2012/7/4

ロシア

BasEl、仏ダッソーなどと戦略提携で協議

この記事の要約

ロシアの複合企業ベーッシック・エレメント(BasEl)は、エンジニアリング分野で仏ダッソー・アビアシオンおよび独シーメンスと戦略提携する方向で協議している。6月26日付けロイター通信が、BasElのエリンソン副CEO(最 […]

ロシアの複合企業ベーッシック・エレメント(BasEl)は、エンジニアリング分野で仏ダッソー・アビアシオンおよび独シーメンスと戦略提携する方向で協議している。6月26日付けロイター通信が、BasElのエリンソン副CEO(最高経営責任者)の話として伝えた。

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ロシア政府は経済の近代化を促進するため、国内企業が外国の先進企業と協力関係を結ぶことを奨励している。BasElはこうした政府の戦略に沿って外国企業との提携を結んでおり、現在はシンガポール・チャンギ空港グループと設立した合弁会社を通じて国内5カ所の空港の開発プロジェクトを進めている。エリンソン副CEOはロイター通信の取材に対し、「エンジニアリング分野の共同プロジェクトでシーメンス、ダッソーと交渉している」と述べたが、プロジェクトの詳細については言及を避けた。同副CEOはまた、BasElの2011年の売上高が290億米ドルとなり、前年から20%増加したと明らかにした。エネルギー部門EN+グループが売上の半分近くを占めた。EN+グループはアルミ最大手ルサールに47.7%を出資している。

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