ドイツ電気電子産業界の動き

日立製作所―欧州国際送電プロジェクトで通電試験開始―

日立製作所は10日、ドイツとノルウェー間を初めて接続する自励式高圧直流(HVDC)国際連系線プロジェクト(ノルトリンク)でスイス子会社日立ABBパワーグリッドが納入するHVDCシステムの通電試験を開始したと発表した。再生 […]

シーメンス―エジプトで電力制御センターを受注―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は8日、建設会社ハッサンアラム・コンストラクションと共同でエジプト送電公社から電力制御センターの建設を受注したと発表した。受注高は4,500万ユーロ強。年内の完成を見込んでいる。 カイ

ボッシュ―定置燃料電池を24年から量産―

自動車部品系複合企業のボッシュ(シュツットガルト)は7日、固体酸化物形燃料電池(SOFC)ベースの定置発電システムを2024年から量産すると発表した。提携先の英セレス・パワー(Ceres Power)との協業関係を深化さ

ソニーがパソコンの特許訴訟で敗訴

ソニーのノートパソコン「バイオ」は特許侵害に当たるとして知財権会社が損害賠償の支払いを請求していた訴訟で、独デュッセルドルフ高等裁判所が原告の訴えを認める判決を11月に下していたことが分かった。『フランクフルター・アルゲ

メルク

電子材料大手の独メルクは1日、折りたたんだり丸めたりできる「フォルダブルOLED」の材料開発でフィンランドのオプティチューンおよび韓国のソリプ・テックと協業すると発表した。フォルダブルOLED材料の新シリーズである「リヴ

電機輸出の減少幅、9月はコロナ危機後最小の0.9%に

独電気電子工業会(ZVEI)がこのほど発表した独電機業界の9月の輸出高は前年同月比0.9%減の181億ユーロとなり、減少幅は新型コロナ危機が欧州で本格化した3月以降で最小となった。7-9月期(第3四半期)は前年同期比5.

テスラ―独に電池工場も建設、年100GWh生産―

電気自動車(EV)製造の米テスラがベルリン近郊のグリュンハイデに建設中のEV工場に車載電池の生産施設も設置する意向だ。テレビ会議方式で11月24日に開幕した独経済省主催の欧州電池業界会議でイーロン・マスク最高経営責任者(

シルトロニック―台湾ウエハー大手に身売り―

半導体ウエハー大手の独シルトロニック(ミュンヘン)は11月29日、台湾同業の環球晶円(グローバルウェーハズ)に身売りする方向で進めている交渉が進展した段階にあり、近く成約する見通しだと発表した。取引が成立すると環球晶円は

蜂巣能源科技―電池工場を独に建設、生産能力は24GWh―

中国の電池新興企業、蜂巣能源科技(SVOLT)と西南ドイツのザールラント州政府は17日に共同記者会見を開き、SVOLTが同州にリチウムイオン電池工場を建設すると発表した。欧州自動車メーカーが電動車の生産を今後、急速に増や

ドイツ鉄道―燃料電池列車の実用試験をシーメンスと実施―

ドイツ鉄道(DB、ベルリン)は23日、電機大手シーメンスと共同で燃料電池列車の実用試験を実施すると発表した。ローカル線で用いられているディーゼル列車を将来的に燃料電池列車へと置き換えていき、鉄道での二酸化炭素(CO2)排

BMW―運搬ロボットをグループ外に販売へ―

高級車大手の独BMW(ミュンヘン)は20日、工場などで用いる運搬ロボットの開発・販売会社を設立すると発表した。自社の工場と物流施設に投入したところグループ内外で大きな反響を呼び、問い合わせも多いことから、同ロボットなどを

BASF―ボッシュとスマート農業で合弁―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は12日、子会社BASFデジタルファーミングがIoT大手の独ボッシュと合弁会社を設立することで合意したと発表した。スマート農業ソリューションを全世界向けに一手に提供していく

フォルクスワーゲン―デジタル投資を倍増―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)グループ(ヴォルフスブルク)は13日、電気自動車(EV)、ハイブリッド車(HV)、デジタル化に2021~25年の5年間で約730億ユーロを投資すると発表した。20~24年計画の同6

シーメンス―20年9月期の営業益が減少―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)が12日発表した2020年9月通期決算の産業分野の営業利益(EBITA、調整済み)は75億6,000万ユーロとなり、前期を3%下回った。コロナ禍に伴う景気減速や人員削減費用の計上が響い

シーメンス・エナジー―石炭発電の新規事業から撤退―

独シーメンスからの分社化の形で設立されたエネルギー設備大手シーメンス・エナジー(ミュンヘン)は10日の決算発表で、純粋な石炭発電の建設プロジェクト入札に今後は一切、参加しない方針を発表した。同社のジョー・ケーザー監査役会

