ポーランドの銀行が好調だ。2011年7-9月期の利益は軒並み拡大。アナリスト予測を大きく上回ったところもある。預入・貸出金利の差が開いたことが主因だ。
\国内最大手のPKO BPは四半期利益として過去最高の10億1,700万ズロチ(2億2,900万ユーロ)を計上した。前年同期から20.1%拡大した。
\3位行のBREバンクは前年同期比48.8%増の3億730万ズロチを達成し、『ジェチポスポリタ』紙のアナリスト予測中央値を13%も上回った。
\4位行のING銀行は19%増の2億2,010万ズロチ、GEキャピタルグループのBPH銀行は47.6%増の5,430万ズロチ、蘭ラボバンクの子会社BGZ銀行は76.5%増の4,060万ズロチを計上した。
\国内2位のPekaoは14日に決算を発表する予定だ。
\金融監督委員会(KNF)のデータによると、1-8月期の国内銀行の純益は105億ズロチとなり、前年同期を40%上回った。(1PNL=24.73JPY)
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