ドイツ連邦陸運局（KBA）が3日発表した2010年5月の乗用車新車登録台数は前年同月比35.1％減の24万9,708台となり、これまでに引き続き大幅に縮小した。昨年は新車購入補助金の効果で販売が押し上げられておりその反動が出た格好。補助金の恩恵が大きかった超小型、小型では減少幅が50％を超えた。
\販売増となったカテゴリーはアッパーミドル（9.0％増）、オフロード（1.7％）、キャンピングカーの3つのみ。アッパーミドルはメルセデス「Eクラス」の販売好調が最大の押し上げ要因になったという。
\登録数が増えたブランドは6つで、このうち販売が1,000台を超えたのはメルセデス（6.0％増の2万6,769台）、マツダ（12.5％増の4,212台）、ボルボ（13.3％増の1,935台）の3つだけだった。
\マツダを除く日本勢の実績はトヨタ／レクサスが58.4％減の5,303台、日産／インフィニティが21.1％減の3,689台、ホンダが11.3％減の2,792台、スズキが48.9％減の2,292台、三菱が49.6％減の1,632台、スバルが26.1％減の525台、ダイハツが34.3％減の402台。
\1-5月の乗用車新車登録は117万9,532台で、前年同期を27.7％下回った。
\トラックは5月が前年同月比11.3％増の1万8,712台、1-5月が前年同期比7.2％増の8万8,515台と回復に向かっている。
\
