欧州自動車工業界の動き

フィアット・クライスラー、フェラーリを分離上場

伊自動車大手フィアットと米同業クライスラーの合併で発足した新会社フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)は10月29日、高級スポーツカー部門のフェラーリを分離上場すると発表した。フェラーリを切り離すことでブラ […]

ルノーの7~9月期は6.7%増収、欧州・アジアの販売好調

仏自動車大手ルノーが10月29日発表した2014年7~9月期(第3四半期)の売上高は85億3,000万ユーロで、前年同期から6.7%増加した。欧州、アジアでの販売が伸び、増収を確保した。 販売台数は前年同期と同水準の61

欧州商用車販売、9月は13.2%増・13カ月連続で増加

欧州自動車工業会(ACEA)が10月28日発表した2014年9月の商用車新車登録統計によると、欧州連合(EU)(マルタを除く27カ国)における販売は前年同月比13.2%増の18万1,436台に拡大した。販売増加は13カ月

英乗用車生産、9月は2.8%減

英自動車工業会(SMMT)が10月23日発表した2014年9月の国内自動車生産統計によると、乗用車は13万7,068台となり、前年同月に比べ2.8%減少した。モデルチェンジによる生産設備の整備により生産が落ち込んだ工場が

ロシア、スクラップインセンティブを来年以降も継続か

ロシア政府は、自動車買い替え奨励制度(スクラップインセンティブ)を来年以降も継続する可能性がある。景気減速で新車販売の低迷が続くと予想されるため。 ロシアでは9月からスクラップインセンティブが再導入され、新車の購入者に対

現代自、「i20」のワゴン投入を検討

現代自動車は、サブコンパクトカー「i20」の欧州向けモデルにワゴンバージョンを追加することを検討している。シュコダ「ファビア」やルノー「クリオ」のワゴンモデルに対抗するのが狙い。 現代自ヨーロッパのチーフデザイナーである

Komatsu

コマツ (東京都港区)は10月24日、ICT油圧ショベル「PC200i‐10」、「PC210LCi‐10」を10月から欧州と日本市場に、11月には米国市場に投入すると発表した。情報通信技術(ICT)を活用した施工の自動化

Hyundai Motor

現代自動車 はこのほど、トルコ工場(HAOS、コジャエリ県イズミット)で全面改良したBセグメントの小型車「i20」の生産を開始したと発表した。初代「i20」はドイツで8万6,000台、欧州では約40万台を販売した。2代目

トルコ自動車生産、9月は4%増

トルコ自動車工業会(OSD)によると、同国の2014年1~9月の自動車生産は前年同期比1%減の83万5,782台となり、前年をわずかに下回った。ただ、乗用車の生産は14%増の53万1,492台に拡大し、順調に伸びている。

ダイムラー、米テスラから資本撤退

独自動車大手ダイムラーは21日、戦略提携する米電気自動車(EV)メーカー、テスラの株式4%を売却し、資本を全面的に引き上げたと発表した。売却益は約7億8,000万ドルで、事業の強化に充てる方針。経済環境が世界的に悪化して

プジョーが増収確保、中国での販売好調で

仏自動車大手PSAプジョーシトロエンが22日発表した2014年7~9月期(第3四半期)の売上高は122億9,000万ユーロとなり、前年同期から1.6%増加した。販売が中国で急増したほか、自動車部品部門の好調にも支えられ、

ボルボの純利益、7~9月は9%増

欧州トラック大手のボルボ(スウェーデン)が24日発表した2014年7~9月期(第3四半期)決算の純利益は16億クローナ(約17億4,000万ユーロ)となり、前年同期から9%増加した。売上高が4%増の672億クローナに伸び

英政府、サプライヤーの技能向上を支援

英国のビジネス・イノベーション省(BIS)は20日、同国の自動車産業における技能向上を支援する新しい基金プログラムを発表した。国内のサプライチェーン業界の技能者不足の問題に対応し、持続的な成長を支援することを目的としたも

英国の超低炭素車販売、7-9月期に5,000台超

英国の低排出車両庁(OLEV)は20日、電気自動車やプラグインハイブリッド車などの超低炭素車(ULEV)を対象とした購入助成制度「プラグインカー・グラント」および「プラグインバン・グラント」を利用して購入されたULEVが

