スウェーデンのストックホルム国際平和研究所が15日発表した世界の通常兵器取引に関する報告書によると、ドイツの武器輸出額は2005～09年の5年間で、00年～04年の2倍に拡大した。この間の市場成長率およそ20％を大きく上回っており、シェアは6％から11％の上昇。米国（シェア30％）、ロシア（同24％）に次ぐ3位につけた。
\輸出額が最も多かったのはトルコ向けで17億3,600万ドルに上った。以下、ギリシャ（16億1,100万ドル）、南アフリカ（14億2,700万ドル）、韓国（13億9,000万ドル）、スペイン（9億5,500万ドル）が続く。ギリシャ向けの輸出に関しては燃料電池式潜水艦「214」3隻の決済が済んでいないほか、04年に売却した潜水艦が昨年になってキャンセルされたことが分かっている。
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