ロスネフチ、TNK-BPを完全買収
ロシア石油最大手で国営のロスネフチは12日、ロシア富豪4人を代表する投資会社アルファ・アクセス・レノバ(AAR)から、同業3位TNK-BPの株式50%を取得する契約に調印したと発表した。これにより、TNK-BPの全株を握 […]
ロシア石油最大手で国営のロスネフチは12日、ロシア富豪4人を代表する投資会社アルファ・アクセス・レノバ(AAR)から、同業3位TNK-BPの株式50%を取得する契約に調印したと発表した。これにより、TNK-BPの全株を握 […]
中国輸出入銀行はウクライナに対し、36億5,000万米ドル(28億3,000万ユーロ)の融資を実施する。今年7月の政府間協定に基づくもので、ナフトガスの火力発電所の燃料をガスから石炭に転換するための設備投資を支援する。ウ
カザフスタン西部アクタウ市がクリーンエナジー・プロジェクトに着手する。市営ゴミ処理会社コクテムが導入を計画している廃棄物処理工程を利用して発電する施設は、旧ソビエト体制下に設置された効率の悪いゴミ処理施設が現在でも使われ
欧州委員会は11日、ルーマニアの電力取引市場を運営するOPCOMが電力卸売市場への外国企業の参加を妨げている疑いがあるとして、同社と親会社の国営電力会社トランスエレクトリカに対する調査を開始したと発表した。 \ OPCO
天然ガス世界最大手のガスプロム(ロシア)は7日、ロシアのガスを南欧へ運ぶガスパイプライン「サウス・ストリーム」の建設に着手した。最重要市場である欧州への輸送能力を強化するとともに、欧州連合(EU)の支援で進められている「
チェコ国営電力のCEZは4日、同社が操業する原子力発電所の年間発電量が過去最高を記録する見通しだと発表した。来年も記録更新を見込む。 \ テメリン原発はすでに3日の段階で発電量が139億4,600万キロワット時に達し、昨
オーストリア石油大手OMVのルーマニア子会社OMVペトロールは5日、米エクソン・モービルのルーマニア子会社と共同で、黒海海底鉱区の三次元反射法地震探査(3D地震探査)を実施すると発表した。今年1月にガス埋蔵が確認されたネ
アゼルバイジャン石油公社(SOCAR)が西部イズミル県で実施するスタル製油所建設プロジェクトに、トルコの新しい投資優遇措置「戦略投資スキーム」が初めて適用される。トルコ経済省が5日発表した。付加価値税・関税に関する優遇措
ロシア石油最大手のロスネフチと米石油メジャーのエクソン・モービルが、西シベリアのタイトオイル事業化調査を目的に合弁会社を設立する。出資比率はロスネフチが51%、エクソン・モービルが49%。エクソン・モービルは技術ノウハウ
欧州復興開発銀行(EBRD)は5日、ロシア極東のガス火力発電所建設プロジェクトに40億ルーブル(1億ユーロ)を融資すると発表した。 \ この火力発電所は、水力発電最大手ルスハイドロの子会社エナジー・システム・オブ・ザ・イ
工業ガス大手の独Linde(ミュンヘン)がロシア国営天然ガス大手のGazpromからヘリウムを調達する方向だ。Gazpromが10日明らかにしたもので、両社はすでに基本合意書を締結したという。ヘリウムは産業向けの需要が近
欧州委員会は3日、ブルガリア国営エネルギー会社のブルガリア・エナジー・ホールディングス(BHE)が国内電力市場での独占的地位を悪用している疑いがあるとして、調査を開始したことを明らかにした。 \ 欧州委が問題視しているの
欧州復興開発銀行(EBRD)は11月27日、1986年に爆発事故を起こした旧ソ連・ウクライナのチェルノブイリ原発の4号機で、放射能漏れを防ぐための新しい構造物の骨組みの一部が完成したと明らかにした。 \ チェルノブイリ原
ロシアの国営天然ガス会社ガスプロムが情報化戦略を進める中で、米IBMとの提携を模索している。ガスプロムの発表によると、クルグロフ副社長とIBMの成長市場担当副部長であるブラマンテ氏が11月末、同社のデータセンターのシステ
関税同盟および単一経済圏を構成するロシア、ベラルーシ、カザフスタンの3カ国は、2015年1月をめどに電力市場を統合する。関税同盟の執行機関であるユーラシア経済委員会のアフメトフ社会基盤・エネルギー担当理事がこのほど明らか
欧州復興開発銀行(EBRD)は11月26日、ベラルーシのエネルギー効率向上プロジェクトを支援するため、ミンスク・トランジット銀行(MTB)に400万米ドルを融資したと発表した。 \ MTBに対する融資は、高度にエネルギー
