2012/7/4

総合・マクロ

IFC、ギリシャ建材大手チタンの南東欧事業に投資

この記事の要約

世界銀行の民間投資部門である国際金融公社(IFC)がギリシャの建材メーカー、チタン・セメントの南東欧事業に投資する。事業を統括するチタン・セメント・キプロスに5,000万ユーロを投じ、少数株を獲得する。\ 具体的にはセル […]

世界銀行の民間投資部門である国際金融公社(IFC)がギリシャの建材メーカー、チタン・セメントの南東欧事業に投資する。事業を統括するチタン・セメント・キプロスに5,000万ユーロを投じ、少数株を獲得する。

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具体的にはセルビア事業(Titan Cementara Kosjeric)、マケドニア事業(Titan Cementarnica Usje)、コソボ事業(Sharr Cem)に出資することになる。資金は環境保護・省エネに向けた設備投資と、3社の垂直統合の推進に振り向けられる。

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IFCは今回の投資を通じて南東欧地域の雇用機会拡大に貢献する狙い。チタン・セメントは現在、これら3国で最先端の環境基準を満たすため、生産設備の近代化に取り組んでいるという。3社の年産能力は合計350万トンに上る。

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チタン・セメントはこのほか、アルバニアとブルガリアにも進出している。:

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