シーメンス・エナジー―石炭発電の新規事業から撤退―

独シーメンスからの分社化の形で設立されたエネルギー設備大手シーメンス・エナジー(ミュンヘン)は10日の決算発表で、純粋な石炭発電の建設プロジェクト入札に今後は一切、参加しない方針を発表した。同社のジョー・ケーザー監査役会

独工作機械大手フェスト、ブルガリアに第3工場

独工作機械大手フェストがブルガリアの首都ソフィアの近郊に第3工場を設置する。2023年に稼働予定で、オートメーション機器、エアシリンダー、通信モジュール、制御機器、サーボモーターなどを生産する。投資額は生産設備類を除き4

エルリングクリンガー―燃料電池開発・生産で仏社と合弁―

自動車部品大手の独エルリングクリンガーは10月28日、仏同業プラスチック・オムニウム(PO)と燃料電池分野で協業すると発表した。合弁会社EKPOフューエルセル・テクノロジーズを設立し、燃料電池スタックの開発と量産を行う。

三菱パワー―SOFCを海外初受注、独研究機関に納入へ―

三菱パワーは10月29日、独西部のエッセンにあるガス・熱研究所(GWI)から個体酸化物形燃料電池(SOFC)「MEGAMIE」を受注したと発表した。SOFCの海外受注獲得は初めて。2021年夏に着工し、22年3月までに稼

シーメンス―機械駆動装置子会社を売却―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は10月29日、機械駆動装置子会社フレンダーを投資会社カーライルに売却することで合意したと発表した。シーメンスは事業を絞り込む方針に基づき、同子会社を放出する。売却額は20億2,500

電機業界輸出、8月は減少幅7.7%に拡大

独電気電子工業会(ZVEI)が21日発表した同国の8月の電機製品輸出高は前年同月比7.7%減の154億ユーロとなり、減少幅は前月の6.7%から拡大した。今年は工場の夏季休業が8月に多かったことが反映された格好。 8月のユ

鉄道設備業界の上期受注6%減少、コロナ禍の影響で

独鉄道設備業界団体VDBが20日発表した加盟企業の1-6月期(上半期)の新規受注高は75億ユーロとなり、前年同期を6.3%下回った。新型コロナウイルス感染症の流行を受けて国外受注が36.1%減の23億ユーロへと大きく後退

シーメンス―交通制御機器の豪社を買収―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は20日、交通制御機器の製造などを手がける豪オルドリッジ・トラフィック・コントローラーズ(ATC)を買収すると発表した。高度道路交通システム(ITS)分野のポートフォリオを拡充するとと

シャープとダイムラーが通信特許訴訟で和解

シャープは7日、現行の通信規格であるLTE(4G)の特許などをめぐり自動車大手の独ダイムラーを提訴していた係争で両社がLTEを含む無線通信関連規格必須特許のライセンス契約を締結したと発表した。シャープがダイムラーの部品サ

電機業界の新規受注、8月は減少幅12%に拡大

独電気電子工業会(ZVEI)が8日発表した独電機業界の8月の新規受注高は前年同月比12.4%減となり、下げ幅は前月の同5.9%から拡大した。ユーロ圏(ドイツを除く)が26.9%減少して足を強く引っ張った格好。ユーロ圏外と

シャープとダイムラーが通信特許訴訟で和解

シャープは7日、現行の通信規格であるLTE(4G)の特許などをめぐり自動車大手の独ダイムラーを提訴していた係争で両社がLTEを含む無線通信関連規格必須特許のライセンス契約を締結したと発表した。シャープがダイムラーの部品サ

電機業界の新規受注、8月は減少幅12%に拡大

独電気電子工業会(ZVEI)が8日発表した独電機業界の8月の新規受注高は前年同月比12.4%減となり、下げ幅は前月の同5.9%から拡大した。ユーロ圏(ドイツを除く)が26.9%減少して足を強く引っ張った格好。ユーロ圏外と

シャープとダイムラーが通信特許訴訟で和解

シャープは7日、現行の通信規格であるLTE(4G)の特許などをめぐり自動車大手の独ダイムラーを提訴していた係争で両社がLTEを含む無線通信関連規格必須特許のライセンス契約を締結したと発表した。シャープがダイムラーの部品サ

シャープとダイムラーが通信特許訴訟で和解

シャープは7日、現行の通信規格であるLTE(4G)の特許などをめぐり自動車大手の独ダイムラーを提訴していた係争で両社がLTEを含む無線通信関連規格必須特許のライセンス契約を締結したと発表した。シャープがダイムラーの部品サ