PSAと東風汽車の合弁、第4工場が着工

仏PSAプジョー・シトロエングループ(PSA)と中国の東風汽車の合弁会社である東風プジョー・シトロエン自動車(DPCA)は16日、中国で4番目となる工場の建設に着手したと発表した。 第4工場は四川省成都に建設され、201

JLR、初の海外工場を中国に開設

印タタ・モーターズ傘下の英高級車メーカー、ジャガー・ランドローバー(JLR)は21日、中国で奇瑞汽車との合弁工場を開設したと発表した。JLRにとって英国外で初の生産拠点となる。 中国東部の江蘇省常熟市に建設された合弁工場

日産、ローマのタクシー会社にリーフ2台を供給

日産自動車の欧州法人・日産ヨーロッパは21日、ローマのタクシー会社Unione Radiotaxiに日産の電気自動車「リーフ」2台を供給すると発表した。イタリアでは初めてのゼロエミッション・タクシーになるという。 Uni

Hyundai

現代自動車 欧州法人のラッシュフォース最高執行責任者(COO)は英自動車誌『オートカー』に対し、小型スポーツカーの開発を検討していることを明らかにした。欧州市場で新しいスポーツカーの需要が高まっているとの見解を示している

オーストリア、乗用車保有台数 2013年

オーストリア統計局によると、同国の2013年(12月末時点)の自動車保有台数は前年比1.3%増の約638万台となった。このうち、乗用車は、約464万台(前年比1.2%増)で、全体の72.7%を占めている。 乗用車の内訳は

ハンガリー、代替燃料車の普及進まず

ハンガリーの独語紙『ブダペスター』が14日報じたところによると、ハンガリーを走る自動車の85%がガソリン車、15%がディーゼル車で、消費者は電気自動車(EV)などの代替燃料車に関心をほとんど持っていないことがわかった。デ

9月のEU新車販売6.4%増、13カ月連続で拡大

欧州自動車工業会(ACEA)が17日発表したEU(マルタを除く27カ国)の9月の新車販売(登録)台数は123万5,501台となり、前年同期から6.4%増加した。販売増加率は前月に2.1%増と、今年に入って最低の水準に縮小

PSAの自動二輪子会社、印マヒンドラ&マヒンドラに売却へ

仏自動車大手PSAはプジョー・シトロエン(PSA)は7日、自動二輪車子会社プジョー・モトサイクルズの株式51%をインド自動車大手のマヒンドラ&マヒンドラに売却する方向で交渉していると明らかにした。欧州の自動二輪市場が縮小

独ZF、北京汽車と合弁設立

独自動車部品大手ZFは9日、中国自動車大手の北京汽車集団と合弁工場を設立すると発表した。15年から北京郊外で乗用車のシャシーシステムの開発・生産を行う。 合弁会社にはZFが51%、北京汽車が49%をそれぞれ出資する。1,

日産、英国で出張授業プログラムを拡充

日産自動車は13日、英国で社会貢献活動の一環として実施している小学生を対象とした出張授業を拡充すると発表した。今後2年間に1万5,000人の児童に最新の自動車のデザイン、エンジニアリング、生産について学ぶ機会を提供する。

Ford

米自動車大手フォード・モーター は10日、2014年9月の欧州市場の新車販売が12万9,700台となり、前年同月に比べ12%増加したと発表した。販売好調を受けて、同月の欧州市場のシェアは前年同月比0.4%ポイント増の9.

Ford

米自動車大手フォード・モーター は9日、ドイツのザールルイ工場で欧州市場向けの新型「フォーカス」を初出荷したと発表した。「フォーカス」を生産する世界8工場の中で最初の出荷となる。「フォーカス」は世界140市場で販売するフ

英政府、燃料電池車の普及支援策を発表

英国政府は9日、燃料電池車(FCV)の普及を支援するため、自動車業界と共同で総額1,100万ポンドを投資すると発表した。来年からFCVの市販が始まることを受け、来年末までに水素ステーションを最大15カ所設置するほか、公共

