2012/3/7

CIS諸国

ウクライナ、シェールガス開発権の入札を開始

この記事の要約

ウクライナは同国のシェールガス2鉱区の開発権をめぐる入札受付を開始した。モスクワタイムズが27日報じた。入札は4月23日に締め切られ、結果は4月末に発表される。落札企業は国営エネルギー大手のナドラ・ウクライニと生産分与契 […]

ウクライナは同国のシェールガス2鉱区の開発権をめぐる入札受付を開始した。モスクワタイムズが27日報じた。入札は4月23日に締め切られ、結果は4月末に発表される。落札企業は国営エネルギー大手のナドラ・ウクライニと生産分与契約(PSA)を締結することになる。エクソン・モービルやシェルなどの国際石油メジャーの参加が期待されている。

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ウクライナ地質庁によると、可採埋蔵量はYuzovska鉱区が2兆立方メートル、Olesska鉱区が8,000億~1兆5,000億立方メートルで、投資額はそれぞれ2.5億~3億ドル、1.5億~2億ドルと見込まれている。入札参加料金は、Yuzovskaが190万ドル、Olesskaは130万ドルという。

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ウクライナは天然ガスのロシア依存からの脱却を目指しており、国内のシェールガス田の開発に力を入れている。昨年9月は、ウクライナの国営ナフトガスがシェールガスの開発事業でエクソンと基本合意。また、ウクライナ政府は、シェルがシェールガス開発で8億ドルの投資を計画していると発表した。

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