2012/7/4

ポーランド

銅山大手KGHM、カナダで新鉱山開発、現地会社と提携

この記事の要約

ポーランドの国営銅山会社KGHMは6月末、カナダの鉱脈探索会社バージニア・マインズと戦略提携を結んだ。KGHMは子会社KGHMインターナショナルを通して、バージニアと銅およびニッケルの鉱山開発に共同で取り組む。\ 開発対 […]

ポーランドの国営銅山会社KGHMは6月末、カナダの鉱脈探索会社バージニア・マインズと戦略提携を結んだ。KGHMは子会社KGHMインターナショナルを通して、バージニアと銅およびニッケルの鉱山開発に共同で取り組む。

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開発対象地域はケベック州北部で、敷地面積が2万4,510平方キロメートルを超える。KGHMとバージニアは地質調査、サンプル採取、掘削作業を共同で行う。ケベック州での鉱脈調査で経験豊富なバージニアが事業運営を担当する。合弁事業の出資比率は50対50で、探索作業の第1段階では14万米ドルの予算を計画している。

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KGHMは今年3月、カナダの鉱山会社クアドラFNXマイニングを買収し、同社をKGHMインターナショナルに改名した。同社はカナダのほか、米国やチリで鉱山事業を展開しており、KGHMの国際事業戦略の推進力の役割を担っている。

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