2012/7/4

ロシア

ロシア版GPS「グロナス」を世界市場に投入

この記事の要約

ロシア連邦宇宙局(ロスコスモス)が外務省と共同で、ロシアの衛星測位システム「グロナス」を世界のナビゲーションサービス市場に浸透させる計画だ。同システムの拡張・稼動に向けて両官庁の代表で作る作業班が29日、詳細を話し合った […]

ロシア連邦宇宙局(ロスコスモス)が外務省と共同で、ロシアの衛星測位システム「グロナス」を世界のナビゲーションサービス市場に浸透させる計画だ。同システムの拡張・稼動に向けて両官庁の代表で作る作業班が29日、詳細を話し合った。ノーボスチ・ロシア通信が同日付で報じた。

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ロシアは「グロナス」の競争力は国際的に見ても十分であり、外国において一般向けサービスを提供する前提はそろっているとみる。

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「グロナス」は米国のGPSに競合するシステムとしてロシアがおよそ10年前から整備してきた。船舶、航空機、陸上交通手段および人間の位置および進行速度を誤差1メートルの制度で測定することができるという。

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すでに測位衛星31機が打ち上げ済みだ。地球全域の測位には24機で足りるとされる。

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