ポーランドの石油大手PKNオルレンは11月30日、今後5年で総額225億ズロチ(5兆8,680億円)の設備投資を行うことを柱とした中期戦略を発表した。シェールガスおよび発電事業が重点となる。市場関係者は投資額が同社の時価
エネルギー大手の独Eon(デュッセルドルフ)は4日、墺同業Verbundとの間で資産交換を実施すると発表した。トルコ電力大手Enerjisaの資本50%をVerbundから譲り受けて同国市場に参入。Verbundには独墺
ロシア原子力公社(ロスアトム)は11月29日、ハンガリーに営業子会社を開設したと発表した。ハンガリーで唯一のパクシュ原子力発電所では原子炉2基の新設が計画されており、ロスアトムは子会社を通じて受注に向けた活動を活発化させ
電力大手の独Eon(デュッセルドルフ)は11月30日、ハンガリーの天然ガス事業を同国の国営エネルギー会社MVWに売却することで基本合意した。今後は取引条件の詳細を取り決め、来年1月までに成約する予定だ。 \ 取引金額は明
仏重電大手のアルストムは、傘下のAlstom Power in Turkeyがトルコ発電会社(EUAS)から石炭火力発電所用の蒸気タービン発電設備の修理工事を受注したと発表した。トルコ南部にあるアフシン・カフラマンマラシ
原田親仁・駐ロシア日本国大使は11月26日、政府系天然ガス企業ガスプロム本社を訪問し、同社のミレル会長と会談した。 \ 会談では日本とロシアの協力関係の現状と今後の展望や、ガスプロムがウラジオストクで伊藤忠商事や石油資源
世界銀行の民間部門である世界金融公社(IFC)が、ロシアにおける風力発電所の建設を支援する「RUSTEC計画」を提案している。北西部ムルマンスク地方の数十カ所に陸上風力発電所を整備し、ノルウェーかフィンランドを経由して欧
ロシアのメドベージェフ首相は22日、ノヴォヴォロネジ原子力発電所で開かれた経済の近代化・革新に関する会合で、原子力技術を推進する政府の方針を改めて確認した。原子力公社(ロスアトム)のプレス発表によると、関連予算を拡大し、
ポーランド国営電力会社エネアはこのほど、マゾヴィエツキエ県のコジェニツェ発電所で新しい石炭火力発電施設の建設に着手したと発表した。建設作業は日立製作所と現地建設大手のポリメックス・モストスタルが担当する。投資規模は64億
ポーランド石油大手のロトスは23日、9月の合意に基づいてポーランド石油・ガス採掘公社(PGNiG)と共同で進めるガス田探索作業の第1段階が終了したと発表した。対象となった7鉱区のうち4鉱区について、さらなる調査を行う。両
チェコ国営の石油パイプライン運営会社メロ(Mero)は20日、英蘭系石油大手ロイヤルダッチシェルから、イタリアとドイツを結ぶトランスアルパイン(TAL)パイプラインの権益5%を取得したと明らかにした。ロシアからの原油輸入
チェコ国営電力のCEZは22日、傘下にあるルーマニアのファンタネレ・コジャラツ風力発電所のタービン全240基が稼働し、合計出力が600メガワットに達したと発表した。まずは試験稼働とし、各タービンの運転パラメーターや稼働状
中国の太陽光発電システム大手中盛光電は19日、太陽光発電プラントを建設することで、ルーマニアの電力供給会社Tinmar-Indと契約を交わしたと発表した。 \ プラントはルーマニア南部のゴルジュ、ジュルジュ、ドルジュの3
伊藤忠商事は21日、ロシアの鉱山・金属・エネルギー企業であるEn+と、ニージニー・ノブゴロドにおける発電プロジェクトに関する覚書を交わしたと発表した。電力設備の近代化・省エネ政策を背景に効率の高いガス発電設備の需要が高ま
ロシア国営天然ガス会社ガスプロムは19日、ウラジオストクから液化天然ガス(LNG)をベトナムに輸出する方向でベトナム石油ガス公社(ペトロベトナム)と協議に入ったことを明らかにした。また、天然ガス自動車(NGV)燃料の合弁
ポーランドのトゥスク首相は21日、2020年までにエネルギー部門に1,000億ズロチ(約240億ユーロ)を投じる計画を打ち出した。拡大する電力需要への対応と環境への取り組みを両立させるため、国内初となる原子力発電所の建設
ポーランドのガス最大手で国営のPGNiGは15日、北部ポモージェ県ヴェイヘロヴォ近隣のオパリノでシェールガスの埋蔵を確認したと発表した。同社の試掘が成功したのは昨年9月に続いて2回目だ。来月には同じくヴェイヘロヴォ近隣の
