ハチソンのテレフォニカ子会社買収、欧州委が本格調査
欧州委員会は6日、香港の大型複合企業ハチソン・ワンポアがスペイン通信最大手テレフォニカからアイルランドの携帯電話事業を買収する計画について、EU競争法に基づく本格調査を開始したと発表した。予備調査の結果、両社の取引を認め […]
欧州委員会は6日、香港の大型複合企業ハチソン・ワンポアがスペイン通信最大手テレフォニカからアイルランドの携帯電話事業を買収する計画について、EU競争法に基づく本格調査を開始したと発表した。予備調査の結果、両社の取引を認め […]
仏メディア・エンターテイメント事業大手のビベンディは5日、モロッコ通信子会社モロッコテレコムを売却すると発表した。債務を圧縮し、中核のメディア部門に経営資源を集中することを目的とする事業再編の一環。モロッコテレコムの株式
欧州委員会は10月28日、スペインの国家競争市場委員会(CNMC)に対しブロードバンドアクセスの卸売価格規制に関する提案を白紙撤回あるいは見直すよう正式に要請したことを明らかにした。同提案がEUのルールに馴染まないためと
2013年7-9月期(第3四半期)決算の最終損益は2億ユーロの赤字となったが、赤字幅は前年同期の3億1,600万ユーロから縮小。米国での販売増加で売上高が1.9%伸びたほか、リストラ効果で赤字を減らした。営業損益は9,5
2013年7-9月期(第3四半期)決算の純利益は12億5,000万ポンド(約14億6,000万ユーロ)で、前年同期から17.5%減少。統合失調症治療薬「セロクエル」など一部主力薬の特許切れで収益が落ち込んだ。売上高は4%
2013年7-9月期(第3四半期)決算の売上高は101億6,200万ユーロとなり、前年同期から4%減少。加入者は2.1%増えたが、携帯電話サービス料金の規制が響き、主要市場のフランス、ポーランドが減収となった。利払い前・
2013年7-9月期(第3四半期)決算の純利益は29億2,000万クローナ(約3億3,000万ユーロ)で、前年同期から34%増加。売上高はクローナ高の影響で3%減の529億8,000万クローナに後退したが、コスト削減や不
メキシコ通信大手のアメリカ・モビルは16日、オランダ通信最大手KPNの買収を断念したと発表した。KPN株主の利益を守るため設立された財団が買収阻止に動いたことから、株式公開買い付け(TOB)による買収は無理と判断した。
経営不振に陥っている仏通信機器大手アルカテル・ルーセントは8日、向こう2年間で従業員1万人を削減すると発表した。これによって2015年末までに固定コストを15%削減する。 \ 人員削減は世界規模で実施。4,100人を欧州
ポルトガル通信大手のポルトガル・テレコム(PT)は2日、ブラジル同業のオイと合併することで合意したと発表した。ブラジルなど中南米市場での競争激化に対応するのが狙い。統合で誕生する新会社は売上高190億ドル、契約数が1億件
国内ブロードバンド市場での独占的地位悪用で欧州委員会から巨額の制裁を科されたスペイン通信最大手のテレフォニカが、同制裁が重すぎるとして提訴している問題で、欧州司法裁判所の法務官は26日、テレフォニカの主張を認め、欧州裁の
欧州委員会は11日、通信分野における単一市場の創設に向けた規制改革案を発表した。EU域内で規制を統一し、通信会社が国境を越えて事業展開しやすい環境を整えて競争を促し、消費者に低価格で質の高いサービスを提供するのが狙い。具
携帯電話サービス大手の英ボーダフォンは2日、米国の合弁会社ベライゾン・ワイヤレスの株式45%を米通信大手ベライゾン・コミュニケーションズに売却することで合意したと発表した。これによって米最大の携帯電話サービス会社であるベ
欧州委員会は域内の他の国で携帯端末を利用する際にかかるローミング料金を段階的に廃止する方向で検討を進めているが、通信事業者の強い反発を背景に、近くまとめる新たな規制案を大幅に修正したもようだ。ロイター通信によると、初期の
メキシコ通信大手のアメリカ・モビルがオランダ通信最大手KPNを72億ユーロで買収する計画が暗礁に乗り上げている。KPNに関連する財団が買収を阻止するため、同社の議決権株の約50%を取得したためで、アメリカ・モビルが買収を
欧州委員会の競争総局は電気通信分野における規制改革の一環として、新たにEU市場全体を監視する通信監督機関を創設するための法案づくりを進めているもようだ。欧州委はクルース委員(デジタル政策担当)の主導で早期の単一市場創設を
