化学

ノバルティスの純利益45%増、新薬販売が好調

スイス製薬大手のノバルティスが10月28日発表した2014年7~9月期(第3四半期)決算の純利益は32億4,000万ドルとなり、前年同期から45%増加した。多発性硬化症(MS)治療薬「ジレニア」、白血病治療薬「タシグナ」 […]

独シュレマー、ルーマニアでの生産倍増を計画

ケーブル保護管などを製造する独シュレマーは17日、ルーマニアのサトゥ・マレ工場の拡張工事を開始したと発表した。2015年3月に稼動開始予定で、生産能力と製品ラインナップの拡大が期待されている。 シュレマー・ルーマニアは現

BASF―中期目標を撤回、コスト削減強化へ―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は24日の決算報告で、2011年に打ち出した中期業績目標を撤回した。世界経済の先行き不透明感が強まっていることを受けた措置で、15年に売上高で800億ユーロ、営業利益(EB

コンチネンタル―アジアで大型買収を検討―

自動車部品大手の独コンチネンタル(ハノーバー)がアジアで大型買収を検討している。ヴォルフガング・シェーファー財務担当取締役が証券紙『ベルゼン・ツァイトゥング』のインタビューで明らかにしたもので、同地での事業を強化するとと

ダグラス―時計・宝飾部門クリストを投資会社に売却―

独小売大手ダグラス・ホールディング(ハーゲン)の親会社アル・ビューティ(Al Beauty)は27日、同ホールディング傘下の時計・宝飾品販売チェーン、クリストを投資会社3iに売却することで合意したと発表した。経営資源を絞

BASF

化学大手の独BASFは28日、南京工場のtert-ブチルアミン生産能力を2015年初頭から60%引き上げ年1万6,000トンにすると発表した。中国・アジアでタイヤ生産用の加硫促進剤として需要が拡大しているため。投資額は明

害虫の被害が増加、EUの農薬禁止措置で

アブラナ栽培農家がノミハムシなどの害虫による被害に苦しんでいる。昨年までは農薬散布で問題なく対処できたが、ミツバチ保護を目的に欧州連合(EU)がネオニコチノイド系農薬の使用を昨年12月から禁止したことで状況が大きく変化。

BASFが中期目標撤回、コスト削減強化へ

化学大手の独BASFは24日、2011年に打ち出した中期業績目標を撤回すると発表した。世界経済の先行き不透明感が強まっていることを受けた措置で、15年に売上高で800億ユーロ、営業利益(EBITDAベース)で14億ユーロ

BASF、上海の排ガス触媒工場拡張工事が完了

独化学大手BASFは16日、中国・上海で排ガス触媒工場の拡張工事が完了し、稼働を開始したと発表した。これにより、BASFの中国での排ガス触媒の生産能力は倍増する。 3年間に及ぶ拡張工事では、乗用車向け触媒の生産ラインのほ

生産者物価3カ月連続上昇、エネルギーを除いたベースで

ドイツ連邦統計局が20日発表した2014年9月の生産者物価指数は前年同月比1.0%減となり、14カ月連続で1年前の水準を下回った。エネルギー価格が3.8%下落したことが響いた格好。エネルギーを除いたベースでは0.1増とな

BASF―繊維化学事業を売却―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は16日、繊維化学事業をスイスの特殊化学品メーカー、アークロマ(Archroma)に売却することで合意したと発表した。事業整理の一環で、パフォーマンス化学部門の事業を収益力

ヌートレコ―投資会社SHVが買収へ―

飼料大手の蘭ヌートレコ(アメルスフォールト)は20日、同国の投資会社SHVが同社を買収することで合意したと発表した。SHVは今後、株式公開買い付け(TOB)を実施。ヌートレコ株95%超を確保した場合、同社の上場を廃止する

独東部の優良企業、資金調達に苦労

ドイツ東部の中小、新興企業は将来性が高くても事業資金の調達が難しいもようだ。銀行は自己資本規制の強化を受けてこうした企業への融資を抑制。同地はベンチャーキャピタルの視野に入りにくいことが追い打ちをかける。事態の打開に向け

ザールグミ、ポーランドに新工場建設

シーリングシステムを製造するドイツのザールグミはこのほど、ポーランド南東部クラクフ地域のタルノウで、5,500万ズロチを投じて工場を建設すると発表した。独語業界紙『Plastiker』が15日報じた。 新工場では500人

ヤース・プラスチック、バッテリー生産能力を拡大

ハンガリーのプラスチック・バッテリーメーカー、ヤース・プラスチックは、同国中部のヤースベレーニ工場にバッテリー生産ラインを増設する。現地通信社BBJが13日伝えたもので、103億フォリント(3,360万ユーロ)を投じる。