オーストリアの電力会社エナギー・シュタイアーマルクは15日、チェコのイフラバで地域熱供給施設の熱源を天然ガスからバイオマスに切り替える作業が完了したと発表した。総投資額は1,100万ユーロ。年間6,000トンのバイオマス
欧州復興開発銀行(EBRD)は13日、ルーマニア南東部ドブロジャ地方のキルノジェニで計画されている風力発電プロジェクトに9,100万ユーロを融資すると発表した。 \ EBRDによると、今回の融資はA/Bローン・ストラクチ
化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は14日、ロシア国営天然ガス会社Gazpromと資産交換することで合意した。エネルギー子会社Wintershallを通して西シベリアにあるガス田の採掘権を取得。Gazpro
独バイオガス設備大手のエンヴィテック・バイオガス(EnviTec Biogas)はロシア市場に進出する。現地企業2社と協力し、バイオガスプラントを建設していく。エンヴィテックでは現在、受注の57%を国外事業が占めており、
ロシア産天然ガスを黒海経由で欧州に輸送するパイプライン「サウス・ストリーム」の建設プロジェクトをめぐり、ロシアの国営天然ガス企業ガスプロムとスロベニア同業プリノヴォディは13日、サウス・ストリームのスロベニア領通過部分の
ポーランド最大のガス会社で国営のPGNiGは6日、ガスプロムからの調達価格低下により、今年の営業利益(EBITDA)が少なくとも25億ズロチ(7億7,600万米ドル)増加するとの見通しを示した。来年初めからのガス料金引き
チェコで先ごろ実施されたエネルギー政策に関する世論調査で、原子力発電や石炭火力発電の拡大よりも、水力・風力などの再生可能エネルギー利用や省エネを支持する人が多いことが明らかになった。7日付けのCTK通信が伝えた \ この
チェコ国営電力のCEZが8日発表した2012年1-9月期の連結最終利益は334億コルナとなり、前年同期から27%増加した。国内原子力発電所とルーマニア風力発電所の発電量増加、前年同期に特別支出がかさんだことなどが増益の理
アゼルバイジャンのガスをトルコ・欧州へ運ぶアナトリア横断ガスパイプライン(TANAP)計画に、英BP、仏トタル、ノルウェーのスタトイルが参加する。計画を主導するアゼルバイジャンの国営石油会社SOCARとプロジェクト権益2
ロシア政府の肝いりでガスプロムが推進する黒海ガスパイプラインプロジェクト「サウス・ストリーム」が来月7日、着工する。通過国における建設許可や建設資金確保が完了していない中のスタートで、業界関係者を驚かせている。12日付の
ロシア原子力公社ロスアトムの子会社ロスアトム・サービスとウクライナ国営の原子力発電会社エネルゴアトムは6日、加圧水型原子炉(VVER)を備えた原子力発電所の保守管理での協力に関する合意文書に調印したと発表した。 \ 合意
欧州復興開発銀行(EBRD)は5日、中東欧における省エネ・再可エネプロジェクトに対する同行の投資額が100億ユーロを突破したと発表した。これらのプロジェクトによる二酸化炭素(CO2)排出削減効果は年間5,000万トンとス
エネルギー関連情報配信大手プラッツが10月23日発表したエネルギー企業ランキング「プラッツ世界エネルギー企業トップ250社」2012年度版で、ハンガリーの石油ガス最大手MOLは世界93位となり、昨年の133位から大きく順
スウェーデンの電力大手バッテンフォールは10月31日、取引子会社を通じて、チェコでのガス取引を開始したと発表した。チェコにおける卸事業の強化が目的だ。顧客に安定した価格での電力供給を保証する「オリジネーション事業」を中東
ガスプロムがアジア事業を強化する戦略を推進している。今後数年で総額350億ユーロ超を東シベリアにおけるガス開発とパイプライン新設に投じる計画だ。液化天然ガス(LNG)事業の出遅れを挽回するとともに、アジア太平洋地域に販路
ガスプロムが2日発表した2012年6月中間期連結決算(IFRS基準、監査前)は、前年同期比34.1%減の5,087億ルーブル(125億ユーロ)に急減した。販売量が15%後退したのに加え、営業経費が8%拡大して利益を圧迫し
ロシアの国営石油最大手ロスネフチと米ジェネラル・エレクトリック(GE)がこのほど、ガスタービンユニットの長期サービス契約を交わした。ロスネフチがナホトカに建設中の東部石油化学会社(Eastern Petrochemica