2012/3/28

バルト三国

タリンの市内交通、来年から無料化

この記事の要約

エストニアの首都タリンで来年から市民による市内公共交通の利用が無料化される見通しだ。交通渋滞を解消し、低所得者の負担を軽減する狙い。市政府が実施した住民投票で賛成が圧倒多数に上ったのを受け、市議会は関連議案を承認する方針 […]

エストニアの首都タリンで来年から市民による市内公共交通の利用が無料化される見通しだ。交通渋滞を解消し、低所得者の負担を軽減する狙い。市政府が実施した住民投票で賛成が圧倒多数に上ったのを受け、市議会は関連議案を承認する方針だ。

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市内交通の無料化は欧州連合(EU)加盟国の首都として初の事例となる。実現に必要な2,000万ユーロの予算は、公共交通事業と市財政の再編でねん出するという。

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住民投票は19日から25日まで実施された。有権者の20%に当たる6万8,000人が投票し、うち賛成が75.5%を占めた。投票率は他の住民投票に比べると非常に高かったという。

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