日産、「リーフ」の英国販売が好調

日産自動車の電気自動車(EV)「リーフ」の英国での販売が好調だ。英自動車工業会(SMMT)が発表した9月の販売台数は前年同月比156%増の851台となり、過去最高を更新した。9月の英国のEV販売台数は1,208台で、リー

フィアットとクライスラー、統合新会社が正式発足

伊自動車大手フィアットと傘下の米クライスラーとの統合が12日付で効力を発し、同日付けで世界7位の自動車メーカー、フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)が正式に発足した。 フィアットは2009年に経営破たんし

プジョーの自動二輪部門、印マヒンドラに売却

インド自動車大手のマヒンドラ&マヒンドラは7日、仏PSAプジョー・シトロエンの自動二輪車子会社プジョー・モトサイクルズ(PMTC)を買収すると発表した。傘下の自動二輪車マヒンドラ・トゥー・ホイーラーズを通じて、PMTCの

英新車登録、9月は5.6%増

英自動車工業会(SMMT)が6日発表した2014年9月の乗用車新車登録は前年同月比5.6%増の42万5,861台に拡大した。景気に対する消費者の信頼感回復や、魅力的で燃費効率の良い新車が多く市場投入されていることに加え、

9月の新車登録、仏・伊・西も増加

フランス自動車工業会(CCFA)が1日発表した同国の9月の乗用車新車登録は15万1,101台となり、前年同月に比べ6.3%増加した。最大手のPSAプジョー・シトロエンが17.3%増の4万6,256台を販売した一方、ルノー

フィアット、「500X」を初公開

フィアットは10月2日、フランスで開幕したパリモーターショーでコンパクトクロスオーバー「500X」を初公開した。 500Xは「500C」、「500L」、「500L トレッキング」、「500L リビング」に続く500ファミ

現代自、新型直噴ターボエンジンを公開

現代自動車は2日に開幕したパリモーターショーで、直噴ターボガソリン(T-GDI)エンジン「カッパ T-GDI」と、同社初の7速デュアルクラッチトランスミッション(DCT)を公開した。 カッパ T-GDIは排気量1.0リッ

ボルボ・カーズ、「ドライブ‐E」の高性能コンセプトを発表

スウェーデンの乗用車大手ボルボ・カーズは7日、新世代の4気筒ガソリンエンジン「ドライブ‐E」の高性能コンセプトを発表した。トリプル過給により出力450hpを引き出すとともに、エンジンのレスポンス性能を改善した。 このコン

ボルボ、サラウンドビューシステムを開発

ボルボ・カーズは7日、センサーフュージョン技術によって車両周辺の状況を360度にわたって感知できるサラウンビューシステムの開発に成功したと発表した。安全性の向上や自動運転の実現に大きく貢献するとしている。 センサーフュー

Volvo Cars

スウェーデン乗用車大手のボルボ・カーズ が3日発表した2014年9月の同社の世界新車販売は、前年同月比8.6%増の4万4,491台に拡大した。中国、欧州、米国市場のいずれも前年を上回り、15カ月連続の販売増加を達成した。

Volvo Cars

スウェーデン乗用車車大手のボルボ・カーズ は6日、欧州製紙大手のストラエンソ(フィンランド)と協力し、ベルギー・ゲント工場の二酸化炭素(CO2)排出量を大幅に削減する計画を発表した。同じゲント市内にあるストラエンソの製紙

Renault

仏自動車大手のルノー はモロッコでエンジンを現地生産することを検討している模様だ。3 日付の自動車専門誌『オートモーティブ・ニュース・ヨーロッパ(ANE)』(電子版)が報じた。同誌によると、ルノーのティエリー・ボロレ最高

英乗用車生産、8月は22.1%減

英自動車工業会(SMMT)が9月25日発表した2014年8月の国内自動車生産統計によると、乗用車は7万1,065台となり、前年同月に比べ22.1%減少した。今年はカレンダーの関係で前年に比べ夏休みを長くとる工場がいくつか

欧州商用車販売、7・8月も増加

欧州自動車工業会(ACEA)が9月26日発表した2014年7、8月の商用車新車登録統計によると、欧州連合(EU)(マルタを除く27カ国)の7月の販売は前年同月比9.5%増の15万3,372台に拡大した。フランスが6.7%

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