露ケーブルメーカー、新工場建設

露ケーブルメーカーのプスコフゲオカーベルは、ロシア北西部のプスコフ州モグリノ経済特区に新工場を開設する計画だ。現地メディアの報道によると、新工場では強化プラスチックパイプや海底光ファイバーケーブルを生産する予定。来年初め

中国輸出入銀行、ウズベキスタンでPVC生産設備に融資

中国の政策金融機関である中国進出口銀行(中国輸出入銀行)は、ウズベキスタンの政府系化学企業「ナボイアゾト」のポリ塩化ビニル(PVC)設備建設プロジェクトに総額3億ドルを融資する。ロシアのノーボスチ通信社が9日、「ナボイア

米製薬大手アッヴィ、シャイアー買収を撤回

米製薬大手アッヴィは15日、アイルランド同業シャイアーを買収する計画を撤回したと発表した。両社は7月、総額320億ポンド(約5兆4,600億円)での買収で合意したが、米企業による節税目的での本社海外移転を米政府が規制した

BASF、繊維化学事業を売却

化学大手の独BASFは16日、繊維化学事業をスイスの特殊化学品メーカー、アークロマに売却することで合意したと発表した。事業整理の一環で、パフォーマンス化学部門の事業を収益力の高い分野に絞り込んでいく。取引金額は非公表。2

バイオエタノールでカルテルか、欧州委が立ち入り調査

欧州連合(EU)の欧州委員会は9日、複数のバイオ燃料企業がバイオエタノールで価格カルテルを結んでいる疑いがあるとして、関係各社への立ち入り調査を実施したと発表した。昨年から進めている石油会社の価格操作疑惑に関する調査の一

製造業売上5年半来の大幅下落に

ドイツ連邦統計局が8日発表した2014年8月の製造業売上指数(暫定値)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月を2.6%下回り、5年半ぶりの大きな下落となった。減少は3カ月ぶり。8月は製造業受注と第二次産業生産指数も

RAG財団―オートメーション機器メーカーを買収―

化学大手エボニックの過半数資本を持つRAG財団(エッセン)は7日、中堅オートメーション機器メーカーのハーン・オートメーションを買収することで合意したと発表した。出資先拡大を目指す戦略に沿った措置で、4月に設立した投資子会

水素ステーション新設へ、ダイムラーとリンデが独に13カ所

自動車大手のダイムラーと工業ガス大手のリンデは8日、石油会社の協力を得て2015年末までに国内13カ所に水素供給ステーションを設置すると発表した。ダイムラーは水素燃料車の本格投入を17年に計画しており、同車両の普及に欠か

合成ゴムのシントス、米企業買収へ

ポーランド合成ゴムメーカーのシントスはこのほど、米国企業の買収に向け交渉中であることを明らかにした。6日付のポーランド英字紙『ワルシャワ・ボイス』が報じた。 同社によると、買収対象となっているのはテキサスに本拠を置く企業

チェコのレナケミカル、生産能力拡充

化学建材やペイント塗料の需要拡大を受け、チェコのレナケミカルがシュテルンベルク工場の拡張を計画している。10日付の独経済紙『ミッテル&オストオイローパ・アクトゥエル』が伝えた。必要とされる全ての許認可を取得した

独キーフェル、チェコ同業SWAを買収

独プラスチック機械大手ブリュックナーの子会社キーフェルは9日、チェコ同業SWAを買収すると発表した。製品ラインナップの拡大と市場地位の強化が狙い。取引額などの詳細は明らかにしていない。 SWAは1992年の設立で、チェコ

バイオエタノールでカルテルか、欧州委が立ち入り調査

欧州委員会は9日、複数のバイオ燃料企業がバイオエタノールで価格カルテルを結んでいる疑いがあるとして、関係各社への立ち入り調査を実施したと発表した。昨年から進めている石油会社の価格操作疑惑に関する調査の一環と説明している。

BASFがインドに新工場、現地供給体制を強化

化学大手の独BASFは7日、インド西部のダヘジ(グジャラート州)で新生産施設の竣工式を行った。同施設の建設は2013~20年にアジア・太平洋地域で総額100億ユーロ以上の投資を行う計画に沿った措置で、主に同国西部、北部で

独キーフェル、チェコ企業を買収

独プラスチック機械大手ブリュックナーの子会社キーフェルは9日、チェコ同業SWAを買収すると発表した。製品ラインナップの拡大と市場地位の強化が狙い。取引額などの詳細は明らかにしていない。 SWAは1992年の設立で、チェコ

BASF―環境にやさしいコーティング剤で米社と提携交渉―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は9月30日、米スマート・プラネット・テクノロジーズとの戦略提携に向けて協議していると発表した。提携交渉はスマート・プラネット・テクノロジーズが開発した環境にやさしい紙製包

BASF―インドに新工場、現地供給体制を強化―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は7日、インド西部のダヘジ(グジャラート州)で新生産施設の竣工式を行った。同施設の建設は2013~20年にアジア・太平洋地域で総額100億ユーロ以上の投資を行う計画に沿った