電機業界の新規受注、8月は減少幅12%に拡大

独電気電子工業会(ZVEI)が8日発表した独電機業界の8月の新規受注高は前年同月比12.4%減となり、下げ幅は前月の同5.9%から拡大した。ユーロ圏(ドイツを除く)が26.9%減少して足を強く引っ張った格好。ユーロ圏外と

電機業界の新規受注、8月は減少幅12%に拡大

独電気電子工業会(ZVEI)が8日発表した独電機業界の8月の新規受注高は前年同月比12.4%減となり、下げ幅は前月の同5.9%から拡大した。ユーロ圏(ドイツを除く)が26.9%減少して足を強く引っ張った格好。ユーロ圏外と

シャープとダイムラーが通信特許訴訟で和解

シャープは7日、現行の通信規格であるLTE(4G)の特許などをめぐり自動車大手の独ダイムラーを提訴していた係争で両社がLTEを含む無線通信関連規格必須特許のライセンス契約を締結したと発表した。シャープがダイムラーの部品サ

電機業界の新規受注、8月は減少幅12%に拡大

独電気電子工業会(ZVEI)が8日発表した独電機業界の8月の新規受注高は前年同月比12.4%減となり、下げ幅は前月の同5.9%から拡大した。ユーロ圏(ドイツを除く)が26.9%減少して足を強く引っ張った格好。ユーロ圏外と

ボロコプター―日本進出を日航など3社が支援―

日本航空と三井住友海上火災保険、MS&ADインターリスク総研の3社は9月29日、空飛ぶクルマを開発する独ボロコプターと業務提携すると発表した。日本進出に向けた支援を行うとともに、同社の電動垂直離着陸機「eVTO

ハノーバーメッセが2年ぶり開催、ハイブリッド方式で

独見本市会社ドイチェ・メッセは24日、世界最大の産業見本市「ハノーバーメッセ」を来年、2年ぶりに開催すると発表した。新型コロナウイルス感染症の流行を踏まえ、現場でのリアル展示とインターネットでのバーチャル展示を交えたハイ

電動アシスト自転車の普及世帯、5年で3倍に

電動アシスト自転車を少なくとも1台、保有する世帯の数は今年初時点で430万世帯に達し、5年前(2015年初頭)の同150世帯から約3倍に拡大したことが、連邦統計局の発表で分かった。11.4%の世帯が保有している。新型コロ

コンチネンタル―オスラムとの知的照明合弁を解消―

自動車部品大手のコンチネンタル(ハノーバー)は23日、照明大手のオスラムと共同運営する車載知的照明の合弁会社を清算する方向で交渉していることを明らかにした。自動車業界の不況が新型コロナ危機で一段と深刻化していることを受け

シーメンス―再生エネ利用の水素製造プロジェクト実施へ―

電機大手のシーメンス(ミュンヘン)は25日、再生可能エネルギーを用いて水素を製造するパワーツーガス(P2G)プロジェクトを独南東部のヴンジーデルで実施すると発表した。現地企業と手を組んで電解施設を設置。同市と周辺地域に水

シーメンス―機械駆動装置子会社売却も―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)が機械駆動装置子会社フレンダーを売却する可能性が出てきた。これまでは新規株式公開(IPO)を優先する姿勢を示してきたが、ここにきて売却に向けた動きを示している。買収に前向きな企業向けに

シーメンス・エナジー

独電機大手シーメンスのエネルギー子会社シーメンス・エナジーが28日、フランクフルト株式市場で上場を果たした。初値は22.01ユーロ。厳しい市場環境を受けてアナリストの予想平均(27~28ユーロ)を下回ったものの、時価総額

キアゲン―米社を完全買収―

オランダに本社を置くドイツ系の診断製品大手キアゲン(フェンロー)は17日、診断製品開発の米NeuMoDxモレキュラを買収すると発表した。自動分子検査ソリューション分野で市場での地位を強化する狙い。NeuMoDxの株式80

電機業界輸出、7月は6.7%減少

独電気電子工業会(ZVEI)が17日発表した同国の7月の電機製品輸出高は前年同月比6.7%減の169億ユーロへと後退した。新型コロナ危機のほか、比較対象の2019年7月は水準が高かったことが背景にある。1~7月の累計は1

ドイツ鉄道―ハイブリッド機関車をシーメンスに発注―

ドイツ鉄道(DB、ベルリン)は8日、ハイブリッド機関車を鉄道車両大手の独シーメンス・モビリティから調達する枠組み契約を締結したと発表した。保有するディーゼル機関車の一部を、軽油と電力を路線に応じて使い分けるハイブリッド機

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