14歳以上のドイツ人が過去1年間に支出したギフト代は平均400ユーロ――。市場調査大手GfKがフランクフルト見本市会社の委託を受けて実施した調査で、こんな結果が明らかになった。ドイツ全体のパーソナルギフト（個人向けギフト）市場規模は270億ユーロに上る計算だ。
\GfKがフランクフルト国際消費財見本市「Tendence」（26～30日開催）に先立つ22日に発表したデータによると、シーン別で最も支出額が多かったのはクリスマス（220ユーロ）で、結婚祝い（166ユーロ）がこれに次いだ。年齢別にみたクリスマスプレゼントの支出額は14-19歳が70ユーロ、30-39歳が219ユーロ、70歳以上が275ユーロと、年齢が上がるに従って増加している。
\ギフトの贈り手の数が最も多かったシーンはクリスマス（84％）と誕生日（82％）で、母の日、バレンタインデー、イースターでは3人に1人だった。
\ギフトをどこで購入するかの質問では、「主に店頭」が半数以上で最も多かった。「オンラインショップのみ」とした人は2％にとどまる。また、プレゼントを現金で贈ったことがある人は半数以上に達しており、ギフト支出は小売売上に必ずしも貢献していない。
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