ヘンケル―調達統括拠点を蘭に設置へ―

化学大手の独ヘンケル(デュッセルドルフ)がオランダに全世界の調達業務の統括拠点を設立する。事業のあり方を簡素化し、利益率を高める戦略に基づく措置で、広報担当者は『フランクフルター・アルゲマイネ』紙に、「グローバル・サプラ

バイエル―巨額社債発行、米メルクのOTC薬買収で―

製薬・化学大手の独バイエル(レバークーゼン)は2日、米子会社バイエルU.S.ファイナンスを通して総額74億ドルの社債を発行すると発表した。市場資金を米メルクの一般医薬品(OTC薬)事業買収に充てる。バイエルは7月にもハイ

バイエル・クロップサイエンス―南米の種子メーカー買収―

バイエルの農業科学子会社バイエル・クロップサイエンス(BCS、モンハイム)は1日、パラグアイの種子メーカー、グラナールを買収すると発表した。南米事業と大豆事業を強化する戦略に沿った取り組み。取引金額は公表しないことで合意

「GM作物に害虫の成長促進効果」=独シンクタンク

生物工学の影響を専門家の立場から評価する独立系シンクタンク、テストバイオテックは2日ベルリンで、米モンサント製の遺伝子組み換え(GM)大豆「インタクタ」には特定の害虫の生育を促進する効果があることが分かったと発表した。イ

スロベニア、化学大手の民営化手続き開始

スロベニアの国家資産を一元管理するスロべニア国家資産ホールディング(SDH)は1日、化学企業ツィンカルナ・ツェリェの過半数株の売却手続きを開始した。ブラトゥシェク前内閣が策定した民営化計画に沿うもので、売却益で財政改善を

ルーマニア医薬品市場、今年はマイナス成長

ルーマニアの医薬品市場が今年マイナス成長に転じる観測が強まっている。1日付の現地紙『ジアルル・フィナンチアル』によると、ライフサイエンス業界向けビジネスソリューション大手、仏セジデムの現地子会社のクラチュン社長は、6月時

ポリプラスチック、ベラルーシ同業を買収

ロシアの樹脂加工最大手ポリプラスチック(Poliplastik)は、ベラルーシのプラスチック管メーカーのスロヴェチノ=ベル(Slovechno Bel)を買収した。独ニュースサイト『プラスティカー』が9月30日報じた。取

Bayer;バイエルが大型増資、米メルクのOTC薬買収で

独製薬・化学大手のバイエルは2日、米子会社バイエルU.S.ファイナンスを通して総額74億ドルの社債を発行すると発表した。米メルクの一般医薬品(OTC薬)事業買収に必要な資金の調達が目的。バイエルは7月にもハイブリッド債3

ポーランドのLERG、国内同業を買収

ポーランドのプラスチックメーカーLERGはこのほど、フォイルメーカーのマルポルを100%買収すると発表した。製品ラインアップの拡大、投資増加、市場地位の強化が狙い。取引額などの詳細は不明だ。 マルポルは1994年創業で、

露樹脂加工最大手、ベラルーシ同業を買収

ロシアの樹脂加工最大手ポリプラスチックはこのほど、ベラルーシのプラスチック管メーカー、スロヴェチノ=ベルを買収したと発表した。取引金額は公表されていない。 1992年設立のスロヴェチノ=ベルはミンスクに本社を構え、ポリエ

ノバルティスの動物薬事業売却、欧州委が承認

欧州委員会は3日、スイス製薬大手ノバルティスの動物薬事業を米イーライ・リリーが買収する計画を承認したと発表した。欧州の動物薬市場で両社は重複しており、イーライ・リリーはシェアが高まるものの、多くの強力なライバル企業が存在

プラスチックメーカーのLERG、国内同業を買収

ポーランドのプラスチックメーカーLERGはこのほど、フォイルメーカーのマルポルを100%買収すると発表した。製品ラインアップの拡大、投資増加、市場地位の強化が狙い。取引額などの詳細は不明だ。 マルポルは1994年創業で、

スウェーデンの樹脂成形品ノラト、ハンガリー工場を拡張

スウェーデンの樹脂成形品メーカー、ノラトはこのほど、ハンガリー北西部にあるモションマジャローヴァール工場の拡張プロジェクトを完了した。投資額の41億フォリントは全額自己資金で、このうち4割を新工場の建設に、6割を機械・設

ルスビニル、ロシアに新工場を開設

ロシアとベルギーの合弁企業ルスビニル(RusVinyl)は19日、ニジニノブゴロド州クストボにポリ塩化ビニル(PVC)の新工場を開設した。開所式にはロシアのプーチン大統領とベルギーのヴァン・メーウヴェン駐露大使が出席した

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