2012/3/28

ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ

トルコで大型インフラ案件入札相次ぐ

この記事の要約

トルコでインフラ関連の大型プロジェクトの入札が相次いで実施される。高速道路の民営化と第3ボスポラス大橋の建設工事だ。\ 高速道路の民営化プロジェクトは、第1ボスポラス大橋(ボアズィチ橋)と第2ボスポラス大橋(ファーティフ […]

トルコでインフラ関連の大型プロジェクトの入札が相次いで実施される。高速道路の民営化と第3ボスポラス大橋の建設工事だ。

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高速道路の民営化プロジェクトは、第1ボスポラス大橋(ボアズィチ橋)と第2ボスポラス大橋(ファーティフ・スルタン・メフメト橋)につながる外周道路、エディルネ-イスタンブール-アンカラ間、ポザンティ-タルスス-メルシン間、タルスス-アダナ-ガズィアンテプ間、トプラッカレ-イスケンデルン間、ガズィアンテプ-シャンルウルファ間、イズミル-チェシュメ間、イズミル-アイディン間の高速道路が対象で総延長は2,236キロメートル。応札期限は5月17日となっている。落札企業は当該の高速道路や関連施設の運営権(25年間)を獲得する。入札には仏ヴィンチ、伊アウトストラーデ・イタリア、マレーシアのUEMベルハドなどが名乗りをあげている。

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一方、北マルマラ高速道路建設プロジェクトの一環として建設される第3ボスポラス大橋の入札は4月5日に実施される。北マルマラ高速道路建設プロジェクトの入札は1月に実施されたが、応札企業がなかったためキャンセルとなった。今回の入札は第3ボスポラス大橋を含む、北マルマラ高速道路計画のオダイェリ~パシャキョイ部分が対象となる。

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