欧州委員会は6日、EU加盟国の携帯電話の国内通話料に最大で8倍近い開きがあることを明らかにした。クルース委員(デジタル政策担当)は、EUが創設を目指す域内単一通信市場ではあり得ない格差が生じているとして、価格調和に向けた
欧州委員会は12日、イタリアの通信監督機関AGCOMが、同国でブロードバンドサービスを提供する事業者が通信最大手テレコムイタリアに支払う回線使用料の引き下げを承認した際の手続きに問題があるとして、AGCOMの決定が妥当か
メキシコ通信大手のアメリカ・モビルは9日、30%を出資するオランダ通信最大手KPNの買収に向けて株式公開買い付け(TOB)を実施すると発表した。残り株を1株当たり2.4ユーロで買い付ける。全株式を取得した場合の買収総額は
2013年6月中間決算の最終損益は8億8,500万ユーロの赤字。合理化費用と資産評価損が響き、赤字は前年同期の3億9,600万ユーロから大幅に膨らんだ。ただ、本業は持ち直し、売上高は1.9%増の36億1,000万ユーロに
2013年4-6月期(第2四半期)決算の純利益は15億1,600万クローナ(約1億7,600万ユーロ)で、前年同期から26%増加。売上高は横ばいの553億クローナにとどまったが、前年同期のような多額の合理化費用を計上しな
欧州委員会は11日、EU内の複数の大手通信会社がインターネット市場での独占的な立場を悪用している疑いがあるとして、対象各社に立ち入り調査を実施したことを明らかにした。対象企業の具体名など詳細は明らかにしていないが、ドイツ
携帯端末をEU域内の他の国で利用する際にかかるローミング料金が、7月1日に引き下げられた。昨年7月に続く第2弾の値下げとなる。同日にEU加盟国となったクロアチアにも新たな料金体系が適用されるため、モバイルインターネットを
欧州委員会がEU域内でサービスを提供している250以上のインターネット接続事業者(ISP)を対象に、DSL(デジタル加入者線)、ケーブル、FTTH(光ファイバー回線)の3つの接続方式による通信速度を調査したところ、ピーク
欧州通信大手のテレフォニカ(スペイン)は6月24日、アイルランドの携帯電話サービス部門「O2アイルランド」を香港のコングロマリット、ハチソン・ワンポアに売却することで合意したと発表した。売却額は7億8,000万ユーロ。
欧州委員会が携帯電話、タブレット、ノートパソコンなど携帯端末をEU域内で利用する際に通信事業者が徴収するローミング料の撤廃を検討している。クルース委員(デジタル政策担当)が5月30日、欧州議会で行った演説で明らかにした。
伊通信最大手テレコム・イタリアは5月30日、固定電話回線網の運営部門を分離し、新会社を設立する計画を取締役会が承認したと発表した。伊通信当局の認可を経て同計画を実施する。 \ 同計画はテレコム・イタリアの負債軽減と、光ブ
仏通信最大手のフランス・テレコムが社名を「オレンジ」に変更する計画が、5月29日の年次株主総会で承認された。7月1日付で新社名となる。 \ 同社は仏国営通信会社の民営化によって発足した1990年からフランス・テレコムの名
2013年3月通期決算の純利益は6億7,300万ポンド(約7億9,600万ユーロ)で、前期から90%減少。不振のイタリア、スペイン事業で巨額の減損処理を迫られたことが響いた。売上高は4.2%減の444億4,500万ポンド
2013年1-3月期(第1四半期)決算の純利益は7億9,900万ユーロで、前年同期から15.3%減少。仏携帯電話サービス部門SFRの収益が料金引き下げで悪化し、収益を圧迫した。売上高は1%減の70億5,000万ユーロ。
2013年1-3月期(第1四半期)決算の売上高は141億4,000万ユーロで、前年同期から3.8%減少。欧州事業が11.8%、中南米事業が3.8%の減収となった。純利益は前年同期のような特別損失がなかったことや、営業コス
ノルウェー通信最大手のテレノールは26日、ブルガリアの携帯電話サービス大手グローブルを買収することで合意したと発表した。買収額は7億1,700万ユーロ。これによって中東欧での事業基盤を強化する。 \ グローブルはギリシャ
2013年1-3月期(第1四半期)決算の最終損益は3億5,300万ユーロの赤字。売上高が0.6%増の32億3,000万ユーロと伸び悩んだほか、合理化費用がかさみ、赤字幅は前年同期の2億5,900万ユーロから膨らんだ。 \
