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2013/7/17

経済産業情報

鉄道用レールカルテル、Moravia Steelにも制裁金

この記事の要約

連邦カルテル庁は11日、鉄鋼メーカーがドイツ鉄道(DB)向けのレール鋼で違法なカルテルを結んでいた問題で、Moravia Steel(チェコ)の独法人に1,000万ユーロの制裁金支払いを命じると発表した。カルテルに関与し […]

連邦カルテル庁は11日、鉄鋼メーカーがドイツ鉄道(DB)向けのレール鋼で違法なカルテルを結んでいた問題で、Moravia Steel(チェコ)の独法人に1,000万ユーロの制裁金支払いを命じると発表した。カルテルに関与していた他の企業に対しては昨年7月に計1億2,450万ユーロの支払いを命じており、制裁金総額は1億3,450万ユーロに拡大した。今回の命令により同カルテルの捜査はすべて終了した。

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カルテルはティッセンクルップとフェストアルピーネ、Stahlberg Roensch(2010年にVosslohが子会社化)、Moravia Steelが結んでいたもの。DBのレール鋼入札で応札価格を事前に申し合わせ、不当に高く吊り上げていた。フェストアルピーネは最初に通報して摘発に協力したため、制裁金を全額免除された。

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カルテル庁は民間鉄道会社や建設会社への鉄道レール、ポイント、枕木販売で結ばれていたカルテルでも捜査を進めており、近く終了する見通し。

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