月30日発表した2014年4-6月期の営業利益は1億7,000万ユーロとなり、前期比で16%増加した。産業、電力向け事業が好調で売上高も6%増の11億1,000万ユーロに拡大

メーカーボット―独提携先を買収―

個人向け3Dプリンター製造の米メーカーボットは1日、独同業ハフナース・ビュローから事業の大半を買収すると発表した。欧州市場の開拓強化に向けた措置。取引金額は明らかにしていない。 ハフナース・ビュローはシュツットガルトに本

フックス・ペトロルブ―利益見通し引き下げ―

潤滑油大手の独フックス・ペトロルブ(マンハイム)は1日の決算発表で、2014年12月期の営業利益(EBIT)見通しを下方修正した。ルーブルや米ドルなどの対ユーロ相場が下落しているためで、前期実績(3億1,300万ユーロ)

バイエル―売上見通し下方修正―

製薬・化学大手の独バイエル(レバークーゼン)は7月30日の決算発表で、2014年12月通期の売上高予測を従来の410億~420億ユーロから410億ユーロに下方修正した。ユーロ高を受けて売り上げが目減りしているため。 14

アディダス―業績予測引き下げ―

スポーツ用品世界2位の独アディダス(ヘアツォーゲンアウラハ)は7月31日の決算発表で、2014年12月期の業績予測を引き下げた。ウクライナ危機を受けてロシア事業の見通しが大幅に悪化したほか、米ゴルフ用品事業も振るわないた

トム・テイラー―中国企業が出資―

独アパレル大手のトム・テイラーは7月30日、中国の投資会社、復星国際(Fosun International)が同社の大株主になると発表した。復星国際はリヒテンシュタインの財団が持つトム・テイラー株23.16%をポルトガ

エスオリバー―ブランド高級化へ―

中価格帯衣料品メーカーのエスオリバー(s.Oliver、ロッテンドルフ)が手持ちブランドの高級化に取り組み意向だ。中価格帯市場が低価格帯ブランドに押されて縮小しているため。1月に就任したライナー・ピッヒラー社長が経済紙『

フラポート―米で空港貸店舗事業者を買収―

フランクフルト国際空港の運営会社フラポートは4日、空港貸店舗事業を展開する米AMUホールディングスを1日付で完全買収したと発表した。米国事業を強化するとともに、利益率の高い空港貸店舗事業を拡大する狙い。取引金額は公表しな

ルフトハンザ

航空大手の独ルフトハンザが7月31日発表した2014年4-6月期(第2四半期)の営業利益(EBIT)は4億1,800万ユーロとなり、前年同期を24.9%下回った。LCCや中東系航空会社との競争激化のほか、従業員ストが響い

マイヤー・ヴェルフトが韓国STXから造船所買収

独造船大手のマイヤー・ヴェルフトは4日、経営難の韓STXグループからフィンランド南部のトゥルクにある造船所(STXフィンランド)を買収することで合意したと発表した。買収により顧客ニーズに柔軟に対応できるようにするとともに

軍需大手ラインメタルの対ロ輸出、政府が承認撤回

軍需大手の独ラインメタルがロシア軍に製品を納入する取引について、ドイツ政府が許可を取り消したことが4日、明らかになった。政府は3月、クリミア併合手続きを進めるロシアに圧力をかけるため、現状では同輸出を支持できないとの立場

独機械業界、生産成長率予測引き下げ

ドイツ機械工業連盟(VDMA)は7月31日、独業界の2014年の実質生産高が前年比1%増の1,990億ユーロになるとの予測を発表した。昨年10月時点では同3%増を見込んでいてが、ウクライナ危機を受けて下方修正した。ロシア

7月乗用車新車登録6.8%増に

ドイツ連邦陸運局(KBA)が4日発表した2014年7月の乗用車新車登録台数は27万249台となり、前年同月比で6.8%増加した。全体の6割強を占める社用車需要が堅調で、水準が押し上げられた格好。1~7月の累計では前年同期

ダイムラーが中国で交換部品値下げ、当局の圧力受け

高級車大手の独ダイムラーは3日、中国におけるメルセデス・ベンツ車の交換部品価格を引き下げると発表した。同社はサービス料金と交換部品価格を7月に平均20%引き下げたばかり。背景には国家発展改革委員会(NDRC)が国外自動車

VWの上期自動車販売、トヨタに届かず

自動車世界3大大手の上半期販売実績が7月31日までに出そろった。トップは昨年同様トヨタ自動車で、前年同期比3.8%増の509万7,000台に拡大。独フォルクスワーゲン(VW)は商用車子会社MANとスカニアを含めて5.6%

風力発電、14年上期の新規設置は1.7倍に

独風力エネルギー全国連盟(BWE)と独機械工業連盟(VDMA)のパワーシステム部会は7月29日、2014年1-6月期に国内で新設された風力発電設備の容量が1,723メガワット(MW)となり、前年同期の1.66倍に拡大した

TモバイルUS買収に仏イリアッドが買収提案

仏電気通信サービス大手のイリアッドは7月31日、ドイツテレコムの米移動通信サービス子会社TモバイルUSに対し買収提案を行ったと発表した。TモバイルUSをめぐってはソフトバンクも買収交渉を進めており、日仏2社が激突する格好

W杯効果、上期ビール出荷4.4%増に

ドイツ連邦統計局が7月31日発表した2014年上半期のビール出荷高(ノンアルコールビール、麦芽飲料、欧州連合=EU=域外からの輸入を除く)は4,790万ヘクトリットルとなり、前年同期比で4.4%増加した。同国のビール消費

上期小売売上1.5%増に、通販がけん引

ドイツ連邦統計局が7月31日発表した2014年上半期の小売売上指数は物価調整後の実質で前年同期を1.5%上回った。食料品店で1.3%上昇、非食料品店では1.6%増加した。特に通販が7.2%増と大きく伸びた。

開封すると冷える缶を独社が開発、15年夏本格投入へ

タブを開けるだけで飲料が急速に冷える自己冷却缶をデュッセルドルフのドゥーテック社(do-tech GmbH=登記上の本社はロンドン=)が開発した。塩類が水に溶解するときの吸熱反応を利用するもので、開封後1分で飲料の温度を

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