2013年1-3月期(第1四半期)決算の純利益は12億1,000万クローナ(約1億4,000万ユーロ)で、前年同期から86%減少。前年同期に合弁会社ソニー・エリクソンの株式50%売却による特別利益を計上した反動が出た。リ
英携帯電話サービス大手ボーダフォンは、今後2年間でドイツの従業員を500人削減し、事業の一部をルーマニアとインドに移管する計画だ。同国での業績低迷を受けた措置で、初任給の大幅引き下げも実施する。15日付ブルームバーグ通信
スウェーデンの通信機器大手エリクソンは8日、米マイクロソフトのインターネット・プロトコル・テレビ(IPTV)部門であるメディアルームを買収することで合意したと発表した。買収額は未公表。今年下期の買収手続き完了を目指す。
伊携帯電話サービス大手のウインドは12日、第4世代(4G)携帯電話サービスのインフラ整備を中国通信機器最大手の華為技術に委託すると発表した。契約額は10億ユーロ。華為技術は伊同業シルティと組み、5年をかけて同事業を進める
伊通信最大手のテレコムイタリアは5日、香港のコングロマリット、ハチソン・ワンポア傘下の伊携帯電話サービス会社であるハチソン3イタリア(H3G)との合併を検討していることを明らかにした。合併が実現すると、伊携帯電話サービス
欧州委員会は22日、複数の通信事業者からの苦情を受け、米アップルのスマートフォン「アイフォーン」とタブレット端末「アイパッド」の販売慣行について監視を行っていることを明らかにした。これまでのところ欧州委への申立ては非公式
欧州委員会は7日、欧州の大手携帯電話事業者5社と携帯事業者の業界団体GSMAに対する競争法上の調査を打ち切ったと発表した。同委は各社の経営トップが定期的に会合を開いて新サービスの技術標準について協議していた点を問題視し、
EUは2020年までに第5世代(5G)ワイヤレス通信技術の研究開発支援に5,000万ユーロを投じる。欧州委のクルース副委員長(デジタルアジェンダ担当)が2月26日明らかにした。現行の4G技術より高速で効率のよい次世代通信
2012年12月通期決算の純利益は6億3,300万ユーロで、前期から41%減少。携帯電話サービス部門のブイグ・テレコムが、イリアッド傘下のフリー・モバイルとの価格競争が激化し、収益が悪化したことが響いた。売上高は3%増の
2012年12月通期決算の純利益は39億ユーロで、前期から27.3%減少。西欧事業の不振、イタリアとアイルランド子会社の評価損が収益を圧迫した。売上高は0.8%減の624億ユーロ。 \
中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)はこのほどスペインのバルセロナで開催された携帯通信関連見本市「モバイル・ワールド・コングレス 2013」(2月25~28日)に初めて自動車向けのテレマティクス・
スペイン通信最大手のテレフォニカが、債務圧縮のため計画している中南米部門の新規株式公開(IPO)を先送りすることを決めた。12日付の英フィナンシャル・タイムズなどが消息筋の情報として伝えた。 \ テレフォニカは過去の買収
仏通信機器大手アルカテル・ルーセントのベン・ヴェヴァイエン最高経営責任者(CEO)は7日、辞意を表明した。業績不振を受けたもので、3月に辞任する。 \ アルカテル・ルーセントは業績が悪化していた2008年、英通信最大手B
22012年10-12月期(第4四半期)決算で64億6,000万クローナ(約7億5,000万ユーロ)の純損失を計上し、前年同期の黒字(11億5,000万クローナ)から赤字に転落。合弁会社「STエリクソン」の評価損が響いた
欧州委員会は23日、スペイン通信最大手テレフォニカと同ポルトガル最大手ポルトガルテレコム(PT)に対して、競争を不当に回避したとして、総額7,900万ユーロの制裁金支払いを命じた。制裁額はテレフォニカが6,689万4,0
欧州の主要通信会社が、汎欧州の通信インフラ網の構築に向けた協議を進めている。英フィナンシャル・タイムズ(FT)が9日報じた。国ごとに分断された通信市場を統合するため大胆な対策を求めるEUの要請を受けたもの。 \ 欧州全体
欧州委員会はEUレベルで高速ブロードバンド通信の普及拡大を図るための新たな規制の一環として、中小の事業者が大手通信会社に支払う回線使用料を域内で統一する方向で検討を進めているもようだ。 \ 欧州委は当初、大手通信会社が回